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安堵の褥3 ☆

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「あんっ」

 敏感な場所への刺激にシャーロットは甘い声をあげ、ギルバートの頭皮を指の腹で撫でる。

 舌先を硬く尖らせ、ギルバートはそのままシャーロットの蜜口を嬲り始めた。

「んぅっ、あっ、……あぁんっ」

 指や屹立とはまた違う感覚に、シャーロットはもどかしく腰を揺らす。加えて時折りギルバートの鼻先が肉芽をかするので、その度にヒュッと息を鋭く吸い込んだ。

 舌を挿し入れしては、溢れてきた蜜をズズッとすする。

 親指はしっかりと妻の花びらを押さえ、可憐な秘密が暴かれてしまっていた。

「あぁ……っ、やっ、ギルさま……っ、お願いですっ」

 ――もっと強い刺激がほしい。

 そう思ってしまったシャーロットは、はしたないおねだりをしていると自覚しながら、つい言ってしまった。

「……は、シャル。分かった……」

 ベトベトになった口元を赤い舌で舐め、ギルバートは顔を上げると妖艶に笑う。

 ――けれど、「了解した」と言っておきながらすぐに屹立を埋めるわけではない。

 焦らしに焦らして、たっぷり感じさせたい。

 そう思ったギルバートは、妻の嬌声を期待しながら長い指を二本挿し入れた。

「んぅっ」

 たっぷりと濡れた蜜口をあばき、指が侵入してくる。

 柔らかな肉に包まれたギルバートの指は、妻の感じる場所を探りつつ奥へ進んだ。

 シャーロットはたっぷり感じ、ギルバートを受け入れようとする子宮口はおりていた。そこに指先が触れると、ギルバートは優しく子宮口を押し、圧迫する。

「んぅ……っ、あ……っ、あぁあっ!」

 もうナカでいくことを覚えさせられたシャーロットの体は、奥への刺激で感じるようになっていた。

 艶っぽい声を出し、蜜道がギルバートの指を締め上げる。

 ただでさえシャーロットは感じている。なのに妻を愛することとなれば、戦闘の追撃以上にしつこいギルバートは、その端正な顔を近づけてきた。

 ぷっくりと膨れた真珠にハァッと熱い吐息がかけられたかと思うと、れる、と舌が這わされる。

「あああぁあぁっ!」

 すさまじい快楽から逃れようと、シャーロットは悲鳴をあげて腰をくねらせた。

 仕事ができる男というものは、女を愛する時も手を抜かず完璧な仕事をすべき。

 そう思っているギルバートは、執拗にシャーロットの子宮口を刺激し、真珠を舐めまわす。

「ひ……っ、あ、ぁ……っ、や、だめ……っ」

 あっというまに達してしまったシャーロットは、ギルバートの黒髪を押さえてビクビクと震えた。

「……っは……」

 妻が達したのを指を通じて知り、ギルバートはやっとシャーロットを解放する。

 妻の痴態を目の前にしたギルバートの屹立は、先端からトロトロと雫を溢れさせていた。

「シャル、入れるぞ」
「は……い……」

 まだ快楽の波に襲われているシャーロットが、切れ切れの声で返事をすると、先端があてがわれる。

「ん……っ」

 これから今まで以上の快楽がくると思って身構えれば、ギルバートは先端を秘唇にこすりつけさらに焦らす。

「やぁ……っ、やぁ! ギルさまっ、はやく……っ」

 小さな蜜口から涎を垂らして夫を待つシャーロットは、彼だけに淫靡な顔を見せる。

 そんな妻を、可愛さのあまり丸ごと食べてしまいたいと思い、ギルバートはゆっくり腰を進めていった。

「ん……、あ……、ぁ……」

 大きなモノが蜜口を拡げ、侵入してくる。

 もうすっかりそのカタチを覚えてしまったシャーロットは、待ち侘びたモノに悦んだ。

 ヌルヌルとした膣壁を押し分け、屹立が奥を目指す。

 シャーロットの小さな手が震えながら夫を求め、ギルバートはキュッとその手を握り返した。

 最奥に先端が届き、ちゅっと体の奥で二人がキスをした時、シャーロットの指に力が入る。

「は……、は、……はぁっ」

 完全にとろけた目が夫を見上げ、濡れた唇が笑みを作る。

「シャル、愛してる」

 妻の上の唇にキスを落とし、ギルバートは腰を動かし出した。
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