1,304 / 1,544
第二十部・同窓会 編
抱いてやんよ ☆
しおりを挟む
「か、香澄?」
戸惑って目を丸くした佑に、香澄は笑いかけた。
「したかったんでしょ。気持ち良くしてあげる」
香澄は芯を持った男根をよしよしと撫で、何度もさすったあと陰嚢も揉む。
ムクムクと大きくなる彼の分身を見て微笑むと、先端にチュッとキスをした。
「香澄、無理はしなくてい――――」
佑はそう言って上体を起こそうとしたが、香澄は掌を突き出して制した。
それから唇の前に人差し指を立て、「しぃ……」と動かないようにと示す。
「抱いてやんよ」
香澄はそう言ってクシャッと笑い、それを聞いた佑も破顔した。
「ん……っ、ン、…………ん、ん、……んぅ……」
香澄は佑の亀頭を口に含み、クプックプッと音を立てて顔を上下させる。
佑はシックスナインを提案したが、今日は奉仕したい気持ちが強いので断った。
雁首をグルリと舐め回して吐息をついた香澄は、クロッチが随分濡れているのを自覚する。
――好き。
その想いを込めて佑の屹立を舐め、チュウッと亀頭を吸って口内でいやらしく舌を絡める。
「……っあぁ……、気持ちいい……」
佑は上ずった声を上げて快楽を示し、香澄の頭を撫でる。
帰宅してそのままなので、香澄はまとめ髪のままだ。
いつもなら髪でフェラしている顔が隠れるが、今は丸見えだ。
香澄はいつも以上の羞恥を覚えながら、懸命に口を動かした。
息継ぎついでに佑を見ると、彼の顔が快楽に彩られているのが見えた。
(気持ち良くなってくれてる……)
嬉しくなった香澄は、さらに亀頭をちゅうちゅう吸った。
(いやらしくしたほうが喜んでくれる)
そう思った香澄は、口内に溜まった先走りと唾液を嚥下したあと、見せつけるように舌を出し、レロレロと亀頭や雁首を舐め回した。
「っは…………、エロ……っ」
興奮した佑はときおり突き上げるように腰を跳ねさせ、香澄の口内を犯したいのを必死に我慢している。
「ん…………、たひゅくさん、ん、……ん」
喋ろうとすると唾液が零れかけ、ペロリと唇を舐めた。
そして顔を上げ、蕩けた顔で微笑んだ。
「腰を動かしたいならどうぞ。あんまり乱暴にされるとつらいけど、優しくしてくれるならいいよ」
「いや、いい。香澄がつらくなる事はしたくない」
佑は彼女の提案に魅力的に感じつつも、強固な理性で拒否した。
そう言うだろうと思って、香澄はにっこり笑うと少し煽った。
「いつもならやらせてあげないけど、今ならいいよ。今やっておかないと後悔するかも?」
香澄の言葉を聞いた佑は、困り切って頭を掻いたあと、ベッドのヘッドボードに預けていた上体を起こす。
「……本当にいいのか?」
「いいよ。ほら、……あーん」
香澄はベッドの上にぺたんと座り、目を閉じて口を開いてみせる。
しばらく佑は迷っていたが、ベッドを揺らして立ち上がった。
そのあと彼に頭を撫でられ、頬や顎にも触れられる。
彼は香澄の濡れた唇を指で辿ったあと、彼女の下唇に亀頭を押し当ててきた。
少しだけ舌を出すと、温かくツルリとした亀頭の感触がして、先走りのしょっぱい味がした。
「香澄……入れるよ」
「ん……」
頷くと、舌の上に滑らせるようにして、亀頭が口腔に侵入してきた。
「んぅ…………、ん……、ぷ」
香澄は熱い亀頭を頬張り、できるだけ喉の奥を開いて太く長い一物を迎え入れた。
「ん…………ふぅ……」
切っ先が喉の奥に到達する前に、香澄は舌の根と喉で奥を閉ざして「ここまで」と示す。
「あぁ……」
肉竿を温かな口腔に包まれた佑は、艶冶な声を上げる。
香澄は佑の腰を抱き締め、懸命に鼻で息をした。
(……おいしい)
口の中いっぱいに佑を感じた香澄は、うっとりとして屹立を吸い上げる。
佑は彼女の陶酔した顔を見て息を震わせながら吐き、愛しそうに頭を撫でてきた。
「髪……ほどいていい?」
「んン」
尋ねられ、香澄は肉棒を加えたまま小さく頷く。
戸惑って目を丸くした佑に、香澄は笑いかけた。
「したかったんでしょ。気持ち良くしてあげる」
香澄は芯を持った男根をよしよしと撫で、何度もさすったあと陰嚢も揉む。
ムクムクと大きくなる彼の分身を見て微笑むと、先端にチュッとキスをした。
「香澄、無理はしなくてい――――」
佑はそう言って上体を起こそうとしたが、香澄は掌を突き出して制した。
それから唇の前に人差し指を立て、「しぃ……」と動かないようにと示す。
「抱いてやんよ」
香澄はそう言ってクシャッと笑い、それを聞いた佑も破顔した。
「ん……っ、ン、…………ん、ん、……んぅ……」
香澄は佑の亀頭を口に含み、クプックプッと音を立てて顔を上下させる。
佑はシックスナインを提案したが、今日は奉仕したい気持ちが強いので断った。
雁首をグルリと舐め回して吐息をついた香澄は、クロッチが随分濡れているのを自覚する。
――好き。
その想いを込めて佑の屹立を舐め、チュウッと亀頭を吸って口内でいやらしく舌を絡める。
「……っあぁ……、気持ちいい……」
佑は上ずった声を上げて快楽を示し、香澄の頭を撫でる。
帰宅してそのままなので、香澄はまとめ髪のままだ。
いつもなら髪でフェラしている顔が隠れるが、今は丸見えだ。
香澄はいつも以上の羞恥を覚えながら、懸命に口を動かした。
息継ぎついでに佑を見ると、彼の顔が快楽に彩られているのが見えた。
(気持ち良くなってくれてる……)
嬉しくなった香澄は、さらに亀頭をちゅうちゅう吸った。
(いやらしくしたほうが喜んでくれる)
そう思った香澄は、口内に溜まった先走りと唾液を嚥下したあと、見せつけるように舌を出し、レロレロと亀頭や雁首を舐め回した。
「っは…………、エロ……っ」
興奮した佑はときおり突き上げるように腰を跳ねさせ、香澄の口内を犯したいのを必死に我慢している。
「ん…………、たひゅくさん、ん、……ん」
喋ろうとすると唾液が零れかけ、ペロリと唇を舐めた。
そして顔を上げ、蕩けた顔で微笑んだ。
「腰を動かしたいならどうぞ。あんまり乱暴にされるとつらいけど、優しくしてくれるならいいよ」
「いや、いい。香澄がつらくなる事はしたくない」
佑は彼女の提案に魅力的に感じつつも、強固な理性で拒否した。
そう言うだろうと思って、香澄はにっこり笑うと少し煽った。
「いつもならやらせてあげないけど、今ならいいよ。今やっておかないと後悔するかも?」
香澄の言葉を聞いた佑は、困り切って頭を掻いたあと、ベッドのヘッドボードに預けていた上体を起こす。
「……本当にいいのか?」
「いいよ。ほら、……あーん」
香澄はベッドの上にぺたんと座り、目を閉じて口を開いてみせる。
しばらく佑は迷っていたが、ベッドを揺らして立ち上がった。
そのあと彼に頭を撫でられ、頬や顎にも触れられる。
彼は香澄の濡れた唇を指で辿ったあと、彼女の下唇に亀頭を押し当ててきた。
少しだけ舌を出すと、温かくツルリとした亀頭の感触がして、先走りのしょっぱい味がした。
「香澄……入れるよ」
「ん……」
頷くと、舌の上に滑らせるようにして、亀頭が口腔に侵入してきた。
「んぅ…………、ん……、ぷ」
香澄は熱い亀頭を頬張り、できるだけ喉の奥を開いて太く長い一物を迎え入れた。
「ん…………ふぅ……」
切っ先が喉の奥に到達する前に、香澄は舌の根と喉で奥を閉ざして「ここまで」と示す。
「あぁ……」
肉竿を温かな口腔に包まれた佑は、艶冶な声を上げる。
香澄は佑の腰を抱き締め、懸命に鼻で息をした。
(……おいしい)
口の中いっぱいに佑を感じた香澄は、うっとりとして屹立を吸い上げる。
佑は彼女の陶酔した顔を見て息を震わせながら吐き、愛しそうに頭を撫でてきた。
「髪……ほどいていい?」
「んン」
尋ねられ、香澄は肉棒を加えたまま小さく頷く。
12
お気に入りに追加
2,509
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
【R18】鬼上司は今日も私に甘くない
白波瀬 綾音
恋愛
見た目も中身も怖くて、仕事にストイックなハイスペ上司、高濱暁人(35)の右腕として働く私、鈴木梨沙(28)。接待で終電を逃した日から秘密の関係が始まる───。
逆ハーレムのチームで刺激的な日々を過ごすオフィスラブストーリー
法人営業部メンバー
鈴木梨沙:28歳
高濱暁人:35歳、法人営業部部長
相良くん:25歳、唯一の年下くん
久野さん:29歳、一個上の優しい先輩
藍沢さん:31歳、チーフ
武田さん:36歳、課長
加藤さん:30歳、法人営業部事務
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる