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第十七部・クリスマスパーティー 編

これはなかなかの…… ☆

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(よしっ!)

「ご主人様? 今日のおやつは……えっと、……桃です」

 香澄は両手で自分の胸を寄せ、深い縦線が入った谷間を見せつけた。

 ――と、佑が横を向いて笑う。

「え?」

 キョトンとした香澄に、佑は笑いながら突っ込む。

「香澄の胸は桃じゃ足りないだろ。メロンぐらいはあるよ」

「も……っ、もぉっ」

 赤面して怒った香澄を見て、やっと佑はいつものような笑顔を見せてくれた。

「しかしこれ……。随分エロいのを選んだな」

 香澄が着ているメイド服はフレンチメイドで、大きく胸元の開いた白いパフスリーブの上に、黒いコルセットを締めている。

 香澄の場合、ウエストが引き締まっている上にバストがあるので、その段差がえげつない。

「だ……っ、だって。佑さん、エッチなほうが喜んでくれるかと思って……」

「いや、喜ぶけど。これ、パフスリーブの部分だけ下がらないかな。コルセットは残しておきたい」

 先ほどまでの落ち込みはどこかに、佑は真剣な顔になるとパフスリーブの肩に手を掛けて左右に引き下ろす。

 幸いフリーサイズだからか、体にジャストフィットしている訳ではなく、多少のゆとりがある。
 おまけに柔らかい素材でシャーリング部分が伸びるので、あっという間に香澄は白いブラジャーを晒していた。

「あ……。これはなかなかの……」

 白一色の総レースのブラジャーと、それに包まれた大きな乳房を見て佑が変な言葉を口にする。

「もう……! お茶のお点前じゃないんだから」

 突っ込んだ香澄に佑は肩を揺らして笑い、ぱふっと両手で香澄の乳房を包んだ。

「綺麗だよ」

 立体的に前に突き出た乳房を丁寧に撫で、佑は谷間の匂いをそっと嗅いでくる。

「それに、いい匂いだ」

 ちら、と香澄を上目遣いで見た佑は、片手を背中に回す。
 何をされるか理解した香澄は、赤面して〝その時〟を待った。

 ぷつん、とブラジャーのホックが外され、胸が楽になったかと思うとプルンと真っ白な乳房が弾んだ。

 佑はブラジャーを服から引き抜いて脇に置く。

「香澄。……いや、メイドさん? ご主人様の顔を抱き締めてくれ」

「ん……っ、は、はい……」

 恥ずかしさはあるが、今は佑の言う事をすべて聞いてあげたいと思った。

 なのでヘッドボードに手をつき、佑の顔に向かってツンと張りのある乳房を近付けて、軽く体を前後させた。
 佑は顔を滑らかな乳房に擦られ、うわずった声を漏らす。

「……きも、ちぃ……。すべすべしてる……」

(恥ずかしい……。けど……)

 はぁ……っと息をつき、香澄は優しく佑の頭を抱き締める。

 胸の谷間に佑がキスをしたのを確認し、佑の顔を乳房で擦るようにゆっくりと体を前後させた。

 そのうち乳首がピンと勃ってきて、胸の先端で佑の頬をツ……となぞる。

 口元まで乳首を移動させ、佑が物欲しげに口を開いたのを見ると、「あげません」と言い、また胸全体を押しつけた。

(そうだ)

 そしてさらなる意地悪を思いつき、香澄は下着の上から佑の股間を撫でてみた。

「ぁ……っ」

 乳房で彼の顔を撫でながら下着越しに屹立に触れると、それがムクムクと大きくなるのが分かる。

 彼の口から漏れた声を聞いていい気分になった香澄は、下着越しに爪で彼の肉棒を引っ掻いてみた。

「っ…………」

 佑は大きく息を吸い込み、吐き出す。
 同時に両手を香澄のスカートに潜り込ませ、ギュッと尻たぶを掴んできた。

「すごい……すべすべしてて……。気持ちいい……。香澄はお尻もおっぱいも最高だ」

 お返しと言わんばかりに両手でムギュムギュとお尻を揉まれ、それだけで蜜が潤んでくる。

 恥ずかしいけれど、佑に褒められるのがこの世で一番嬉しい。

「……佑さんのために、お手入れしてるんだよ」

「知ってるよ。最高の女が俺のために頑張ってくれるのは、この世で一番の贅沢だ」

 佑は嬉しそうに微笑み、チュッと香澄の乳首に口づけた。

「メイドさん、両手でスカートを摘まんで下着を見せて。白いの付けてくれたんだろう?」

「はい……」

 胸を晒したまま、香澄は小さく返事をして上体を起こした。
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