945 / 1,536
第十五部・針山夫婦 編
本当に信じられない ☆
しおりを挟む
「んぅーっ、……んぅ、あぁ、…………あぁ……、ぁああ……っ」
蜜洞を暴く指は二本に増え、グチュグチュと中を掻き回しては香澄を苛む。
「すごい濡れてる……。香澄? 愛液が手首まで伝ってるよ」
「やだっ、言わっ……な……っ、ぁ、で、…………えっ、ア! あぁああっ!」
赤面して反抗しようとしたのだが、無防備な後孔をねっとりと舐められて悲鳴が漏れた。
「やだぁあぁっ、……っそ、そ……っ、こ、やぁっ、やーっ」
悲鳴を上げているのに、最も恥ずかしい部分で佑の舌が何度もひらめく。
窄まりの皺を一つ一つたどるように丁寧に舐めたあと、愛しげに何度もキスされ、恥ずかしくて頭がどうにかなりそうだ。
「可愛いよ。香澄のアナル」
唾液で濡れた部分にフッと息を吹きかけ、佑はまた舌を這わせる。
「お願い……っ、やなの、やなのっ……。他の事なら、何でもしていいから、お尻舐めるのはいやっ」
恥ずかしさのあまり口走った香澄の言葉に、佑の舌がピタリと止まった。
数秒、何か考える間があったあと、彼の口が離れる。
「その言葉、ちゃんと覚えておいてくれよ? 今日じゃないいつか、〝何でも〟してもらうから」
「ううう……」
焦るあまり盛大な墓穴を掘った事に気付き、香澄は壁に顔を押しつけてうなる。
「香澄、そのまま立ってて」
「うー……」
腕に力を入れてグッと体を引き上げると、佑が脚の間に潜り込んできた。
そのまま彼は香澄の腹部や恥丘にキスをしたあと、肉芽を口に含みチロチロと舌を這わせてくる。そして再び二本の指で蜜洞を暴きだした。
「んああぁあん……っ」
弱点を舐められながら指で攻められ、香澄はすぐにガクガクと膝を震わせる。
「あっ、だめっ……、ン、だめ、――――ぁ、あぁあっ」
ねろり、ねろりと敏感な突起を絶えず丁寧に舐められ、陰核の裏側辺りを執拗に擦られる。
感じる場所の表と裏を同時に刺激され、香澄はビクビクとお腹を波打たせて歯を食いしばった。
(だめっ、――――出ちゃう……っ、出ちゃうっ、だめっ、だめっ)
尿意がこみ上げ、香澄は必死になって全身に力を入れ、堪えようとする。
とうとう上半身を起こして佑の頭を押したが、彼も両手で香澄の腰を抱え込んでいる。
「お願い! 出ちゃうの! 許して! 私の負けでいいから!」
涙声でお願いし、グイグイと佑の頭を押しても彼は離れてくれない。
「あぁあああぁ……っ、あぁああぁ……っ」
香澄は情けない悲鳴を上げたあと、佑の口元で愛潮を噴いてしまった。
「やだぁあああぁ……っ!!」
ブシュッと勢いよく愛潮が漏れ、佑の秀麗な顔を濡らしてゆく。
それでも彼は動揺せず香澄の肉真珠を舐め続け、膣内で指を動かし続けた。
「うううぅうぅうぅ……っ、うーっ! あぁああぁあ……っ」
佑の髪を握って絶頂した香澄は、そのまま気絶するように脱力してしまった。
「……っと……」
佑はくずおれた香澄を支え、自分の膝の上に座らせる。
香澄は真っ赤な顔で呼吸を繰り返し、自分を心配そうに覗き込む佑に、力ない視線を向けた。
相変わらず、いつどんな時に見ても、腹が立つぐらい顔がいい。
たとえその顔が潮にまみれていても。
恥ずかしくて悔しくて堪らず、香澄は手でお湯をすくうとバシャッと佑の顔面にかけた。
「ぷ」
「……バカ」
お腹の奥はまだヒクヒクとわなないているが、香澄は羞恥で怒っている。
「やだって言ったじゃない」
「俺は構わないよ?」
なのに佑はケロリとしているので、始末が悪い事この上ない。
「~~~~私が恥ずかしいの。……お、……おしっこだったらどうするの」
声を小さくしながらボソボソッと言った言葉を聞き、佑は数秒考える。
「いや、俺は別に香澄のものなら……」
「バカ!! 変態!!」
香澄はもう一度両手でお湯をすくって佑にザバッとかけ、俯いて唇を尖らせた。
「もう、信じられない。本当に信じられない」
ブツブツ言いながら怒っているのだが、いまだ腰は立たず逃げられずにいる。
「俺は香澄が思っている以上にド変態だと思うよ。香澄とならどんなプレイだってしたい。標準装備の性癖はノーマル寄りだけどね。たとえばSMには『痛そうだな』という感想しか抱かない。でも香澄が縛っていいって言うなら、すごくやりたい」
香澄は思わず黙る。
蜜洞を暴く指は二本に増え、グチュグチュと中を掻き回しては香澄を苛む。
「すごい濡れてる……。香澄? 愛液が手首まで伝ってるよ」
「やだっ、言わっ……な……っ、ぁ、で、…………えっ、ア! あぁああっ!」
赤面して反抗しようとしたのだが、無防備な後孔をねっとりと舐められて悲鳴が漏れた。
「やだぁあぁっ、……っそ、そ……っ、こ、やぁっ、やーっ」
悲鳴を上げているのに、最も恥ずかしい部分で佑の舌が何度もひらめく。
窄まりの皺を一つ一つたどるように丁寧に舐めたあと、愛しげに何度もキスされ、恥ずかしくて頭がどうにかなりそうだ。
「可愛いよ。香澄のアナル」
唾液で濡れた部分にフッと息を吹きかけ、佑はまた舌を這わせる。
「お願い……っ、やなの、やなのっ……。他の事なら、何でもしていいから、お尻舐めるのはいやっ」
恥ずかしさのあまり口走った香澄の言葉に、佑の舌がピタリと止まった。
数秒、何か考える間があったあと、彼の口が離れる。
「その言葉、ちゃんと覚えておいてくれよ? 今日じゃないいつか、〝何でも〟してもらうから」
「ううう……」
焦るあまり盛大な墓穴を掘った事に気付き、香澄は壁に顔を押しつけてうなる。
「香澄、そのまま立ってて」
「うー……」
腕に力を入れてグッと体を引き上げると、佑が脚の間に潜り込んできた。
そのまま彼は香澄の腹部や恥丘にキスをしたあと、肉芽を口に含みチロチロと舌を這わせてくる。そして再び二本の指で蜜洞を暴きだした。
「んああぁあん……っ」
弱点を舐められながら指で攻められ、香澄はすぐにガクガクと膝を震わせる。
「あっ、だめっ……、ン、だめ、――――ぁ、あぁあっ」
ねろり、ねろりと敏感な突起を絶えず丁寧に舐められ、陰核の裏側辺りを執拗に擦られる。
感じる場所の表と裏を同時に刺激され、香澄はビクビクとお腹を波打たせて歯を食いしばった。
(だめっ、――――出ちゃう……っ、出ちゃうっ、だめっ、だめっ)
尿意がこみ上げ、香澄は必死になって全身に力を入れ、堪えようとする。
とうとう上半身を起こして佑の頭を押したが、彼も両手で香澄の腰を抱え込んでいる。
「お願い! 出ちゃうの! 許して! 私の負けでいいから!」
涙声でお願いし、グイグイと佑の頭を押しても彼は離れてくれない。
「あぁあああぁ……っ、あぁああぁ……っ」
香澄は情けない悲鳴を上げたあと、佑の口元で愛潮を噴いてしまった。
「やだぁあああぁ……っ!!」
ブシュッと勢いよく愛潮が漏れ、佑の秀麗な顔を濡らしてゆく。
それでも彼は動揺せず香澄の肉真珠を舐め続け、膣内で指を動かし続けた。
「うううぅうぅうぅ……っ、うーっ! あぁああぁあ……っ」
佑の髪を握って絶頂した香澄は、そのまま気絶するように脱力してしまった。
「……っと……」
佑はくずおれた香澄を支え、自分の膝の上に座らせる。
香澄は真っ赤な顔で呼吸を繰り返し、自分を心配そうに覗き込む佑に、力ない視線を向けた。
相変わらず、いつどんな時に見ても、腹が立つぐらい顔がいい。
たとえその顔が潮にまみれていても。
恥ずかしくて悔しくて堪らず、香澄は手でお湯をすくうとバシャッと佑の顔面にかけた。
「ぷ」
「……バカ」
お腹の奥はまだヒクヒクとわなないているが、香澄は羞恥で怒っている。
「やだって言ったじゃない」
「俺は構わないよ?」
なのに佑はケロリとしているので、始末が悪い事この上ない。
「~~~~私が恥ずかしいの。……お、……おしっこだったらどうするの」
声を小さくしながらボソボソッと言った言葉を聞き、佑は数秒考える。
「いや、俺は別に香澄のものなら……」
「バカ!! 変態!!」
香澄はもう一度両手でお湯をすくって佑にザバッとかけ、俯いて唇を尖らせた。
「もう、信じられない。本当に信じられない」
ブツブツ言いながら怒っているのだが、いまだ腰は立たず逃げられずにいる。
「俺は香澄が思っている以上にド変態だと思うよ。香澄とならどんなプレイだってしたい。標準装備の性癖はノーマル寄りだけどね。たとえばSMには『痛そうだな』という感想しか抱かない。でも香澄が縛っていいって言うなら、すごくやりたい」
香澄は思わず黙る。
23
お気に入りに追加
2,501
あなたにおすすめの小説
【女性向けR18】幼なじみにセルフ脱毛で際どい部分に光を当ててもらっています
タチバナ
恋愛
彼氏から布面積の小さな水着をプレゼントされました。
夏になったらその水着でプールか海に行こうと言われています。
まだ春なのでセルフ脱毛を頑張ります!
そんな中、脱毛器の眩しいフラッシュを何事かと思った隣の家に住む幼なじみの陽介が、脱毛中のミクの前に登場!
なんと陽介は脱毛を手伝ってくれることになりました。
抵抗はあったものの順調に脱毛が進み、今日で脱毛のお手伝いは4回目です!
【作品要素】
・エロ=⭐︎⭐︎⭐︎
・恋愛=⭐︎⭐︎⭐︎
義兄に告白されて、承諾したらトロ甘な生活が待ってました。
アタナシア
恋愛
母の再婚をきっかけにできたイケメンで完璧な義兄、海斗。ひょんなことから、そんな海斗に告白をされる真名。
捨てられた子犬みたいな目で告白されたら断れないじゃん・・・!!
承諾してしまった真名に
「ーいいの・・・?ー ほんとに?ありがとう真名。大事にするね、ずっと・・・♡」熱い眼差を向けられて、そのままーーーー・・・♡。
前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています
矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!
ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
この満ち足りた匣庭の中で 一章―Demon of miniature garden―
至堂文斗
ミステリー
――鬼の伝承に準えた、血も凍る連続殺人事件の謎を追え。
『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。
巨大な医療センターの設立を機に人口は増加していき、世間からの注目も集まり始めていた。
更なる発展を目指し、電波塔建設の計画が進められていくが、一部の地元住民からは反対の声も上がる。
曰く、満生台には古くより三匹の鬼が住み、悪事を働いた者は祟られるという。
医療センターの闇、三鬼村の伝承、赤い眼の少女。
月面反射通信、電磁波問題、ゼロ磁場。
ストロベリームーン、バイオタイド理論、ルナティック……。
ささやかな箱庭は、少しずつ、けれど確実に壊れていく。
伝承にある満月の日は、もうすぐそこまで迫っていた――。
出題篇PV:https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io
自称ヒロインに「あなたはモブよ!」と言われましたが、私はモブで構いません!!
ゆずこしょう
恋愛
ティアナ・ノヴァ(15)には1人の変わった友人がいる。
ニーナ・ルルー同じ年で小さい頃からわたしの後ろばかり追ってくる、少しめんどくさい赤毛の少女だ。
そしていつも去り際に一言。
「私はヒロインなの!あなたはモブよ!」
ティアナは思う。
別に物語じゃないのだし、モブでいいのではないだろうか…
そんな一言を言われるのにも飽きてきたので私は学院生活の3年間ニーナから隠れ切ることに決めた。
待つわけないでしょ。新しい婚約者と幸せになります!
風見ゆうみ
恋愛
「1番愛しているのは君だ。だから、今から何が起こっても僕を信じて、僕が迎えに行くのを待っていてくれ」彼は、辺境伯の長女である私、リアラにそうお願いしたあと、パーティー会場に戻るなり「僕、タントス・ミゲルはここにいる、リアラ・フセラブルとの婚約を破棄し、公爵令嬢であるビアンカ・エッジホールとの婚約を宣言する」と叫んだ。
婚約破棄した上に公爵令嬢と婚約?
憤慨した私が婚約破棄を受けて、新しい婚約者を探していると、婚約者を奪った公爵令嬢の元婚約者であるルーザー・クレミナルが私の元へ訪ねてくる。
アグリタ国の第5王子である彼は整った顔立ちだけれど、戦好きで女性嫌い、直属の傭兵部隊を持ち、冷酷な人間だと貴族の中では有名な人物。そんな彼が私との婚約を持ちかけてくる。話してみると、そう悪い人でもなさそうだし、白い結婚を前提に婚約する事にしたのだけど、違うところから待ったがかかり…。
※暴力表現が多いです。喧嘩が強い令嬢です。
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。魔法も存在します。
格闘シーンがお好きでない方、浮気男に過剰に反応される方は読む事をお控え下さい。感想をいただけるのは大変嬉しいのですが、感想欄での感情的な批判、暴言などはご遠慮願います。
【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない
かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が
シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。
女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。
設定ゆるいです。
出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。
ちょいR18には※を付けます。
本番R18には☆つけます。
※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。
苦手な方はお戻りください。
基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる