945 / 1,548
第十五部・針山夫婦 編
本当に信じられない ☆
しおりを挟む
「んぅーっ、……んぅ、あぁ、…………あぁ……、ぁああ……っ」
蜜洞を暴く指は二本に増え、グチュグチュと中を掻き回しては香澄を苛む。
「すごい濡れてる……。香澄? 愛液が手首まで伝ってるよ」
「やだっ、言わっ……な……っ、ぁ、で、…………えっ、ア! あぁああっ!」
赤面して反抗しようとしたのだが、無防備な後孔をねっとりと舐められて悲鳴が漏れた。
「やだぁあぁっ、……っそ、そ……っ、こ、やぁっ、やーっ」
悲鳴を上げているのに、最も恥ずかしい部分で佑の舌が何度もひらめく。
窄まりの皺を一つ一つたどるように丁寧に舐めたあと、愛しげに何度もキスされ、恥ずかしくて頭がどうにかなりそうだ。
「可愛いよ。香澄のアナル」
唾液で濡れた部分にフッと息を吹きかけ、佑はまた舌を這わせる。
「お願い……っ、やなの、やなのっ……。他の事なら、何でもしていいから、お尻舐めるのはいやっ」
恥ずかしさのあまり口走った香澄の言葉に、佑の舌がピタリと止まった。
数秒、何か考える間があったあと、彼の口が離れる。
「その言葉、ちゃんと覚えておいてくれよ? 今日じゃないいつか、〝何でも〟してもらうから」
「ううう……」
焦るあまり盛大な墓穴を掘った事に気付き、香澄は壁に顔を押しつけてうなる。
「香澄、そのまま立ってて」
「うー……」
腕に力を入れてグッと体を引き上げると、佑が脚の間に潜り込んできた。
そのまま彼は香澄の腹部や恥丘にキスをしたあと、肉芽を口に含みチロチロと舌を這わせてくる。そして再び二本の指で蜜洞を暴きだした。
「んああぁあん……っ」
弱点を舐められながら指で攻められ、香澄はすぐにガクガクと膝を震わせる。
「あっ、だめっ……、ン、だめ、――――ぁ、あぁあっ」
ねろり、ねろりと敏感な突起を絶えず丁寧に舐められ、陰核の裏側辺りを執拗に擦られる。
感じる場所の表と裏を同時に刺激され、香澄はビクビクとお腹を波打たせて歯を食いしばった。
(だめっ、――――出ちゃう……っ、出ちゃうっ、だめっ、だめっ)
尿意がこみ上げ、香澄は必死になって全身に力を入れ、堪えようとする。
とうとう上半身を起こして佑の頭を押したが、彼も両手で香澄の腰を抱え込んでいる。
「お願い! 出ちゃうの! 許して! 私の負けでいいから!」
涙声でお願いし、グイグイと佑の頭を押しても彼は離れてくれない。
「あぁあああぁ……っ、あぁああぁ……っ」
香澄は情けない悲鳴を上げたあと、佑の口元で愛潮を噴いてしまった。
「やだぁあああぁ……っ!!」
ブシュッと勢いよく愛潮が漏れ、佑の秀麗な顔を濡らしてゆく。
それでも彼は動揺せず香澄の肉真珠を舐め続け、膣内で指を動かし続けた。
「うううぅうぅうぅ……っ、うーっ! あぁああぁあ……っ」
佑の髪を握って絶頂した香澄は、そのまま気絶するように脱力してしまった。
「……っと……」
佑はくずおれた香澄を支え、自分の膝の上に座らせる。
香澄は真っ赤な顔で呼吸を繰り返し、自分を心配そうに覗き込む佑に、力ない視線を向けた。
相変わらず、いつどんな時に見ても、腹が立つぐらい顔がいい。
たとえその顔が潮にまみれていても。
恥ずかしくて悔しくて堪らず、香澄は手でお湯をすくうとバシャッと佑の顔面にかけた。
「ぷ」
「……バカ」
お腹の奥はまだヒクヒクとわなないているが、香澄は羞恥で怒っている。
「やだって言ったじゃない」
「俺は構わないよ?」
なのに佑はケロリとしているので、始末が悪い事この上ない。
「~~~~私が恥ずかしいの。……お、……おしっこだったらどうするの」
声を小さくしながらボソボソッと言った言葉を聞き、佑は数秒考える。
「いや、俺は別に香澄のものなら……」
「バカ!! 変態!!」
香澄はもう一度両手でお湯をすくって佑にザバッとかけ、俯いて唇を尖らせた。
「もう、信じられない。本当に信じられない」
ブツブツ言いながら怒っているのだが、いまだ腰は立たず逃げられずにいる。
「俺は香澄が思っている以上にド変態だと思うよ。香澄とならどんなプレイだってしたい。標準装備の性癖はノーマル寄りだけどね。たとえばSMには『痛そうだな』という感想しか抱かない。でも香澄が縛っていいって言うなら、すごくやりたい」
香澄は思わず黙る。
蜜洞を暴く指は二本に増え、グチュグチュと中を掻き回しては香澄を苛む。
「すごい濡れてる……。香澄? 愛液が手首まで伝ってるよ」
「やだっ、言わっ……な……っ、ぁ、で、…………えっ、ア! あぁああっ!」
赤面して反抗しようとしたのだが、無防備な後孔をねっとりと舐められて悲鳴が漏れた。
「やだぁあぁっ、……っそ、そ……っ、こ、やぁっ、やーっ」
悲鳴を上げているのに、最も恥ずかしい部分で佑の舌が何度もひらめく。
窄まりの皺を一つ一つたどるように丁寧に舐めたあと、愛しげに何度もキスされ、恥ずかしくて頭がどうにかなりそうだ。
「可愛いよ。香澄のアナル」
唾液で濡れた部分にフッと息を吹きかけ、佑はまた舌を這わせる。
「お願い……っ、やなの、やなのっ……。他の事なら、何でもしていいから、お尻舐めるのはいやっ」
恥ずかしさのあまり口走った香澄の言葉に、佑の舌がピタリと止まった。
数秒、何か考える間があったあと、彼の口が離れる。
「その言葉、ちゃんと覚えておいてくれよ? 今日じゃないいつか、〝何でも〟してもらうから」
「ううう……」
焦るあまり盛大な墓穴を掘った事に気付き、香澄は壁に顔を押しつけてうなる。
「香澄、そのまま立ってて」
「うー……」
腕に力を入れてグッと体を引き上げると、佑が脚の間に潜り込んできた。
そのまま彼は香澄の腹部や恥丘にキスをしたあと、肉芽を口に含みチロチロと舌を這わせてくる。そして再び二本の指で蜜洞を暴きだした。
「んああぁあん……っ」
弱点を舐められながら指で攻められ、香澄はすぐにガクガクと膝を震わせる。
「あっ、だめっ……、ン、だめ、――――ぁ、あぁあっ」
ねろり、ねろりと敏感な突起を絶えず丁寧に舐められ、陰核の裏側辺りを執拗に擦られる。
感じる場所の表と裏を同時に刺激され、香澄はビクビクとお腹を波打たせて歯を食いしばった。
(だめっ、――――出ちゃう……っ、出ちゃうっ、だめっ、だめっ)
尿意がこみ上げ、香澄は必死になって全身に力を入れ、堪えようとする。
とうとう上半身を起こして佑の頭を押したが、彼も両手で香澄の腰を抱え込んでいる。
「お願い! 出ちゃうの! 許して! 私の負けでいいから!」
涙声でお願いし、グイグイと佑の頭を押しても彼は離れてくれない。
「あぁあああぁ……っ、あぁああぁ……っ」
香澄は情けない悲鳴を上げたあと、佑の口元で愛潮を噴いてしまった。
「やだぁあああぁ……っ!!」
ブシュッと勢いよく愛潮が漏れ、佑の秀麗な顔を濡らしてゆく。
それでも彼は動揺せず香澄の肉真珠を舐め続け、膣内で指を動かし続けた。
「うううぅうぅうぅ……っ、うーっ! あぁああぁあ……っ」
佑の髪を握って絶頂した香澄は、そのまま気絶するように脱力してしまった。
「……っと……」
佑はくずおれた香澄を支え、自分の膝の上に座らせる。
香澄は真っ赤な顔で呼吸を繰り返し、自分を心配そうに覗き込む佑に、力ない視線を向けた。
相変わらず、いつどんな時に見ても、腹が立つぐらい顔がいい。
たとえその顔が潮にまみれていても。
恥ずかしくて悔しくて堪らず、香澄は手でお湯をすくうとバシャッと佑の顔面にかけた。
「ぷ」
「……バカ」
お腹の奥はまだヒクヒクとわなないているが、香澄は羞恥で怒っている。
「やだって言ったじゃない」
「俺は構わないよ?」
なのに佑はケロリとしているので、始末が悪い事この上ない。
「~~~~私が恥ずかしいの。……お、……おしっこだったらどうするの」
声を小さくしながらボソボソッと言った言葉を聞き、佑は数秒考える。
「いや、俺は別に香澄のものなら……」
「バカ!! 変態!!」
香澄はもう一度両手でお湯をすくって佑にザバッとかけ、俯いて唇を尖らせた。
「もう、信じられない。本当に信じられない」
ブツブツ言いながら怒っているのだが、いまだ腰は立たず逃げられずにいる。
「俺は香澄が思っている以上にド変態だと思うよ。香澄とならどんなプレイだってしたい。標準装備の性癖はノーマル寄りだけどね。たとえばSMには『痛そうだな』という感想しか抱かない。でも香澄が縛っていいって言うなら、すごくやりたい」
香澄は思わず黙る。
24
お気に入りに追加
2,544
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
『逃れられない淫らな三角関係』番外編 ヘルプラインを活用せよ!
臣桜
恋愛
『逃れられない淫らな三角関係』の番外編です。
やりとりのある特定の読者さまに向けた番外編(小冊子)です。
他にも色々あるのですが、差し障りのなさそうなものなので公開します。
(他の番外編は、リアルブランド名とかを出してしまっている配慮していないものなので、ここに載せるかは検討中)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ナイトプールで熱い夜
狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…?
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる