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第四部・婚約 編
ハラペコ狼 ☆
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「……好きでいてくれてありがとう」
佑の愛情を感じ、香澄は思わず微笑む。
「どういたしまして。こちらこそ、重たい愛を受け止めてくれてありがとう」
乳房を左右から集めるように揉まれ、吐息が漏れる。
「あったかい……」
佑はうっとりと目を細め、掌でシュルシュルと撫でるようにして香澄の乳房を揉んできた。
「ん……っ」
次第に刺激された乳首がプツンと勃ち、彼の掌に擦れて香澄に気持ちよさを伝えてくる。
「気持ちいい? 香澄」
佑は指の腹でクリクリと乳首を愛撫し、微笑みかけてくる。
「うん……」
刺激されればされるほど、お腹の奥に甘い愉悦がこみ上げて切なくなってしまう。
腰を揺らし目を潤ませる香澄を見て、佑は獲物を前にした肉食獣のように、ペロリと己の唇を舐めた。
彼の両手は腹部を撫で、くびれたウエストをキュッと掴んでから、張りのある臀部をさすって香澄の脚を大きく広げさせる。
マッサージをするかのようにあちこちに触れながら、最後に佑は指にパンティを引っかけ、クルクルとねじりながら脱がせてしまった。
「美味しそうな体」
白く柔らかな肢体を見て、佑は陶然と呟く。
「……アロクラの事、格好いいと思ってる?」
佑は指先で香澄の乳首を弄り、もう片方はチュバッと音を立てて吸った。
「んっ……、とても素敵な人、……とは思ってる……っ、ン、けど……っ、あんっ」
乳首を甘噛みされ、香澄は声を高くする。
「けど?」
わざと舌を見せつけるように乳首を舐められ、彼の赤い舌が淫猥だ。
「……そういう、性的対象や恋愛対象には見てないから……っ、だから、妬かないで」
佑の髪をサラリと撫でると、まだ整髪料が残っている。
仕事を終えてそのままの髪なので、まるで仕事中の彼としてしまっているような感覚に陥った。
「信じるよ?」
佑が香澄の手を取り、甲に唇を押しつけてくる。
「……うん。信じて」
微笑むと、佑は目を伏せて騎士のように恭しく、彼女の手の甲に想いを込めたキスをした。
それが終わるとスラックスと下着、靴下を脱いで、ベッドサイドの引き出しから避妊具を取り出す。
いつ見ても慣れず、香澄はその蓄えを見て少し赤面した。
気になってチラッと引き出しを見てしまった事があるが、避妊具が沢山入っていて、「いつでもどれだけでもできます!」というやる気がうかがい知れた。
そもそも、彼は男性器のサイズが大きいので、買いだめしておかないと必要な時に足りなくなるのかもしれないが……。
「っひぁっ!」
ぼんやりと考え事をしていたら、秘部にヌルンッと淫刀を滑らされ、香澄は悲鳴を上げる。
「たっぷり可愛がってあげる」
佑がそれはいい笑みを浮かべて香澄の膝を割り開き、腰を動かし淫刀を擦りつけている。
「うぅ……っ、お、お手柔らかに……っ」
箱根でも我慢させてしまった以上、ここはきちんと抱かれなければ佑が可哀想だ。
抱かれるのが嫌なのではないけれど、本当はきちんとお風呂に入って身ぎれいにして、ゆっくり楽しむように愛し合いたかった。
けれど今の佑はまさにハラペコ狼で、ずっと押し隠してきた情熱を一気に解き放とうとしている。
「善処するよ」
何とも頼りない返事をされたあと、佑は香澄に覆い被さり、首筋をレロォ……と舐めたあと、そこにきつく吸い付いた。
「んぅっ……、ぁ、……あ……っ、あ! みっ、見える所はダメっ!」
うっとりとしたのも束の間、耳の下は流石にと思って香澄は慌てて佑の胸板を押す。
――が。
「う……」
返ってきたのはじっとりと、物言いたげな視線だ。
「……お、お仕置き、……謹んでお受け致します……」
小さな声で服従を示すと、佑は無言で頭を撫でてきた。
それから彼は再度香澄の首筋に吸い付き、そこから次第に場所を移して肩や鎖骨、デコルテ……と位置を変えてくる。
手は香澄の乳房を撫で、硬い掌の間で乳首が摩擦され、プツンと凝り立つ。
熱い唇と温かな手の温度、それに何度も秘唇に滑らされる屹立の硬さを感じ、香澄は体の深部が燃え立っていくのを感じた。
佑がチュッ、チュッと香澄の肌を吸う音に混じり、下腹部からニチャニチャと次第に大きくなりゆく淫音が寝室に響く。
随分久しぶりに彼に抱かれる気がして、香澄は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆った。
「ん……っ、ぁ、あ……っ」
まだ指でも舌でも愛撫されていないのに、香澄の肉芽は芯を持って勃ち上がり、佑の亀頭にいじめられるたびに主に快楽を伝えてくる。
大きな亀頭に擦られ、雁首に引っかかって淫芽がプルプルと震えると、香澄の腰の奥か背筋、脳天までビリビリと悦楽が駆け抜けてゆく。
「まだ触ってないのに、こんなに濡らしてるの?」
「え……っ」
言われて胸の間から股間を見ると、秘所と佑の肉棒の間に白く泡立った愛蜜が太い糸を引いていた。
「~~~~っ!」
まるでずっと濡らして待っていたように思われるのが恥ずかしく、香澄はバッと横を向いた。
「こら」
耳元で佑に囁かれても、艶のある低音に体の奥からゾクゾクとした愉悦がこみ上げるのみ。
「抱かせてくれるんだろう?」
ぷりんとしたお尻をスベスベと撫でて、佑が香澄の胸を揉んでくる。
「だっ……、……ど、どうぞ、……です、けど……」
言葉とは裏腹に、香澄はモゾモゾと亀のように身を守るポーズを取った。
「……ふぅん?」
その態度を見て佑が面白く思う訳がない。
「後ろからがいいんだな? 分かった。思いっきり恥ずかしくしてやる」
「えぇっ!? あ、あ!」
動揺した香澄の秘部に、ニュプッと佑の指が差し込まれた。
すでに潤っている蜜壷を佑は中指で擦り立て、次第にクプクプと泡立った音が響きだす。
「んっ、んぅ……っ、あ、……ぁ……っ、っひぁっ!?」
油断していたところ、後孔に親指を押し当てられ、香澄はビクンッと腰を反らし一気に上体を起こした。
「駄目! そこ! ぁっ!」
体をねじらせ注意をした途端、佑が香澄の体を後ろから抱きかかえる。
さらに脚を絡められ、香澄は膝を閉じられなくなってしまった。
「何この技!? ――――あぁんっ!」
驚いたのも束の間、今度は前から秘部に指が差し込まれ、ジュポジュポと音を立てて擦り立ててくる。
「往生際が悪いからだよ」
耳元で囁かれたかと思うと、グチュリと耳孔に舌が差し込まれ、香澄は大きく身を震わせた。
「っはぁああぁ……っ!」
思いきり腰を反らし、喉を晒した香澄の耳元で佑が言う。
「やらしい女」
「っ~~~~!」
彼の息づかいを耳に直接感じ、グチュグチュと耳孔を舐められれば頭蓋をしゃぶられている心地になる。
「ここもこんなに大きくして」
「ふぇ……っ」
ここ、と言われて何かと思えば、親指で横薙ぎに淫芽を弾かれた。
「ひぃんっ!」
強すぎる悦楽に下腹部に力を入れると、耳元で「あぁ、締まる……」と囁かれ、それがさらに恥ずかしい。
お尻にはガチガチに硬くなった佑の肉棒が当たり、それも勿論羞恥を煽る。
乳房もモチモチと揉まれ、指で乳首をこよられて、あらゆる場所から佑は香澄の官能を育ててゆく。
「ま……っ、待って……っ、ぁ、――あ……っ」
「焦らした分、沢山達ってもらうよ」
囁いた佑は秘所に入れる指を二本に増やし、中で指を開いて蜜孔を押し拡げてくる。
さらに指の腹で何度も柔らかな膣肉を擦り、圧迫した。
香澄は次から次に愛蜜を垂らし、寝室にはジュポッジュポッと嬌声でも隠しきれない淫音が響く。
「ぅん……っ、あ、――ぁあ、あーっ、んっ、んぅ、んーっ」
体を揺すって逃げたいと訴えても、佑はしっかりと香澄の体を拘束している。
「達きそう?」
耳元で囁かれ、香澄は我を忘れてコクコクと頷いた。
「じゃあ、……達け」
低く命令され、ジィン……とお腹の奥にメスの喜びが駆け抜けると同時に、大きく膨らんだ陰核を親指で撫でられて香澄はあっけなく絶頂した。
佑の愛情を感じ、香澄は思わず微笑む。
「どういたしまして。こちらこそ、重たい愛を受け止めてくれてありがとう」
乳房を左右から集めるように揉まれ、吐息が漏れる。
「あったかい……」
佑はうっとりと目を細め、掌でシュルシュルと撫でるようにして香澄の乳房を揉んできた。
「ん……っ」
次第に刺激された乳首がプツンと勃ち、彼の掌に擦れて香澄に気持ちよさを伝えてくる。
「気持ちいい? 香澄」
佑は指の腹でクリクリと乳首を愛撫し、微笑みかけてくる。
「うん……」
刺激されればされるほど、お腹の奥に甘い愉悦がこみ上げて切なくなってしまう。
腰を揺らし目を潤ませる香澄を見て、佑は獲物を前にした肉食獣のように、ペロリと己の唇を舐めた。
彼の両手は腹部を撫で、くびれたウエストをキュッと掴んでから、張りのある臀部をさすって香澄の脚を大きく広げさせる。
マッサージをするかのようにあちこちに触れながら、最後に佑は指にパンティを引っかけ、クルクルとねじりながら脱がせてしまった。
「美味しそうな体」
白く柔らかな肢体を見て、佑は陶然と呟く。
「……アロクラの事、格好いいと思ってる?」
佑は指先で香澄の乳首を弄り、もう片方はチュバッと音を立てて吸った。
「んっ……、とても素敵な人、……とは思ってる……っ、ン、けど……っ、あんっ」
乳首を甘噛みされ、香澄は声を高くする。
「けど?」
わざと舌を見せつけるように乳首を舐められ、彼の赤い舌が淫猥だ。
「……そういう、性的対象や恋愛対象には見てないから……っ、だから、妬かないで」
佑の髪をサラリと撫でると、まだ整髪料が残っている。
仕事を終えてそのままの髪なので、まるで仕事中の彼としてしまっているような感覚に陥った。
「信じるよ?」
佑が香澄の手を取り、甲に唇を押しつけてくる。
「……うん。信じて」
微笑むと、佑は目を伏せて騎士のように恭しく、彼女の手の甲に想いを込めたキスをした。
それが終わるとスラックスと下着、靴下を脱いで、ベッドサイドの引き出しから避妊具を取り出す。
いつ見ても慣れず、香澄はその蓄えを見て少し赤面した。
気になってチラッと引き出しを見てしまった事があるが、避妊具が沢山入っていて、「いつでもどれだけでもできます!」というやる気がうかがい知れた。
そもそも、彼は男性器のサイズが大きいので、買いだめしておかないと必要な時に足りなくなるのかもしれないが……。
「っひぁっ!」
ぼんやりと考え事をしていたら、秘部にヌルンッと淫刀を滑らされ、香澄は悲鳴を上げる。
「たっぷり可愛がってあげる」
佑がそれはいい笑みを浮かべて香澄の膝を割り開き、腰を動かし淫刀を擦りつけている。
「うぅ……っ、お、お手柔らかに……っ」
箱根でも我慢させてしまった以上、ここはきちんと抱かれなければ佑が可哀想だ。
抱かれるのが嫌なのではないけれど、本当はきちんとお風呂に入って身ぎれいにして、ゆっくり楽しむように愛し合いたかった。
けれど今の佑はまさにハラペコ狼で、ずっと押し隠してきた情熱を一気に解き放とうとしている。
「善処するよ」
何とも頼りない返事をされたあと、佑は香澄に覆い被さり、首筋をレロォ……と舐めたあと、そこにきつく吸い付いた。
「んぅっ……、ぁ、……あ……っ、あ! みっ、見える所はダメっ!」
うっとりとしたのも束の間、耳の下は流石にと思って香澄は慌てて佑の胸板を押す。
――が。
「う……」
返ってきたのはじっとりと、物言いたげな視線だ。
「……お、お仕置き、……謹んでお受け致します……」
小さな声で服従を示すと、佑は無言で頭を撫でてきた。
それから彼は再度香澄の首筋に吸い付き、そこから次第に場所を移して肩や鎖骨、デコルテ……と位置を変えてくる。
手は香澄の乳房を撫で、硬い掌の間で乳首が摩擦され、プツンと凝り立つ。
熱い唇と温かな手の温度、それに何度も秘唇に滑らされる屹立の硬さを感じ、香澄は体の深部が燃え立っていくのを感じた。
佑がチュッ、チュッと香澄の肌を吸う音に混じり、下腹部からニチャニチャと次第に大きくなりゆく淫音が寝室に響く。
随分久しぶりに彼に抱かれる気がして、香澄は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆った。
「ん……っ、ぁ、あ……っ」
まだ指でも舌でも愛撫されていないのに、香澄の肉芽は芯を持って勃ち上がり、佑の亀頭にいじめられるたびに主に快楽を伝えてくる。
大きな亀頭に擦られ、雁首に引っかかって淫芽がプルプルと震えると、香澄の腰の奥か背筋、脳天までビリビリと悦楽が駆け抜けてゆく。
「まだ触ってないのに、こんなに濡らしてるの?」
「え……っ」
言われて胸の間から股間を見ると、秘所と佑の肉棒の間に白く泡立った愛蜜が太い糸を引いていた。
「~~~~っ!」
まるでずっと濡らして待っていたように思われるのが恥ずかしく、香澄はバッと横を向いた。
「こら」
耳元で佑に囁かれても、艶のある低音に体の奥からゾクゾクとした愉悦がこみ上げるのみ。
「抱かせてくれるんだろう?」
ぷりんとしたお尻をスベスベと撫でて、佑が香澄の胸を揉んでくる。
「だっ……、……ど、どうぞ、……です、けど……」
言葉とは裏腹に、香澄はモゾモゾと亀のように身を守るポーズを取った。
「……ふぅん?」
その態度を見て佑が面白く思う訳がない。
「後ろからがいいんだな? 分かった。思いっきり恥ずかしくしてやる」
「えぇっ!? あ、あ!」
動揺した香澄の秘部に、ニュプッと佑の指が差し込まれた。
すでに潤っている蜜壷を佑は中指で擦り立て、次第にクプクプと泡立った音が響きだす。
「んっ、んぅ……っ、あ、……ぁ……っ、っひぁっ!?」
油断していたところ、後孔に親指を押し当てられ、香澄はビクンッと腰を反らし一気に上体を起こした。
「駄目! そこ! ぁっ!」
体をねじらせ注意をした途端、佑が香澄の体を後ろから抱きかかえる。
さらに脚を絡められ、香澄は膝を閉じられなくなってしまった。
「何この技!? ――――あぁんっ!」
驚いたのも束の間、今度は前から秘部に指が差し込まれ、ジュポジュポと音を立てて擦り立ててくる。
「往生際が悪いからだよ」
耳元で囁かれたかと思うと、グチュリと耳孔に舌が差し込まれ、香澄は大きく身を震わせた。
「っはぁああぁ……っ!」
思いきり腰を反らし、喉を晒した香澄の耳元で佑が言う。
「やらしい女」
「っ~~~~!」
彼の息づかいを耳に直接感じ、グチュグチュと耳孔を舐められれば頭蓋をしゃぶられている心地になる。
「ここもこんなに大きくして」
「ふぇ……っ」
ここ、と言われて何かと思えば、親指で横薙ぎに淫芽を弾かれた。
「ひぃんっ!」
強すぎる悦楽に下腹部に力を入れると、耳元で「あぁ、締まる……」と囁かれ、それがさらに恥ずかしい。
お尻にはガチガチに硬くなった佑の肉棒が当たり、それも勿論羞恥を煽る。
乳房もモチモチと揉まれ、指で乳首をこよられて、あらゆる場所から佑は香澄の官能を育ててゆく。
「ま……っ、待って……っ、ぁ、――あ……っ」
「焦らした分、沢山達ってもらうよ」
囁いた佑は秘所に入れる指を二本に増やし、中で指を開いて蜜孔を押し拡げてくる。
さらに指の腹で何度も柔らかな膣肉を擦り、圧迫した。
香澄は次から次に愛蜜を垂らし、寝室にはジュポッジュポッと嬌声でも隠しきれない淫音が響く。
「ぅん……っ、あ、――ぁあ、あーっ、んっ、んぅ、んーっ」
体を揺すって逃げたいと訴えても、佑はしっかりと香澄の体を拘束している。
「達きそう?」
耳元で囁かれ、香澄は我を忘れてコクコクと頷いた。
「じゃあ、……達け」
低く命令され、ジィン……とお腹の奥にメスの喜びが駆け抜けると同時に、大きく膨らんだ陰核を親指で撫でられて香澄はあっけなく絶頂した。
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