109 / 1,559
第三部・元彼 編
御劔家と食事2
しおりを挟む
この場にいる凄い人たちが、自分のために乾杯するなど畏れ多くて、香澄は少し背中を丸めて萎縮しかける。
その微かな姿勢の揺らぎに気付いたのか、隣から佑が腕を伸ばしてトン、と香澄の腰に触れてきた。
(ん! しっかりしなきゃ)
それだけで勇気をもらえた香澄は、ピッと背筋を伸ばし笑顔になる。
「今日は集まってくれてありがとう。香澄の魅力をたっぷり分かってほしいから、どんどん彼女に話し掛けてくれ」
(んん! 責任重大)
佑が挨拶を終えたあと、香澄は自分も一言と思って口を開く。
「改めまして、赤松香澄です。本日は貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」
そのあと乾杯をし、ワンスプーンで食べられるアミューズ・ブーシュからコース料理が始まった。
「今は佑と同棲しているんですって?」
コンソメベースのゼリー寄せを、ちゅるんと口に含んだ直後に尋ねられたので、そのままスポーン! とゼリーが口から出るかと思った。
「は、はい」
「母さん、まぁまぁ。兄貴だって三十二なんだし、同棲しようが何だろうがいいじゃん」
翔が口を挟み、和ませようとしてくれる。
「別に悪いとは言ってないじゃない。どの程度まで仲が進展しているのか、確認したいだけよ」
アンネは想像していた通りの性格で、香澄はうっかりした発言をしないよう緊張した。
「別に、普通の恋人らしく同棲しているだけだ。今回も、結婚を前提に……と紹介するには早いと思っていたけど、澪が香澄と会ってしまったから、紹介しようと思った流れだ。本当ならもう少し、仲を深めてからきちんと場を設けたかったけど」
次に牡蠣をメインとした、一皿目の前菜(アントレ)が運ばれる。
二月の旬の野菜であるアピオスの白いポタージュの上に、牡蠣のフリッターがちょんとのっていた。
外側はサクッ、中はトロッとした食感ににやけかけるが、高級フレンチを食べながらも気を抜けない会話をしているので、味に集中するのは二の次だ。
「逆に聞くけど、香澄さんはまだ心の準備ができていないの? うちの佑はなかなかの優良物件だと思うんだけど。普通の女性なら、話半分に『結婚します』って即答してると思うわ」
アンネに尋ねられ、香澄は一口水を飲んでから答える。
「正直に答えますと、どれだけ有名な方でも、出会ってすぐに結婚は考えられません」
あまりに素直すぎたかと、言い終わったあとに一瞬後悔したが、アンネは「そうね」と頷いた。
「確かにあなたの言う通りだわ。有名人だから、ちょっと顔がいいからという理由で『運命』っていう言葉で結婚を決められたら困るもの」
もっともらしく言って頷いたアンネに、澪が突っ込んだ。
「でもママ、パパに会った時に運命を感じたんでしょ?」
アンネはじっとりと、ものいいたげに娘を見る。
「佑は香澄さんに一目惚れだったんだろ?」
律に言われ、佑は「ああ」と頷く。
香澄はドキッとして、御劔家の前でタラタラと冷や汗をかく。
自分に一目惚れされる要素があるのか? と思われないか、チラッと全員を見回してから、誤魔化すように口内に残ったポタージュの味を思い出そうとする。
その時、焼きたてのパンがフォークとスプーンでサーブされ、パン皿の近くにある銀色のドームが開けられる。
中にはレストランのエンブレムが刻印されたバターがあり、もう一つの皿にはオリーブオイルが注がれた。
「この年齢になって、出会いの形はどうであっても構わないと思っている。父さんと母さんだって、自分たちが納得いく相手との恋愛結婚や、自己満足で押しつけたお見合いでの結婚しか許さない……なんて言わないだろう?」
佑が、あえて「そんな狭量な事は言わないだろう?」と両親を試す物言いをする。
「当然よ。先日は小野瀬さんとの食事会を決めてしまったけど、基本的に私たちは今まで佑が望むようにさせてあげたつもりよ。だから、あなたが香澄さんと結婚したいと強く決めたのなら、反対はしないつもりよ」
売り言葉に買い言葉という様子でアンネが言い、サワークリームとキャビアがのったブリニにフォークを入れる。
香澄も小さなパンケーキのようなそれにナイフを入れつつ、「反対はしないつもり」という言葉を聞いて少し安心していた。
「ありがとう。言質は取ったからな」
佑がニッコリ笑うと、アンネは目を細める。
「ただ、香澄さんを認めたとは言っていないわ。反対はしないけれど、これから香澄さんがどういうお嬢さんなのか、じっくり見極めさせてもらうわ。この食事会一回では、どう考えても人となりが分からないもの」
「は、はい! それは勿論です」
香澄は焦って頷く。
二皿目の前菜の、地鶏と合鴨のバロティーヌが運ばれてきた時、アンネは白ワインをオーダーした。
そしてチラッと香澄のグラスを見て、尋ねてくる。
「香澄さんは? 次の飲み物は?」
「えっ? は、はい! いただきます! じゃあ、赤葡萄ジュースで」
香澄のオーダーにギャルソンが頷き、佑や律、翔に澪たちも二杯目のワインを頼む。
全員の気がオーダーに逸れていた時、それまで黙っていた陽菜が向かいから微笑みかけてきた。
「香澄さん、安心していいですよ。お義母さん、初めは怖そうに見えるけど、本当はとても優しくて情の深い方ですから」
大人しそうに見えて物怖じせず言った陽菜に、律が笑った。
「御劔家に嫁入りした第一号がこう言うんだから、本当に心配しなくていいと思うよ」
「ありがとうございます」
味方ができた、と微笑んだ香澄は、チラッとアンネを見る。
すると彼女は目だけで天井を仰いで、パンをちぎっていた。
「食事にもちょくちょく誘ってくれます。いつかは、丁度少し体調悪かった時だったんですが、『大変じゃない!』ってホテルの部屋を取ってくださったんです。ちょっと貧血気味だっただけなのに、あれこれ心配してくださって……。本当に心の温かい方なので、安心してくださいね」
「はい!」
香澄は満面の笑みを浮かべる。
二人が結託しそうになっているのを見て、アンネがとうとう口を挟んだ。
「陽菜さん。余計な事を言わないでちょうだい。香澄さんがまだどんな女性なのかは、分かっていないんだから」
「はい、お義母さん」
苦虫を噛み潰したようなアンネに対し、陽菜はにっこり笑う。
陽菜が会話に入ってくれたお陰で、アンネに対する印象もガラッと変わった。
(ありがとうございます……)
香澄は向かいにいる陽菜に目で礼を送り、彼女もそれに笑顔で応えてくれた。
「ママはクラウザー家の娘だからか分からないけど、伝統とか礼儀とかにうるさいのよね」
澪の言葉を聞き、香澄は彼女に尋ねる。
「あの、ドイツのクラウザー家の方々……には、頻繁にお会いする感じでしょうか?」
「ん? そうね……。最低、年に二、三回。多かった年は五回ぐらいは日本に来たかしら? オーマ……お祖母ちゃんが日本人だから、愛妻家のオーパ……お祖父ちゃんは、頻繁に日本に来て安心させたがるのよ」
「優しい方なんですね」
高級車の代名詞とも言えるクラウザー社の会長と聞いているので、果たしてどんな人なのかと少し怖く思っていた。
クラウザー家の親戚に入るので、やや〝普通ではなくなる〟とも言える。
「オーパは完全にドイツ人で、金髪碧眼の〝外国人〟だけど、日本語ペラペラだし親日家だし、そんなに怖がらなくていいよ」
翔が言った時、ワゴンの上にココットにされたオマール海老が運ばれてきた。
耐熱ボウルの中で真っ赤になったオマール海老は、野菜と一緒に焼かれ、ソースは海老の色をしていて香りもいい。
ギャルソン二人がワゴンの上で皿にスプーンとフォークで中身を移し替え、他の者がテーブルに運ぶ。
海老のハサミは丸ごと殻が剥かれていて、そのまま食べられるようになっている。
さっそく海老にナイフを入れつつ、律が言う。
「会うのはまだ先だと思うけど、向こうの従兄弟とかにもちょっと変わった……、あー、アクの強い……とも言えるけど、楽しい奴がいるから楽しみにしているといいよ」
「はい」
期待してチラッと隣にいる佑を見たが、彼は考えるようにしばし固まり、一つ息をついてからナイフとフォークを動かし始めた。
「……頼むから、アロクラが香澄に接触した時は、守ってくれよ?」
(アロクラ?)
どうやら問題のある人がいるようだ。
佑が兄弟に助けを求めているという事は、余程なのだろう。
「俺が何とかするから任せなって」
翔が軽く言うが、佑はさらに渋面になる。
「お前はあいつらと一緒に悪ノリするタイプだろ」
「あははっ、バレたか」
パンをオマール海老の残りのソースにつけて食べている香澄の頭の中は、「?」で一杯だ。
そこでまた、陽菜が助け船を出してくれる。
「香澄さん、アロクラってラグジュアリーブランド、知ってますか?」
「ああ!」
言われてA&Cのロゴと、色鮮やかな花々を使ったデザインが特徴的な、ハイブランドを思いだした。
――――――――――――――――
本日、無事に誕生日を迎えられました。
お仕事もこのお話も、書きたいものが沢山あって、絵も描きたいし、なんなら漫画も描きたいし、リアルでもやりたい事が沢山あって体がおいつきません(笑)。
来年も飛躍の年となるよう、頑張っていきたいと思います。
『バニーガール』にもどうぞお付き合いくださいませ。
pixivFANBOXで時々『バニーガール』のSSなども書いているのですが、そのうち纏めた物を同人誌にして出したいなと思っています。
もし良かったら、そちらも宜しくお願い致します。
(まだ何も動いてないですが……)
その微かな姿勢の揺らぎに気付いたのか、隣から佑が腕を伸ばしてトン、と香澄の腰に触れてきた。
(ん! しっかりしなきゃ)
それだけで勇気をもらえた香澄は、ピッと背筋を伸ばし笑顔になる。
「今日は集まってくれてありがとう。香澄の魅力をたっぷり分かってほしいから、どんどん彼女に話し掛けてくれ」
(んん! 責任重大)
佑が挨拶を終えたあと、香澄は自分も一言と思って口を開く。
「改めまして、赤松香澄です。本日は貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」
そのあと乾杯をし、ワンスプーンで食べられるアミューズ・ブーシュからコース料理が始まった。
「今は佑と同棲しているんですって?」
コンソメベースのゼリー寄せを、ちゅるんと口に含んだ直後に尋ねられたので、そのままスポーン! とゼリーが口から出るかと思った。
「は、はい」
「母さん、まぁまぁ。兄貴だって三十二なんだし、同棲しようが何だろうがいいじゃん」
翔が口を挟み、和ませようとしてくれる。
「別に悪いとは言ってないじゃない。どの程度まで仲が進展しているのか、確認したいだけよ」
アンネは想像していた通りの性格で、香澄はうっかりした発言をしないよう緊張した。
「別に、普通の恋人らしく同棲しているだけだ。今回も、結婚を前提に……と紹介するには早いと思っていたけど、澪が香澄と会ってしまったから、紹介しようと思った流れだ。本当ならもう少し、仲を深めてからきちんと場を設けたかったけど」
次に牡蠣をメインとした、一皿目の前菜(アントレ)が運ばれる。
二月の旬の野菜であるアピオスの白いポタージュの上に、牡蠣のフリッターがちょんとのっていた。
外側はサクッ、中はトロッとした食感ににやけかけるが、高級フレンチを食べながらも気を抜けない会話をしているので、味に集中するのは二の次だ。
「逆に聞くけど、香澄さんはまだ心の準備ができていないの? うちの佑はなかなかの優良物件だと思うんだけど。普通の女性なら、話半分に『結婚します』って即答してると思うわ」
アンネに尋ねられ、香澄は一口水を飲んでから答える。
「正直に答えますと、どれだけ有名な方でも、出会ってすぐに結婚は考えられません」
あまりに素直すぎたかと、言い終わったあとに一瞬後悔したが、アンネは「そうね」と頷いた。
「確かにあなたの言う通りだわ。有名人だから、ちょっと顔がいいからという理由で『運命』っていう言葉で結婚を決められたら困るもの」
もっともらしく言って頷いたアンネに、澪が突っ込んだ。
「でもママ、パパに会った時に運命を感じたんでしょ?」
アンネはじっとりと、ものいいたげに娘を見る。
「佑は香澄さんに一目惚れだったんだろ?」
律に言われ、佑は「ああ」と頷く。
香澄はドキッとして、御劔家の前でタラタラと冷や汗をかく。
自分に一目惚れされる要素があるのか? と思われないか、チラッと全員を見回してから、誤魔化すように口内に残ったポタージュの味を思い出そうとする。
その時、焼きたてのパンがフォークとスプーンでサーブされ、パン皿の近くにある銀色のドームが開けられる。
中にはレストランのエンブレムが刻印されたバターがあり、もう一つの皿にはオリーブオイルが注がれた。
「この年齢になって、出会いの形はどうであっても構わないと思っている。父さんと母さんだって、自分たちが納得いく相手との恋愛結婚や、自己満足で押しつけたお見合いでの結婚しか許さない……なんて言わないだろう?」
佑が、あえて「そんな狭量な事は言わないだろう?」と両親を試す物言いをする。
「当然よ。先日は小野瀬さんとの食事会を決めてしまったけど、基本的に私たちは今まで佑が望むようにさせてあげたつもりよ。だから、あなたが香澄さんと結婚したいと強く決めたのなら、反対はしないつもりよ」
売り言葉に買い言葉という様子でアンネが言い、サワークリームとキャビアがのったブリニにフォークを入れる。
香澄も小さなパンケーキのようなそれにナイフを入れつつ、「反対はしないつもり」という言葉を聞いて少し安心していた。
「ありがとう。言質は取ったからな」
佑がニッコリ笑うと、アンネは目を細める。
「ただ、香澄さんを認めたとは言っていないわ。反対はしないけれど、これから香澄さんがどういうお嬢さんなのか、じっくり見極めさせてもらうわ。この食事会一回では、どう考えても人となりが分からないもの」
「は、はい! それは勿論です」
香澄は焦って頷く。
二皿目の前菜の、地鶏と合鴨のバロティーヌが運ばれてきた時、アンネは白ワインをオーダーした。
そしてチラッと香澄のグラスを見て、尋ねてくる。
「香澄さんは? 次の飲み物は?」
「えっ? は、はい! いただきます! じゃあ、赤葡萄ジュースで」
香澄のオーダーにギャルソンが頷き、佑や律、翔に澪たちも二杯目のワインを頼む。
全員の気がオーダーに逸れていた時、それまで黙っていた陽菜が向かいから微笑みかけてきた。
「香澄さん、安心していいですよ。お義母さん、初めは怖そうに見えるけど、本当はとても優しくて情の深い方ですから」
大人しそうに見えて物怖じせず言った陽菜に、律が笑った。
「御劔家に嫁入りした第一号がこう言うんだから、本当に心配しなくていいと思うよ」
「ありがとうございます」
味方ができた、と微笑んだ香澄は、チラッとアンネを見る。
すると彼女は目だけで天井を仰いで、パンをちぎっていた。
「食事にもちょくちょく誘ってくれます。いつかは、丁度少し体調悪かった時だったんですが、『大変じゃない!』ってホテルの部屋を取ってくださったんです。ちょっと貧血気味だっただけなのに、あれこれ心配してくださって……。本当に心の温かい方なので、安心してくださいね」
「はい!」
香澄は満面の笑みを浮かべる。
二人が結託しそうになっているのを見て、アンネがとうとう口を挟んだ。
「陽菜さん。余計な事を言わないでちょうだい。香澄さんがまだどんな女性なのかは、分かっていないんだから」
「はい、お義母さん」
苦虫を噛み潰したようなアンネに対し、陽菜はにっこり笑う。
陽菜が会話に入ってくれたお陰で、アンネに対する印象もガラッと変わった。
(ありがとうございます……)
香澄は向かいにいる陽菜に目で礼を送り、彼女もそれに笑顔で応えてくれた。
「ママはクラウザー家の娘だからか分からないけど、伝統とか礼儀とかにうるさいのよね」
澪の言葉を聞き、香澄は彼女に尋ねる。
「あの、ドイツのクラウザー家の方々……には、頻繁にお会いする感じでしょうか?」
「ん? そうね……。最低、年に二、三回。多かった年は五回ぐらいは日本に来たかしら? オーマ……お祖母ちゃんが日本人だから、愛妻家のオーパ……お祖父ちゃんは、頻繁に日本に来て安心させたがるのよ」
「優しい方なんですね」
高級車の代名詞とも言えるクラウザー社の会長と聞いているので、果たしてどんな人なのかと少し怖く思っていた。
クラウザー家の親戚に入るので、やや〝普通ではなくなる〟とも言える。
「オーパは完全にドイツ人で、金髪碧眼の〝外国人〟だけど、日本語ペラペラだし親日家だし、そんなに怖がらなくていいよ」
翔が言った時、ワゴンの上にココットにされたオマール海老が運ばれてきた。
耐熱ボウルの中で真っ赤になったオマール海老は、野菜と一緒に焼かれ、ソースは海老の色をしていて香りもいい。
ギャルソン二人がワゴンの上で皿にスプーンとフォークで中身を移し替え、他の者がテーブルに運ぶ。
海老のハサミは丸ごと殻が剥かれていて、そのまま食べられるようになっている。
さっそく海老にナイフを入れつつ、律が言う。
「会うのはまだ先だと思うけど、向こうの従兄弟とかにもちょっと変わった……、あー、アクの強い……とも言えるけど、楽しい奴がいるから楽しみにしているといいよ」
「はい」
期待してチラッと隣にいる佑を見たが、彼は考えるようにしばし固まり、一つ息をついてからナイフとフォークを動かし始めた。
「……頼むから、アロクラが香澄に接触した時は、守ってくれよ?」
(アロクラ?)
どうやら問題のある人がいるようだ。
佑が兄弟に助けを求めているという事は、余程なのだろう。
「俺が何とかするから任せなって」
翔が軽く言うが、佑はさらに渋面になる。
「お前はあいつらと一緒に悪ノリするタイプだろ」
「あははっ、バレたか」
パンをオマール海老の残りのソースにつけて食べている香澄の頭の中は、「?」で一杯だ。
そこでまた、陽菜が助け船を出してくれる。
「香澄さん、アロクラってラグジュアリーブランド、知ってますか?」
「ああ!」
言われてA&Cのロゴと、色鮮やかな花々を使ったデザインが特徴的な、ハイブランドを思いだした。
――――――――――――――――
本日、無事に誕生日を迎えられました。
お仕事もこのお話も、書きたいものが沢山あって、絵も描きたいし、なんなら漫画も描きたいし、リアルでもやりたい事が沢山あって体がおいつきません(笑)。
来年も飛躍の年となるよう、頑張っていきたいと思います。
『バニーガール』にもどうぞお付き合いくださいませ。
pixivFANBOXで時々『バニーガール』のSSなども書いているのですが、そのうち纏めた物を同人誌にして出したいなと思っています。
もし良かったら、そちらも宜しくお願い致します。
(まだ何も動いてないですが……)
43
お気に入りに追加
2,572
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
オオカミ課長は、部下のウサギちゃんを溺愛したくてたまらない
若松だんご
恋愛
――俺には、将来を誓った相手がいるんです。
お昼休み。通りがかった一階ロビーで繰り広げられてた修羅場。あ~課長だあ~、大変だな~、女性の方、とっても美人だな~、ぐらいで通り過ぎようと思ってたのに。
――この人です! この人と結婚を前提につき合ってるんです。
ほげええっ!?
ちょっ、ちょっと待ってください、課長!
あたしと課長って、ただの上司と部下ですよねっ!? いつから本人の了承もなく、そういう関係になったんですかっ!? あたし、おっそろしいオオカミ課長とそんな未来は予定しておりませんがっ!?
課長が、専務の令嬢とのおつき合いを断るネタにされてしまったあたし。それだけでも大変なのに、あたしの住むアパートの部屋が、上の住人の失態で水浸しになって引っ越しを余儀なくされて。
――俺のところに来い。
オオカミ課長に、強引に同居させられた。
――この方が、恋人らしいだろ。
うん。そうなんだけど。そうなんですけど。
気分は、オオカミの巣穴に連れ込まれたウサギ。
イケメンだけどおっかないオオカミ課長と、どんくさくって天然の部下ウサギ。
(仮)の恋人なのに、どうやらオオカミ課長は、ウサギをかまいたくてしかたないようで――???
すれ違いと勘違いと溺愛がすぎる二人の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。


【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる