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二日目の夜の葛藤 編
もっと信頼して ☆
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「ん……っ、ん、ぁ……っ」
乳首を引っ掻かれるたび、ムズムズとした感覚が全身を襲い、身をよじらせて逃げ出したくなるし、お腹の奥が甘く疼いて堪らず、勝手に腰が動いてしまう。
「待って……っ、おかし、……の……っ」
「ん? どうおかしい?」
優しく尋ねる涼さんに、私はハフハフと呼吸を荒げて訴える。
「体が……っ、私の許可なく変になろうとしてる!」
思った事をストレートに口にすると、涼さんは静かに笑み崩れた。
「やっぱり恵ちゃん、面白いね」
「……色気なくてすみません……」
イチャついている間に「面白み」なんて求められていないだろう。
慣れていないとはいえ、つくづく自分の色気のなさが嫌になる。
落ち込んで言ったけれど、涼さんはクスクス笑ってから髪を掻き上げ、「いいや」と微笑む。
「そういう所が魅力的だって言ってるんだ」
「う……」
私がネガティブに捉えている事のすべて、涼さんにとっては大した事ではなくなってしまう。
こういうのをスーパーポジティブと言うのかもしれないけど、不思議と押しつけがましくないし、とても自然体だ。
(だから魅力的なんだろうな)
そう思っていた時、涼さんは私の腰に手を掛けて尋ねてきた。
「……下は触らないほうがいい?」
尋ねられ、彼が触れたいと望んでいる場所の事を思い、ドキッと胸を高鳴らせる。
(……どうしよう……)
感情のまま突っ走るなら、このまま押し流されて涼さんに愛されたい。
でも、尋ねられた事で少し冷静になり、もう一人の自分が「初対面なのにすぐ体を許していいの?」と問いかけてくる。
逡巡していると、涼さんは私の頭を優しく撫でて言った。
「怖いならしない。興味があるなら途中まででもいいから、体験してみるのもありだと思う」
「……途中まででもいいんですか?」
「勿論」
「物凄く中途半端なところで『やっぱりやめる』って言っても……、怒らない?」
「怒らないよ。もっと信頼して」
涼さんは微笑み、私の手を握ると自分の胸板に掌を押し当ててきた。
彼は私を見つめ、穏やかな声で言い含めるように言ってくる。
「俺は心の底から、恵ちゃんを大切にしたいと思っている。絶対に裏切らないし、傷つけない」
綺麗な飴色の目に見つめられ、私は震えながら俯き、ポソッと言った。
「……じゃあ、もう少ししてみます」
「分かった。……脱がせても大丈夫? 着たままのほうがいい?」
意見を求められるとやっぱり恥ずかしいけれど、協力していかないと。
「……脱いでも……、大丈夫……」
蚊の鳴くような声で伝えると、涼さんは「ん」と頷いてパジャマのズボンを下着ごと下ろした。
「…………っ」
そのあと、パジャマの上とキャミソールも脱がされる。
一糸まとわぬ姿になった私は、ドキドキバクバクと胸を高鳴らせ、両手で胸元を覆って横を向いた。
「綺麗な体をしてるね。肌がとても滑らかで、体全体が引き締まってる」
服を脱いだ姿を褒められた事などなく、私はカーッと真っ赤になり、両手で顔を覆った。
涼さんは私の髪をサラリと撫で、肩に口づけてくる。
柔らかく熱い唇を感じてキュッと息を止めると、彼は私の腕の下に手を潜り込ませ、再度胸を揉み始めた。
「は……っ、ぁ……」
私は吐息をつきながら懊悩する。
(いいのかな……。合ってる? 間違えてない? 尻軽って思われたらどうしよう)
グルグルと考えている私の思考を止めるように、涼さんは耳元で囁いてきた。
「髪もサラサラだし、肌も触っていて気持ちいいし、本当に魅力的な体だ」
「っ~~~~!」
もうこれ以上褒めないでほしい。
褒められ慣れていないから、一杯一杯になって頭がパンクしてしまいそうだ。
涼さんは私の脚を開いてその間に腰を入れ、正常位の体勢になると、さらに首筋から胸元にキスをし、チロリと舐めては艶冶な吐息をつく。
敏感に勃起した乳首を口に含まれた時、私は「ひぅっ」と小さな悲鳴を上げて全身に力を込めた。
乳首を引っ掻かれるたび、ムズムズとした感覚が全身を襲い、身をよじらせて逃げ出したくなるし、お腹の奥が甘く疼いて堪らず、勝手に腰が動いてしまう。
「待って……っ、おかし、……の……っ」
「ん? どうおかしい?」
優しく尋ねる涼さんに、私はハフハフと呼吸を荒げて訴える。
「体が……っ、私の許可なく変になろうとしてる!」
思った事をストレートに口にすると、涼さんは静かに笑み崩れた。
「やっぱり恵ちゃん、面白いね」
「……色気なくてすみません……」
イチャついている間に「面白み」なんて求められていないだろう。
慣れていないとはいえ、つくづく自分の色気のなさが嫌になる。
落ち込んで言ったけれど、涼さんはクスクス笑ってから髪を掻き上げ、「いいや」と微笑む。
「そういう所が魅力的だって言ってるんだ」
「う……」
私がネガティブに捉えている事のすべて、涼さんにとっては大した事ではなくなってしまう。
こういうのをスーパーポジティブと言うのかもしれないけど、不思議と押しつけがましくないし、とても自然体だ。
(だから魅力的なんだろうな)
そう思っていた時、涼さんは私の腰に手を掛けて尋ねてきた。
「……下は触らないほうがいい?」
尋ねられ、彼が触れたいと望んでいる場所の事を思い、ドキッと胸を高鳴らせる。
(……どうしよう……)
感情のまま突っ走るなら、このまま押し流されて涼さんに愛されたい。
でも、尋ねられた事で少し冷静になり、もう一人の自分が「初対面なのにすぐ体を許していいの?」と問いかけてくる。
逡巡していると、涼さんは私の頭を優しく撫でて言った。
「怖いならしない。興味があるなら途中まででもいいから、体験してみるのもありだと思う」
「……途中まででもいいんですか?」
「勿論」
「物凄く中途半端なところで『やっぱりやめる』って言っても……、怒らない?」
「怒らないよ。もっと信頼して」
涼さんは微笑み、私の手を握ると自分の胸板に掌を押し当ててきた。
彼は私を見つめ、穏やかな声で言い含めるように言ってくる。
「俺は心の底から、恵ちゃんを大切にしたいと思っている。絶対に裏切らないし、傷つけない」
綺麗な飴色の目に見つめられ、私は震えながら俯き、ポソッと言った。
「……じゃあ、もう少ししてみます」
「分かった。……脱がせても大丈夫? 着たままのほうがいい?」
意見を求められるとやっぱり恥ずかしいけれど、協力していかないと。
「……脱いでも……、大丈夫……」
蚊の鳴くような声で伝えると、涼さんは「ん」と頷いてパジャマのズボンを下着ごと下ろした。
「…………っ」
そのあと、パジャマの上とキャミソールも脱がされる。
一糸まとわぬ姿になった私は、ドキドキバクバクと胸を高鳴らせ、両手で胸元を覆って横を向いた。
「綺麗な体をしてるね。肌がとても滑らかで、体全体が引き締まってる」
服を脱いだ姿を褒められた事などなく、私はカーッと真っ赤になり、両手で顔を覆った。
涼さんは私の髪をサラリと撫で、肩に口づけてくる。
柔らかく熱い唇を感じてキュッと息を止めると、彼は私の腕の下に手を潜り込ませ、再度胸を揉み始めた。
「は……っ、ぁ……」
私は吐息をつきながら懊悩する。
(いいのかな……。合ってる? 間違えてない? 尻軽って思われたらどうしよう)
グルグルと考えている私の思考を止めるように、涼さんは耳元で囁いてきた。
「髪もサラサラだし、肌も触っていて気持ちいいし、本当に魅力的な体だ」
「っ~~~~!」
もうこれ以上褒めないでほしい。
褒められ慣れていないから、一杯一杯になって頭がパンクしてしまいそうだ。
涼さんは私の脚を開いてその間に腰を入れ、正常位の体勢になると、さらに首筋から胸元にキスをし、チロリと舐めては艶冶な吐息をつく。
敏感に勃起した乳首を口に含まれた時、私は「ひぅっ」と小さな悲鳴を上げて全身に力を込めた。
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