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愛し合う夫婦2 ☆
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「っふふ、本当に可愛いな」
そんな妻を、ルーカスは『ある意味』邪悪とも言える笑みを浮かべて見下ろす。
蜜でたっぷり濡れた指をちゅっと吸えば、彼女の香りがする。
以前はマグノリアの香りが強く、蜜すらも甘い香りがした。
けれど――、いまはアリア自身の香りがする。
「……本当のアリアを取り戻せたんだ」
シルバーブロンドを広げて肌を紅潮させている妻は、もうマグノリアの加護のない生身のアリア。
これから大勢の男たちが彼女を見て惚れたり、とてつもない魅力を感じてゆく可能性は高い。だがそれを夫として牽制し、アリアを守ってゆくのは自分の役目だ。
「ずっと共にいて、ずっと守ってゆくから」
力の抜けた脚を広げ、臀部から膝へとなで上げる。
「う……っ」
その刺激だけで、軽く意識を手放していたアリアがうめいた。
「本当の君を味わわせてくれ」
アリアの腰を軽く持ち上げ、その下に羽根枕を重ねて入れてしまう。
「やぁ……っ、ルーカスさま、こんな格好……!」
天に向かって花弁を晒すようなポーズになり、アリアが脚をバタつかせる。
「愛してるから。……君の蜜を舐めさせてくれ」
「……ずるいです。その言い方」
そんな言われ方をされたら、断れなくなってしまう。
涙目で訴えるアリアに、ルーカスは悪びれもせず笑った。
「はは、ずるいだろう。分かってる」
そしてたっぷり濡れている花弁に舌を這わせると、眼下にあるアリアの困った顔を見ながら舌を動かしだした。
「っあ……、ぁ、……っあん」
硬く尖らせた舌がズルリと入り込み、入り口付近をこする。
熱い吐息がかかり、それだけでアリアの真珠は切なく反応した。
「くぅ……っ、ん、ぁ……っ、あ」
ルーカスの唇がアリアの下の唇を愛撫し、ちゅっちゅっと濡れた音がしたかと思えば、時折りぢゅうっと耳を塞ぎたくなるような淫音がする。
アリアの蜜はとめどなく溢れ、ルーカスが吸いきれない分は腹部に滴ってゆく。
「あっ……、あぁあっ、舌……っ、きもち……ぃっ」
思わず腰を引きたくなる快楽があるが、思い切り腰を上げられているのでそれも叶わない。
気持ちいいということを素直に表現するのは、恥ずかしい。
けれどその恥ずかしささえ越えてしまえば、もっと気持ちいい思いができるのではとアリアは蕩けた頭で思う。
「……っは、どうしてほしい? 君が気持ちいいようにするぞ」
口元を濡らしたルーカスが見下ろし、その熱を帯びた目に見られただけで、アリアは疼く。
「……あの、優しく……、先を……舐めてください」
こうしてほしいとおねだりをするのは、本当に恥ずかしい。
けれど――。
「分かった」
アリアの要望にルーカスは素直に応え、柔らかな舌がヒタリと真珠に当たった。
「……っひ」
望んだ刺激にアリアは悲鳴を飲み込み、ギュッと体を緊張させる。
いつもならルーカスはここでアリアをすぐに追い詰め、絶頂に導いていた。
けれど今はアリアに言われた通り『優しく』攻める。
ねっとりと舌が動き、小さな包皮からちょんとはみ出た真珠を優しくねぶってゆく。
「ん……っ、ぁ、あぁあ! ルーカス……っ、さまぁ!」
アリアの両指がワナワナと震え、助けを求めるようにルーカスの黒髪にもぐった。
指先が夫の頭を探り、サリサリと髪をかき分ける音がする。
「……は……」
熱い息を吹きかけ、濃厚なアリアの香りに包まれながらルーカスはただ真珠を舐める。
舌先で転がし、舌の腹でこすり、唾液をまとわせてはまた舐め上げた。
「う……っ、あぁっ、あ! やぁあぁっ……っ」
絞り上げるような悲鳴が寝所に響き、ピチャピチャという小さな水音と一緒にアリアの乱れた呼吸音がする。
「アリア……、旨いぞ」
「やぁああぁっ!」
あまつさえ恥ずかしいことを言われ、アリアは虚ろな目で天蓋を見上げるしかできない。
口端からは銀糸が垂れ、空の色と言われる青い瞳も涙で潤んでいる。
微かに凹凸のある舌で舐め上げられ、今度は望んでいないのに指が侵入してきた。
「っひ――!」
ヌプリと蜜口をわって長い指が入り込み、ヌチヌチと音をたてながらナカを暴いてゆく。
その指も先ほどのような性急な動きではなく、静かに執拗に蜜壁をこすり、つついた。
「あっ……あぁああぁ……っ、う……、ぁ、あぁっ」
じわじわとした快楽がもうすぐ絶頂のラインへ到達しようとしているのに、いけそうでいけない。
「ルーカスさま……っ、ルーカス……、さま……っ」
細い声で何度も夫の名前を呼び、アリアはルーカスの黒髪をなで回す。
「達したいか?」
低く艶のある声がアリアの本能に問い、アリアもそれを本音で答えた。
「気持ち良く……っ、してください……っ」
「……いい子だ」
フワッと雪が降るような優しい声がしたあと、ルーカスの舌がチロチロと素早く動き出す。
「――ひぃっ、あ、あ、……あっ、ぁ、ぁあっ!」
指もぐちぐちと蜜口をこすり、ただひたすらにアリアを絶頂に追い立てた。
「だめ……っ、だ……っめ、……ぁ――!」
アリアの指がグッとルーカスの頭を押さえ、自らの秘所に押しつける。
同時にルーカスの口元で恥汁が弾け、彼は喉を鳴らして飲んでいった。
「は……っ、は……っ、……ぁ、は、……はぁっ」
長い睫毛を伏せ、アリアは脱力する。
ルーカスはいつも最高の快楽を与えてくれて、自分はその度に味わったことのない高みへ昇る。
――けれど、これで終わりではない。
じっくりたっぷりと愛され、絶頂に導かれたこれは前戯でしかない。
「アリア……、今度は俺を気持ち良くしてくれ」
屹立に手を這わせ、妖艶に笑うのは自分の夫。
高級な寝具がたわみ、ルーカスが四つ這いになりアリアを見下ろす。
「たっぷり感じさせたあとで酷かもしれないが、今は……どうしても君がほしい」
「はい……。愛して……ください」
アリアの蜜壷も、ルーカスの屹立を求めてヒクヒクとしていた。
指や舌で与えられる刺激でも気持ちいいが、彼女の体はもっと気持ちいいことを知っている。
もう――。夫の屹立の魅力を知ってしまったいま、アリアにはそれ以上のものはない。
腰の下にあった羽根枕を取り、屹立に手を這わせたルーカスが先端をあてがってくる。
「あっ……、あ……」
また、先端をヌルヌルと秘唇につけ、ルーカスは焦らしてくる。
「……ルーカスさま……、それ、癖になってません?」
早く入れてほしいのに。と思って夫を見上げると、彼は嬉しそうな顔でアリアを見下ろしていた。
「こうすると君が俺を欲しがって、むずむずと腰を揺らす。それが可愛くて堪らないし、頬を真っ赤にして俺を求める顔も好きでならないんだ」
「も……っ、もうっ」
プゥッと頬を膨らませると、ルーカスがクスクスと笑って額にキスをしてきた。
「入れられる瞬間の、君の顔をじっくり見せてくれ」
そう言って間近なところからじっとアリアを見つめ、先端から屹立をゆっくり埋めてくる。
「ん……っ、あ……」
愛しいかたちが自分の中に入ってくるのを感じ、アリアが小さくうめく。
うっとりと目を細めて目の前の夫を見、アリアは屹立がゆっくりと奥へ潜ってゆく感触に身を震わせていた。
そんな妻を、ルーカスは『ある意味』邪悪とも言える笑みを浮かべて見下ろす。
蜜でたっぷり濡れた指をちゅっと吸えば、彼女の香りがする。
以前はマグノリアの香りが強く、蜜すらも甘い香りがした。
けれど――、いまはアリア自身の香りがする。
「……本当のアリアを取り戻せたんだ」
シルバーブロンドを広げて肌を紅潮させている妻は、もうマグノリアの加護のない生身のアリア。
これから大勢の男たちが彼女を見て惚れたり、とてつもない魅力を感じてゆく可能性は高い。だがそれを夫として牽制し、アリアを守ってゆくのは自分の役目だ。
「ずっと共にいて、ずっと守ってゆくから」
力の抜けた脚を広げ、臀部から膝へとなで上げる。
「う……っ」
その刺激だけで、軽く意識を手放していたアリアがうめいた。
「本当の君を味わわせてくれ」
アリアの腰を軽く持ち上げ、その下に羽根枕を重ねて入れてしまう。
「やぁ……っ、ルーカスさま、こんな格好……!」
天に向かって花弁を晒すようなポーズになり、アリアが脚をバタつかせる。
「愛してるから。……君の蜜を舐めさせてくれ」
「……ずるいです。その言い方」
そんな言われ方をされたら、断れなくなってしまう。
涙目で訴えるアリアに、ルーカスは悪びれもせず笑った。
「はは、ずるいだろう。分かってる」
そしてたっぷり濡れている花弁に舌を這わせると、眼下にあるアリアの困った顔を見ながら舌を動かしだした。
「っあ……、ぁ、……っあん」
硬く尖らせた舌がズルリと入り込み、入り口付近をこする。
熱い吐息がかかり、それだけでアリアの真珠は切なく反応した。
「くぅ……っ、ん、ぁ……っ、あ」
ルーカスの唇がアリアの下の唇を愛撫し、ちゅっちゅっと濡れた音がしたかと思えば、時折りぢゅうっと耳を塞ぎたくなるような淫音がする。
アリアの蜜はとめどなく溢れ、ルーカスが吸いきれない分は腹部に滴ってゆく。
「あっ……、あぁあっ、舌……っ、きもち……ぃっ」
思わず腰を引きたくなる快楽があるが、思い切り腰を上げられているのでそれも叶わない。
気持ちいいということを素直に表現するのは、恥ずかしい。
けれどその恥ずかしささえ越えてしまえば、もっと気持ちいい思いができるのではとアリアは蕩けた頭で思う。
「……っは、どうしてほしい? 君が気持ちいいようにするぞ」
口元を濡らしたルーカスが見下ろし、その熱を帯びた目に見られただけで、アリアは疼く。
「……あの、優しく……、先を……舐めてください」
こうしてほしいとおねだりをするのは、本当に恥ずかしい。
けれど――。
「分かった」
アリアの要望にルーカスは素直に応え、柔らかな舌がヒタリと真珠に当たった。
「……っひ」
望んだ刺激にアリアは悲鳴を飲み込み、ギュッと体を緊張させる。
いつもならルーカスはここでアリアをすぐに追い詰め、絶頂に導いていた。
けれど今はアリアに言われた通り『優しく』攻める。
ねっとりと舌が動き、小さな包皮からちょんとはみ出た真珠を優しくねぶってゆく。
「ん……っ、ぁ、あぁあ! ルーカス……っ、さまぁ!」
アリアの両指がワナワナと震え、助けを求めるようにルーカスの黒髪にもぐった。
指先が夫の頭を探り、サリサリと髪をかき分ける音がする。
「……は……」
熱い息を吹きかけ、濃厚なアリアの香りに包まれながらルーカスはただ真珠を舐める。
舌先で転がし、舌の腹でこすり、唾液をまとわせてはまた舐め上げた。
「う……っ、あぁっ、あ! やぁあぁっ……っ」
絞り上げるような悲鳴が寝所に響き、ピチャピチャという小さな水音と一緒にアリアの乱れた呼吸音がする。
「アリア……、旨いぞ」
「やぁああぁっ!」
あまつさえ恥ずかしいことを言われ、アリアは虚ろな目で天蓋を見上げるしかできない。
口端からは銀糸が垂れ、空の色と言われる青い瞳も涙で潤んでいる。
微かに凹凸のある舌で舐め上げられ、今度は望んでいないのに指が侵入してきた。
「っひ――!」
ヌプリと蜜口をわって長い指が入り込み、ヌチヌチと音をたてながらナカを暴いてゆく。
その指も先ほどのような性急な動きではなく、静かに執拗に蜜壁をこすり、つついた。
「あっ……あぁああぁ……っ、う……、ぁ、あぁっ」
じわじわとした快楽がもうすぐ絶頂のラインへ到達しようとしているのに、いけそうでいけない。
「ルーカスさま……っ、ルーカス……、さま……っ」
細い声で何度も夫の名前を呼び、アリアはルーカスの黒髪をなで回す。
「達したいか?」
低く艶のある声がアリアの本能に問い、アリアもそれを本音で答えた。
「気持ち良く……っ、してください……っ」
「……いい子だ」
フワッと雪が降るような優しい声がしたあと、ルーカスの舌がチロチロと素早く動き出す。
「――ひぃっ、あ、あ、……あっ、ぁ、ぁあっ!」
指もぐちぐちと蜜口をこすり、ただひたすらにアリアを絶頂に追い立てた。
「だめ……っ、だ……っめ、……ぁ――!」
アリアの指がグッとルーカスの頭を押さえ、自らの秘所に押しつける。
同時にルーカスの口元で恥汁が弾け、彼は喉を鳴らして飲んでいった。
「は……っ、は……っ、……ぁ、は、……はぁっ」
長い睫毛を伏せ、アリアは脱力する。
ルーカスはいつも最高の快楽を与えてくれて、自分はその度に味わったことのない高みへ昇る。
――けれど、これで終わりではない。
じっくりたっぷりと愛され、絶頂に導かれたこれは前戯でしかない。
「アリア……、今度は俺を気持ち良くしてくれ」
屹立に手を這わせ、妖艶に笑うのは自分の夫。
高級な寝具がたわみ、ルーカスが四つ這いになりアリアを見下ろす。
「たっぷり感じさせたあとで酷かもしれないが、今は……どうしても君がほしい」
「はい……。愛して……ください」
アリアの蜜壷も、ルーカスの屹立を求めてヒクヒクとしていた。
指や舌で与えられる刺激でも気持ちいいが、彼女の体はもっと気持ちいいことを知っている。
もう――。夫の屹立の魅力を知ってしまったいま、アリアにはそれ以上のものはない。
腰の下にあった羽根枕を取り、屹立に手を這わせたルーカスが先端をあてがってくる。
「あっ……、あ……」
また、先端をヌルヌルと秘唇につけ、ルーカスは焦らしてくる。
「……ルーカスさま……、それ、癖になってません?」
早く入れてほしいのに。と思って夫を見上げると、彼は嬉しそうな顔でアリアを見下ろしていた。
「こうすると君が俺を欲しがって、むずむずと腰を揺らす。それが可愛くて堪らないし、頬を真っ赤にして俺を求める顔も好きでならないんだ」
「も……っ、もうっ」
プゥッと頬を膨らませると、ルーカスがクスクスと笑って額にキスをしてきた。
「入れられる瞬間の、君の顔をじっくり見せてくれ」
そう言って間近なところからじっとアリアを見つめ、先端から屹立をゆっくり埋めてくる。
「ん……っ、あ……」
愛しいかたちが自分の中に入ってくるのを感じ、アリアが小さくうめく。
うっとりと目を細めて目の前の夫を見、アリアは屹立がゆっくりと奥へ潜ってゆく感触に身を震わせていた。
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