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続いた死1
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「拓也ぁ……どうしたんだ」
呆然としている俺を待合室の椅子に座らせ、爺ちゃんが仕方がないというように呟く。母さんも恥ずかしそうな、心配そうな顔をして俺を見ている。待合室で待っていた人たちも、俺が中で大声を上げていたのを聞いていたらしい。失礼にならないような遠慮した視線ながらも、俺を気にしているのが分かった。
俺の側にはぐったりと疲れ切ったような、着物の色も褪せてしまった槐たちがいて、彼女たちの周りにはケガレがうようよと纏わりついている。
――どうすりゃいいんだ。
「拓也、頼む。『戻れ』と言ってくれ」
「拓也はん、拓也はんにわてらを守る力があらへんと、わてらこのまま穢れに食べられてまうのや。そやし、わてらをお家まで戻るよう命令してぇな」
――あぁ、そういう事か。
槐たちも結局は自分の身が可愛いのか。
……分かったよ。
「……戻れ」
そう呟くと、申し訳なさそうな顔をした槐と藤紫、ギンは、金色の霞となって姿を消した。
残されたのは普通の人間たちと、槐たちが見えなくなってもなお俺の目には見え続けるケガレたち。そして、藤紫がいなくなって処置室から漏れてくる腐臭は、いよいよキツくなっていた。待合室で待機している動物たちにもケガレは纏わり付き、俺はそれを何もする事ができずにボーッと見ていた。
「拓也ぁ、どうしたんだ。先生に任せたらハヤテは助かる」
「……無理だよ」
もうこの目で、ハヤテの命が刈り取られるのを見てしまった。。
「どうしてそういうこと言うの。ハヤテのこと可愛がってたでしょ」
母さんは傷付いたような声で言い、更に何か言いたそうだったが、それを全部溜息に変えて黙ってしまった。俺も何も言わず、両手で顔を覆って膝に体重を掛けたまま、待合室のテレビが虚しく耳に届くのをぼんやりと聞く。
その間も感じていた。
処置室のあのドアの向こうでクロがたった一人で戦っていて、仕事を終えた死神はもう去っているようだった。
残されたのは大量のケガレたち。
それをクロはたった一人で立ち向かい、ハヤテの魂を守ってくれている。
「う……っ」
鼻がツンとして目に熱い涙が溢れてきた。
――何もできないじゃないか。
大好きなひい婆ちゃんの跡を継ぐような事ができると思った。ひい婆ちゃんの死語、ポッカリと心に空いた穴を埋めるものができたと思っていた。
人ならざる存在の槐たちが見えて、彼女たちの特別な力も借りられる。それを使っても、俺は兄弟とも言えるハヤテを救えなかった。ギンを上手に扱えず、目の前でハヤテの命が奪われてゆくのを指を咥えて見るしかできなかった。
――何も、できないじゃないか。
目から静かに涙の粒が浮かび上がり、頬を滑っていきそうになるのを俺はグイッと手で拭う。
聞こえてくるテレビの音がやけに虚しくて、それなのに周りの人たちは連れて来た犬や猫を心配そうに撫でたりしながら、愛しくて堪らないという目をしている。
ハヤテを守れなかった俺には、それが余計に自分を惨めにさせた。
ハヤテが処置室に入っている間、もう一つの診察室では普通の診察が行われているようだった。命に関わるでも何でもない、予防注射とかを終えた子が帰っていくのを、俺はボーッとして見ていた。
そして「三神さん」と俺たちが呼ばれたのは、処置室から出て三十分ほど後。
俺の心は真っ黒になって――カピカピに乾いていた。
もう、何を言われても動じない。そんな妙な自信がある。
三人で処置室に入り、目の前にいるのは先ほどと変わらず処置台の上に横たわったハヤテ。
モニターには心電図が写っていて、さっきと同じように機械に補助をされた呼吸音が聞こえる。
獣医さんが冷静な声で切り出した。
「……手は尽くしましたが、急に容体が変わってしまい、力及ばず申し訳ございません。今は――、脳に酸素を送って心臓が動いているという状態です。……意識はありません」
「ハヤテ……!」
母さんの声が涙に崩れて、爺ちゃんは手を伸ばしてハヤテの黒い毛並みを撫でてやっていた。処置室の中はさっきまでの腐臭と夥しいケガレたちがいたのが嘘のようで、『何も』なかった。
クロはどこへ行ったんだろう?
ハヤテの魂を守ってくれたんだろうか。
ハヤテの魂がケガレに食べられてしまわないように、どこかいい場所へ連れて行ってくれたんだろうか。
「……先生、ありがとうございました。ハヤテ、帰ろうな」
ズッと鼻を啜った爺ちゃんがそう言い、その言葉を聞いて獣医さんたちはもう一度頭を下げてからハヤテの体から器具を外し始めた。
――あっけないなぁ。
装置のボタン一つで、ハヤテは呼吸を止めてしまった。
装置のボタン一つで、ハヤテの心臓は鼓動を止めてしまった。
――こんな、もんなのか。
泣く事はできないだろうと思っていたが、涙は勝手に零れてきた。
「原因は何だったんでしょう」
母さんの質問に、獣医さんは申し訳なさそうな顔で答える。
「私たちとしましても直接的な原因を探したいと思ったのですが、処置の後にレントゲンを取ってみましたら……、腎臓が悪かったという事しか見付かりませんでした。その原因もこちらでは分からず……」
腎臓。
クロが言っていた場所だ。
「ほら見ろ」と爺ちゃんと母さんに言いたい気持ちもあったが、今更な事だし、この空気でそんな事を言うほど俺だって空気が読めない訳じゃない。
腎臓が悪かったとしても――、やっぱり最終的な原因は死神を倒せなかった俺にあるのだと思う。
ハヤテと兄弟同然に育ってきた俺よりも、爺ちゃんと母さんの方がダメージ大きそうだな、とぼんやりと思っているなか、爺ちゃんがハヤテをしっかりと抱き上げた。
抱き上げた瞬間、ハヤテの口から血の混じった水が出て爺ちゃんの腕を汚す。
「うぅっ」
それを見て母さんが声を出し、涙を拭って鼻をかんだ。
死神が去った後はこんなにもシンとしている。
ハヤテの命はなく、それまで処置室を埋め尽くさんばかりにいたケガレたちまでもが、ごっそりいなくなっていた。
全部……なくなっちまったんだなぁ、と心の中にポッカリと虚ろな穴が開く。
ケガレたちが一匹もいないのは多分クロの功績だろう。でもギンが言っていた通り、またしばらくしたらケガレが当たり前のようにいる場所に戻るんだろう。
爺ちゃんと一緒に車に戻り、後部座席の片方を荷台の方へ倒した場所へハヤテを寝かせる。
何時間か前までは生きてここにいたのに、ほんのちょっと時間が経っただけでこうなるのか。
「……拓也は強いな。男だからか」
運転席からズッと鼻を啜る音がし、爺ちゃんがダッシュボードにあるティッシュの箱に手を伸ばした。
「……俺は……、違うんだ」
何日も前からクロに警告をされていて、家族の誰よりも先に焦りを感じていた。でも何もする事はできず、この目でケガレや死神を見る事ができても――結局何もできなかった。
「爺ちゃん……、俺は何もできなかったんだ……!」
ダン! と拳が膝を打ち、そこへ支払いから戻って来た母さんが助手席に乗り込んでくる。
車のエンジンが掛かり、車内が冷たい沈黙に包まれたまま車は発進した。
「拓也、ハヤテがこうなっちまう事は、変えられねぇ事だったんだ。拓也一人が責任感じる事はねぇ」
ぶっきらぼうに言う爺ちゃんの声は低い。その声には自分自身もハヤテの死にショックを受けつつも、孫の俺を気遣ってくれる優しさがあった。
「俺は……、ちゃんとできたらハヤテを救えたんだ!」
「拓也」
母さんが諫めるような声を出し、その後に爺ちゃんが押し殺した声で言う。
「拓也ぁ、人間が自然の摂理をどうにかできるとか、そういう驕ったこと言っちゃいけねぇ」
「でも……っ、できたんだ! ひい婆ちゃんにはできてた! 俺はまだ未熟で……九十九神の力を使いこなす事ができなかったんだ……!」
俺の引きちぎれるような声に、しばらく爺ちゃんと母さんは黙っていた。
車窓にはのどかな住宅街が流れてゆき、大型ショッピングモールが見えてゆっくりと角度を変えてゆく。
外で自転車を走らせたいぐらいにいい天気なのに、……朝から何ていう日になっちまったのか。
呆然としている俺を待合室の椅子に座らせ、爺ちゃんが仕方がないというように呟く。母さんも恥ずかしそうな、心配そうな顔をして俺を見ている。待合室で待っていた人たちも、俺が中で大声を上げていたのを聞いていたらしい。失礼にならないような遠慮した視線ながらも、俺を気にしているのが分かった。
俺の側にはぐったりと疲れ切ったような、着物の色も褪せてしまった槐たちがいて、彼女たちの周りにはケガレがうようよと纏わりついている。
――どうすりゃいいんだ。
「拓也、頼む。『戻れ』と言ってくれ」
「拓也はん、拓也はんにわてらを守る力があらへんと、わてらこのまま穢れに食べられてまうのや。そやし、わてらをお家まで戻るよう命令してぇな」
――あぁ、そういう事か。
槐たちも結局は自分の身が可愛いのか。
……分かったよ。
「……戻れ」
そう呟くと、申し訳なさそうな顔をした槐と藤紫、ギンは、金色の霞となって姿を消した。
残されたのは普通の人間たちと、槐たちが見えなくなってもなお俺の目には見え続けるケガレたち。そして、藤紫がいなくなって処置室から漏れてくる腐臭は、いよいよキツくなっていた。待合室で待機している動物たちにもケガレは纏わり付き、俺はそれを何もする事ができずにボーッと見ていた。
「拓也ぁ、どうしたんだ。先生に任せたらハヤテは助かる」
「……無理だよ」
もうこの目で、ハヤテの命が刈り取られるのを見てしまった。。
「どうしてそういうこと言うの。ハヤテのこと可愛がってたでしょ」
母さんは傷付いたような声で言い、更に何か言いたそうだったが、それを全部溜息に変えて黙ってしまった。俺も何も言わず、両手で顔を覆って膝に体重を掛けたまま、待合室のテレビが虚しく耳に届くのをぼんやりと聞く。
その間も感じていた。
処置室のあのドアの向こうでクロがたった一人で戦っていて、仕事を終えた死神はもう去っているようだった。
残されたのは大量のケガレたち。
それをクロはたった一人で立ち向かい、ハヤテの魂を守ってくれている。
「う……っ」
鼻がツンとして目に熱い涙が溢れてきた。
――何もできないじゃないか。
大好きなひい婆ちゃんの跡を継ぐような事ができると思った。ひい婆ちゃんの死語、ポッカリと心に空いた穴を埋めるものができたと思っていた。
人ならざる存在の槐たちが見えて、彼女たちの特別な力も借りられる。それを使っても、俺は兄弟とも言えるハヤテを救えなかった。ギンを上手に扱えず、目の前でハヤテの命が奪われてゆくのを指を咥えて見るしかできなかった。
――何も、できないじゃないか。
目から静かに涙の粒が浮かび上がり、頬を滑っていきそうになるのを俺はグイッと手で拭う。
聞こえてくるテレビの音がやけに虚しくて、それなのに周りの人たちは連れて来た犬や猫を心配そうに撫でたりしながら、愛しくて堪らないという目をしている。
ハヤテを守れなかった俺には、それが余計に自分を惨めにさせた。
ハヤテが処置室に入っている間、もう一つの診察室では普通の診察が行われているようだった。命に関わるでも何でもない、予防注射とかを終えた子が帰っていくのを、俺はボーッとして見ていた。
そして「三神さん」と俺たちが呼ばれたのは、処置室から出て三十分ほど後。
俺の心は真っ黒になって――カピカピに乾いていた。
もう、何を言われても動じない。そんな妙な自信がある。
三人で処置室に入り、目の前にいるのは先ほどと変わらず処置台の上に横たわったハヤテ。
モニターには心電図が写っていて、さっきと同じように機械に補助をされた呼吸音が聞こえる。
獣医さんが冷静な声で切り出した。
「……手は尽くしましたが、急に容体が変わってしまい、力及ばず申し訳ございません。今は――、脳に酸素を送って心臓が動いているという状態です。……意識はありません」
「ハヤテ……!」
母さんの声が涙に崩れて、爺ちゃんは手を伸ばしてハヤテの黒い毛並みを撫でてやっていた。処置室の中はさっきまでの腐臭と夥しいケガレたちがいたのが嘘のようで、『何も』なかった。
クロはどこへ行ったんだろう?
ハヤテの魂を守ってくれたんだろうか。
ハヤテの魂がケガレに食べられてしまわないように、どこかいい場所へ連れて行ってくれたんだろうか。
「……先生、ありがとうございました。ハヤテ、帰ろうな」
ズッと鼻を啜った爺ちゃんがそう言い、その言葉を聞いて獣医さんたちはもう一度頭を下げてからハヤテの体から器具を外し始めた。
――あっけないなぁ。
装置のボタン一つで、ハヤテは呼吸を止めてしまった。
装置のボタン一つで、ハヤテの心臓は鼓動を止めてしまった。
――こんな、もんなのか。
泣く事はできないだろうと思っていたが、涙は勝手に零れてきた。
「原因は何だったんでしょう」
母さんの質問に、獣医さんは申し訳なさそうな顔で答える。
「私たちとしましても直接的な原因を探したいと思ったのですが、処置の後にレントゲンを取ってみましたら……、腎臓が悪かったという事しか見付かりませんでした。その原因もこちらでは分からず……」
腎臓。
クロが言っていた場所だ。
「ほら見ろ」と爺ちゃんと母さんに言いたい気持ちもあったが、今更な事だし、この空気でそんな事を言うほど俺だって空気が読めない訳じゃない。
腎臓が悪かったとしても――、やっぱり最終的な原因は死神を倒せなかった俺にあるのだと思う。
ハヤテと兄弟同然に育ってきた俺よりも、爺ちゃんと母さんの方がダメージ大きそうだな、とぼんやりと思っているなか、爺ちゃんがハヤテをしっかりと抱き上げた。
抱き上げた瞬間、ハヤテの口から血の混じった水が出て爺ちゃんの腕を汚す。
「うぅっ」
それを見て母さんが声を出し、涙を拭って鼻をかんだ。
死神が去った後はこんなにもシンとしている。
ハヤテの命はなく、それまで処置室を埋め尽くさんばかりにいたケガレたちまでもが、ごっそりいなくなっていた。
全部……なくなっちまったんだなぁ、と心の中にポッカリと虚ろな穴が開く。
ケガレたちが一匹もいないのは多分クロの功績だろう。でもギンが言っていた通り、またしばらくしたらケガレが当たり前のようにいる場所に戻るんだろう。
爺ちゃんと一緒に車に戻り、後部座席の片方を荷台の方へ倒した場所へハヤテを寝かせる。
何時間か前までは生きてここにいたのに、ほんのちょっと時間が経っただけでこうなるのか。
「……拓也は強いな。男だからか」
運転席からズッと鼻を啜る音がし、爺ちゃんがダッシュボードにあるティッシュの箱に手を伸ばした。
「……俺は……、違うんだ」
何日も前からクロに警告をされていて、家族の誰よりも先に焦りを感じていた。でも何もする事はできず、この目でケガレや死神を見る事ができても――結局何もできなかった。
「爺ちゃん……、俺は何もできなかったんだ……!」
ダン! と拳が膝を打ち、そこへ支払いから戻って来た母さんが助手席に乗り込んでくる。
車のエンジンが掛かり、車内が冷たい沈黙に包まれたまま車は発進した。
「拓也、ハヤテがこうなっちまう事は、変えられねぇ事だったんだ。拓也一人が責任感じる事はねぇ」
ぶっきらぼうに言う爺ちゃんの声は低い。その声には自分自身もハヤテの死にショックを受けつつも、孫の俺を気遣ってくれる優しさがあった。
「俺は……、ちゃんとできたらハヤテを救えたんだ!」
「拓也」
母さんが諫めるような声を出し、その後に爺ちゃんが押し殺した声で言う。
「拓也ぁ、人間が自然の摂理をどうにかできるとか、そういう驕ったこと言っちゃいけねぇ」
「でも……っ、できたんだ! ひい婆ちゃんにはできてた! 俺はまだ未熟で……九十九神の力を使いこなす事ができなかったんだ……!」
俺の引きちぎれるような声に、しばらく爺ちゃんと母さんは黙っていた。
車窓にはのどかな住宅街が流れてゆき、大型ショッピングモールが見えてゆっくりと角度を変えてゆく。
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