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イギリス 編

これからもっと気持ちよくなれるよ ☆

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「待って……っ、ぁ、――達く、――い、……っ、く……」

 私は慎也を思い切り抱きしめ、ブルブルッと体を震わせる。

「あはっ、すっごい締め付け。僕の指をキュウキュウ吸って……」

 耳元で正樹がいやらしい言葉を言い、その声が耳朶を打ち下腹の奥に染み入ってきた。

「もう達ったの? やらし……」

 慎也が微笑み、私の頭を撫でてから褒美を与えるようにキスをしてきた。

「よい、しょ」

 正樹が私を抱えたまま立ち上がり、バスタブの縁に腰掛ける。
 そして自分の膝の上に私を乗せると、太腿を開いて慎也に秘部を見せつけた。

「はい、優美ちゃんの達きたての場所」

 そう言って私の秘唇を指二本でクパ……と開くので、恥ずかしくて堪らない。

「……やめてよもぉ……」

「可愛いじゃん」

 慎也は私を見上げて妖艶に笑ったあと、見せつけるように舌を出し、それを私の秘唇に押しつけた。

「あぁ……っ、あ……っ」

 温かい吐息と舌が敏感な場所に当たり、私は呼吸を荒げる。

「慎也、クリ舐めてあげて」

「ん」

 正樹に言われ、慎也は私の陰核に舌をチロチロと這わせた。

「ひ……っ、ぅ、――うぅっ」

 ビクンッと体を跳ねさせ、私は本能的に逃げようとする。
 けれど正樹にしっかり膝の裏を抱えられていて、足を床に着ける事すらできない。
 反抗しようとしたのがバレたからか、正樹はより私の脚を抱え上げ、恥ずかしいぐらい秘部を露わにした。
 慎也は両手の親指が秘唇を左右に引っ張り、無防備になった場所をレロォ……と下から上へ舐めた。

「っあぁあんっ」

 すでに正樹の指によって濡れそぼっているそこは、柔らかな舌に刺激されて私に強すぎるほどの悦楽を伝えてくる。
 さらに慎也はジュウゥ……ッと音を立てて淫芽全体を吸引し、強すぎる刺激に私は腰を振り立てる。

「駄目ぇ……っ! クリ、舐めないでぇっ」

 哀れっぽい声で許しを請うけれど、そんな事で二人が私を解放する訳もなく。
 可哀想なぐらいに膨らんだ淫芽をチロチロと舐めては、じゅうっと吸うのを繰り返される。
 さらに慎也は私の蜜口に指を一本差し込み、ほじるように動かしてきた。

「っあぁああっ、あ、んぅーっ、ん、あぁああっ」

 身もだえして嬌声を上げる私を、正樹が放っておくはずがない。

「いい声で啼くねぇ」

 語尾にハートマークでもついていそうな甘い声を出し、正樹は私の首筋にチュッチュッとキスを繰り返しては吸い付く。
 挙げ句、耳の穴に舌を差し込んでグチュグチュと舐めてきた。

「んぁあああっ! 耳駄目ぇええっ!」

 陰核を直接舐められ、その神経が張り巡らされた膣内の裏側からも、指でクチュクチュと細やかに刺激される。
 神経が集中した耳を舐められ、私はあっけなく崩壊の時を迎えてしまった。

「んぅうううっ、んーっ!」

 涙を零し、私は蜜洞を痙攣させ慎也の指を喰い締めて絶頂する。
 大きな波を迎えている最中も、慎也は細やかに舌を動かし、仕上げにじゅうっと淫芽全体を吸い上げて私の陰核を甘噛みしてきた。

「っあぁあああぁ……っ!」

 バスルームに私の哀れっぽい声が響く。
 そのあと訪れた沈黙のなか、私の荒くなった呼吸音がひたすらに響いているのがやけに淫靡に思えた。

「はぁ……っ、はぁっ、……あ……っ」

 慎也が私の蜜壷から指を引き抜いたあと、刺激を受けて抜き潮がパシャッとお風呂に跳ねる。
 いつもなら恥ずかしくて何か言っていたかもしれない。
 けれど、あまりの羞恥と快楽とで我を失ってしまった私は、気に掛ける事もできなかった。

「僕、ちょっと持ってくる物あるから、慎也、優美ちゃんを支えてて」

「オッケ」

 正樹が言い、私の体を慎也に託す。
 彼はジェットバスから出たあと、バスタオルで適当に体を拭き、バスローブを羽織って部屋の方に行ってしまった。

「気持ちよかった?」

 慎也が私の顔を覗き込み、ちゅっと頬にキスをしてくる。

「……うん」

 もう逆らう気力もなくなり、私はボーッとしたまま頷くしかできない。

「これからもっと気持ちよくなれるよ」

 慎也は嬉しそうに言い、私は喜んでいいんだか悪いんだか分からず、反応に困って曖昧に笑う。
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