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ハプバー~同居開始 編

たっぷりかけてあげる ☆

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「慎也、下からちょっと突いてあげて」

「分かった」

 慎也は射精したのに、私が正樹から愛撫されている間に中で復活を果たしている。

「気持ち良くしてあげる」

 正樹は鷹揚に微笑んで、太竿で私の陰核と太腿の内側を擦り立ててきた。

「っんあぁあっ! あっ!」

 ズリッズリッと肉竿で擦られるたび、私は敏感な肉粒から激しい悦楽を得る。
 おまけに下からは、私の乳首を弄んだ慎也が突き上げてくる。
 二人の男が私を相手に腰を振る状況に、冷静に対応できるはずもなかった。

「あぁあああーっ、んんぁあ、あぁああ……っ」

 私の本能のまま、獣のように喘ぐ。
 ガクガクと震える私を見て正樹は悪辣に笑い、私の腰を両手で掴むと上下に揺さぶった。

「それ駄目ぇえっ!」

「正樹! 同じゴムに二回目出ちまうから、動かすのやめろ!」

 二人から非難されても、正樹は「あはは!」と軽やかに笑ってまったく反省しない。
 彼らは私を素股、下から突き上げて好き勝手する。

「んーっ、んぅうう……っ、あぁあああっ!」

 絶頂したての敏感な蜜壷に加え、雌の弱点である陰核を攻められ、私はすぐに崩壊の時を迎えた。

「達く……っ、達く……っ、――う、ぅううう……っ」

 私はガクガクと激しく体を痙攣させ、もう一度慎也の淫刀を締め上げた。

「……っ、やば……っ」

 慎也が私の下で苦しげな声を上げる。
 そして屹立を引き抜いて起き上がると、ゴムを取って私に亀頭を向けた。

「次のゴムの準備してらんないから、掛けさせて……っ」

「僕も……っ、出るよ……っ。たっぷり掛けてあげる……っ」

 二人の男が私の左右に膝立ちし、それぞれ劣らぬ大きさの一物をしごく。
 私は立て続けに信じられないぐらいの絶頂を得て、もう指一本動かせないでいる。
 二人は低く唸り、私に向かって白濁をビュルビュルと浴びせた。

「あ……、ぁ…………、あ……」

 物凄い勢いで、私の肌に精液が落ちてくる。
 まるでシャワーを浴びている心地になるけれど、こんないやらしいシャワーはない。
 お腹に胸元、果ては顔まで精液が飛び、私は膣奥をピクピク震わせたまま、次第に立ちこめてくる濃い雄の匂いに酔いしれる。

 そのまま、私は疲れ切って意識を失ってしまった。



**



「ん…………」

 意識が浮上し、私は小さく呻いて寝返りを打つ。
 ゆっくり瞬きをして目を開くと、知らない天井があった。
 光を感じて足元を見ると、空が見えて一気に我に返る。

「会社!!」

 ガバッと起き上がろう――として、腰に力が入らずフニャッとくずおれてしまった。

「無理しないほうがいいよ」

 ポンポンと頭を撫でてきたのは――、慎也だ。

「え、う……、え、あ、朝…………」

 昨日彼の家に来て、時間を忘れて交じり合ったのは覚えているけれど……。

 あれ? なんか一人乱入してこなかった?

 そう思っていた時、「優美ちゃん」と背後から抱き締められた。

「っふわぁあああっ!」

 色気のない声が漏れ、怯える私に背後の人物――正樹がクスクス笑う。

「優美ちゃんは元気だな」
「なっ……、どっ、……どうっ、――ぁ、だから会社!」

 とっさに左手首のスマートウォッチを見ようとしたが、何もない。

 ついでに全裸なのに気づいた。
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