75 / 434
【R-15】鈴音編
第73話 急接近
しおりを挟む
☆鈴音編は『稀子編 第55話 鈴音さんの心情』で、鈴音を引き留めた場合のルートです。
物語の経緯に関しましては『稀子編 第53話 いきなり嵐!? その1‐第55話 鈴音さんの心情』を読んで貰えると幸いです。
鈴音編は【R-15】作品に成ります。
鈴音編は他編と比較して、暴力シーン・残虐シーン・性虐待シーン・不適切な言葉が描写されます。苦手の方はご注意して下さい。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認、推奨するものでは有りません。
☆鈴音編☆
「待って! 鈴音さん!!」
「えっ……」
俺はどうしても……鈴音さんを、山本さんの所に向かわせたくは無かった!
俺の中では、稀子から鈴音さんに乗り換えたい気持ちが強いからだ!!
「比叡さん……どうして、引き留めるのですか?」
「今、話し合いをしなければ、関係が崩れるかも知れないのに……」
「鈴音さん!」
「今の山本さんは感情的に成っていますし、鈴音さんも口では冷静を保っていますが、心の中では、そうでは無いでしょう!!」
「!!」
「俺は学童保育で指導員していたので、多少でも人の気持ちが分かるのです!」
「お互いが…、今晩だけはゆっくりと、考えて見てはどうでしょうか?」
俺が鈴音さんにそう言うと、稀子も加勢をしてくる。
「そうだよ! 鈴ちゃん!!」
「比叡君の言う通りだよ!」
「今の状態じゃ、満足に話し合いなんて出来ないよ!」
まさかと思うが……稀子も俺と同じ考えを持っているのか!
「お二人方が、そこまで仰るなら、今夜一晩は考えてみます…」
「では……すいませんが、お先にお休みします…」
鈴音さんはそう言って、2階に自室が有るのだろうか。階段を上っていった。
しばらくすると……静かに扉の閉まる音がする。
「うん……これで良い」
稀子は何か、意味ありげな事を言う。
何が良いのだろう…?
「じゃあ、比叡君!」
「一緒に後片付けをしようか!」
稀子は俺の方に顔を向けて、いつも通りの笑顔で接してくれる。
「あっ、あぁ……」
その後…、稀子と一緒に晩ご飯の後片付けをするが、リビングに誰かが来る事は無かった……。俺が鈴音さんに声を掛けた行為は、本当に正しかったのか?
……
翌日以降……
鈴音さんと山本さんの関係は、すっかり冷え切ってしまった。
晩ご飯時でも会話はしないし、お互いがすれ違う様に成ってしまった……
俺にとっては、良い事に感じてしまうが、人としては最低で有った。
気に成った俺は、稀子に状況を聞いて見ると……
「お互いが、変な意地を張っちゃって、どうしよう無い状態…」
「比叡君が鈴ちゃんを引き留めたのは、失敗だったかも…」
「長期戦確実だね……」
さらりと、俺が状況を悪化させた様に言う稀子!
稀子はその様に言うが、稀子も加勢しただろう?
「だから今は私が、鈴ちゃんと山本さんの橋渡し役!」
そう言う稀子だが、本当に“橋渡し”をしているのか怪しかった……
お店の手伝いも鈴音さんは、本気で言った訳では無かった様だが、山本さんは本気で捉えて『君みたいな、直ぐ刃向かう子に店員は任せられん! 家は客商売だ。時には我慢も必要なのに、直ぐに文句を言う奴は要らん!!』と言い切ったらしい……。この話は稀子経由で聞いた。
事の発端が起きてから、1週間位過ぎた時……
俺は思いきって、鈴音さんと話をする事に決めた。
山本さんと鈴音さんの関係が、まだ恋人関係の可能性も捨て切れないので、山本さんの家で、鈴音さんに声を掛けるのは止めた方が良い!
今の状況は、晩ご飯時には全員食卓に揃うが、山本さんは食事が終わると直ぐに席を立つ。
今までは談笑の時間が有ったが、それがなく成った。有る事は有るのだが、山本さん抜きで行われる。
山本さんのお母さんは『馬鹿息子が…』と言うだけだった……
それは仕方無いが……稀子も、山本さんの後を時々追う事が有った。
稀子曰わく『鈴ちゃんの橋渡しのため!』と言うが、俺は疑問を感じまくりだった。
俺と稀子は正式な関係には成ってないから、稀子が山本さんと恋人関係成っても俺は何も出来ない。
稀子とはキスをした関係だが、稀子は『女の子同士でもキスはする!』と強く言って、俺とのキスは『あのキスは比叡君を元気づけるため! 親友としてのキス!!』と訳の分からない事を言われる始末で有った……
以前、稀子を抱きしめた時も『比叡君……、これ以上はダメ…』で終わってしまったが、その後も稀子は、俺を異性として見てくれなかった。
言うまでも無いが、稀子は近い内に俺を裏切るだろう……
俺と稀子は親友以上の関係だが、稀子を完全に振り向かせる事は出来ず、鈴音さんが隙を作った瞬間に稀子は、山本さんに潜り込んだ可能性が大きい!
俺が鈴音さんに声を掛けるのは、決して鈴音さんに好意が有るからで無く、親友として声を掛けるので有る!
アパートに戻った俺は雑用を済まして、鈴音さんが完全に自室に居る時間を狙って電話を掛ける。
時刻は22時半を過ぎた時間…。俺は以前、鈴音さんが掛けてきた電話番号で鈴音さんに連絡を取る。
しばらくのコール音の後……鈴音さんが電話に出る。
「はい…」
「もしもし、青柳比叡ですが…」
「比叡さんですか…?」
「こんばんは」
「はい。こんばんは」
「……私、比叡さんに電話番号教えましたか?」
俺が番号を知っているのを当然、鈴音さんは不思議がる。
「以前、稀子が俺のスマートフォンで掛けた番号で、鈴音さんに掛けました」
「あぁ、そう言えば有りましたね!」
鈴音さんの口調はいつも通り丁寧だが、声に元気さが無い……
「鈴音さん!」
「俺があの時、鈴音さんを引き留めてしまって、すいませんでした!」
俺が鈴音さんに謝罪をする。
本当は直接、本人の目の前でするべきだが、これ以上自体をややこしくすると、収拾が付かなくなる。
「良いのですよ……比叡さん」
「私も悪いのですから…。比叡さん、丁度ですから、少し相談に乗って貰えませんか?」
何と、鈴音さん自らが、相談に乗って欲しいと来た!
これは有る意味、本当にカップルの入れ替えが起きてしまうか!?
期待しては行けない事だが遂、期待をしてしまう俺だった……
物語の経緯に関しましては『稀子編 第53話 いきなり嵐!? その1‐第55話 鈴音さんの心情』を読んで貰えると幸いです。
鈴音編は【R-15】作品に成ります。
鈴音編は他編と比較して、暴力シーン・残虐シーン・性虐待シーン・不適切な言葉が描写されます。苦手の方はご注意して下さい。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認、推奨するものでは有りません。
☆鈴音編☆
「待って! 鈴音さん!!」
「えっ……」
俺はどうしても……鈴音さんを、山本さんの所に向かわせたくは無かった!
俺の中では、稀子から鈴音さんに乗り換えたい気持ちが強いからだ!!
「比叡さん……どうして、引き留めるのですか?」
「今、話し合いをしなければ、関係が崩れるかも知れないのに……」
「鈴音さん!」
「今の山本さんは感情的に成っていますし、鈴音さんも口では冷静を保っていますが、心の中では、そうでは無いでしょう!!」
「!!」
「俺は学童保育で指導員していたので、多少でも人の気持ちが分かるのです!」
「お互いが…、今晩だけはゆっくりと、考えて見てはどうでしょうか?」
俺が鈴音さんにそう言うと、稀子も加勢をしてくる。
「そうだよ! 鈴ちゃん!!」
「比叡君の言う通りだよ!」
「今の状態じゃ、満足に話し合いなんて出来ないよ!」
まさかと思うが……稀子も俺と同じ考えを持っているのか!
「お二人方が、そこまで仰るなら、今夜一晩は考えてみます…」
「では……すいませんが、お先にお休みします…」
鈴音さんはそう言って、2階に自室が有るのだろうか。階段を上っていった。
しばらくすると……静かに扉の閉まる音がする。
「うん……これで良い」
稀子は何か、意味ありげな事を言う。
何が良いのだろう…?
「じゃあ、比叡君!」
「一緒に後片付けをしようか!」
稀子は俺の方に顔を向けて、いつも通りの笑顔で接してくれる。
「あっ、あぁ……」
その後…、稀子と一緒に晩ご飯の後片付けをするが、リビングに誰かが来る事は無かった……。俺が鈴音さんに声を掛けた行為は、本当に正しかったのか?
……
翌日以降……
鈴音さんと山本さんの関係は、すっかり冷え切ってしまった。
晩ご飯時でも会話はしないし、お互いがすれ違う様に成ってしまった……
俺にとっては、良い事に感じてしまうが、人としては最低で有った。
気に成った俺は、稀子に状況を聞いて見ると……
「お互いが、変な意地を張っちゃって、どうしよう無い状態…」
「比叡君が鈴ちゃんを引き留めたのは、失敗だったかも…」
「長期戦確実だね……」
さらりと、俺が状況を悪化させた様に言う稀子!
稀子はその様に言うが、稀子も加勢しただろう?
「だから今は私が、鈴ちゃんと山本さんの橋渡し役!」
そう言う稀子だが、本当に“橋渡し”をしているのか怪しかった……
お店の手伝いも鈴音さんは、本気で言った訳では無かった様だが、山本さんは本気で捉えて『君みたいな、直ぐ刃向かう子に店員は任せられん! 家は客商売だ。時には我慢も必要なのに、直ぐに文句を言う奴は要らん!!』と言い切ったらしい……。この話は稀子経由で聞いた。
事の発端が起きてから、1週間位過ぎた時……
俺は思いきって、鈴音さんと話をする事に決めた。
山本さんと鈴音さんの関係が、まだ恋人関係の可能性も捨て切れないので、山本さんの家で、鈴音さんに声を掛けるのは止めた方が良い!
今の状況は、晩ご飯時には全員食卓に揃うが、山本さんは食事が終わると直ぐに席を立つ。
今までは談笑の時間が有ったが、それがなく成った。有る事は有るのだが、山本さん抜きで行われる。
山本さんのお母さんは『馬鹿息子が…』と言うだけだった……
それは仕方無いが……稀子も、山本さんの後を時々追う事が有った。
稀子曰わく『鈴ちゃんの橋渡しのため!』と言うが、俺は疑問を感じまくりだった。
俺と稀子は正式な関係には成ってないから、稀子が山本さんと恋人関係成っても俺は何も出来ない。
稀子とはキスをした関係だが、稀子は『女の子同士でもキスはする!』と強く言って、俺とのキスは『あのキスは比叡君を元気づけるため! 親友としてのキス!!』と訳の分からない事を言われる始末で有った……
以前、稀子を抱きしめた時も『比叡君……、これ以上はダメ…』で終わってしまったが、その後も稀子は、俺を異性として見てくれなかった。
言うまでも無いが、稀子は近い内に俺を裏切るだろう……
俺と稀子は親友以上の関係だが、稀子を完全に振り向かせる事は出来ず、鈴音さんが隙を作った瞬間に稀子は、山本さんに潜り込んだ可能性が大きい!
俺が鈴音さんに声を掛けるのは、決して鈴音さんに好意が有るからで無く、親友として声を掛けるので有る!
アパートに戻った俺は雑用を済まして、鈴音さんが完全に自室に居る時間を狙って電話を掛ける。
時刻は22時半を過ぎた時間…。俺は以前、鈴音さんが掛けてきた電話番号で鈴音さんに連絡を取る。
しばらくのコール音の後……鈴音さんが電話に出る。
「はい…」
「もしもし、青柳比叡ですが…」
「比叡さんですか…?」
「こんばんは」
「はい。こんばんは」
「……私、比叡さんに電話番号教えましたか?」
俺が番号を知っているのを当然、鈴音さんは不思議がる。
「以前、稀子が俺のスマートフォンで掛けた番号で、鈴音さんに掛けました」
「あぁ、そう言えば有りましたね!」
鈴音さんの口調はいつも通り丁寧だが、声に元気さが無い……
「鈴音さん!」
「俺があの時、鈴音さんを引き留めてしまって、すいませんでした!」
俺が鈴音さんに謝罪をする。
本当は直接、本人の目の前でするべきだが、これ以上自体をややこしくすると、収拾が付かなくなる。
「良いのですよ……比叡さん」
「私も悪いのですから…。比叡さん、丁度ですから、少し相談に乗って貰えませんか?」
何と、鈴音さん自らが、相談に乗って欲しいと来た!
これは有る意味、本当にカップルの入れ替えが起きてしまうか!?
期待しては行けない事だが遂、期待をしてしまう俺だった……
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
大嫌いな幼馴染の皇太子殿下と婚姻させられたので、白い結婚をお願いいたしました
柴野
恋愛
「これは白い結婚ということにいたしましょう」
結婚初夜、そうお願いしたジェシカに、夫となる人は眉を顰めて答えた。
「……ああ、お前の好きにしろ」
婚約者だった隣国の王弟に別れを切り出され嫁ぎ先を失った公爵令嬢ジェシカ・スタンナードは、幼馴染でありながら、たいへん仲の悪かった皇太子ヒューパートと王命で婚姻させられた。
ヒューパート皇太子には陰ながら想っていた令嬢がいたのに、彼女は第二王子の婚約者になってしまったので長年婚約者を作っていなかったという噂がある。それだというのに王命で大嫌いなジェシカを娶ることになったのだ。
いくら政略結婚とはいえ、ヒューパートに抱かれるのは嫌だ。子供ができないという理由があれば離縁できると考えたジェシカは白い結婚を望み、ヒューパートもそれを受け入れた。
そのはず、だったのだが……?
離縁を望みながらも徐々に絆されていく公爵令嬢と、実は彼女のことが大好きで仕方ないツンデレ皇太子によるじれじれラブストーリー。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
【完結】双子の伯爵令嬢とその許婚たちの物語
ひかり芽衣
恋愛
伯爵令嬢のリリカとキャサリンは二卵性双生児。生まれつき病弱でどんどん母似の美女へ成長するキャサリンを母は溺愛し、そんな母に父は何も言えない……。そんな家庭で育った父似のリリカは、とにかく自分に自信がない。幼い頃からの許婚である伯爵家長男ウィリアムが心の支えだ。しかしある日、ウィリアムに許婚の話をなかったことにして欲しいと言われ……
リリカとキャサリン、ウィリアム、キャサリンの許婚である公爵家次男のスターリン……彼らの物語を一緒に見守って下さると嬉しいです。
⭐︎2023.4.24完結⭐︎
※2024.2.8~追加・修正作業のため、2話以降を一旦非公開にしていました。
→2024.3.4再投稿。大幅に追加&修正をしたので、もしよければ読んでみて下さい(^^)
王宮医務室にお休みはありません。~休日出勤に疲れていたら、結婚前提のお付き合いを希望していたらしい騎士さまとデートをすることになりました。~
石河 翠
恋愛
王宮の医務室に勤める主人公。彼女は、連続する遅番と休日出勤に疲れはてていた。そんなある日、彼女はひそかに片思いをしていた騎士ウィリアムから夕食に誘われる。
食事に向かう途中、彼女は憧れていたお菓子「マリトッツォ」をウィリアムと美味しく食べるのだった。
そして休日出勤の当日。なぜか、彼女は怒り心頭の男になぐりこまれる。なんと、彼女に仕事を押しつけている先輩は、父親には自分が仕事を押しつけられていると話していたらしい。
しかし、そんな先輩にも実は誰にも相談できない事情があったのだ。ピンチに陥る彼女を救ったのは、やはりウィリアム。ふたりの距離は急速に近づいて……。
何事にも真面目で一生懸命な主人公と、誠実な騎士との恋物語。
扉絵は管澤捻さまに描いていただきました。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
冷血弁護士と契約結婚したら、極上の溺愛を注がれています
朱音ゆうひ
恋愛
恋人に浮気された果絵は、弁護士・颯斗に契約結婚を持ちかけられる。
颯斗は美男子で超ハイスペックだが、冷血弁護士と呼ばれている。
結婚してみると超一方的な溺愛が始まり……
「俺は君のことを愛すが、愛されなくても構わない」
冷血サイコパス弁護士x健気ワーキング大人女子が契約結婚を元に両片想いになり、最終的に両想いになるストーリーです。
別サイトにも投稿しています(https://www.berrys-cafe.jp/book/n1726839)
【完結】聖女の手を取り婚約者が消えて二年。私は別の人の妻になっていた。
文月ゆうり
恋愛
レティシアナは姫だ。
父王に一番愛される姫。
ゆえに妬まれることが多く、それを憂いた父王により早くに婚約を結ぶことになった。
優しく、頼れる婚約者はレティシアナの英雄だ。
しかし、彼は居なくなった。
聖女と呼ばれる少女と一緒に、行方を眩ませたのだ。
そして、二年後。
レティシアナは、大国の王の妻となっていた。
※主人公は、戦えるような存在ではありません。戦えて、強い主人公が好きな方には合わない可能性があります。
小説家になろうにも投稿しています。
エールありがとうございます!
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
【完結】俺のセフレが幼なじみなんですが?
おもち
恋愛
アプリで知り合った女の子。初対面の彼女は予想より断然可愛かった。事前に取り決めていたとおり、2人は恋愛NGの都合の良い関係(セフレ)になる。何回か関係を続け、ある日、彼女の家まで送ると……、その家は、見覚えのある家だった。
『え、ここ、幼馴染の家なんだけど……?』
※他サイトでも投稿しています。2サイト計60万PV作品です。
完)嫁いだつもりでしたがメイドに間違われています
オリハルコン陸
恋愛
嫁いだはずなのに、格好のせいか本気でメイドと勘違いされた貧乏令嬢。そのままうっかりメイドとして馴染んで、その生活を楽しみ始めてしまいます。
◇◇◇◇◇◇◇
「オマケのようでオマケじゃない〜」では、本編の小話や後日談というかたちでまだ語られてない部分を補完しています。
14回恋愛大賞奨励賞受賞しました!
これも読んでくださったり投票してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
ざっくりと見直し終わりました。完璧じゃないけど、とりあえずこれで。
この後本格的に手直し予定。(多分時間がかかります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる