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第7章 個別ルート 三國虹心編
第612話 虹心と花見デート その1
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……
結局、その晩。虹心からの呼び出しは無く、俺は途中で青年漫画単行本を読むのを止めて就寝した。
でも、これで良かったのかも知れない?
翌日……
小鞠ちゃんを含めてみんなで朝食を摂り、その後の小鞠ちゃんは虹心と出掛けて行った。
もちろん、俺が上げたカップメンを小鞠ちゃんはレジ袋に入れて、持ち帰って行った。
俺は小鞠ちゃんと再度仲良く成ったから、俺も、その出掛けに誘われるはずなんだが、今回は誘われなかった。
その理由は虹心から聞いていないが、俺を必要や、2人で遊びに行くのでは無く、別の用事だと俺は考えた。
小鞠ちゃんと復縁と言うか和解をしたが、俺の中ではほぼ虹心に決めていた。
虹心は義妹でも美少女だし、家事全般が出来るし、虹心なりに俺を持ち上げてくれる。
性格が少々キツいのと、毒舌を吐いたり、俺をコントロールしたり、怒らせると凄く怖いが、虹心の尻に敷かれていれば、虹心の機嫌は基本良い?
後はどのタイミングで、俺は虹心に気持ちを伝えるのと、虹心がそれを受け止めてくれるかが問題で有るが……
☆
学園の三学期も終わって、学園は春休みに入る。
俺は来年度(4月)から高等部三年生と成り、虹心や小鞠ちゃんは中等部三年生から、高等部一年生と成る。
来年度からは俺、虹心、小鞠ちゃんは同じ学園の校舎に通う事と成る。
俺は小鞠ちゃんを第二の妹宣言をしているから、小鞠ちゃんからデートの誘いを受けてもやんわりと断っている。
けど、俺は虹心と小鞠ちゃんの3人で遊ぶようにした。
3人でプリンモールに行ったり、駅前に在るア○メイトに行ったりと///
小鞠ちゃんは元々。俺を異性で求める為では無く、兄を求める為に俺と関係を作った。
けど、俺が二村と仲良く成り、それにやきもちを焼いた小鞠ちゃんは、俺を兄目線から異性の目線に切り替えた。
その後は色んな事が有って、木付のお陰と言うも変だが、俺は小鞠ちゃんと再度仲良く成った。
今の小鞠ちゃんは、兄と異性が混じった状態で、俺を見ている感じだ。←これは虹心から情報
なので、俺が虹心を選んでも、小鞠ちゃんは以前ほどの暴走はしないと思う?
そして、虹心と小鞠ちゃんの親友関係も変わらないだろう。
小鞠ちゃんの一応元彼と成る、木付の方は相変わらず消息不明らしいが、風の噂に依れば……父親の実家が有る北海道に、帰ったとの噂を俺は虹心から聞いた。
信憑性は疑わしいが、木付一家が事件・事故に巻き込まれたので無ければ、それで良いと俺は感じた。
これは俺の予想だが……木付は自分が落ち着いたら、何かしらの手を使って小鞠ちゃんにコンタクトを取ってくるだろう?
そうすれば、小鞠ちゃんも再び木付を意識するように成る。
出来れば、そう成らないかなと、思う自分も其処にいた。
☆
季節も4月に入る。
俺や虹心たちはまだ春休みで有るが、あと数日で新学期が始まる。
虹心や小鞠ちゃんは、新学期の前日に高等部入学式が有る。
天気の良い。金曜日のお昼前。
春と言えば定番である、桜も見頃を迎えており、虹心が花見を俺を誘ってきた。
「兄ちゃん!」
「今日は凄くお天気が良いし、去年の夏休みに行った公園に行って、其処でお花見をしない?♪」
「さっき、友達から聞いたら、桜が満開なんだって!♪」
「ねぇ、行こうよ~~。兄ちゃん♪」
虹心は笑顔で俺に話す。
俺は和やかな表情で、虹心に話し始める。
「花見か!」
「最近、運動不足気味だったから丁度良いかも!!」
「なら、虹心。小鞠ちゃんも誘って行くか!♪」
俺はどちらかの妹に遊びへ誘われた時。必ず両方の妹と遊ぶ事にしている。
これは、虹心や小鞠ちゃんが、嫉妬心や競争心を湧かせないようにで有る。
俺は虹心を選ぶつもりで有るが、しっかりと考えて虹心を選んだと言う、既成事実を作るためでも有る。
だが、虹心は嬉しそうな表情で、俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「今回は、小鞠ちゃんはなし!♪」
「それに小鞠ちゃんは、朝からお母さんと出掛けているよ!」
「?」
「……そうなの。虹心?」
「なら……今日じゃ無くても…、明日とかにしたら?」
「虹心」
俺は、怪訝な表情で虹心に話す。
でも、虹心は笑顔で俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「私は今日。兄ちゃんとお花見をしたいんだよ!!♪」
「だから、今から行こう!!」
「ねっ!♪」
「……」
(最近。虹心と2人で遊ぶことは少なかったし、小鞠ちゃんもお母さんと出掛けているなら、仕方ないよな…)
虹心が積極的に花見へ誘うから、俺は虹心と一緒に花見をするため、隣町に有る公園へ行く事と成った。
でも、今日の虹心は、普段の虹心らしくないな?
虹心は小鞠ちゃんを幼なじみ目線で見ている癖に……
結局、その晩。虹心からの呼び出しは無く、俺は途中で青年漫画単行本を読むのを止めて就寝した。
でも、これで良かったのかも知れない?
翌日……
小鞠ちゃんを含めてみんなで朝食を摂り、その後の小鞠ちゃんは虹心と出掛けて行った。
もちろん、俺が上げたカップメンを小鞠ちゃんはレジ袋に入れて、持ち帰って行った。
俺は小鞠ちゃんと再度仲良く成ったから、俺も、その出掛けに誘われるはずなんだが、今回は誘われなかった。
その理由は虹心から聞いていないが、俺を必要や、2人で遊びに行くのでは無く、別の用事だと俺は考えた。
小鞠ちゃんと復縁と言うか和解をしたが、俺の中ではほぼ虹心に決めていた。
虹心は義妹でも美少女だし、家事全般が出来るし、虹心なりに俺を持ち上げてくれる。
性格が少々キツいのと、毒舌を吐いたり、俺をコントロールしたり、怒らせると凄く怖いが、虹心の尻に敷かれていれば、虹心の機嫌は基本良い?
後はどのタイミングで、俺は虹心に気持ちを伝えるのと、虹心がそれを受け止めてくれるかが問題で有るが……
☆
学園の三学期も終わって、学園は春休みに入る。
俺は来年度(4月)から高等部三年生と成り、虹心や小鞠ちゃんは中等部三年生から、高等部一年生と成る。
来年度からは俺、虹心、小鞠ちゃんは同じ学園の校舎に通う事と成る。
俺は小鞠ちゃんを第二の妹宣言をしているから、小鞠ちゃんからデートの誘いを受けてもやんわりと断っている。
けど、俺は虹心と小鞠ちゃんの3人で遊ぶようにした。
3人でプリンモールに行ったり、駅前に在るア○メイトに行ったりと///
小鞠ちゃんは元々。俺を異性で求める為では無く、兄を求める為に俺と関係を作った。
けど、俺が二村と仲良く成り、それにやきもちを焼いた小鞠ちゃんは、俺を兄目線から異性の目線に切り替えた。
その後は色んな事が有って、木付のお陰と言うも変だが、俺は小鞠ちゃんと再度仲良く成った。
今の小鞠ちゃんは、兄と異性が混じった状態で、俺を見ている感じだ。←これは虹心から情報
なので、俺が虹心を選んでも、小鞠ちゃんは以前ほどの暴走はしないと思う?
そして、虹心と小鞠ちゃんの親友関係も変わらないだろう。
小鞠ちゃんの一応元彼と成る、木付の方は相変わらず消息不明らしいが、風の噂に依れば……父親の実家が有る北海道に、帰ったとの噂を俺は虹心から聞いた。
信憑性は疑わしいが、木付一家が事件・事故に巻き込まれたので無ければ、それで良いと俺は感じた。
これは俺の予想だが……木付は自分が落ち着いたら、何かしらの手を使って小鞠ちゃんにコンタクトを取ってくるだろう?
そうすれば、小鞠ちゃんも再び木付を意識するように成る。
出来れば、そう成らないかなと、思う自分も其処にいた。
☆
季節も4月に入る。
俺や虹心たちはまだ春休みで有るが、あと数日で新学期が始まる。
虹心や小鞠ちゃんは、新学期の前日に高等部入学式が有る。
天気の良い。金曜日のお昼前。
春と言えば定番である、桜も見頃を迎えており、虹心が花見を俺を誘ってきた。
「兄ちゃん!」
「今日は凄くお天気が良いし、去年の夏休みに行った公園に行って、其処でお花見をしない?♪」
「さっき、友達から聞いたら、桜が満開なんだって!♪」
「ねぇ、行こうよ~~。兄ちゃん♪」
虹心は笑顔で俺に話す。
俺は和やかな表情で、虹心に話し始める。
「花見か!」
「最近、運動不足気味だったから丁度良いかも!!」
「なら、虹心。小鞠ちゃんも誘って行くか!♪」
俺はどちらかの妹に遊びへ誘われた時。必ず両方の妹と遊ぶ事にしている。
これは、虹心や小鞠ちゃんが、嫉妬心や競争心を湧かせないようにで有る。
俺は虹心を選ぶつもりで有るが、しっかりと考えて虹心を選んだと言う、既成事実を作るためでも有る。
だが、虹心は嬉しそうな表情で、俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「今回は、小鞠ちゃんはなし!♪」
「それに小鞠ちゃんは、朝からお母さんと出掛けているよ!」
「?」
「……そうなの。虹心?」
「なら……今日じゃ無くても…、明日とかにしたら?」
「虹心」
俺は、怪訝な表情で虹心に話す。
でも、虹心は笑顔で俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「私は今日。兄ちゃんとお花見をしたいんだよ!!♪」
「だから、今から行こう!!」
「ねっ!♪」
「……」
(最近。虹心と2人で遊ぶことは少なかったし、小鞠ちゃんもお母さんと出掛けているなら、仕方ないよな…)
虹心が積極的に花見へ誘うから、俺は虹心と一緒に花見をするため、隣町に有る公園へ行く事と成った。
でも、今日の虹心は、普段の虹心らしくないな?
虹心は小鞠ちゃんを幼なじみ目線で見ている癖に……
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