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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編
第540話 『撫子』でするクリスマスパーティー その2
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準備が終わった、真優美さんと陽葵先輩は、俺と虹心が座っているテーブルに着席する。
2人が着席したことで、間もなくクリスマスパーティーが始まろうとしていた。
その始まりの音頭を取るのは当然、真優美さんで有り、真優美さんは和やかな表情で俺と虹心、陽葵先輩に向けて話し始める。
「改めて、こんばんは。武蔵君、虹心ちゃん!」
「今晩は楽しい、パーティーにしましょうね♪」
「料理もたくさん用意したし、飲み物もたくさん飲んでね!」
「あっ、陽葵ももちろん楽しんでね!!」
「じゃあ、この言葉でパーティーの開始とするね!」
真優美さんの言葉の後。クリスマスパーティーが始まった!
談笑を楽しむ前にみんな席を立って、料理やソフトドリンクを取りに行く。
(さて、先ずは何を食べようかな?♪)
(やはり、気に成る物から食べるべきだよな!♪)
俺はドリンクを取る前に、料理を取りに行くことを頭の中で決める。
ドリンクももちろん大事だが、俺の中では料理の方がもっと大事で有る!!
たくさん有るパーティー料理の中、俺が最初に取った料理はローストチキン代わりと成る、鶏の照り焼きで有った。
言葉の通り。鶏の照り焼きは照明でキラキラと輝いていて、見るからに美味しそうで有る!
鶏の照り焼きは、取りやすい(食べやすい)ようにナイフが既に入っており、俺はそれをトングで掴み、数切れをお皿(取り皿)に乗せる。
鶏の照り焼きの乗ったお皿の隣に、マッシュポテトも添えて見栄えを良くする。
マッシュポテトはサラダの分類に成るから、肉と野菜をバランス良く摂る!?
マッシュポテトの横に茹でブロッコリーやニンジンも乗せて、更に色映えを良くする。
お皿は大皿のため、それをを持ったままソフトドリンクを持つことは難しいと感じたので、俺は一旦テーブルに戻ってからソフトドリンクを取りに行くことへする。
「―――♪」
「―――♪」
「―――♪」
俺が席に戻ると、真優美さん達や虹心は一足先に談笑を始めていた。
真優美さんや陽葵先輩。虹心はソフトドリンクを取りに行ったが、料理の方は何故か取らずにテーブルへ戻って談笑をしている。
料理の方は、まだ良いのかな?
俺はお皿を自分の席に置いてから、その談笑には参加せず、直ぐにソフトドリンクを取りに向かう。
ソフトドリンクと成る、コーラの入ったコップを持って席に戻り着席すると、真優美さんが和やかな表情で声を掛けてくる。
「武蔵君が最初に取ったお料理は、鶏の照り焼きか!」
「それ、私の自信作よ!♪」
「そうなんですか。真優美さん!」
「唐揚げの方も気に成りましたが、照り焼きの方が美味しく見えましたので!!」
俺も和やかな表情で、真優美さんに返事をする。
真優美さんは、表情を変えずに言葉を続ける。
「うふふ。武蔵君!」
「市販の照り焼きより、少し甘めの味付けだけど、きっと武蔵君のお口に合うわよ!♪」
「それは楽しみですね。真優美さん!」
「では、早速いただきます!!」
俺は真優美さんに笑顔へ言って、食事前の挨拶をしてから、鶏の照り焼きを箸で掴んで口に頬張る!
「もぐ、もぐ、―――」
「うん!」
「確かに少し甘めのタレですが、俺好みの味です。真優美さん!!」
鶏の照り焼きを飲み込んでから、俺は真優美さんに笑顔で言う。
すると、真優美さんが俺に話し掛ける前に、虹心が困った微笑み表情で俺に話し始める。
「……兄ちゃんは本当、嬉しそうに言うね~~」
「料理が美味しいのも有るけど、兄ちゃんの中では真優美さんも、未だにかなりのお気に入りなんだね~~///」
「あはは//////」
虹心の言葉を聞いている陽葵先輩は、オレンジジュースをストローで飲みながら苦笑いをしている。
(俺の目標(目的)は真優美さんで無く陽葵先輩なのに、真優美さんに好意を寄せるのも可笑しいかな??)
「…武蔵君!」
「武蔵君は育ち盛りなんだから、たくさん食べてね!!」
真優美さんは虹心の言葉を気にせず、和やかな表情で俺に話すが、俺に好意を持っている仕草は見せない。
俺は真優美さんもタイプで有るが、真優美さんの中では俺は未だに眼中に入っていないようだ……
2人が着席したことで、間もなくクリスマスパーティーが始まろうとしていた。
その始まりの音頭を取るのは当然、真優美さんで有り、真優美さんは和やかな表情で俺と虹心、陽葵先輩に向けて話し始める。
「改めて、こんばんは。武蔵君、虹心ちゃん!」
「今晩は楽しい、パーティーにしましょうね♪」
「料理もたくさん用意したし、飲み物もたくさん飲んでね!」
「あっ、陽葵ももちろん楽しんでね!!」
「じゃあ、この言葉でパーティーの開始とするね!」
真優美さんの言葉の後。クリスマスパーティーが始まった!
談笑を楽しむ前にみんな席を立って、料理やソフトドリンクを取りに行く。
(さて、先ずは何を食べようかな?♪)
(やはり、気に成る物から食べるべきだよな!♪)
俺はドリンクを取る前に、料理を取りに行くことを頭の中で決める。
ドリンクももちろん大事だが、俺の中では料理の方がもっと大事で有る!!
たくさん有るパーティー料理の中、俺が最初に取った料理はローストチキン代わりと成る、鶏の照り焼きで有った。
言葉の通り。鶏の照り焼きは照明でキラキラと輝いていて、見るからに美味しそうで有る!
鶏の照り焼きは、取りやすい(食べやすい)ようにナイフが既に入っており、俺はそれをトングで掴み、数切れをお皿(取り皿)に乗せる。
鶏の照り焼きの乗ったお皿の隣に、マッシュポテトも添えて見栄えを良くする。
マッシュポテトはサラダの分類に成るから、肉と野菜をバランス良く摂る!?
マッシュポテトの横に茹でブロッコリーやニンジンも乗せて、更に色映えを良くする。
お皿は大皿のため、それをを持ったままソフトドリンクを持つことは難しいと感じたので、俺は一旦テーブルに戻ってからソフトドリンクを取りに行くことへする。
「―――♪」
「―――♪」
「―――♪」
俺が席に戻ると、真優美さん達や虹心は一足先に談笑を始めていた。
真優美さんや陽葵先輩。虹心はソフトドリンクを取りに行ったが、料理の方は何故か取らずにテーブルへ戻って談笑をしている。
料理の方は、まだ良いのかな?
俺はお皿を自分の席に置いてから、その談笑には参加せず、直ぐにソフトドリンクを取りに向かう。
ソフトドリンクと成る、コーラの入ったコップを持って席に戻り着席すると、真優美さんが和やかな表情で声を掛けてくる。
「武蔵君が最初に取ったお料理は、鶏の照り焼きか!」
「それ、私の自信作よ!♪」
「そうなんですか。真優美さん!」
「唐揚げの方も気に成りましたが、照り焼きの方が美味しく見えましたので!!」
俺も和やかな表情で、真優美さんに返事をする。
真優美さんは、表情を変えずに言葉を続ける。
「うふふ。武蔵君!」
「市販の照り焼きより、少し甘めの味付けだけど、きっと武蔵君のお口に合うわよ!♪」
「それは楽しみですね。真優美さん!」
「では、早速いただきます!!」
俺は真優美さんに笑顔へ言って、食事前の挨拶をしてから、鶏の照り焼きを箸で掴んで口に頬張る!
「もぐ、もぐ、―――」
「うん!」
「確かに少し甘めのタレですが、俺好みの味です。真優美さん!!」
鶏の照り焼きを飲み込んでから、俺は真優美さんに笑顔で言う。
すると、真優美さんが俺に話し掛ける前に、虹心が困った微笑み表情で俺に話し始める。
「……兄ちゃんは本当、嬉しそうに言うね~~」
「料理が美味しいのも有るけど、兄ちゃんの中では真優美さんも、未だにかなりのお気に入りなんだね~~///」
「あはは//////」
虹心の言葉を聞いている陽葵先輩は、オレンジジュースをストローで飲みながら苦笑いをしている。
(俺の目標(目的)は真優美さんで無く陽葵先輩なのに、真優美さんに好意を寄せるのも可笑しいかな??)
「…武蔵君!」
「武蔵君は育ち盛りなんだから、たくさん食べてね!!」
真優美さんは虹心の言葉を気にせず、和やかな表情で俺に話すが、俺に好意を持っている仕草は見せない。
俺は真優美さんもタイプで有るが、真優美さんの中では俺は未だに眼中に入っていないようだ……
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