343 / 653
第4章 高等部先輩と後輩
第343話 市立美術館 その2
しおりを挟む
これは、真優美さんなりの気遣いなんだろう……
予防線を張った割には、粋なことをしてくれる!!
(素直に感謝しておこう!)
俺は素直にそう思うことにする。
陽葵先輩はバックの中から、特別展前売りチケットと財布を同時に取り出す。
財布から小銭を取り出して、特別展前売りチケットと一緒に、俺に手渡してくれる。
「はい。三國君!」
「前売り券とさっきの代金!!」
「あっ、どうも、ありがとうございます!」
「陽葵先輩!!///」
陽葵先輩が笑顔で言う中。俺は嬉しそうな表情で、前売りチケットとお金を受け取る。
特別展の学割料金設定は有るはずだが、少しでも出費が抑えられるのは嬉しい!!
「じゃあ、行こうか!♪」
「三國君!!♪」
笑顔で言う陽葵先輩。
陽葵先輩は、熊の○○さんが好きで有る。
今日のことを、凄く楽しみにしていたそうだ。
陽葵先輩は真優美さんと同じ様に、子ども心も残っている女性だ!!
今はきっと、俺のことより、熊の○○さんの方へ意識を向けているだろう?
だが、そんな事はどうでも良い!
俺は陽葵先輩の横に居るだけで、心が“ほっこり”するから!!
美術館チケット売り場は少し混雑をしているが、俺たちは前売りチケットが有るので並ばなくてもいい。
チケット売り場を横目で見ながら、俺と陽葵先輩は館内入口方向へ向かって行く。
館内入口直後で、美術館受付の人にチケットを手渡すが、学割チケットのため、学生証の提示を求められる。
俺たちは学生証を提示して、受付が学生証の確認後。チケットの一部を切り取って、チケットとパンフレットを一緒に、受付の人が渡してくれる。
今回は常設展が目的では無く、特別展が主目的なので、そのまま二人は特別展の方へ足を向ける。
陽葵先輩は特に何も言わなかったが、常設展の方はどうするのだろうか?
……
…
・
陽葵先輩と一緒に見て回る、特別展の熊の○○さんを楽しむと言うより、関連展示作品を俺の場合は眺める。
昔から馴染みが有る作品なので、美術に興味が無い俺でも、楽しく見て回ることが出来る!!
(これが……訳分からん現代アート展で有ったら、退屈で仕方なかったな!?)
(その分野で頑張っている人には悪いけど……///)
俺はそんなことを感じながら、陽葵先輩と見て回る。
漫画やアニメも芸術作品で有るが、この国の漫画やアニメ作品も将来は、こう言った特別展を開いてくれるのだろうか?
現に、スタジオジ○リ関連は開いてくれているから、各美術館次第なんだろう?
陽葵先輩はかなり、熊の○○さんがお気に入りらしく、展示作品を嬉しそうな表情で、俺に説明してくれる時も有る。
「―――って、ことなんだよ!♪」
「へぇ~~、そうなんですか!」
「陽葵先輩!!」
俺も陽葵先輩の言葉に適当へ相づち(?)を打ちながら、陽葵先輩のお言葉を聞く。
俺は陽葵先輩ほど、熊の○○さんに興味は無いが、心証を良くしておくのも大事だ!
俺は現在。陽葵先輩と一緒に、市立美術館の特別展を楽しんでいる……
……
やはり、子どもに人気が有る熊の○○さんのため、美術館館内はかなり賑わっている。
時間を掛けてじっくりと見ると言うより、水族館や動物園のような、流れ作業的に見る感じ成ってしまう。
「三國君!」
「この作品はね―――」
それでも、陽葵先輩は自分が知っている作品は、俺へ律儀に説明をしてくれる。
嬉しそうな表情で説明をしてくれるから、俺も聞いていて気持ち良い……だが、肝心の知識は右から左へ筒抜けで有るが!!//////
(周りの人たちから見れば、俺と陽葵先輩はカップルに見られている筈だろう!)
(陽葵先輩は嬉しそうだし、俺も笑みが零れまくっている筈だ!!)
(場所が美術館のお陰で、陽葵先輩をナンパしてくる奴らも居そうでは無いし、今の所は順調だな…!)
俺はそんなことを感じながら、陽葵先輩と美術館の特別展を見て回る。
特別展が熊の○○さんのお陰で、俺は楽しく美術館の特別展を楽しむことが出来る。
だが、陽葵先輩が熊の○○さんが好きすぎる影響で、熊の○○さん以外の話題が出ることは無さそうだ……
この話題も一応好きだが……もっとラブラブが有っても良いと思う!?///
まぁ、まだ、時間はたっぷり有るし、陽葵先輩の奥深い部分やラブラブは後から楽しもう!!
予防線を張った割には、粋なことをしてくれる!!
(素直に感謝しておこう!)
俺は素直にそう思うことにする。
陽葵先輩はバックの中から、特別展前売りチケットと財布を同時に取り出す。
財布から小銭を取り出して、特別展前売りチケットと一緒に、俺に手渡してくれる。
「はい。三國君!」
「前売り券とさっきの代金!!」
「あっ、どうも、ありがとうございます!」
「陽葵先輩!!///」
陽葵先輩が笑顔で言う中。俺は嬉しそうな表情で、前売りチケットとお金を受け取る。
特別展の学割料金設定は有るはずだが、少しでも出費が抑えられるのは嬉しい!!
「じゃあ、行こうか!♪」
「三國君!!♪」
笑顔で言う陽葵先輩。
陽葵先輩は、熊の○○さんが好きで有る。
今日のことを、凄く楽しみにしていたそうだ。
陽葵先輩は真優美さんと同じ様に、子ども心も残っている女性だ!!
今はきっと、俺のことより、熊の○○さんの方へ意識を向けているだろう?
だが、そんな事はどうでも良い!
俺は陽葵先輩の横に居るだけで、心が“ほっこり”するから!!
美術館チケット売り場は少し混雑をしているが、俺たちは前売りチケットが有るので並ばなくてもいい。
チケット売り場を横目で見ながら、俺と陽葵先輩は館内入口方向へ向かって行く。
館内入口直後で、美術館受付の人にチケットを手渡すが、学割チケットのため、学生証の提示を求められる。
俺たちは学生証を提示して、受付が学生証の確認後。チケットの一部を切り取って、チケットとパンフレットを一緒に、受付の人が渡してくれる。
今回は常設展が目的では無く、特別展が主目的なので、そのまま二人は特別展の方へ足を向ける。
陽葵先輩は特に何も言わなかったが、常設展の方はどうするのだろうか?
……
…
・
陽葵先輩と一緒に見て回る、特別展の熊の○○さんを楽しむと言うより、関連展示作品を俺の場合は眺める。
昔から馴染みが有る作品なので、美術に興味が無い俺でも、楽しく見て回ることが出来る!!
(これが……訳分からん現代アート展で有ったら、退屈で仕方なかったな!?)
(その分野で頑張っている人には悪いけど……///)
俺はそんなことを感じながら、陽葵先輩と見て回る。
漫画やアニメも芸術作品で有るが、この国の漫画やアニメ作品も将来は、こう言った特別展を開いてくれるのだろうか?
現に、スタジオジ○リ関連は開いてくれているから、各美術館次第なんだろう?
陽葵先輩はかなり、熊の○○さんがお気に入りらしく、展示作品を嬉しそうな表情で、俺に説明してくれる時も有る。
「―――って、ことなんだよ!♪」
「へぇ~~、そうなんですか!」
「陽葵先輩!!」
俺も陽葵先輩の言葉に適当へ相づち(?)を打ちながら、陽葵先輩のお言葉を聞く。
俺は陽葵先輩ほど、熊の○○さんに興味は無いが、心証を良くしておくのも大事だ!
俺は現在。陽葵先輩と一緒に、市立美術館の特別展を楽しんでいる……
……
やはり、子どもに人気が有る熊の○○さんのため、美術館館内はかなり賑わっている。
時間を掛けてじっくりと見ると言うより、水族館や動物園のような、流れ作業的に見る感じ成ってしまう。
「三國君!」
「この作品はね―――」
それでも、陽葵先輩は自分が知っている作品は、俺へ律儀に説明をしてくれる。
嬉しそうな表情で説明をしてくれるから、俺も聞いていて気持ち良い……だが、肝心の知識は右から左へ筒抜けで有るが!!//////
(周りの人たちから見れば、俺と陽葵先輩はカップルに見られている筈だろう!)
(陽葵先輩は嬉しそうだし、俺も笑みが零れまくっている筈だ!!)
(場所が美術館のお陰で、陽葵先輩をナンパしてくる奴らも居そうでは無いし、今の所は順調だな…!)
俺はそんなことを感じながら、陽葵先輩と美術館の特別展を見て回る。
特別展が熊の○○さんのお陰で、俺は楽しく美術館の特別展を楽しむことが出来る。
だが、陽葵先輩が熊の○○さんが好きすぎる影響で、熊の○○さん以外の話題が出ることは無さそうだ……
この話題も一応好きだが……もっとラブラブが有っても良いと思う!?///
まぁ、まだ、時間はたっぷり有るし、陽葵先輩の奥深い部分やラブラブは後から楽しもう!!
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた
ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。
俺が変わったのか……
地元が変わったのか……
主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。
※他Web小説サイトで連載していた作品です
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
お兄ちゃんが私にぐいぐいエッチな事を迫って来て困るんですけど!?
さいとう みさき
恋愛
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。
私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。
見た目は、まあ正直、好みなんだけど……
「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」
そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。
「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」
はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。
こんなんじゃ絶対にフラれる!
仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの!
実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる