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四章 地下迷宮
二話 愛し子の性転換❀
しおりを挟む地下にある私の部屋に向かう途中で、ルゥが追ってきた。待ってて良かったのに。私に追いついたと同時に後ろから抱き込まれた。うん……?
「ルゥ?」
する、とおなかに回ってた手が上がってきて胸を揉まれた。
あの!ルゥさん!?ここ、廊下ですよ!
「関係ない」
いやいや、あるでしょうよ!私室に近い場所で誰もいないとはいえ、しちゃダメでしょ!?
「うるさい」
ルゥさん?もしかして怒ってる?
「んぅ……」
壁に凭れかかって、掬うように胸を何度も揉まれて声が漏れる。こんなところで、恥ずかしい!はく、と耳を食べられた。いやぁ!ルゥの息が、舌が!うぅ~!快感でじわりと涙が滲む。
「んん~!」
「ふ、んぅ……ん、ふぅ……」
ちゅうぅ、と耳を吸われる。
「やぁ!」
「……僕の耳は美味しそうに食べてたくせに?」
う……。それは、その……。
オロオロしていると、じゅっ、とさっきよりも強く吸われた。
「ひゃん!や、ん!」
「可愛い、もっと啼いて?」
いつぞやの仕返し!?ルゥに言われるとキツい。精神的にクる。
「ふふ、嬉しい。濡れてる……」
いつの間に!?知らぬ間にもう片方の手がドレスをたくしあげ、ショーツの片側の紐を解いて秘所に触れていた。クチュ、と厭らしい音が鳴る。
「いや!」
脚を閉じようとしたら、ルゥの長い脚が間に入ってきて無理やり開かされた。ルゥさん!?貴方こんなに強引でしたっけ!?
「お姉ちゃんが悪いんだよ?六華を好きなんて言うから」
だって本当だし、嘘でも嫌いなんて言えないもの!
「そうじゃなくて……。僕だって、言って欲しかった……」
首筋にルゥの唇が……!舐めながら言葉を紡がれる。
「お姉ちゃんは、僕が、好きなんでしょ?だったら、そう言わなきゃ、ダメでしょう?」
ホルターネックのリボンが解かれ、はらりと落ちる。胸が顕になって外の空気に触れる。ひんやりとした地下の空気が素肌に触れ、ぞわりとした。
「だ、だって……」
「だって、何?」
つう、とルゥの零した唾液が胸に落ちて、厭らしく光る。
「はぁ……んむっ!?」
私の秘所を往復して蜜でヌルついた指を口に含まされる。
「ぅん、ぅ」
どうしてこんなこと……!お仕置のつもりなの?それほどまでにルゥの心は傷付いたのだろうか。私が一番好きなのは、ルゥなのに。
「ん!んぅぅ、んぅん!」
いやいやをしても指は出ていかない。むしろ、擦りつけてくる。むぅ、なんだか腹が立ってくる。そんなに愛してほしいなら、たっぷり可愛がってあげる。
(やりすぎたかな……?)
急に大人しくなった私に不安になったのか、指が出ていく。その手を掴まえて自分から口に含んで舐める。
「え……!?」
後ろから焦る声が聞こえても無視する。
ぺろぺろ、ちゅう、ちゅっ……。
「やっ、んぅ、はっ……だめ……やめっ!」
散々私をイジメたのは貴方でしょう?これはお返し、やめてなんてあげないんだから。
「んん!だめぇ、やっ、ぁぅ……」
ずるずるとずり落ちて、尻もちをついてプルプル震えているルゥの脚を持ってズボンを寛げ脱がした。
「あ!だめ、やだ!ここ外だよ!?」
それ、私がさっき思ったことなんだけど?容赦なく私の胸をさらけ出したのは、どこの何方?
「そ、れは……あの、ぅ」
あうぅ、と言葉にもならない声を聞きつつ、ショーツを脱がす。紐だから楽に脱がせる。律儀に紐パン履いてるのねぇ。まぁいいか。
「はん……」
既にとろとろになっている秘所に手をはわせただけでこの反応……。もしかして、指を舐めただけでイッた?
「や、あん!あぁ……!」
クリクリと陰核を弄ると甲高い声で啼いた。弄り続けていると。
「舐めて……?」
ルゥが開き直った。こんな直接的なおねだりをされたのは初めてだ。ぺろりと一舐めしただけで、どろりと愛液が溢れた。気持ちいいの?
「はぁ、もっと舐めて……」
上も可愛がってから舐めてあげる。上の服を寛げて、両手で乳首を弄って、舐める。
「あぁん!あっ!やぅ、ん!はぁ、あぁ……気持ちいい……」
恍惚な顔をして頭を撫でられる。嬉しそうね?
「もっと、もっと……いじめて?」
「……!」
何この子、可愛すぎる。あと、変。自分で虐めてほしいと言うなんて。でも可愛いから許す。
「ん、はぁっ、あっ……あん、あっ……」
舐めては吸って、舐めては吸ってを繰り返す。その度に全身が震えて腰が跳ねている。本当に敏感な子。
「下も……はっ、ん、下も、触って?ぁんっ」
奉仕させたいのかしら?
「ね、はやく……」
んー、どうしようか。
「お姉ちゃん……?」
パチッと目が合った。物欲しげな、切なそうな顔をしている。ふむ。
「わぁ!?あいた!」
と、ごめん。舐めやすいように、腰を引き寄せて持ち上げたらルゥが頭を打ってしまった。
「ひゃ!ん、あぁ、あん!あっ、あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ!!」
陰唇をゆるゆると舐めてたまに強く吸って、最後に陰核を思いっきり強く吸えば、ルゥが気絶して果てた。……あ、射精、できたんだ。粘り気のある白いものが少しだけ滲み出てる。女性器の射精は特別な器官がないと出ない。いっその事、女になってみない?そんなに変わらないけど。勝手に性別変えたら怒られるだろうか。いやでも、最初にルゥが意地悪してきたんだし。仕返しということでいいだろう。怒っても知らないっと。
「《転換》」
「!?」
わた、私より綺麗になった!?!なんてこと!さ、さすがだわ……。完敗よ……。
「ん……?」
転換の違和感を感じたのか、ルゥが起きた。
「……?うん?」
のそりと起きてまずは胸に違和感を感じたようだ。
「……?むに?んー?」
自分の胸を触って揉んでは首を傾げていて面白い。愉しくなってきた私は一言だけ告げる。
「おはようルゥ。さ、早くドレスに着替えましょ?」
「ドレス……?」
にこにこしている私を寝ぼけ眼で凝視めるルゥ。段々と意識がはっきりとしてきたのか、恐る恐るもう一度胸を揉んで、それから絶叫した。
「えぇぇぇぇ!!!??」
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