461 / 616
第十九章
19-6.祈り
しおりを挟む
「あら? どなたかと思えば、ルーナリア皇女殿下ではありませんか」
一回り大きい恐るべき鉤爪に跨ったフードの人物の芝居がかった女性の声に、玲奈は眉を顰める。玲奈は目の前の人をエルヴィナではないかと推測していたのだが、どうやら違うようだった。フードの中までは、はっきり見えないが、聞き覚えのない声だった。
「皇女殿下は帝都に護送中のはずでは?」
女性がフードの中で首を大きく傾げる。その声には嘲笑の色が濃く表れていた。
玲奈が目を見開き、言葉を失う。ルーナリアがなぜ魔の森にいるか最後まで話は聞けていなかったが、ガザムの街か、それ以降の道中で捕らわれの身となっていたということだ。
「あなたこそ、せっかく陥落せしめたメルニールを放っておいてよろしいのですか? ユミラ・ルーズワース――いえ、魔王妃アナスタシア」
「……え?」
玲奈が限界まで瞼を上げ、驚愕に満ちた視線をフードの中に送る。数拍の後、女性が勿体ぶったようにフードを脱ぎ、前髪をかき上げた。その口角がニヤリと吊り上がる。
一瞬、女性が双眸を鋭く細め、玲奈に憎悪の念を送り付けるが、一度瞬きする頃には何事もなかったかのように視線をルーナリアに戻した。
素早く振り向いて目で問う玲奈に、ルーナリアが頷きを返す。玲奈はユミラの容姿を知らなかったが、確信に満ちたルーナリアの様子から、玲奈は恐るべき鉤爪――仁とイムの知るところの恐るべき鋭い鉤爪に騎乗した女性が魔王妃の魂に憑りつかれたユミラであると受け入れる。
魔王妃と思われるユミラに向き直った玲奈はまさかの事態に仁を召喚すべきかと悩むが、ユミラの体と心がどの程度乗っ取られているかわからないものの、仁を殺そうと憎悪しているというユミラの前に呼び出すことを躊躇してしまう。
戦争で愛する婚約者を失ったユミラには同情するが、玲奈はその憎しみを仁に向けてほしくないと思っていた。
「ルーナリア皇女殿下。世迷言はお止めください。私はユミラ。そう、ただのユミラですわ」
ユミラが笑みを深め、右の手のひらを自身と玲奈の間の地面に向けて突き出す。
玲奈が小盾を胸の前に掲げると同時に、ヴォルグがその横に並んだ。ミルがルーナリアを乗せたパールの隣でいつでも飛び出せるように腰を沈め、イムが周囲へ油断ない視線を送る。
次の瞬間、玲奈たちとユミラの中間の地面が青白い光を放った。円に囲まれた六芒星と、それを彩る数々の幾何学模様。そのどれもが、どこか神聖さを感じさせる青白い光で輝き、数瞬の後、光の魔法陣が天に向けてせり上がる。
既視感を覚える光景に、玲奈の胸が騒めく。仁と玲奈をこの世界に、そして仁を玲奈の元から帝都へと召喚した際の現象に、恐ろしく酷似していた。違うのは、青白い魔法陣の上には何者も存在しないこと――否、しなかったこと。
「何か来る!」
円柱状の魔法陣の中心で、光が膨れ上がった。光の爆発と言っても過言ではない輝きが辺りを殊更に青白く染め上げる。
「レナ殿!」
激しい光に視界を遮られる中、ヴォルグが斧槍を携えて玲奈と光の間に歩み出る。玲奈は「はいっ!」と短く答えて左手に魔法の弓を生み出した。
光の中心だった場所に、死神の鎌を思わせる長大な爪がトレードマークの魔物が召喚されていた。
目の前で新たな眷属を召喚した行為は、自分がユミラだと言う主張を完全に否定するものとしか玲奈には思えなかった。魔王妃の眷属を召喚できる者が、ただのユミラであるはずがない。
僅かに首を傾げるような仕草をしていた体長10メートル超の魔物が長い両手を左右に広げ、バタバタと上下させた。間近で地団駄でも踏むような動きをした直後、悍ましい咆哮と共に鉤爪付きの両腕を振りかぶれば、もはや交渉などと言っていられる場合ではなかった。
ヴォルグが斧槍を地面と平行に掲げて6本の鎌を受け止める。ヴォルグの口から、くぐもった呻き声が零れた。偉丈夫の全身の筋肉が悲鳴を上げる。
「ヴォルグさん!」
玲奈が数歩横に立ち位置を変え、矢の照準を魔王妃の眷属に向けた。玲奈はヴォルグに当ててしまわないよう気を付けつつ、素早く光の矢を射る。
「そんな……」
強力な魔力を秘めた光の矢は的確に魔物の首元を捉えていたが、羽毛を貫くことなく消えてしまった。魔物は煩わしそうに一鳴きすると、嘴のない口先を玲奈に向けた。魔物の口内に魔力が集まる。
「レナ殿。おそらく亜種だ」
ヴォルグの言葉に玲奈がハッとしたとき、魔物の口から無数の小さな氷塊が打ち出された。玲奈は小盾に魔力を通し、バリアのような傘を広げて身を守る。
玲奈の知る刈り取り蜥蜴は風魔法を使ったが、氷魔法を使ったところは見たことがない。よくよく目の前の魔物を観察してみれば、体の大半の羽毛は灰色で同じだが、頭頂から尾の先まで連なった毛が黒ではなく白かった。玲奈はヴォルグの言う通り、亜種、もしくは上位種だと認める。
「氷砲!」
氷の礫が途切れると、お返しとばかりに玲奈が氷の砲弾を放つ。顎先を狙う砲弾を、魔物は頭突きで迎え撃ち、氷が砕け散る。
衝撃は与えたものの、大して効いていない。そう判断した玲奈は即座に石の弾丸を連打するが、結果は変わらなかった。
「どうする」
ヴォルグが隙をついて魔物の鉤爪の下から抜け出し、玲奈の横に並ぶ。ヴォルグの問いかけに玲奈が逡巡していると、魔物の向こうから声が聞こえた。
「それでは皆様、ごきげんよう。次にお会いできる日を楽しみにしておりますわ」
ユミラを乗せた眷属が反転し、背中を見せる。パールで追おうにも、鎌の鉤爪の魔物と2体の恐るべき鉤爪が睨みをきかせていてどうにもならない。
ユミラが魔の森の闇の中に消えていく。
「ヴォルグさん。パールとルーナを連れて包囲網を脱出して、エルフの里に向かってください」
色違いの刈り取り蜥蜴が体を左右に揺らす様を見据えつつ、玲奈が真剣な声音で告げた。
「パール。ルーナをお願い!」
未だ恐るべき鉤爪による包囲網は解かれておらず、パールの足でも包囲網を突っ切れる保証がない。そのため、護衛は必須だった。
「しかし、それでは貴殿らが――」
「仁くんを呼びます」
玲奈の意志の込められたその言葉は、ヴォルグの決断を促すのに十分な説得力を持っていた。
「ミルちゃん、イムちゃん。ちょっとの間、任せていいかな?」
「はいなの!」
「グルッ!」
味方も敵も、皆が動き出す。
「すまぬ。武運を祈る」
ヴォルグが頭を下げるのを横目に、玲奈は特殊従者召喚の技能を発動させた。ルーナリアが玲奈やミルたちの身を案じていたが、一心に仁を想う玲奈には届かない。
「仁くん……!」
玲奈の祈りが、通じた。
一回り大きい恐るべき鉤爪に跨ったフードの人物の芝居がかった女性の声に、玲奈は眉を顰める。玲奈は目の前の人をエルヴィナではないかと推測していたのだが、どうやら違うようだった。フードの中までは、はっきり見えないが、聞き覚えのない声だった。
「皇女殿下は帝都に護送中のはずでは?」
女性がフードの中で首を大きく傾げる。その声には嘲笑の色が濃く表れていた。
玲奈が目を見開き、言葉を失う。ルーナリアがなぜ魔の森にいるか最後まで話は聞けていなかったが、ガザムの街か、それ以降の道中で捕らわれの身となっていたということだ。
「あなたこそ、せっかく陥落せしめたメルニールを放っておいてよろしいのですか? ユミラ・ルーズワース――いえ、魔王妃アナスタシア」
「……え?」
玲奈が限界まで瞼を上げ、驚愕に満ちた視線をフードの中に送る。数拍の後、女性が勿体ぶったようにフードを脱ぎ、前髪をかき上げた。その口角がニヤリと吊り上がる。
一瞬、女性が双眸を鋭く細め、玲奈に憎悪の念を送り付けるが、一度瞬きする頃には何事もなかったかのように視線をルーナリアに戻した。
素早く振り向いて目で問う玲奈に、ルーナリアが頷きを返す。玲奈はユミラの容姿を知らなかったが、確信に満ちたルーナリアの様子から、玲奈は恐るべき鉤爪――仁とイムの知るところの恐るべき鋭い鉤爪に騎乗した女性が魔王妃の魂に憑りつかれたユミラであると受け入れる。
魔王妃と思われるユミラに向き直った玲奈はまさかの事態に仁を召喚すべきかと悩むが、ユミラの体と心がどの程度乗っ取られているかわからないものの、仁を殺そうと憎悪しているというユミラの前に呼び出すことを躊躇してしまう。
戦争で愛する婚約者を失ったユミラには同情するが、玲奈はその憎しみを仁に向けてほしくないと思っていた。
「ルーナリア皇女殿下。世迷言はお止めください。私はユミラ。そう、ただのユミラですわ」
ユミラが笑みを深め、右の手のひらを自身と玲奈の間の地面に向けて突き出す。
玲奈が小盾を胸の前に掲げると同時に、ヴォルグがその横に並んだ。ミルがルーナリアを乗せたパールの隣でいつでも飛び出せるように腰を沈め、イムが周囲へ油断ない視線を送る。
次の瞬間、玲奈たちとユミラの中間の地面が青白い光を放った。円に囲まれた六芒星と、それを彩る数々の幾何学模様。そのどれもが、どこか神聖さを感じさせる青白い光で輝き、数瞬の後、光の魔法陣が天に向けてせり上がる。
既視感を覚える光景に、玲奈の胸が騒めく。仁と玲奈をこの世界に、そして仁を玲奈の元から帝都へと召喚した際の現象に、恐ろしく酷似していた。違うのは、青白い魔法陣の上には何者も存在しないこと――否、しなかったこと。
「何か来る!」
円柱状の魔法陣の中心で、光が膨れ上がった。光の爆発と言っても過言ではない輝きが辺りを殊更に青白く染め上げる。
「レナ殿!」
激しい光に視界を遮られる中、ヴォルグが斧槍を携えて玲奈と光の間に歩み出る。玲奈は「はいっ!」と短く答えて左手に魔法の弓を生み出した。
光の中心だった場所に、死神の鎌を思わせる長大な爪がトレードマークの魔物が召喚されていた。
目の前で新たな眷属を召喚した行為は、自分がユミラだと言う主張を完全に否定するものとしか玲奈には思えなかった。魔王妃の眷属を召喚できる者が、ただのユミラであるはずがない。
僅かに首を傾げるような仕草をしていた体長10メートル超の魔物が長い両手を左右に広げ、バタバタと上下させた。間近で地団駄でも踏むような動きをした直後、悍ましい咆哮と共に鉤爪付きの両腕を振りかぶれば、もはや交渉などと言っていられる場合ではなかった。
ヴォルグが斧槍を地面と平行に掲げて6本の鎌を受け止める。ヴォルグの口から、くぐもった呻き声が零れた。偉丈夫の全身の筋肉が悲鳴を上げる。
「ヴォルグさん!」
玲奈が数歩横に立ち位置を変え、矢の照準を魔王妃の眷属に向けた。玲奈はヴォルグに当ててしまわないよう気を付けつつ、素早く光の矢を射る。
「そんな……」
強力な魔力を秘めた光の矢は的確に魔物の首元を捉えていたが、羽毛を貫くことなく消えてしまった。魔物は煩わしそうに一鳴きすると、嘴のない口先を玲奈に向けた。魔物の口内に魔力が集まる。
「レナ殿。おそらく亜種だ」
ヴォルグの言葉に玲奈がハッとしたとき、魔物の口から無数の小さな氷塊が打ち出された。玲奈は小盾に魔力を通し、バリアのような傘を広げて身を守る。
玲奈の知る刈り取り蜥蜴は風魔法を使ったが、氷魔法を使ったところは見たことがない。よくよく目の前の魔物を観察してみれば、体の大半の羽毛は灰色で同じだが、頭頂から尾の先まで連なった毛が黒ではなく白かった。玲奈はヴォルグの言う通り、亜種、もしくは上位種だと認める。
「氷砲!」
氷の礫が途切れると、お返しとばかりに玲奈が氷の砲弾を放つ。顎先を狙う砲弾を、魔物は頭突きで迎え撃ち、氷が砕け散る。
衝撃は与えたものの、大して効いていない。そう判断した玲奈は即座に石の弾丸を連打するが、結果は変わらなかった。
「どうする」
ヴォルグが隙をついて魔物の鉤爪の下から抜け出し、玲奈の横に並ぶ。ヴォルグの問いかけに玲奈が逡巡していると、魔物の向こうから声が聞こえた。
「それでは皆様、ごきげんよう。次にお会いできる日を楽しみにしておりますわ」
ユミラを乗せた眷属が反転し、背中を見せる。パールで追おうにも、鎌の鉤爪の魔物と2体の恐るべき鉤爪が睨みをきかせていてどうにもならない。
ユミラが魔の森の闇の中に消えていく。
「ヴォルグさん。パールとルーナを連れて包囲網を脱出して、エルフの里に向かってください」
色違いの刈り取り蜥蜴が体を左右に揺らす様を見据えつつ、玲奈が真剣な声音で告げた。
「パール。ルーナをお願い!」
未だ恐るべき鉤爪による包囲網は解かれておらず、パールの足でも包囲網を突っ切れる保証がない。そのため、護衛は必須だった。
「しかし、それでは貴殿らが――」
「仁くんを呼びます」
玲奈の意志の込められたその言葉は、ヴォルグの決断を促すのに十分な説得力を持っていた。
「ミルちゃん、イムちゃん。ちょっとの間、任せていいかな?」
「はいなの!」
「グルッ!」
味方も敵も、皆が動き出す。
「すまぬ。武運を祈る」
ヴォルグが頭を下げるのを横目に、玲奈は特殊従者召喚の技能を発動させた。ルーナリアが玲奈やミルたちの身を案じていたが、一心に仁を想う玲奈には届かない。
「仁くん……!」
玲奈の祈りが、通じた。
0
お気に入りに追加
703
あなたにおすすめの小説
【R18】ひとりで異世界は寂しかったのでペット(男)を飼い始めました
桜 ちひろ
恋愛
最近流行りの異世界転生。まさか自分がそうなるなんて…
小説やアニメで見ていた転生後はある小説の世界に飛び込んで主人公を凌駕するほどのチート級の力があったり、特殊能力が!と思っていたが、小説やアニメでもみたことがない世界。そして仮に覚えていないだけでそういう世界だったとしても「モブ中のモブ」で間違いないだろう。
この世界ではさほど珍しくない「治癒魔法」が使えるだけで、特別な魔法や魔力はなかった。
そして小さな治療院で働く普通の女性だ。
ただ普通ではなかったのは「性欲」
前世もなかなか強すぎる性欲のせいで苦労したのに転生してまで同じことに悩まされることになるとは…
その強すぎる性欲のせいでこちらの世界でも25歳という年齢にもかかわらず独身。彼氏なし。
こちらの世界では16歳〜20歳で結婚するのが普通なので婚活はかなり難航している。
もう諦めてペットに癒されながら独身でいることを決意した私はペットショップで小動物を飼うはずが、自分より大きな動物…「人間のオス」を飼うことになってしまった。
特に躾はせずに番犬代わりになればいいと思っていたが、この「人間のオス」が私の全てを満たしてくれる最高のペットだったのだ。
【完結】酔い潰れた騎士を身体で慰めたら、二年後王様とバトルする事になりました
アムロナオ
恋愛
医療費が払えず頭を抱えていたアニーは、ひょんな事から浮気されヤケ酒で潰れていた騎士のダリウシュを介抱する。自暴自棄になった彼は「温めてくれ」と縋ってきて……アニーはお金のためそして魔力を得るため彼に抱かれる。最初は傷つけるようにダリウシュ本位の行為だったが、その後彼に泣きながら謝罪され、その姿に絆されてしまったアニーは、その出来事をきっかけにダリウシュが気になり始める。
しかし翌朝、眼が覚めるとダリウシュはお金を残して消えていたーー。
ーー二年後、力に目覚めたアニーはそれを利用しイカサマしてお金を稼いでいたが、悪事が放置されるはずもなく、とうとう逮捕されてしまう。
国王の前で裁かれたアニーは再びダリウシュと再開し、彼のおかげで軽い罰で済んだ……のだが、アニーを助けたダリウシュは「一緒に国王を倒そう!」と言ってきて!?
愚直なマイペース好青年ダリウシュ×コミュ障一匹狼アニーのエロありのサクセスストーリーです!
途中重いテーマも入りますが、楽しんで頂けると嬉しいな♬
※えち描写あり→タイトルに◆マークつけてます
※完結まで毎日更新
二人の公爵令嬢 どうやら愛されるのはひとりだけのようです
矢野りと
恋愛
ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。
それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。
本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。
しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。
『シャロンと申します、お姉様』
彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。
家族の愛情も本当の名前も婚約者も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。
自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。
『……今更見つかるなんて……』
ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。
これ以上、傷つくのは嫌だから……。
けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず……。
――どうして誘拐されたのか、誰にひとりだけ愛されるのか。それぞれの事情が絡み合っていく。
◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※作品の内容が合わない時は、そっと閉じていただければ幸いです(_ _)
※感想欄のネタバレ配慮はありません。
※執筆中は余裕がないため、感想への返信はお礼のみになっておりますm(_ _;)m
『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』 (旧名:欠番覇王の異世界スレイブサーガ)
園島義船(ぷるっと企画)
ファンタジー
★【重要】しばらくは本家の「小説家になろう」のほうだけの更新となります★
―――――――――――――――――――――――
【燃焼系世界】に転生した少年の、バトルあり、ほのぼのあり、シリアスあり、ギャグありのバトル系ハーレム物語(+最強姉)。
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である最強姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※しばらく毎日更新予定。最低でも【午前一時】に1話アップ
※よろしければ評価、ブックマークよろしくお願いします(=^^=)
※以前のもの「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」とは異なる新バージョンです。草案に基づいてリメイク、違う展開の新版として再スタートしています!旧版は作者HPで掲載しています。
〇小説家になろう、カクヨムでも同時連載しています。
https://ncode.syosetu.com/n7933hg/
https://kakuyomu.jp/works/16816700429162584988
〇HP
https://puruttokikaku.com/
〇ブログ
https://puruttokikaku.muragon.com/
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
少年はメスにもなる
碧碧
BL
「少年はオスになる」の続編です。単体でも読めます。
監禁された少年が前立腺と尿道の開発をされるお話。
フラット貞操帯、媚薬、焦らし(ほんのり)、小スカ、大スカ(ほんのり)、腸内洗浄、メスイキ、エネマグラ、連続絶頂、前立腺責め、尿道責め、亀頭責め(ほんのり)、プロステートチップ、攻めに媚薬、攻めの射精我慢、攻め喘ぎ(押し殺し系)、見られながらの性行為などがあります。
挿入ありです。本編では調教師×ショタ、調教師×ショタ×モブショタの3Pもありますので閲覧ご注意ください。
番外編では全て小スカでの絶頂があり、とにかくラブラブ甘々恋人セックスしています。堅物おじさん調教師がすっかり溺愛攻めとなりました。
早熟→恋人セックス。受けに煽られる攻め。受けが飲精します。
成熟→調教プレイ。乳首責めや射精我慢、オナホ腰振り、オナホに入れながらセックスなど。攻めが受けの前で自慰、飲精、攻めフェラもあります。
完熟(前編)→3年後と10年後の話。乳首責め、甘イキ、攻めが受けの中で潮吹き、攻めに手コキ、飲精など。
完熟(後編)→ほぼエロのみ。15年後の話。調教プレイ。乳首責め、射精我慢、甘イキ、脳イキ、キスイキ、亀頭責め、ローションガーゼ、オナホ、オナホコキ、潮吹き、睡姦、連続絶頂、メスイキなど。
モブだった私、今日からヒロインです!
まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。
このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。
そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。
だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン……
モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして?
※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。
※印はR部分になります。
【R-18】踊り狂えその身朽ちるまで
あっきコタロウ
恋愛
投稿小説&漫画「そしてふたりでワルツを(http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/630048599/)」のR-18外伝集。
連作のつもりだけどエロだから好きな所だけおつまみしてってください。
ニッチなものが含まれるのでまえがきにてシチュ明記。苦手な回は避けてどうぞ。
IF(7話)は本編からの派生。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる