447 / 616
第十八章
18-22.陸上戦
しおりを挟む
黒雷の翼を生やした仁は重戦車のように迫り来る肉食暴君鰐の回避をオニキスに任せ、攻撃に専念する。流石に激しく揺れるオニキスの背で手綱を放すわけにはいかず、仁は魂喰らいの魔剣をアイテムリングに収納し、代わりに黒雷刀を作り出した。
ラインヴェルト城の城壁と湖の狭間の陸地ではオニキスのスピードを十全に活かすことはできないが、それは巨大ワニにも同じことが言える。むしろ、肉食暴君鰐が巨躯を誇るだけに、小回りの利くオニキスの方が有利であるように思われた。
懸念があるとすれば巨大なワニの魔物が仁とオニキスを仕留めるのを諦めて湖に戻ってしまうことだ。怒りに満ちた咆哮を度々轟かせている間は大丈夫かもしれないが、それがいつまで続くかわからない。
仁は漆黒の翼の裏側から黒雷の矢を背後に向けて撃ち出し続ける。
「オニキス、いい感じ!」
オニキスは仁の指示を忠実に守り、跳んでは駆けてを繰り返して逃げ回りながら、敵との距離をある程度一定に保っていた。
「黒雷槍!」
遠隔魔法で放った漆黒の雷槍が、肉食暴君鰐の目を狙う。黒雷の矢と槍は的確に照準を捉えるが、上下の瞼とは別に左右から半透明の膜が閉じて、巨大ワニの眼球を守り続ける。
仁は朧げな知識で、爬虫類などには水中で目を開けたままにするための膜が備わっていることを思い出す。役割が役割だけに陸上で閉じっぱなしにするとは思えないが、逆に言えば目を狙われている現状で敢えて開く必要もないように思えた。
とはいえ、効率的にダメージを与える方法が見つからない今の仁には、瞬膜と呼ばれる薄膜が瞼の鱗よりも柔いと信じて攻撃を続けるしかなかった。
しかし、肉食暴君鰐も黙って喰らい続けるようなことはしない。巨大なワニの魔物は仁の身長を軽く超える長い顔を左右に振って、目を狙った攻撃魔法を弾き飛ばす。それはそれで攻撃が伝わっていないわけではないだろうが、致命傷に至るとは到底思えなかった。
貫通力より持続性。そう判断を下した仁は黒雷の矢の射出を止め、代わりに両翼から無数の黒雷の鞭を触手のように伸ばす。仁はその一本一本の動きを制御し、巨大ワニの口先や足、胴体に巻き付けた。
それにより巨体の動きを止めるには至らなかったが、黒雷の鞭の触れた部分の全てから継続して雷撃が送り込まれ、肉食暴君鰐は悲鳴混じりの咆哮を上げた。
仁は巨大ワニの追走が緩んだ隙を見逃さず、魔物の直下から石槍を撃ち出す。辺り一帯に鈍い衝突音が響くが、硬い鱗を穿つことはできない。巨大なワニの魔物が身の毛もよだつ咆哮を上げながら口先の拘束を解くと、地表を滑るように体をくねらせる動きを激しくし、黒雷の鞭による全身の拘束と石槍を同時に破壊した。
仁は元の世界のテレビ番組か何かで、ワニの噛む力は非常に強く、反対に口を開く力は弱いと聞いた覚えがあったが、それはあくまで噛む力に比べてに過ぎないことを知った。
「オニキス!」
仁の指示でオニキスが湖に背を向ける。オニキスはそのまま半壊した門を目指していた。振り向くまでもなく、仁は背後から怒りに燃える気配が猛然と追ってくるのを感じた。
「今!」
オニキスがギアを一段上げたかのように加速する。
「黒炎地獄!」
瞬間的な速度差で生まれた空間に、仁が得意の魔法を放つ。仁と巨大ワニのちょうど中間。半壊した門の中央に赤黒い球体が現れた。水中では使えなかった広範囲殲滅用の魔法の核に、肉食暴君鰐が鼻先から突っ込む。
その瞬間、黒炎の球体が一気に弾けて円状に広がり、巨大なワニの魔物を呑み込んだ。全速力で距離をとった仁とオニキスの元にも熱風が伝わってくるが、仁は愛馬共々、黒炎の膜で覆うことでやり過ごす。
門を支えるべき城壁の下部が焼け溶け、残された上部が崩れ落ちた。次々に落下する破片が黒炎の地獄の残り火で形を変え、その上に残骸を積み重ねていく。
「どうだ!?」
少し離れた場所で、足を止めたオニキスの馬上で仁が振り返る。既に半壊し、魔法による強固な守りが薄れていたとはいえ、かつて守れなかった、守るべき城の一部を自らの手で破壊してしまったことに心を痛めながら、仁は期待と不安の綯い交ぜになった眼差しで見つめた。
直後、爆発でも起こったように残骸が弾け飛んだ。仁は砲弾のように迫り来る瓦礫を黒雷刀で防ぐ。そんな仁の視線の先で、地獄の跡地を、焼け焦げた大地を、巨体が這っていた。
「ダメか……!」
単純な火力不足か、それとも火属性魔法への耐性を有しているのか。どちらにせよ、仁の切り札的魔法も肉食暴君鰐には通じなかった。
「どうすれば――」
思わず弱音を漏らしそうになった仁が、バッと上空を仰ぎ見た。
遥か遠方より、凄まじい存在感が高速で迫ってきていた。そのプレッシャーは圧倒的で、物理的な圧力を感じてしまいそうになるほどだった。
『あ、あああああ主……!』
オニキスの驚愕と恐怖に満ちた感情が、仁の胸中で同期する。主従が揃って近くの敵から目を離してしまったが、そのことはさして問題にはならなかった。
仁がハッとして目を向けると、巨大なワニの魔物も動きを止め、仁たち同様に上空を見上げていたのだ。鋭い上下の歯と牙の隙間から漏れ出た低い唸り声は恐怖を孕んでいるようにも聞こえ、仁は驚愕と共に再び空に目を向けた。
彼方の黒い点が高速で近づくと共に、その色が黒ではなく、赤、いや、紅いことがわかる。
仁が目を見開く。仁の遥か直上で、この地にいるはずのない存在が、その背の巨大な一対の翼を羽ばたかせた。熱を帯びた風が地面に吹き下ろされ、砂埃が巻き上がる。
爬虫類を思わせる顔と長い首。翼とは別に2本の手を持ち、巨体からは強靭そうな尾と2本の脚が伸びている。
圧倒的な存在感を放つそれは、この世界でも元の世界でも、等しくドラゴンと称されるものだった。それも、真紅の鱗を持つドラゴン。
「あれは、まさか……!?」
遠目ではっきりしたことは言えない。しかし、仁は悠然と見下ろす紅いドラゴンと一瞬だけ目が合ったような気がした。
そのドラゴンは、隻眼だった。
ラインヴェルト城の城壁と湖の狭間の陸地ではオニキスのスピードを十全に活かすことはできないが、それは巨大ワニにも同じことが言える。むしろ、肉食暴君鰐が巨躯を誇るだけに、小回りの利くオニキスの方が有利であるように思われた。
懸念があるとすれば巨大なワニの魔物が仁とオニキスを仕留めるのを諦めて湖に戻ってしまうことだ。怒りに満ちた咆哮を度々轟かせている間は大丈夫かもしれないが、それがいつまで続くかわからない。
仁は漆黒の翼の裏側から黒雷の矢を背後に向けて撃ち出し続ける。
「オニキス、いい感じ!」
オニキスは仁の指示を忠実に守り、跳んでは駆けてを繰り返して逃げ回りながら、敵との距離をある程度一定に保っていた。
「黒雷槍!」
遠隔魔法で放った漆黒の雷槍が、肉食暴君鰐の目を狙う。黒雷の矢と槍は的確に照準を捉えるが、上下の瞼とは別に左右から半透明の膜が閉じて、巨大ワニの眼球を守り続ける。
仁は朧げな知識で、爬虫類などには水中で目を開けたままにするための膜が備わっていることを思い出す。役割が役割だけに陸上で閉じっぱなしにするとは思えないが、逆に言えば目を狙われている現状で敢えて開く必要もないように思えた。
とはいえ、効率的にダメージを与える方法が見つからない今の仁には、瞬膜と呼ばれる薄膜が瞼の鱗よりも柔いと信じて攻撃を続けるしかなかった。
しかし、肉食暴君鰐も黙って喰らい続けるようなことはしない。巨大なワニの魔物は仁の身長を軽く超える長い顔を左右に振って、目を狙った攻撃魔法を弾き飛ばす。それはそれで攻撃が伝わっていないわけではないだろうが、致命傷に至るとは到底思えなかった。
貫通力より持続性。そう判断を下した仁は黒雷の矢の射出を止め、代わりに両翼から無数の黒雷の鞭を触手のように伸ばす。仁はその一本一本の動きを制御し、巨大ワニの口先や足、胴体に巻き付けた。
それにより巨体の動きを止めるには至らなかったが、黒雷の鞭の触れた部分の全てから継続して雷撃が送り込まれ、肉食暴君鰐は悲鳴混じりの咆哮を上げた。
仁は巨大ワニの追走が緩んだ隙を見逃さず、魔物の直下から石槍を撃ち出す。辺り一帯に鈍い衝突音が響くが、硬い鱗を穿つことはできない。巨大なワニの魔物が身の毛もよだつ咆哮を上げながら口先の拘束を解くと、地表を滑るように体をくねらせる動きを激しくし、黒雷の鞭による全身の拘束と石槍を同時に破壊した。
仁は元の世界のテレビ番組か何かで、ワニの噛む力は非常に強く、反対に口を開く力は弱いと聞いた覚えがあったが、それはあくまで噛む力に比べてに過ぎないことを知った。
「オニキス!」
仁の指示でオニキスが湖に背を向ける。オニキスはそのまま半壊した門を目指していた。振り向くまでもなく、仁は背後から怒りに燃える気配が猛然と追ってくるのを感じた。
「今!」
オニキスがギアを一段上げたかのように加速する。
「黒炎地獄!」
瞬間的な速度差で生まれた空間に、仁が得意の魔法を放つ。仁と巨大ワニのちょうど中間。半壊した門の中央に赤黒い球体が現れた。水中では使えなかった広範囲殲滅用の魔法の核に、肉食暴君鰐が鼻先から突っ込む。
その瞬間、黒炎の球体が一気に弾けて円状に広がり、巨大なワニの魔物を呑み込んだ。全速力で距離をとった仁とオニキスの元にも熱風が伝わってくるが、仁は愛馬共々、黒炎の膜で覆うことでやり過ごす。
門を支えるべき城壁の下部が焼け溶け、残された上部が崩れ落ちた。次々に落下する破片が黒炎の地獄の残り火で形を変え、その上に残骸を積み重ねていく。
「どうだ!?」
少し離れた場所で、足を止めたオニキスの馬上で仁が振り返る。既に半壊し、魔法による強固な守りが薄れていたとはいえ、かつて守れなかった、守るべき城の一部を自らの手で破壊してしまったことに心を痛めながら、仁は期待と不安の綯い交ぜになった眼差しで見つめた。
直後、爆発でも起こったように残骸が弾け飛んだ。仁は砲弾のように迫り来る瓦礫を黒雷刀で防ぐ。そんな仁の視線の先で、地獄の跡地を、焼け焦げた大地を、巨体が這っていた。
「ダメか……!」
単純な火力不足か、それとも火属性魔法への耐性を有しているのか。どちらにせよ、仁の切り札的魔法も肉食暴君鰐には通じなかった。
「どうすれば――」
思わず弱音を漏らしそうになった仁が、バッと上空を仰ぎ見た。
遥か遠方より、凄まじい存在感が高速で迫ってきていた。そのプレッシャーは圧倒的で、物理的な圧力を感じてしまいそうになるほどだった。
『あ、あああああ主……!』
オニキスの驚愕と恐怖に満ちた感情が、仁の胸中で同期する。主従が揃って近くの敵から目を離してしまったが、そのことはさして問題にはならなかった。
仁がハッとして目を向けると、巨大なワニの魔物も動きを止め、仁たち同様に上空を見上げていたのだ。鋭い上下の歯と牙の隙間から漏れ出た低い唸り声は恐怖を孕んでいるようにも聞こえ、仁は驚愕と共に再び空に目を向けた。
彼方の黒い点が高速で近づくと共に、その色が黒ではなく、赤、いや、紅いことがわかる。
仁が目を見開く。仁の遥か直上で、この地にいるはずのない存在が、その背の巨大な一対の翼を羽ばたかせた。熱を帯びた風が地面に吹き下ろされ、砂埃が巻き上がる。
爬虫類を思わせる顔と長い首。翼とは別に2本の手を持ち、巨体からは強靭そうな尾と2本の脚が伸びている。
圧倒的な存在感を放つそれは、この世界でも元の世界でも、等しくドラゴンと称されるものだった。それも、真紅の鱗を持つドラゴン。
「あれは、まさか……!?」
遠目ではっきりしたことは言えない。しかし、仁は悠然と見下ろす紅いドラゴンと一瞬だけ目が合ったような気がした。
そのドラゴンは、隻眼だった。
0
お気に入りに追加
703
あなたにおすすめの小説
【R18】ひとりで異世界は寂しかったのでペット(男)を飼い始めました
桜 ちひろ
恋愛
最近流行りの異世界転生。まさか自分がそうなるなんて…
小説やアニメで見ていた転生後はある小説の世界に飛び込んで主人公を凌駕するほどのチート級の力があったり、特殊能力が!と思っていたが、小説やアニメでもみたことがない世界。そして仮に覚えていないだけでそういう世界だったとしても「モブ中のモブ」で間違いないだろう。
この世界ではさほど珍しくない「治癒魔法」が使えるだけで、特別な魔法や魔力はなかった。
そして小さな治療院で働く普通の女性だ。
ただ普通ではなかったのは「性欲」
前世もなかなか強すぎる性欲のせいで苦労したのに転生してまで同じことに悩まされることになるとは…
その強すぎる性欲のせいでこちらの世界でも25歳という年齢にもかかわらず独身。彼氏なし。
こちらの世界では16歳〜20歳で結婚するのが普通なので婚活はかなり難航している。
もう諦めてペットに癒されながら独身でいることを決意した私はペットショップで小動物を飼うはずが、自分より大きな動物…「人間のオス」を飼うことになってしまった。
特に躾はせずに番犬代わりになればいいと思っていたが、この「人間のオス」が私の全てを満たしてくれる最高のペットだったのだ。
【完結】酔い潰れた騎士を身体で慰めたら、二年後王様とバトルする事になりました
アムロナオ
恋愛
医療費が払えず頭を抱えていたアニーは、ひょんな事から浮気されヤケ酒で潰れていた騎士のダリウシュを介抱する。自暴自棄になった彼は「温めてくれ」と縋ってきて……アニーはお金のためそして魔力を得るため彼に抱かれる。最初は傷つけるようにダリウシュ本位の行為だったが、その後彼に泣きながら謝罪され、その姿に絆されてしまったアニーは、その出来事をきっかけにダリウシュが気になり始める。
しかし翌朝、眼が覚めるとダリウシュはお金を残して消えていたーー。
ーー二年後、力に目覚めたアニーはそれを利用しイカサマしてお金を稼いでいたが、悪事が放置されるはずもなく、とうとう逮捕されてしまう。
国王の前で裁かれたアニーは再びダリウシュと再開し、彼のおかげで軽い罰で済んだ……のだが、アニーを助けたダリウシュは「一緒に国王を倒そう!」と言ってきて!?
愚直なマイペース好青年ダリウシュ×コミュ障一匹狼アニーのエロありのサクセスストーリーです!
途中重いテーマも入りますが、楽しんで頂けると嬉しいな♬
※えち描写あり→タイトルに◆マークつけてます
※完結まで毎日更新
二人の公爵令嬢 どうやら愛されるのはひとりだけのようです
矢野りと
恋愛
ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。
それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。
本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。
しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。
『シャロンと申します、お姉様』
彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。
家族の愛情も本当の名前も婚約者も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。
自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。
『……今更見つかるなんて……』
ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。
これ以上、傷つくのは嫌だから……。
けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず……。
――どうして誘拐されたのか、誰にひとりだけ愛されるのか。それぞれの事情が絡み合っていく。
◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※作品の内容が合わない時は、そっと閉じていただければ幸いです(_ _)
※感想欄のネタバレ配慮はありません。
※執筆中は余裕がないため、感想への返信はお礼のみになっておりますm(_ _;)m
『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』 (旧名:欠番覇王の異世界スレイブサーガ)
園島義船(ぷるっと企画)
ファンタジー
★【重要】しばらくは本家の「小説家になろう」のほうだけの更新となります★
―――――――――――――――――――――――
【燃焼系世界】に転生した少年の、バトルあり、ほのぼのあり、シリアスあり、ギャグありのバトル系ハーレム物語(+最強姉)。
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である最強姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※しばらく毎日更新予定。最低でも【午前一時】に1話アップ
※よろしければ評価、ブックマークよろしくお願いします(=^^=)
※以前のもの「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」とは異なる新バージョンです。草案に基づいてリメイク、違う展開の新版として再スタートしています!旧版は作者HPで掲載しています。
〇小説家になろう、カクヨムでも同時連載しています。
https://ncode.syosetu.com/n7933hg/
https://kakuyomu.jp/works/16816700429162584988
〇HP
https://puruttokikaku.com/
〇ブログ
https://puruttokikaku.muragon.com/
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
少年はメスにもなる
碧碧
BL
「少年はオスになる」の続編です。単体でも読めます。
監禁された少年が前立腺と尿道の開発をされるお話。
フラット貞操帯、媚薬、焦らし(ほんのり)、小スカ、大スカ(ほんのり)、腸内洗浄、メスイキ、エネマグラ、連続絶頂、前立腺責め、尿道責め、亀頭責め(ほんのり)、プロステートチップ、攻めに媚薬、攻めの射精我慢、攻め喘ぎ(押し殺し系)、見られながらの性行為などがあります。
挿入ありです。本編では調教師×ショタ、調教師×ショタ×モブショタの3Pもありますので閲覧ご注意ください。
番外編では全て小スカでの絶頂があり、とにかくラブラブ甘々恋人セックスしています。堅物おじさん調教師がすっかり溺愛攻めとなりました。
早熟→恋人セックス。受けに煽られる攻め。受けが飲精します。
成熟→調教プレイ。乳首責めや射精我慢、オナホ腰振り、オナホに入れながらセックスなど。攻めが受けの前で自慰、飲精、攻めフェラもあります。
完熟(前編)→3年後と10年後の話。乳首責め、甘イキ、攻めが受けの中で潮吹き、攻めに手コキ、飲精など。
完熟(後編)→ほぼエロのみ。15年後の話。調教プレイ。乳首責め、射精我慢、甘イキ、脳イキ、キスイキ、亀頭責め、ローションガーゼ、オナホ、オナホコキ、潮吹き、睡姦、連続絶頂、メスイキなど。
モブだった私、今日からヒロインです!
まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。
このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。
そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。
だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン……
モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして?
※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。
※印はR部分になります。
【R-18】踊り狂えその身朽ちるまで
あっきコタロウ
恋愛
投稿小説&漫画「そしてふたりでワルツを(http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/630048599/)」のR-18外伝集。
連作のつもりだけどエロだから好きな所だけおつまみしてってください。
ニッチなものが含まれるのでまえがきにてシチュ明記。苦手な回は避けてどうぞ。
IF(7話)は本編からの派生。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる