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第十六章
16-12.技能
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「オニキス、そのまま門に向かって!」
『はい!』
オニキスが駆け抜けた後を、渦巻く突風が追従する。影の中から見紛うことのない刈り取り蜥蜴の巨体が姿を現し、そのつぶらな瞳が真っすぐに仁たちを捉えた。
仁とルーナリア、サラを乗せたオニキスは不規則に左右に跳んで進路を変えることで突風を回避する。仁の背から、苦し気な声が聞こえた。
「サラさん、大丈夫ですか?」
「私の、ことは、気になさらないで、くだ、さい」
途切れ途切れの言葉から、仁はサラが相当無理をしていることを察する。サラは普段からほとんど無表情なのでわかりにくいが、南門で再会した時点で既に疲労困憊だった様子が見て取れた。仁はおそらく冒険者たちの善戦に貢献したというサラの特殊技能に起因しているのではないかと当たりを付けていたが、詳しいことは聞けていない。
ともかく、サラは疲労した体でオニキスから振り落とされないように仁にしがみ付いているのだから、これ以上速度を上げることは元より、このままオニキスの回避行動が続くだけでも相当な負担となるに違いない。
仁が後方を確認すると、刈り取り蜥蜴はやや前傾姿勢を取り、突風を口から吹き出しながら、強靭な両足で仁たちを追う動きを見せていた。
ダンジョンから排出された冒険者たちが襲われなかったことを喜ばしく思いはするものの、完全にターゲットとして定められているのはとても好ましい状況とは言えなかった。
オニキスが全力で走れば逃げ切れるだろうが、ルーナリアとサラを乗せた状態では難しい。かと言って、このまま速度を落としたままでは追いつかれないまでも完全に引き離すことは不可能に思えた。中途半端に追いかけられてしまうと、自身の向かう先に刈り取り蜥蜴を連れて行ってしまうような事態になりかねない。
「オニキス、路地に入って俺を降ろして」
『主!?』
「オニキスはルーナの指示を聞いて、二人を避難所まで連れて行ってほしい。俺は少しだけあいつの足止めをしてから、すぐ追いかけるよ」
ダンジョンに入る際とは少し事情は違うものの、一度オニキスは仁と離れることを受け入れたのだ。仁は自身の願いが受け入れられることを信じ、それ以上余計なことを言わず、オニキスの反応を待った。
オニキスは刈り取り蜥蜴の魔法攻撃を避けると、大きく踏み込んで一気に方向転換し、細い路地に体を滑り込ませた。大通りから地面を強く踏みしめる音が近づいてくる。
ぎりぎり二人を振り落とさないくらいに加速した後、オニキスは横道に入ってから足を止めた。仁はオニキスに感謝の言葉を投げかけながら飛び降りる。仁はサラが座る位置を前に詰めるのを手伝うと、アイテムリングから魂喰らいの魔剣を取り出した。
「じゃあ、頼むよ」
「お、お待ちください」
元来た道に戻ろうとする仁を、サラが呼び止めた。
「ジン様。その魔剣をこちらに」
戸惑う仁を、サラが急かす。サラの目的はわからないが、今は時間が惜しい。一瞬、無視して行ってしまおうかという考えが仁の頭を過るが、サラが無駄なことをするわけがないとすぐに思い直す。
仁は所有権が移るわけではないので大丈夫だろうと、魔剣をサラに差し出した。ルーナリアが心配そうな表情で様子を窺っている。
「サラ。大丈夫なのですか?」
「はい。後一度であれば」
「わかりました」
サラはルーナリアに小さく一礼してから仁に向き直り、魔剣の腹に手を当てて瞼を閉じた。仁が固唾を呑んで見守っていると、サラの手の先が淡い光を放った。白い輝きはゆっくりと広がっていき、魔剣の刃の部分をすっぽりと覆いつくす。
「これは……!」
仁は刈り取り蜥蜴と対峙していた冒険者たちの武器の多くが光っていたことを思い出す。もしやとは思っていたが、まさか本当に想像した通りなのかと驚愕し、仁は見開いた目をサラに向けた。
「サラさん。もしかして、剣に光属性を?」
「はい。魔法属性付与という、特殊技能を用いました」
サラは言葉を詰まらせながらも何とか説明するべく口を開く。サラの話によると、“魔法属性付与”とは自分の使用できる魔法の属性を武器に与えるもののようだ。魔力で武器の切れ味や強度を増すのとは異なり、また、魔法そのものの効果を付与するわけではなく、あくまで武器に属性を与えるのみだという。
非常に使いどころの難しい技能であり、サラ自身、有用な技能だとは考えてこなかったようだが、明確な弱点属性を持つ刈り取り蜥蜴相手であれば非常に有効な技能と言える。
仁は刈り取り蜥蜴への対策として、黒炎や黒雷を武器に纏わせて戦っている経験から、物質に魔法の効果を付与するという付与魔法を応用して武器に属性を付けられないかと考えていたのだが、当然、仁は光魔法を使うことができない。そのため、仁は玲奈に修得できないか試してもらおうと思っていたのだった。
しかし、何だかんだと機を逸しており、そんな折に今回再び刈り取り蜥蜴と遭遇したことで自身の考えの甘さを痛感していたのだが、思いもよらないところから救いの手が差し伸べられ、仁は幸運に感謝する。
仁は淡く光り輝く魂喰らいの魔剣の刀身を眺める。この武器があれば、仁は刈り取り蜥蜴と対等に戦うことができるはずだ。
「ただ、おそらく、それほど長くはもたないかと」
サラの息も絶え絶えな無表情の中に、申し訳なさそうな感情が垣間見られた。
サラは刈り取り蜥蜴との戦いに臨む冒険者たちのために、延々と技能を使い続けたのだという。技能を使用するたびにサラは光魔法を使うのと同じか、それ以上の魔力を消費し、それを補うために魔力回復薬を飲んだ。薬で魔力は回復しても、精神的な疲労までは回復しない。
「わかりました。それでも十分です」
仁はサラの憔悴の理由に納得すると共に、感謝を伝えた。仁はオニキスに二人を気にかけるよう頼み、二人と一頭に背を向ける。足音と、街の破壊される音が近付いていた。
「じゃあ、後で会おう」
最後にそう告げて、仁は脇道から路地へ、さらに大通りへと駆けていく。黒雷の鎧を纏い、背に漆黒の翼を生やす。ヴォルグに託された二人と離れてしまったが、オニキスならば必ず避難所まで無事に逃がしてくれると仁は確信していた。
大通りに出た瞬間、渦巻く突風が仁を襲う。仁は仄かに光り輝く魔剣を縦に振るって風魔法を斬り払った。
「行くぞ!」
刈り取り蜥蜴の現れた方角から、この個体は探索者たちが相手をしていた魔物に間違いない。その探索者たちは既に住人の避難を終えて退散したのか、足止めに失敗したのか、それとも壊滅してしまったのか。
それを知る術は、今はない。サラの付与してくれた光属性がいつまで続くのかわからないが、少なくとも、ここで仁が戦うことはメルニールにとっても無駄ではないはずだ。仁は柄を握る手に力を込める。目的は時間稼ぎだが、倒していけないわけなんてあるはずがない。
仁は両翼から黒雷の矢をいくつも撃ち出しながら、真正面から斬りかかっていく。刈り取り蜥蜴は降り注ぐ魔法の矢を物ともせず、死神の鎌のような長い爪の刃で応じた。
両者の間で、火花が散った。
『はい!』
オニキスが駆け抜けた後を、渦巻く突風が追従する。影の中から見紛うことのない刈り取り蜥蜴の巨体が姿を現し、そのつぶらな瞳が真っすぐに仁たちを捉えた。
仁とルーナリア、サラを乗せたオニキスは不規則に左右に跳んで進路を変えることで突風を回避する。仁の背から、苦し気な声が聞こえた。
「サラさん、大丈夫ですか?」
「私の、ことは、気になさらないで、くだ、さい」
途切れ途切れの言葉から、仁はサラが相当無理をしていることを察する。サラは普段からほとんど無表情なのでわかりにくいが、南門で再会した時点で既に疲労困憊だった様子が見て取れた。仁はおそらく冒険者たちの善戦に貢献したというサラの特殊技能に起因しているのではないかと当たりを付けていたが、詳しいことは聞けていない。
ともかく、サラは疲労した体でオニキスから振り落とされないように仁にしがみ付いているのだから、これ以上速度を上げることは元より、このままオニキスの回避行動が続くだけでも相当な負担となるに違いない。
仁が後方を確認すると、刈り取り蜥蜴はやや前傾姿勢を取り、突風を口から吹き出しながら、強靭な両足で仁たちを追う動きを見せていた。
ダンジョンから排出された冒険者たちが襲われなかったことを喜ばしく思いはするものの、完全にターゲットとして定められているのはとても好ましい状況とは言えなかった。
オニキスが全力で走れば逃げ切れるだろうが、ルーナリアとサラを乗せた状態では難しい。かと言って、このまま速度を落としたままでは追いつかれないまでも完全に引き離すことは不可能に思えた。中途半端に追いかけられてしまうと、自身の向かう先に刈り取り蜥蜴を連れて行ってしまうような事態になりかねない。
「オニキス、路地に入って俺を降ろして」
『主!?』
「オニキスはルーナの指示を聞いて、二人を避難所まで連れて行ってほしい。俺は少しだけあいつの足止めをしてから、すぐ追いかけるよ」
ダンジョンに入る際とは少し事情は違うものの、一度オニキスは仁と離れることを受け入れたのだ。仁は自身の願いが受け入れられることを信じ、それ以上余計なことを言わず、オニキスの反応を待った。
オニキスは刈り取り蜥蜴の魔法攻撃を避けると、大きく踏み込んで一気に方向転換し、細い路地に体を滑り込ませた。大通りから地面を強く踏みしめる音が近づいてくる。
ぎりぎり二人を振り落とさないくらいに加速した後、オニキスは横道に入ってから足を止めた。仁はオニキスに感謝の言葉を投げかけながら飛び降りる。仁はサラが座る位置を前に詰めるのを手伝うと、アイテムリングから魂喰らいの魔剣を取り出した。
「じゃあ、頼むよ」
「お、お待ちください」
元来た道に戻ろうとする仁を、サラが呼び止めた。
「ジン様。その魔剣をこちらに」
戸惑う仁を、サラが急かす。サラの目的はわからないが、今は時間が惜しい。一瞬、無視して行ってしまおうかという考えが仁の頭を過るが、サラが無駄なことをするわけがないとすぐに思い直す。
仁は所有権が移るわけではないので大丈夫だろうと、魔剣をサラに差し出した。ルーナリアが心配そうな表情で様子を窺っている。
「サラ。大丈夫なのですか?」
「はい。後一度であれば」
「わかりました」
サラはルーナリアに小さく一礼してから仁に向き直り、魔剣の腹に手を当てて瞼を閉じた。仁が固唾を呑んで見守っていると、サラの手の先が淡い光を放った。白い輝きはゆっくりと広がっていき、魔剣の刃の部分をすっぽりと覆いつくす。
「これは……!」
仁は刈り取り蜥蜴と対峙していた冒険者たちの武器の多くが光っていたことを思い出す。もしやとは思っていたが、まさか本当に想像した通りなのかと驚愕し、仁は見開いた目をサラに向けた。
「サラさん。もしかして、剣に光属性を?」
「はい。魔法属性付与という、特殊技能を用いました」
サラは言葉を詰まらせながらも何とか説明するべく口を開く。サラの話によると、“魔法属性付与”とは自分の使用できる魔法の属性を武器に与えるもののようだ。魔力で武器の切れ味や強度を増すのとは異なり、また、魔法そのものの効果を付与するわけではなく、あくまで武器に属性を与えるのみだという。
非常に使いどころの難しい技能であり、サラ自身、有用な技能だとは考えてこなかったようだが、明確な弱点属性を持つ刈り取り蜥蜴相手であれば非常に有効な技能と言える。
仁は刈り取り蜥蜴への対策として、黒炎や黒雷を武器に纏わせて戦っている経験から、物質に魔法の効果を付与するという付与魔法を応用して武器に属性を付けられないかと考えていたのだが、当然、仁は光魔法を使うことができない。そのため、仁は玲奈に修得できないか試してもらおうと思っていたのだった。
しかし、何だかんだと機を逸しており、そんな折に今回再び刈り取り蜥蜴と遭遇したことで自身の考えの甘さを痛感していたのだが、思いもよらないところから救いの手が差し伸べられ、仁は幸運に感謝する。
仁は淡く光り輝く魂喰らいの魔剣の刀身を眺める。この武器があれば、仁は刈り取り蜥蜴と対等に戦うことができるはずだ。
「ただ、おそらく、それほど長くはもたないかと」
サラの息も絶え絶えな無表情の中に、申し訳なさそうな感情が垣間見られた。
サラは刈り取り蜥蜴との戦いに臨む冒険者たちのために、延々と技能を使い続けたのだという。技能を使用するたびにサラは光魔法を使うのと同じか、それ以上の魔力を消費し、それを補うために魔力回復薬を飲んだ。薬で魔力は回復しても、精神的な疲労までは回復しない。
「わかりました。それでも十分です」
仁はサラの憔悴の理由に納得すると共に、感謝を伝えた。仁はオニキスに二人を気にかけるよう頼み、二人と一頭に背を向ける。足音と、街の破壊される音が近付いていた。
「じゃあ、後で会おう」
最後にそう告げて、仁は脇道から路地へ、さらに大通りへと駆けていく。黒雷の鎧を纏い、背に漆黒の翼を生やす。ヴォルグに託された二人と離れてしまったが、オニキスならば必ず避難所まで無事に逃がしてくれると仁は確信していた。
大通りに出た瞬間、渦巻く突風が仁を襲う。仁は仄かに光り輝く魔剣を縦に振るって風魔法を斬り払った。
「行くぞ!」
刈り取り蜥蜴の現れた方角から、この個体は探索者たちが相手をしていた魔物に間違いない。その探索者たちは既に住人の避難を終えて退散したのか、足止めに失敗したのか、それとも壊滅してしまったのか。
それを知る術は、今はない。サラの付与してくれた光属性がいつまで続くのかわからないが、少なくとも、ここで仁が戦うことはメルニールにとっても無駄ではないはずだ。仁は柄を握る手に力を込める。目的は時間稼ぎだが、倒していけないわけなんてあるはずがない。
仁は両翼から黒雷の矢をいくつも撃ち出しながら、真正面から斬りかかっていく。刈り取り蜥蜴は降り注ぐ魔法の矢を物ともせず、死神の鎌のような長い爪の刃で応じた。
両者の間で、火花が散った。
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