341 / 616
第十五章
15-10.顔見知り
しおりを挟む
「ねえ、セシル。帝国の上級騎士って、こんなのばっかりなの?」
仁は足元でのた打ち回るドレックから視線を外し、隣に立つセシルに顔を向けた。
「というか、セシルってもう奴隷じゃなくて正式な騎士になったんじゃなかったっけ?」
仁の記憶が正しければ、セシルはイムを巣に帰すために仁たちと行動を共にする際、奴隷の身分から解放されて正式に帝国騎士になったという話だったはずだ。
「は、はい。ただ、奴隷でないとなると、どこの誰とも知れない者が皇族の側に侍ることになってしまって、逆に反発も大きいだろうということで、そのことは一部の人しか知りません」
「なるほどね」
外聞的にはセシルも奴隷だと認識されていたのなら、先ほどドレックがセシルに対して奴隷奴隷と連呼していたことも頷ける。
仁としては奴隷なんていない方がいいと現代日本人の価値観で考えてしまいがちだが、コーデリアの奴隷として認識されていた方がセシルの身の安全に繋がるという考えもあるのだ。
ドレックに代表されるように、一般的な帝国の人間にとって奴隷は人ではなく物である。ただ、物には所有者がいるのだ。奴隷を奴隷だからと蔑むのは勝手だが、所有者の許可を得ずに他人の物に手を出して良いはずがない。
それなのに、ドレックはセシルに手を出した。それは即ち、帝国の第二皇女の所有物である奴隷を害そうとしていたということなのだ。そのことからも、ドレックがどれほど短絡的な行動に出たかわかるというものだ。
ドレックは死人に口なしと言っていたが、セシルの口を塞いだだけで言い逃れできると本当に考えていたのか、仁は疑問に思う。もし口封じのために、この陣にいる奴隷騎士隊を皆殺しにでもするつもりだったのだとしたら、やはり帝国の上級騎士にはまともな人間がいないように思える。
「あ、あの、ジンさん。その、助けていただいたのはとても嬉しいのですが、その……」
眉をハの字にしたセシルが足元に蹲っているドレックを見遣る。明らかに困っている様子のセシルに、仁は思考の渦に逃げるのを止めた。
「ご、ごめん。やっぱり不味いよね、これ……」
ドレックを見下ろす仁の額に冷や汗が浮かぶ。黒炎の触手で腕を貫通した際の傷口は炎で焼かれて塞がっているため、出血で死ぬようなことはないだろうが、すぐに回復魔法でもかけない限り、ドレックは二度と剣を振るうことができないに違いない。
仁はセシルとコーデリアに対する態度が許せず、怒りに任せて黒炎を使ってしまったが、弱い雷魔法で麻痺させるだけに止めるべきだったかと若干後悔するが、そういう問題でもない。
そもそも、仁が夜陰に紛れてセシルのテントに忍び込んだ直後にタイミング悪くドレックがやってきたわけだが、ベッドに下に隠れる際にセシルからは何があっても自分で何とかするから手は出さないでほしいと言われていたのだ。
仁がどうしたものかと途方に暮れていると、テントの外が俄かに騒がしくなってきた。
「隊長! 大きな音がしましたが、何かあったのですか!?」
ドレックを床に叩きつけた際の音を聞きつけたのか、奴隷騎士隊の隊員と思しき声がテントの外から聞こえてきた。
「だ、大丈夫です! 何でもありません!」
「お、おい――」
セシルが声を張り上げる傍らで何か言いかけたドレックの口を、仁の雷魔法が封じた。仁は今度こそ気を失ったドレックを見てホッと息を吐くが、何の解決にもなっていない。
尚もテントの外からは何かあったではないかと問う声が上がり、セシルが何でもないと繰り返す。
「隊長。失礼します」
テントの入口が左右に割れ、黒色甲冑を纏った騎士が顔を覗かせた。奴隷騎士はセシルが制止するより早くテントの中に入り込むと、バイザーの内から鋭い眼光で周囲を見遣った。そのバイザー越しの視線がドレックと仁を経由して、セシルに向けられた。
「ファ、ファレス、これはその……」
セシルは自身をジッと見つめる女性騎士に声をかけるが、言葉が続かない。
「隊長。後で説明してもらいます」
ファレスと呼ばれた黒色甲冑の女性騎士はそれだけ言い残し、踵を返してテントの外に向かった。テントを出たファレスと入れ替わるように数人の奴隷騎士がテントに入ってきて、気絶したままのドレックを運び出していく。バイザーを下ろしているため表情はわからないが、奴隷騎士たちは仁がいることに驚いているようだった。
仁は奴隷騎士たちが下がった隙にセシルと話し合おうとするが、ファレスはすぐに戻って来てしまい、それも叶わない。
「隊長。説明を求めます」
ファレスがバイザーを上げ、セシルを詰問するかのように口を開いた。仁はハッと息を呑む。バイザーの下から覗いた顔に、見覚えがあった。
記憶を辿ると、以前コーデリアがセシルに対して、この女性が奴隷騎士隊の副隊長になる予定だと話していた場面に辿り着き、仁は顔を顰める。仁がファレスの顔を覚えているということは、逆に言えば、その場に居合わせた仁の顔をファレスが覚えているかもしれないということに他ならない。
セシルが口ごもっていると、ファレスはチラリと横目で仁を見た。
「隊長がご自身のテントから部下を遠ざけられたのは、任務の最中に男と密会するつもりだったからですか?」
「ち、ちが……」
反射的に否定しかけたセシルの言葉が途中で止まる。そのセシルの様子に、セシルのテントの周囲に人がいなかったのは自身の訪問を見越してのことだったのかもしれないと仁は思い至る。
「あの、俺は――」
「あなたはジン・ハヅキ殿ですね。一度ご主人様の元でお会いしたので存じております。ご主人様の元奴隷で、奴隷騎士隊の前隊長。そしてご主人様や隊長のみならず、帝都に暮らすもの全ての恩人であると聞き及んでおります」
「だったら話は早い。俺はあなた方の敵じゃない。あなた方に危害を加えるつもりはないよ」
仁は静かな殺気を放つファレスに、自分は危険な存在ではないと訴える。仁が周囲の気配と魔力を探ったところ、奴隷騎士と思われる者たちがテントを取り囲んでいるようだった。
実際、仁は帝国の上級騎士であるドレックに手を出してしまったのだからファレスが警戒するのも無理はない。しかし、話せばわかってもらえるはずだと仁は信じていた。ファレスもコーデリアの奴隷であり、セシルの部下の奴隷騎士なのだ。
「そうですか。それは助かります。それでは少々お待ちください」
ファレスが小さく頭を下げ、再度テントの外に向かう。仁は暗に外の兵たちを下がらせてほしいとファレスに頼んでいたつもりだったのだが、それが通じたのだと安堵の息を吐く。しかし――
直後、十名を超える奴隷騎士たちがテントの中に流れ込んできた。その奴隷騎士たちはテントの縁に沿って並び、仁とセシルを取り囲んだ。それぞれが剣や槍などの武器を構え、油断なく立ち並ぶ。
「ファ、ファレス、これは……!」
狼狽するセシルを無視し、ファレスは冷たい目で二人を睥睨していた。
「この者たちを捕らえなさい」
ファレスが何の躊躇もなくそう言い放ち、背後に控えていた奴隷騎士たちが仁とセシルに向かって動き出す。
「先ほどの言葉通り、大人しく捕まっていただけると助かります」
仁とセシルは呆然と立ち尽くす。やはり、ファレスの言葉に迷いはなかった。
仁は足元でのた打ち回るドレックから視線を外し、隣に立つセシルに顔を向けた。
「というか、セシルってもう奴隷じゃなくて正式な騎士になったんじゃなかったっけ?」
仁の記憶が正しければ、セシルはイムを巣に帰すために仁たちと行動を共にする際、奴隷の身分から解放されて正式に帝国騎士になったという話だったはずだ。
「は、はい。ただ、奴隷でないとなると、どこの誰とも知れない者が皇族の側に侍ることになってしまって、逆に反発も大きいだろうということで、そのことは一部の人しか知りません」
「なるほどね」
外聞的にはセシルも奴隷だと認識されていたのなら、先ほどドレックがセシルに対して奴隷奴隷と連呼していたことも頷ける。
仁としては奴隷なんていない方がいいと現代日本人の価値観で考えてしまいがちだが、コーデリアの奴隷として認識されていた方がセシルの身の安全に繋がるという考えもあるのだ。
ドレックに代表されるように、一般的な帝国の人間にとって奴隷は人ではなく物である。ただ、物には所有者がいるのだ。奴隷を奴隷だからと蔑むのは勝手だが、所有者の許可を得ずに他人の物に手を出して良いはずがない。
それなのに、ドレックはセシルに手を出した。それは即ち、帝国の第二皇女の所有物である奴隷を害そうとしていたということなのだ。そのことからも、ドレックがどれほど短絡的な行動に出たかわかるというものだ。
ドレックは死人に口なしと言っていたが、セシルの口を塞いだだけで言い逃れできると本当に考えていたのか、仁は疑問に思う。もし口封じのために、この陣にいる奴隷騎士隊を皆殺しにでもするつもりだったのだとしたら、やはり帝国の上級騎士にはまともな人間がいないように思える。
「あ、あの、ジンさん。その、助けていただいたのはとても嬉しいのですが、その……」
眉をハの字にしたセシルが足元に蹲っているドレックを見遣る。明らかに困っている様子のセシルに、仁は思考の渦に逃げるのを止めた。
「ご、ごめん。やっぱり不味いよね、これ……」
ドレックを見下ろす仁の額に冷や汗が浮かぶ。黒炎の触手で腕を貫通した際の傷口は炎で焼かれて塞がっているため、出血で死ぬようなことはないだろうが、すぐに回復魔法でもかけない限り、ドレックは二度と剣を振るうことができないに違いない。
仁はセシルとコーデリアに対する態度が許せず、怒りに任せて黒炎を使ってしまったが、弱い雷魔法で麻痺させるだけに止めるべきだったかと若干後悔するが、そういう問題でもない。
そもそも、仁が夜陰に紛れてセシルのテントに忍び込んだ直後にタイミング悪くドレックがやってきたわけだが、ベッドに下に隠れる際にセシルからは何があっても自分で何とかするから手は出さないでほしいと言われていたのだ。
仁がどうしたものかと途方に暮れていると、テントの外が俄かに騒がしくなってきた。
「隊長! 大きな音がしましたが、何かあったのですか!?」
ドレックを床に叩きつけた際の音を聞きつけたのか、奴隷騎士隊の隊員と思しき声がテントの外から聞こえてきた。
「だ、大丈夫です! 何でもありません!」
「お、おい――」
セシルが声を張り上げる傍らで何か言いかけたドレックの口を、仁の雷魔法が封じた。仁は今度こそ気を失ったドレックを見てホッと息を吐くが、何の解決にもなっていない。
尚もテントの外からは何かあったではないかと問う声が上がり、セシルが何でもないと繰り返す。
「隊長。失礼します」
テントの入口が左右に割れ、黒色甲冑を纏った騎士が顔を覗かせた。奴隷騎士はセシルが制止するより早くテントの中に入り込むと、バイザーの内から鋭い眼光で周囲を見遣った。そのバイザー越しの視線がドレックと仁を経由して、セシルに向けられた。
「ファ、ファレス、これはその……」
セシルは自身をジッと見つめる女性騎士に声をかけるが、言葉が続かない。
「隊長。後で説明してもらいます」
ファレスと呼ばれた黒色甲冑の女性騎士はそれだけ言い残し、踵を返してテントの外に向かった。テントを出たファレスと入れ替わるように数人の奴隷騎士がテントに入ってきて、気絶したままのドレックを運び出していく。バイザーを下ろしているため表情はわからないが、奴隷騎士たちは仁がいることに驚いているようだった。
仁は奴隷騎士たちが下がった隙にセシルと話し合おうとするが、ファレスはすぐに戻って来てしまい、それも叶わない。
「隊長。説明を求めます」
ファレスがバイザーを上げ、セシルを詰問するかのように口を開いた。仁はハッと息を呑む。バイザーの下から覗いた顔に、見覚えがあった。
記憶を辿ると、以前コーデリアがセシルに対して、この女性が奴隷騎士隊の副隊長になる予定だと話していた場面に辿り着き、仁は顔を顰める。仁がファレスの顔を覚えているということは、逆に言えば、その場に居合わせた仁の顔をファレスが覚えているかもしれないということに他ならない。
セシルが口ごもっていると、ファレスはチラリと横目で仁を見た。
「隊長がご自身のテントから部下を遠ざけられたのは、任務の最中に男と密会するつもりだったからですか?」
「ち、ちが……」
反射的に否定しかけたセシルの言葉が途中で止まる。そのセシルの様子に、セシルのテントの周囲に人がいなかったのは自身の訪問を見越してのことだったのかもしれないと仁は思い至る。
「あの、俺は――」
「あなたはジン・ハヅキ殿ですね。一度ご主人様の元でお会いしたので存じております。ご主人様の元奴隷で、奴隷騎士隊の前隊長。そしてご主人様や隊長のみならず、帝都に暮らすもの全ての恩人であると聞き及んでおります」
「だったら話は早い。俺はあなた方の敵じゃない。あなた方に危害を加えるつもりはないよ」
仁は静かな殺気を放つファレスに、自分は危険な存在ではないと訴える。仁が周囲の気配と魔力を探ったところ、奴隷騎士と思われる者たちがテントを取り囲んでいるようだった。
実際、仁は帝国の上級騎士であるドレックに手を出してしまったのだからファレスが警戒するのも無理はない。しかし、話せばわかってもらえるはずだと仁は信じていた。ファレスもコーデリアの奴隷であり、セシルの部下の奴隷騎士なのだ。
「そうですか。それは助かります。それでは少々お待ちください」
ファレスが小さく頭を下げ、再度テントの外に向かう。仁は暗に外の兵たちを下がらせてほしいとファレスに頼んでいたつもりだったのだが、それが通じたのだと安堵の息を吐く。しかし――
直後、十名を超える奴隷騎士たちがテントの中に流れ込んできた。その奴隷騎士たちはテントの縁に沿って並び、仁とセシルを取り囲んだ。それぞれが剣や槍などの武器を構え、油断なく立ち並ぶ。
「ファ、ファレス、これは……!」
狼狽するセシルを無視し、ファレスは冷たい目で二人を睥睨していた。
「この者たちを捕らえなさい」
ファレスが何の躊躇もなくそう言い放ち、背後に控えていた奴隷騎士たちが仁とセシルに向かって動き出す。
「先ほどの言葉通り、大人しく捕まっていただけると助かります」
仁とセシルは呆然と立ち尽くす。やはり、ファレスの言葉に迷いはなかった。
0
お気に入りに追加
703
あなたにおすすめの小説
【R18】ひとりで異世界は寂しかったのでペット(男)を飼い始めました
桜 ちひろ
恋愛
最近流行りの異世界転生。まさか自分がそうなるなんて…
小説やアニメで見ていた転生後はある小説の世界に飛び込んで主人公を凌駕するほどのチート級の力があったり、特殊能力が!と思っていたが、小説やアニメでもみたことがない世界。そして仮に覚えていないだけでそういう世界だったとしても「モブ中のモブ」で間違いないだろう。
この世界ではさほど珍しくない「治癒魔法」が使えるだけで、特別な魔法や魔力はなかった。
そして小さな治療院で働く普通の女性だ。
ただ普通ではなかったのは「性欲」
前世もなかなか強すぎる性欲のせいで苦労したのに転生してまで同じことに悩まされることになるとは…
その強すぎる性欲のせいでこちらの世界でも25歳という年齢にもかかわらず独身。彼氏なし。
こちらの世界では16歳〜20歳で結婚するのが普通なので婚活はかなり難航している。
もう諦めてペットに癒されながら独身でいることを決意した私はペットショップで小動物を飼うはずが、自分より大きな動物…「人間のオス」を飼うことになってしまった。
特に躾はせずに番犬代わりになればいいと思っていたが、この「人間のオス」が私の全てを満たしてくれる最高のペットだったのだ。
【完結】酔い潰れた騎士を身体で慰めたら、二年後王様とバトルする事になりました
アムロナオ
恋愛
医療費が払えず頭を抱えていたアニーは、ひょんな事から浮気されヤケ酒で潰れていた騎士のダリウシュを介抱する。自暴自棄になった彼は「温めてくれ」と縋ってきて……アニーはお金のためそして魔力を得るため彼に抱かれる。最初は傷つけるようにダリウシュ本位の行為だったが、その後彼に泣きながら謝罪され、その姿に絆されてしまったアニーは、その出来事をきっかけにダリウシュが気になり始める。
しかし翌朝、眼が覚めるとダリウシュはお金を残して消えていたーー。
ーー二年後、力に目覚めたアニーはそれを利用しイカサマしてお金を稼いでいたが、悪事が放置されるはずもなく、とうとう逮捕されてしまう。
国王の前で裁かれたアニーは再びダリウシュと再開し、彼のおかげで軽い罰で済んだ……のだが、アニーを助けたダリウシュは「一緒に国王を倒そう!」と言ってきて!?
愚直なマイペース好青年ダリウシュ×コミュ障一匹狼アニーのエロありのサクセスストーリーです!
途中重いテーマも入りますが、楽しんで頂けると嬉しいな♬
※えち描写あり→タイトルに◆マークつけてます
※完結まで毎日更新
二人の公爵令嬢 どうやら愛されるのはひとりだけのようです
矢野りと
恋愛
ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。
それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。
本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。
しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。
『シャロンと申します、お姉様』
彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。
家族の愛情も本当の名前も婚約者も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。
自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。
『……今更見つかるなんて……』
ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。
これ以上、傷つくのは嫌だから……。
けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず……。
――どうして誘拐されたのか、誰にひとりだけ愛されるのか。それぞれの事情が絡み合っていく。
◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※作品の内容が合わない時は、そっと閉じていただければ幸いです(_ _)
※感想欄のネタバレ配慮はありません。
※執筆中は余裕がないため、感想への返信はお礼のみになっておりますm(_ _;)m
『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』 (旧名:欠番覇王の異世界スレイブサーガ)
園島義船(ぷるっと企画)
ファンタジー
★【重要】しばらくは本家の「小説家になろう」のほうだけの更新となります★
―――――――――――――――――――――――
【燃焼系世界】に転生した少年の、バトルあり、ほのぼのあり、シリアスあり、ギャグありのバトル系ハーレム物語(+最強姉)。
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である最強姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※しばらく毎日更新予定。最低でも【午前一時】に1話アップ
※よろしければ評価、ブックマークよろしくお願いします(=^^=)
※以前のもの「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」とは異なる新バージョンです。草案に基づいてリメイク、違う展開の新版として再スタートしています!旧版は作者HPで掲載しています。
〇小説家になろう、カクヨムでも同時連載しています。
https://ncode.syosetu.com/n7933hg/
https://kakuyomu.jp/works/16816700429162584988
〇HP
https://puruttokikaku.com/
〇ブログ
https://puruttokikaku.muragon.com/
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
少年はメスにもなる
碧碧
BL
「少年はオスになる」の続編です。単体でも読めます。
監禁された少年が前立腺と尿道の開発をされるお話。
フラット貞操帯、媚薬、焦らし(ほんのり)、小スカ、大スカ(ほんのり)、腸内洗浄、メスイキ、エネマグラ、連続絶頂、前立腺責め、尿道責め、亀頭責め(ほんのり)、プロステートチップ、攻めに媚薬、攻めの射精我慢、攻め喘ぎ(押し殺し系)、見られながらの性行為などがあります。
挿入ありです。本編では調教師×ショタ、調教師×ショタ×モブショタの3Pもありますので閲覧ご注意ください。
番外編では全て小スカでの絶頂があり、とにかくラブラブ甘々恋人セックスしています。堅物おじさん調教師がすっかり溺愛攻めとなりました。
早熟→恋人セックス。受けに煽られる攻め。受けが飲精します。
成熟→調教プレイ。乳首責めや射精我慢、オナホ腰振り、オナホに入れながらセックスなど。攻めが受けの前で自慰、飲精、攻めフェラもあります。
完熟(前編)→3年後と10年後の話。乳首責め、甘イキ、攻めが受けの中で潮吹き、攻めに手コキ、飲精など。
完熟(後編)→ほぼエロのみ。15年後の話。調教プレイ。乳首責め、射精我慢、甘イキ、脳イキ、キスイキ、亀頭責め、ローションガーゼ、オナホ、オナホコキ、潮吹き、睡姦、連続絶頂、メスイキなど。
モブだった私、今日からヒロインです!
まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。
このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。
そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。
だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン……
モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして?
※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。
※印はR部分になります。
【R-18】踊り狂えその身朽ちるまで
あっきコタロウ
恋愛
投稿小説&漫画「そしてふたりでワルツを(http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/630048599/)」のR-18外伝集。
連作のつもりだけどエロだから好きな所だけおつまみしてってください。
ニッチなものが含まれるのでまえがきにてシチュ明記。苦手な回は避けてどうぞ。
IF(7話)は本編からの派生。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる