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第十四章
14-28.魅了
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仁が八脚軍馬の背を注視ながら、更に一歩近付く。深みのある黒い毛並の下には発達した筋肉が見て取れ、たくましさを主張していた。しばらく眺めていると、何かに取りつかれたかのように、仁の胸中でどんどんと乗ってみたいという気持ちが高まってくる。
これが名馬というものなのかと、どこか遠いところで考えながら、仁は立派な体躯に似つかわしくないと思ってしまうような怯えた様子を見せる八脚軍馬の揺れる瞳を見つめる。
「君は八脚軍馬だから、別に乗せるのが男でも構わないんだよね?」
『な、なんであなたがボクの種族を知っているんですか!?』
「あー、鑑定の魔眼でちょっとね。それより、どうなの? 八脚軍馬の種族的に、乗せる相手に何か求めるものはあるのかな?」
『ま、魔眼!? ただの人族が!?』
「まぁ稀にはそういう人もいるよ。ほら。そんなことより、何か条件はあるの? 特に無いようなら、ちょっと乗せてほしいんだけど」
仁が八脚軍馬の胴体に触れんと手を伸ばすと、八脚軍馬はビクッと体を震わせて飛び退いた。
「ちょっとだけ。ちょっとだけだから」
仁の瞳がゆっくりと追従し、その視界に八脚軍馬の姿を捉えると、ゆらゆらと体を左右に揺らしながら、さながら幽鬼のように歩を進める。ぼんやりとした仁の頭の内にあるのは、ただ乗りたいという気持ちだけだった。
八脚軍馬はそのまま更に仁から距離を取り、前脚を思い切り振り上げた。八脚軍馬の鋭く折り返した金色の角が黄金の光を纏う。
「しょ、正気に戻ってくださいぃいいい!」
うわ言のように「ちょっとだけ」と繰り返す仁の足元に雷が落ちる。稲妻に穿たれた地面から濛々と砂埃が舞い上がり、仁の視界を遮った。
「ちょっとだけ――あれ?」
仁が足を止め、瞼をパチパチと瞬かせる。
「俺は何を……?」
仁は首を傾げ、落雷の跡を眺める。
『いいですか? 今、あなたは魅了されていたんです。気を強く持ってください!』
八脚軍馬の少年声が脳内に響くと共に、仁は自身の頭にかかっていた霞が晴れていくような気がした。仁は一旦目を閉じて自身の内に流れる魔力を感じ取り、解呪を施す。
「うん。俺を魅了しているのは玲奈ちゃんだけだ。大丈夫」
仁が確認するように口にすると、八脚軍馬が安堵したように鼻を鳴らした。若干呆れの感情が籠っているようにも感じたが、仁は気のせいだろうと決めつける。
「あ。助けてくれてありがとう」
『正気に戻ってくれたのならそれでいいです。でも、ボクに乗りたいって思わないでください』
「それはどういう……?」
『ボクは軍馬だから、誰かに乗ってもらってこそ生きがいを感じる種族みたいなんです。だからか、ボクはボクに乗りたいと思う気持ちを勝手に増幅してしまうみたいで……』
軍馬とは軍隊に属するなどして戦に用いられる馬のことだ。元の世界では実際に騎手を乗せて戦う馬の他に物資の輸送などに使われる馬も含まれるが、八脚軍馬の口ぶりから、この場合、前者を指すようだった。
仁が直前までの自身の行動を思い返すと、確かに魅了されていたのは八脚軍馬に対してだったように思えた。八脚軍馬なら一角馬と違って男性でも乗せてくれるのではないかと思ったことは、はっきりと覚えているが、そこからどんどんと乗りたい気持ちが強まり、気が付くと意識が朦朧としていて、それしか考えられなくなっていたのだ。
仁は自己を強く意識し、頬を両手で軽く叩いてから八脚軍馬を見遣る。緊張を孕んだ仁の視線が、同じような色を湛えた赤い瞳とぶつかった。
「うん。ちゃんと意識していれば大丈夫みたい」
もしおかしいと感じたらすぐに解呪すれば大丈夫だという安心感も良い方向に作用しているのか、今も乗せてほしいという気持ちはあるが、それが無暗に増幅されるようなことはなかった。
『そうですか。よかったです』
「うん。ありがとう。それで、君にお願いがあるんだけど、ちょっとその背に俺を乗せてみないかな?」
『だ、大丈夫じゃないじゃないですか!』
八脚軍馬が慌てて飛びずさり、再び雷を落とさんと両の前脚を持ち上げた。
「あ、本当に大丈夫だから。ほら。さっきみたいにゆらゆらしてないし、受け答えもばっちり!」
仁は暴れ馬でも鎮めるかのように、どうどうと体の前に突き出した両手を上下させる。八脚軍馬(スレイプニル)はしばらく疑惑の視線を向けていたが、やがてそのまま両脚を着地させた。
『本当に大丈夫なんですか……?』
「うん」
『じゃあ、もう冗談でも乗せてほしいとか言わないでくださいね』
「それは困るな」
『こ、困るんですか?』
「うん。君に乗せてほしいのは本当だから――あ、本当に魅了はされてないよ。ただ、君に乗りたいだけ!」
仁の言葉の途中で再び両脚を持ち上げた八脚軍馬に、仁が慌てて言い訳をする。魅了が八脚軍馬(スレイプニル)の言うような効果なのだとしたら、八脚軍馬に魅了されたということは、そもそも乗りたいと思ったからだろうと仁は力説する。
「魅了されてなくても、乗りたい、乗せてほしいと思ってもおかしくはないよね!?」
『そ、それは確かにそうかもしれないですけど……』
八脚軍馬が疑心に満ちた瞳で探るように仁を見る。
仁が疑り深い八脚軍馬を納得させるのに、もうしばらく時間を要した。
「それで、乗せてくれるのかな?」
『あなたは馬鹿なんですか!?』
仁の脳内に八脚軍馬の念話が鳴り響く。仁はさも心外だと言わんばかりに肩を竦めた。
「俺たちが君たちの協力を得たくて来たことは聞いていたんだよね?」
八脚軍馬が無言でしぶしぶ頷く。
「俺には君たちの、いや、君の力が必要なんだ」
一角馬たちが男性を乗せたがらないことは同じこの地で暮らしてきたであろう八脚軍馬も知っているはずだ。
『あ、あなたがそうでも、ボクはあなたを必要としていません』
「本当に? さっきの魅了の話が本当なんだとしたら、軍馬である君は乗り手を欲しているんじゃ――」
『ち、違います!』
八脚軍馬の鋭い叫びが仁を遮った。強い言葉とは裏腹に、仁には否定の裏に隠れた肯定の気持ちが透けて見えるようだった。仁は心に直接届く念話だからこそ感じられたのかもしれないと思ったが、何より八脚軍馬の揺れる瞳が「そうだ」と雄弁に語っていた。
「もしかして、俺たちを追い返そうとしたのは魅了があるから?」
『違います! 余所者にこの場所を荒らされたくないだけです!』
「その気持ちが嘘だとは言わない。だけど、俺たちがそんなことしないのはもうわかってくれたよね? 現に、一角馬たちは玲奈ちゃんたちを受け入れてくれたよ」
何頭が協力してくれるかわからないが、ちらりと遠目に玲奈たちの様子を確認すると、玲奈とミルが白い一角馬たちと楽しそうに戯れているのがわかった。ロゼッタとカティアがその輪から少しだけ外れているのは気になったが、仁のように近付けさせてもらえないわけではないようだった。
「君が俺のことが気に入らなくて乗せたくないというのなら無理強いはできないけど、俺は君に乗りたいんだ。初めは一角馬がダメなら君にっていう妥協と言われても否定できない気持ちだったのは、君に対して失礼だったと思う。ごめん」
仁が深く頭を下げる。八脚軍馬はたじろいだように小さく鼻を鳴らした。仁は顔を上げると、真っ直ぐ正面から赤い瞳を見つめた。
「だけど、今は魅了されたからではなく、俺は君に乗りたいと思っている。他に選択肢がないからだろうと言われたら否定する術はないけど、もし、君が俺のことを嫌っているわけではないのなら、何か俺を乗せられない、乗せたくないと思う理由があるのなら、それを俺に聞かせてほしい」
仁は真摯な気持ちを瞳に乗せる。僅かに逸れそうになった八脚軍馬の視線が、仁の瞳の引力に引き寄せられた。黒い人と黒い馬が見つめ合う。その周囲から音が消えていた。
『ボクは――』
仁の頭と胸に、声が、心が響いた。
これが名馬というものなのかと、どこか遠いところで考えながら、仁は立派な体躯に似つかわしくないと思ってしまうような怯えた様子を見せる八脚軍馬の揺れる瞳を見つめる。
「君は八脚軍馬だから、別に乗せるのが男でも構わないんだよね?」
『な、なんであなたがボクの種族を知っているんですか!?』
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「まぁ稀にはそういう人もいるよ。ほら。そんなことより、何か条件はあるの? 特に無いようなら、ちょっと乗せてほしいんだけど」
仁が八脚軍馬の胴体に触れんと手を伸ばすと、八脚軍馬はビクッと体を震わせて飛び退いた。
「ちょっとだけ。ちょっとだけだから」
仁の瞳がゆっくりと追従し、その視界に八脚軍馬の姿を捉えると、ゆらゆらと体を左右に揺らしながら、さながら幽鬼のように歩を進める。ぼんやりとした仁の頭の内にあるのは、ただ乗りたいという気持ちだけだった。
八脚軍馬はそのまま更に仁から距離を取り、前脚を思い切り振り上げた。八脚軍馬の鋭く折り返した金色の角が黄金の光を纏う。
「しょ、正気に戻ってくださいぃいいい!」
うわ言のように「ちょっとだけ」と繰り返す仁の足元に雷が落ちる。稲妻に穿たれた地面から濛々と砂埃が舞い上がり、仁の視界を遮った。
「ちょっとだけ――あれ?」
仁が足を止め、瞼をパチパチと瞬かせる。
「俺は何を……?」
仁は首を傾げ、落雷の跡を眺める。
『いいですか? 今、あなたは魅了されていたんです。気を強く持ってください!』
八脚軍馬の少年声が脳内に響くと共に、仁は自身の頭にかかっていた霞が晴れていくような気がした。仁は一旦目を閉じて自身の内に流れる魔力を感じ取り、解呪を施す。
「うん。俺を魅了しているのは玲奈ちゃんだけだ。大丈夫」
仁が確認するように口にすると、八脚軍馬が安堵したように鼻を鳴らした。若干呆れの感情が籠っているようにも感じたが、仁は気のせいだろうと決めつける。
「あ。助けてくれてありがとう」
『正気に戻ってくれたのならそれでいいです。でも、ボクに乗りたいって思わないでください』
「それはどういう……?」
『ボクは軍馬だから、誰かに乗ってもらってこそ生きがいを感じる種族みたいなんです。だからか、ボクはボクに乗りたいと思う気持ちを勝手に増幅してしまうみたいで……』
軍馬とは軍隊に属するなどして戦に用いられる馬のことだ。元の世界では実際に騎手を乗せて戦う馬の他に物資の輸送などに使われる馬も含まれるが、八脚軍馬の口ぶりから、この場合、前者を指すようだった。
仁が直前までの自身の行動を思い返すと、確かに魅了されていたのは八脚軍馬に対してだったように思えた。八脚軍馬なら一角馬と違って男性でも乗せてくれるのではないかと思ったことは、はっきりと覚えているが、そこからどんどんと乗りたい気持ちが強まり、気が付くと意識が朦朧としていて、それしか考えられなくなっていたのだ。
仁は自己を強く意識し、頬を両手で軽く叩いてから八脚軍馬を見遣る。緊張を孕んだ仁の視線が、同じような色を湛えた赤い瞳とぶつかった。
「うん。ちゃんと意識していれば大丈夫みたい」
もしおかしいと感じたらすぐに解呪すれば大丈夫だという安心感も良い方向に作用しているのか、今も乗せてほしいという気持ちはあるが、それが無暗に増幅されるようなことはなかった。
『そうですか。よかったです』
「うん。ありがとう。それで、君にお願いがあるんだけど、ちょっとその背に俺を乗せてみないかな?」
『だ、大丈夫じゃないじゃないですか!』
八脚軍馬が慌てて飛びずさり、再び雷を落とさんと両の前脚を持ち上げた。
「あ、本当に大丈夫だから。ほら。さっきみたいにゆらゆらしてないし、受け答えもばっちり!」
仁は暴れ馬でも鎮めるかのように、どうどうと体の前に突き出した両手を上下させる。八脚軍馬(スレイプニル)はしばらく疑惑の視線を向けていたが、やがてそのまま両脚を着地させた。
『本当に大丈夫なんですか……?』
「うん」
『じゃあ、もう冗談でも乗せてほしいとか言わないでくださいね』
「それは困るな」
『こ、困るんですか?』
「うん。君に乗せてほしいのは本当だから――あ、本当に魅了はされてないよ。ただ、君に乗りたいだけ!」
仁の言葉の途中で再び両脚を持ち上げた八脚軍馬に、仁が慌てて言い訳をする。魅了が八脚軍馬(スレイプニル)の言うような効果なのだとしたら、八脚軍馬に魅了されたということは、そもそも乗りたいと思ったからだろうと仁は力説する。
「魅了されてなくても、乗りたい、乗せてほしいと思ってもおかしくはないよね!?」
『そ、それは確かにそうかもしれないですけど……』
八脚軍馬が疑心に満ちた瞳で探るように仁を見る。
仁が疑り深い八脚軍馬を納得させるのに、もうしばらく時間を要した。
「それで、乗せてくれるのかな?」
『あなたは馬鹿なんですか!?』
仁の脳内に八脚軍馬の念話が鳴り響く。仁はさも心外だと言わんばかりに肩を竦めた。
「俺たちが君たちの協力を得たくて来たことは聞いていたんだよね?」
八脚軍馬が無言でしぶしぶ頷く。
「俺には君たちの、いや、君の力が必要なんだ」
一角馬たちが男性を乗せたがらないことは同じこの地で暮らしてきたであろう八脚軍馬も知っているはずだ。
『あ、あなたがそうでも、ボクはあなたを必要としていません』
「本当に? さっきの魅了の話が本当なんだとしたら、軍馬である君は乗り手を欲しているんじゃ――」
『ち、違います!』
八脚軍馬の鋭い叫びが仁を遮った。強い言葉とは裏腹に、仁には否定の裏に隠れた肯定の気持ちが透けて見えるようだった。仁は心に直接届く念話だからこそ感じられたのかもしれないと思ったが、何より八脚軍馬の揺れる瞳が「そうだ」と雄弁に語っていた。
「もしかして、俺たちを追い返そうとしたのは魅了があるから?」
『違います! 余所者にこの場所を荒らされたくないだけです!』
「その気持ちが嘘だとは言わない。だけど、俺たちがそんなことしないのはもうわかってくれたよね? 現に、一角馬たちは玲奈ちゃんたちを受け入れてくれたよ」
何頭が協力してくれるかわからないが、ちらりと遠目に玲奈たちの様子を確認すると、玲奈とミルが白い一角馬たちと楽しそうに戯れているのがわかった。ロゼッタとカティアがその輪から少しだけ外れているのは気になったが、仁のように近付けさせてもらえないわけではないようだった。
「君が俺のことが気に入らなくて乗せたくないというのなら無理強いはできないけど、俺は君に乗りたいんだ。初めは一角馬がダメなら君にっていう妥協と言われても否定できない気持ちだったのは、君に対して失礼だったと思う。ごめん」
仁が深く頭を下げる。八脚軍馬はたじろいだように小さく鼻を鳴らした。仁は顔を上げると、真っ直ぐ正面から赤い瞳を見つめた。
「だけど、今は魅了されたからではなく、俺は君に乗りたいと思っている。他に選択肢がないからだろうと言われたら否定する術はないけど、もし、君が俺のことを嫌っているわけではないのなら、何か俺を乗せられない、乗せたくないと思う理由があるのなら、それを俺に聞かせてほしい」
仁は真摯な気持ちを瞳に乗せる。僅かに逸れそうになった八脚軍馬の視線が、仁の瞳の引力に引き寄せられた。黒い人と黒い馬が見つめ合う。その周囲から音が消えていた。
『ボクは――』
仁の頭と胸に、声が、心が響いた。
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