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第十二章
12-22.願望
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「遂にこの日がやってきてしまったか……」
竜の棲家である洞窟に場所を移し、仁は隻眼の炎竜と対面していた。イムはチラチラと仁と父親の様子を気にしながらも、再会を喜ぶ母竜や一族のドラゴンたちに囲まれていた。
「この日……ですか?」
「そうだ。奴……魔王妃の封印の解ける日だ」
隻眼のドラゴンが左の手で瞼に深く刻まれた傷をなぞる。仁は炎竜の顔に複雑な感情が浮かんでいるように感じたが、それが何かはわからない。
父竜の様子から、まさか隻眼であることに魔王妃が関係しているのだろうかと仁が考えていると、真紅に輝く片目が仁を見つめていた。
「お主は人族の身であるが、アースラの者が立てた使者であることを尊重し、この場ではアースラの者として扱う。良いか」
「はい。構いません」
仁はアシュレイやエルフィーナに頼まれて使者としてやってきたのだ。であるならば、エルフの里に返答を持ち帰るのも仕事の内だ。エルフの里の人々より玲奈たちを優先する気持ちに変わりはないが、この場で否定するほど仲間意識がないわけではない。
「そうか。ならば、里に戻り次第、これから我のする話を長老に伝えてもらいたい」
仁が頷くのを確認すると、隻眼のドラゴンの視線が鋭さを増した。仁が生唾を飲み込む。
「我が母、偉大なる竜王ヴェルフィーナの盟友シルフィーナの血を引く者らよ。今こそ英雄たる祖の遺志を継ぎ、魔王妃アナスタシアを滅ぼすのだ!」
炎竜の口の端から真紅の炎が漏れ出る。ビリビリと大気を震わせる言葉と共に仁の元にも熱気が届き、仁は思わず上半身を後ろに傾けた。
「いや、すまぬ。どうにも昂ってしまってな。先の我の言葉も決して命令ではなく我の願望に過ぎぬ故、その旨も合わせて伝えてもらいたい」
「わかりました」
仁の返答に満足そうに大きく頷いた隻眼のドラゴンが、深呼吸と共に熱気を吐き出す。先ほどまでに比べて冷静さを増したように見えるドラゴンが改めて口を開き、仁は驚愕の面持ちで続く話に耳を傾けたのだった。
その日の夕刻、仁とイムは無事にエルフの里に帰還した。仁の願い通り、こちらには恐るべき鉤爪は現れていないようで、仁は安堵の息を吐いた。
迎えの黒装束の戦士と共に仁たちがエルフの里の転移用アーティファクトのある広場に姿を現すと、門番の一人が即座に里に向かって駆け出した。仁は送迎と出迎えに感謝し、その場のエルフたちと言葉を交わしてから、イムに急かされてその場を後にする。
仁がアシュレイやエルフィーナに報告に向かうべく、イムを伴って里の入口の門を潜ると、正面に仲間たちの姿があった。
その中にミルの姿を認めたイムが、仁を置いて一直線に飛んで行く。イムはそのままミルの小さな腕の中に収まり、頬ずりを始める。仁はその様子を微笑ましく思いながら、仲間たちの元へ向かった。
「仁くん。お帰りなさい」
玲奈を筆頭に、ミル、ロゼッタが口々に無事の帰還を喜ぶ言葉を投げかけ、仁も笑顔で応じる。
「ジン。ご苦労だったな。道中、何事もなかったか?」
「とりあえず、こうして俺もイムも無事だけど、それも含めて報告したいことがあるんだ。これから時間貰えるかな? エルフィーナさんにも同席してほしいんだけど」
使者を頼まれたのはアシュレイからだが、イムの父親の言葉は直接エルフィーナにも伝えるべきだと仁は考えていた。
「もちろんだ。長老は里内を回っているが、すぐに呼んで来よう」
アシュレイが近くにいたエルフの兵士に命じ、兵士はすぐにエルフィーナの元に走り出す。仁はその背中を見送ると、皆と共に里の奥の長老の屋敷を目指した。
道中、仁は恐るべき鉤爪の襲撃からの復興に勤しむエルフ族の人々を見渡す。大人も子供も、誰もが亡くなった人を悼みながらも明日への希望を失わず、晴れやかな笑顔を見せていた。
これから仁が炎竜の言葉を伝えれば、きっとエルフの里は今までのままではいられないだろう。実際に話を聞いたエルフ族がどういう道を選ぶかわからないが、祖霊に対する信仰心の篤いエルフたちがシルフィーナの遺志を無下にするとは思えなかった。
それに加え、炎竜からの言葉ということも大きい。炎竜の一族とエルフたちは主従関係にあるわけではないが、このエルフの里が竜族の庇護下にあるのは間違いない。
そのことを竜族側から殊更主張することはないようで、イムの父親も自身の希望はどうあれ、エルフ族の意思を尊重すると話していたが、これまでのエルフ族の竜族に対する態度を鑑みれば、竜族の言葉は重く受け止められるに違いない。
そして、エルフ族の進む道と、これからの仁の、仁たちの歩む道は、決して無関係ではなかった。
「仁くん。大丈夫?」
無意識の内に硬い顔で拳を握りしめていた仁を、玲奈が横から覗き込む。
「ジンお兄ちゃん?」
「ジン殿?」
仁は足を止め、心配に彩られた大好きな人の顔を見つめてから、逆隣のミルと、背後のロゼッタを見遣る。当然の話だが、仁が玲奈と一緒に元の世界に戻った後、ミルとロゼッタ、それにミルの腕の中で気持ちよさそうにしているイムはこの世界で生きていくのだ。そして、その他の三度の召喚で出会った人々も。
仁は先頭を歩くアシュレイの背に目を向けた後、顔を空に向ける。日が沈みかけ、刻一刻と暗さを増していく夕暮れ時の空は、仁の瞳には元の世界と変わらないように映った。
生きていく世界が違うから。そんなことは言い訳にできそうになかった。
「うん。俺は大丈夫」
そう言って微笑んだ仁から何かを感じ取った仲間たちは、一瞬だけきょとんとしてから表情を引き締めた。柔らかな仁の顔から、固い決意が溢れていた。
竜の棲家である洞窟に場所を移し、仁は隻眼の炎竜と対面していた。イムはチラチラと仁と父親の様子を気にしながらも、再会を喜ぶ母竜や一族のドラゴンたちに囲まれていた。
「この日……ですか?」
「そうだ。奴……魔王妃の封印の解ける日だ」
隻眼のドラゴンが左の手で瞼に深く刻まれた傷をなぞる。仁は炎竜の顔に複雑な感情が浮かんでいるように感じたが、それが何かはわからない。
父竜の様子から、まさか隻眼であることに魔王妃が関係しているのだろうかと仁が考えていると、真紅に輝く片目が仁を見つめていた。
「お主は人族の身であるが、アースラの者が立てた使者であることを尊重し、この場ではアースラの者として扱う。良いか」
「はい。構いません」
仁はアシュレイやエルフィーナに頼まれて使者としてやってきたのだ。であるならば、エルフの里に返答を持ち帰るのも仕事の内だ。エルフの里の人々より玲奈たちを優先する気持ちに変わりはないが、この場で否定するほど仲間意識がないわけではない。
「そうか。ならば、里に戻り次第、これから我のする話を長老に伝えてもらいたい」
仁が頷くのを確認すると、隻眼のドラゴンの視線が鋭さを増した。仁が生唾を飲み込む。
「我が母、偉大なる竜王ヴェルフィーナの盟友シルフィーナの血を引く者らよ。今こそ英雄たる祖の遺志を継ぎ、魔王妃アナスタシアを滅ぼすのだ!」
炎竜の口の端から真紅の炎が漏れ出る。ビリビリと大気を震わせる言葉と共に仁の元にも熱気が届き、仁は思わず上半身を後ろに傾けた。
「いや、すまぬ。どうにも昂ってしまってな。先の我の言葉も決して命令ではなく我の願望に過ぎぬ故、その旨も合わせて伝えてもらいたい」
「わかりました」
仁の返答に満足そうに大きく頷いた隻眼のドラゴンが、深呼吸と共に熱気を吐き出す。先ほどまでに比べて冷静さを増したように見えるドラゴンが改めて口を開き、仁は驚愕の面持ちで続く話に耳を傾けたのだった。
その日の夕刻、仁とイムは無事にエルフの里に帰還した。仁の願い通り、こちらには恐るべき鉤爪は現れていないようで、仁は安堵の息を吐いた。
迎えの黒装束の戦士と共に仁たちがエルフの里の転移用アーティファクトのある広場に姿を現すと、門番の一人が即座に里に向かって駆け出した。仁は送迎と出迎えに感謝し、その場のエルフたちと言葉を交わしてから、イムに急かされてその場を後にする。
仁がアシュレイやエルフィーナに報告に向かうべく、イムを伴って里の入口の門を潜ると、正面に仲間たちの姿があった。
その中にミルの姿を認めたイムが、仁を置いて一直線に飛んで行く。イムはそのままミルの小さな腕の中に収まり、頬ずりを始める。仁はその様子を微笑ましく思いながら、仲間たちの元へ向かった。
「仁くん。お帰りなさい」
玲奈を筆頭に、ミル、ロゼッタが口々に無事の帰還を喜ぶ言葉を投げかけ、仁も笑顔で応じる。
「ジン。ご苦労だったな。道中、何事もなかったか?」
「とりあえず、こうして俺もイムも無事だけど、それも含めて報告したいことがあるんだ。これから時間貰えるかな? エルフィーナさんにも同席してほしいんだけど」
使者を頼まれたのはアシュレイからだが、イムの父親の言葉は直接エルフィーナにも伝えるべきだと仁は考えていた。
「もちろんだ。長老は里内を回っているが、すぐに呼んで来よう」
アシュレイが近くにいたエルフの兵士に命じ、兵士はすぐにエルフィーナの元に走り出す。仁はその背中を見送ると、皆と共に里の奥の長老の屋敷を目指した。
道中、仁は恐るべき鉤爪の襲撃からの復興に勤しむエルフ族の人々を見渡す。大人も子供も、誰もが亡くなった人を悼みながらも明日への希望を失わず、晴れやかな笑顔を見せていた。
これから仁が炎竜の言葉を伝えれば、きっとエルフの里は今までのままではいられないだろう。実際に話を聞いたエルフ族がどういう道を選ぶかわからないが、祖霊に対する信仰心の篤いエルフたちがシルフィーナの遺志を無下にするとは思えなかった。
それに加え、炎竜からの言葉ということも大きい。炎竜の一族とエルフたちは主従関係にあるわけではないが、このエルフの里が竜族の庇護下にあるのは間違いない。
そのことを竜族側から殊更主張することはないようで、イムの父親も自身の希望はどうあれ、エルフ族の意思を尊重すると話していたが、これまでのエルフ族の竜族に対する態度を鑑みれば、竜族の言葉は重く受け止められるに違いない。
そして、エルフ族の進む道と、これからの仁の、仁たちの歩む道は、決して無関係ではなかった。
「仁くん。大丈夫?」
無意識の内に硬い顔で拳を握りしめていた仁を、玲奈が横から覗き込む。
「ジンお兄ちゃん?」
「ジン殿?」
仁は足を止め、心配に彩られた大好きな人の顔を見つめてから、逆隣のミルと、背後のロゼッタを見遣る。当然の話だが、仁が玲奈と一緒に元の世界に戻った後、ミルとロゼッタ、それにミルの腕の中で気持ちよさそうにしているイムはこの世界で生きていくのだ。そして、その他の三度の召喚で出会った人々も。
仁は先頭を歩くアシュレイの背に目を向けた後、顔を空に向ける。日が沈みかけ、刻一刻と暗さを増していく夕暮れ時の空は、仁の瞳には元の世界と変わらないように映った。
生きていく世界が違うから。そんなことは言い訳にできそうになかった。
「うん。俺は大丈夫」
そう言って微笑んだ仁から何かを感じ取った仲間たちは、一瞬だけきょとんとしてから表情を引き締めた。柔らかな仁の顔から、固い決意が溢れていた。
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