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31.俺の中をいっぱいに満たして(*)
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「あぁ…。抑制剤ではここら辺が限界だろうね」
「そうなったらアルファだけじゃない。手近な男を所構わず誘い出す。お前だけで俺を抑えられるかどうかだって怪しい」
ヴォルフはごくりと唾を飲んだ。
今まさに覚醒しようとするオメガへの緊張か、恐怖か、あるいは期待か。
「その前に抱いてくれよ。満月の夜のお前のフェロモンなら、俺の中のオメガも満足してくれる。だって俺、あれからお前とセックスする想像ばっかしちまうんだ」
その言葉はヴォルフとの一線を超えるトリガーとなった。
ヴォルフはソニアを軽々とお姫様抱っこすると、ソファーに運んでいく。
「ごめん。この部屋、ベッドがないからソファーで我慢してくれる?」
「アルファのフェロモンで俺の中をいっぱいに満たしてくれるなら」
「それなら大丈夫かな」
2人はキスをしながら、剥ぎ取るように互いに服を脱がし合う。
ソニアの身体は軍人特有の引き締まった筋肉を持ちながらも、しなやかなくびれと柳腰が非常に蠱惑的だった。
ヴォルフはつい見惚れてしまい、ソニアも明らかに情欲が含まれているその視線に気付かないほど初心ではなかった。
だが、まじまじと穴が開きそうなほどに見つめられ、流石に羞恥心からそっぽを向く。
「そうなったらアルファだけじゃない。手近な男を所構わず誘い出す。お前だけで俺を抑えられるかどうかだって怪しい」
ヴォルフはごくりと唾を飲んだ。
今まさに覚醒しようとするオメガへの緊張か、恐怖か、あるいは期待か。
「その前に抱いてくれよ。満月の夜のお前のフェロモンなら、俺の中のオメガも満足してくれる。だって俺、あれからお前とセックスする想像ばっかしちまうんだ」
その言葉はヴォルフとの一線を超えるトリガーとなった。
ヴォルフはソニアを軽々とお姫様抱っこすると、ソファーに運んでいく。
「ごめん。この部屋、ベッドがないからソファーで我慢してくれる?」
「アルファのフェロモンで俺の中をいっぱいに満たしてくれるなら」
「それなら大丈夫かな」
2人はキスをしながら、剥ぎ取るように互いに服を脱がし合う。
ソニアの身体は軍人特有の引き締まった筋肉を持ちながらも、しなやかなくびれと柳腰が非常に蠱惑的だった。
ヴォルフはつい見惚れてしまい、ソニアも明らかに情欲が含まれているその視線に気付かないほど初心ではなかった。
だが、まじまじと穴が開きそうなほどに見つめられ、流石に羞恥心からそっぽを向く。
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