8 / 27
第2話「異能の探求」
2-4: 「嫉妬の炎」
しおりを挟む
リバンスはギルドの納品窓口に到着し、破損してしまったレッドオークの角を手にしていた。素材としての価値は少し落ちてしまうだろうが、試しに納品することにした。
「すみません、こちらの素材を納品したいのですが…」
リバンスが窓口に角を差し出すと、係員は驚いた様子で彼を見た。
「これは…レッドオークの角ですね。通常、こういった素材は5人以上のパーティで討伐して持ち帰るものですが…代理提出ですか?」
係員の疑念に満ちた質問に、リバンスは少し悲しげに笑った。彼の今までの実績からすれば、疑われるのも無理はない。
「いえ、俺個人の納品物です。」
リバンスの返答に、係員は一瞬黙り込んだ後、「了解いたしました。それではこれより鑑定作業に入りますので、しばらくお待ちください」と答え、角を持って奥へと消えていった。
鑑定が終わるのを待つ間、リバンスはギルドのロビーで椅子に腰掛けていた。周囲を見渡すと、冒険者たちが集まって情報交換をしたり、次の依頼を探していたりする光景が広がっていた。
リバンスがロビーで待っていると、グレンたちがギルドへやってきた。グレンはリバンスを見つけると、すぐに大声を上げた。
「おい、雑用係!これから西の草原にできたアイスバードの巣を潰しに行くぞ。いつも通り荷物持ちでついてこい。」
リバンスは少し迷ったが、「俺の納品素材の鑑定が終わるまで少し待ってくれないか。」と返事をした。
「納品素材?」とグレンが疑わしげに聞き返したその時、ギルドの鑑定士がリバンスに声をかけた。
「レッドオークの角の鑑定が終わりました。窓口までお越しください。」
「レッドオークの角だと!?どこでそんなものを手に入れたんだ!」
驚くグレンを横目に、リバンスは静かに「俺が倒したんだよ」と言いながら窓口へ向かった。
鑑定士はリバンスに鑑定結果を告げた。「鑑定結果でございます。こちらのレッドオークの角は折れてしまってはいますが、倒したレッドオークは通常個体より大きいものだったのでしょう。角のサイズがギルドの納品基準を大きく超えているため、今回は15ゴールドで取引させていただければと思います。」
(1000シルバー=1ゴールド)
リバンスはその言葉に目を見開いた。今までグレンのもとで雑用をこなしながら、一つの依頼をこなしてもせいぜい100シルバーしかもらえなかった。リバンスの1か月の生活費は平均して800シルバー、妹の薬代を足して約1ゴールド必要だった。15ゴールドという報酬は、リバンスにとって15か月分の稼ぎになる。
喜びと驚きが混ざった表情で、リバンスは窓口から15ゴールドを受け取った。この能力を使えば、自分でもこれだけの金額を稼げるという希望が胸に広がった。
素材を受け取ってグレンたちのもとへ戻ると、グレンは不機嫌そうに言った。「おい無能。どこからレッドオークの角なんて盗んできたんだ。」
「盗んでいない。倒したと言ってるだろ。」リバンスは少しイラつきを隠しきれない様子で答えた。「それより、西の草原へ行くんだろ。早く行こう。」そう言ってギルドを出ていくリバンス。
グレンは驚きを隠せないまま、リバンスの後を追った。「リバンスがレッドオークを倒すなんてありえない。俺ですら歯が立たないというのに…」
リバンス、グレン、その仲間たちは西の草原にたどり着いた。目の前にはアイスバードの巣が見える。氷を操るアイスバードというだけあって、巣の周りは周囲の風景から浮いていて、巣の半径10メートルほどの地面が完全に凍り付いていた。
グレンはリバンスに向かって言った。「いつも通りお前は素材を拾っていりゃあそれでいいんだ。まぁ、おとり役を買って出るんなら戦闘に加えてやってもいいぞ。」
その言葉に笑いながら賛同する仲間たち。リバンスは悔しい気持ちを抑えつつ、「わかったから早く済ませよう」と答え、戦闘が始まった。
アイスバードに対して炎を使うグレンが有利に戦いを進めていたが、アイスバードはC+ランクのモンスターであり、簡単には倒れなかった。アイスバードの攻撃により、仲間たちが次々と負傷していく。後方からその様子を観察していたリバンスは、自分ならどう戦うかをシミュレーションしていた。
グレンの攻撃が届かず、仲間たちが負傷する状況が続く中、グレンの焦りが次第に募っていく。そしてついに、仲間との連携を無視してアイスバードに突撃した。
しかし、アイスバードはその単調な動きを見抜いていた。グレンの片足を凍らせ、地面に固定する。動けなくなったグレンに向かって、アイスバードがアイススピアを放つ。
「まずい!」とリバンスは咄嗟に「複写再現」を発動し、アイススピアを相殺した。グレンは驚いた顔でリバンスを見た。
リバンスは動揺するグレンを尻目に素早く行動した。グレンのファイアボールを複写再現し、そのファイアボールを経由して仲間のウインドカッターを2度複写再現。ファイアボールを飛び越えたウインドカッターは「火×風」の相乗効果で炎を纏い、「ファイアカッター」となってアイスバードに直撃した。
2連続ペーストにより威力が増した攻撃により、アイスバードは避けきれず倒された。リバンスが素材を回収するために歩き出すと、グレンとその仲間たちは驚きの表情でリバンスを見つめていた。
「なに勝手なことをしてるんだ!」と怒鳴るグレン。リバンスは冷静に答えた。「俺が助けなかったらお前はやられてただろ。助けてくれた俺に対して一番に言うことがそれかよ!」
「うるせぇ!この前の洞窟からすこし調子に乗っているみてぇだな。お前は俺らの雑用係なんだよ。大人しくしてりゃいいものを、立場をわからせなきゃいけねえみたいだな!」グレンはそう言いながら武器を構え、その仲間たちもリバンスを囲んだ。
「私はグレン様の雑用係です。どうかお許しください。と泣いて謝ればまだ許してやるよ。」と歪んだ笑顔を浮かべるグレンに対し、リバンスは静かに応じた。「グレン。お前は人を下に見て貶めることでしか自分を保てない人間なんだな。今までは扱いこそ悪かったけど、無能な俺を誘ってくれて金を稼ぐ機会をくれたお前に感謝はしていたんだよ。でも武器を向けるということはそういうことでいいんだな。」
リバンスは「ペースト」と唱えた。その瞬間、アイスバードが再び現れた。リバンスはアイスバードを倒す寸前にコピーしていたのだ。
驚きと恐怖で動揺するグレンと仲間たちを見ながら、リバンスは静かに言った。「今日この場を持って俺はお前たちのパーティから抜けるよ。今まで一緒に稼がせてくれた恩だ。命まではとらない。」
リバンスはアイスバードに「足を凍らせて動けなくしてくれ」と指示を出す。次の瞬間、アイスバードの「アイスウィンド」が放たれ、グレンとその仲間たちの腰から下が凍りつき、動けなくなった。
「何しやがる!!おい!許さねぇからなぁ!!!」というグレンの叫びに対し、リバンスは冷ややかに「ここでしばらく反省してろ」と言い、倒したアイスバードの素材を素材袋に詰め込み、その場を去った。
グレンの心には、リバンスへの屈辱と恨みの炎が激しく燃えていた。
「すみません、こちらの素材を納品したいのですが…」
リバンスが窓口に角を差し出すと、係員は驚いた様子で彼を見た。
「これは…レッドオークの角ですね。通常、こういった素材は5人以上のパーティで討伐して持ち帰るものですが…代理提出ですか?」
係員の疑念に満ちた質問に、リバンスは少し悲しげに笑った。彼の今までの実績からすれば、疑われるのも無理はない。
「いえ、俺個人の納品物です。」
リバンスの返答に、係員は一瞬黙り込んだ後、「了解いたしました。それではこれより鑑定作業に入りますので、しばらくお待ちください」と答え、角を持って奥へと消えていった。
鑑定が終わるのを待つ間、リバンスはギルドのロビーで椅子に腰掛けていた。周囲を見渡すと、冒険者たちが集まって情報交換をしたり、次の依頼を探していたりする光景が広がっていた。
リバンスがロビーで待っていると、グレンたちがギルドへやってきた。グレンはリバンスを見つけると、すぐに大声を上げた。
「おい、雑用係!これから西の草原にできたアイスバードの巣を潰しに行くぞ。いつも通り荷物持ちでついてこい。」
リバンスは少し迷ったが、「俺の納品素材の鑑定が終わるまで少し待ってくれないか。」と返事をした。
「納品素材?」とグレンが疑わしげに聞き返したその時、ギルドの鑑定士がリバンスに声をかけた。
「レッドオークの角の鑑定が終わりました。窓口までお越しください。」
「レッドオークの角だと!?どこでそんなものを手に入れたんだ!」
驚くグレンを横目に、リバンスは静かに「俺が倒したんだよ」と言いながら窓口へ向かった。
鑑定士はリバンスに鑑定結果を告げた。「鑑定結果でございます。こちらのレッドオークの角は折れてしまってはいますが、倒したレッドオークは通常個体より大きいものだったのでしょう。角のサイズがギルドの納品基準を大きく超えているため、今回は15ゴールドで取引させていただければと思います。」
(1000シルバー=1ゴールド)
リバンスはその言葉に目を見開いた。今までグレンのもとで雑用をこなしながら、一つの依頼をこなしてもせいぜい100シルバーしかもらえなかった。リバンスの1か月の生活費は平均して800シルバー、妹の薬代を足して約1ゴールド必要だった。15ゴールドという報酬は、リバンスにとって15か月分の稼ぎになる。
喜びと驚きが混ざった表情で、リバンスは窓口から15ゴールドを受け取った。この能力を使えば、自分でもこれだけの金額を稼げるという希望が胸に広がった。
素材を受け取ってグレンたちのもとへ戻ると、グレンは不機嫌そうに言った。「おい無能。どこからレッドオークの角なんて盗んできたんだ。」
「盗んでいない。倒したと言ってるだろ。」リバンスは少しイラつきを隠しきれない様子で答えた。「それより、西の草原へ行くんだろ。早く行こう。」そう言ってギルドを出ていくリバンス。
グレンは驚きを隠せないまま、リバンスの後を追った。「リバンスがレッドオークを倒すなんてありえない。俺ですら歯が立たないというのに…」
リバンス、グレン、その仲間たちは西の草原にたどり着いた。目の前にはアイスバードの巣が見える。氷を操るアイスバードというだけあって、巣の周りは周囲の風景から浮いていて、巣の半径10メートルほどの地面が完全に凍り付いていた。
グレンはリバンスに向かって言った。「いつも通りお前は素材を拾っていりゃあそれでいいんだ。まぁ、おとり役を買って出るんなら戦闘に加えてやってもいいぞ。」
その言葉に笑いながら賛同する仲間たち。リバンスは悔しい気持ちを抑えつつ、「わかったから早く済ませよう」と答え、戦闘が始まった。
アイスバードに対して炎を使うグレンが有利に戦いを進めていたが、アイスバードはC+ランクのモンスターであり、簡単には倒れなかった。アイスバードの攻撃により、仲間たちが次々と負傷していく。後方からその様子を観察していたリバンスは、自分ならどう戦うかをシミュレーションしていた。
グレンの攻撃が届かず、仲間たちが負傷する状況が続く中、グレンの焦りが次第に募っていく。そしてついに、仲間との連携を無視してアイスバードに突撃した。
しかし、アイスバードはその単調な動きを見抜いていた。グレンの片足を凍らせ、地面に固定する。動けなくなったグレンに向かって、アイスバードがアイススピアを放つ。
「まずい!」とリバンスは咄嗟に「複写再現」を発動し、アイススピアを相殺した。グレンは驚いた顔でリバンスを見た。
リバンスは動揺するグレンを尻目に素早く行動した。グレンのファイアボールを複写再現し、そのファイアボールを経由して仲間のウインドカッターを2度複写再現。ファイアボールを飛び越えたウインドカッターは「火×風」の相乗効果で炎を纏い、「ファイアカッター」となってアイスバードに直撃した。
2連続ペーストにより威力が増した攻撃により、アイスバードは避けきれず倒された。リバンスが素材を回収するために歩き出すと、グレンとその仲間たちは驚きの表情でリバンスを見つめていた。
「なに勝手なことをしてるんだ!」と怒鳴るグレン。リバンスは冷静に答えた。「俺が助けなかったらお前はやられてただろ。助けてくれた俺に対して一番に言うことがそれかよ!」
「うるせぇ!この前の洞窟からすこし調子に乗っているみてぇだな。お前は俺らの雑用係なんだよ。大人しくしてりゃいいものを、立場をわからせなきゃいけねえみたいだな!」グレンはそう言いながら武器を構え、その仲間たちもリバンスを囲んだ。
「私はグレン様の雑用係です。どうかお許しください。と泣いて謝ればまだ許してやるよ。」と歪んだ笑顔を浮かべるグレンに対し、リバンスは静かに応じた。「グレン。お前は人を下に見て貶めることでしか自分を保てない人間なんだな。今までは扱いこそ悪かったけど、無能な俺を誘ってくれて金を稼ぐ機会をくれたお前に感謝はしていたんだよ。でも武器を向けるということはそういうことでいいんだな。」
リバンスは「ペースト」と唱えた。その瞬間、アイスバードが再び現れた。リバンスはアイスバードを倒す寸前にコピーしていたのだ。
驚きと恐怖で動揺するグレンと仲間たちを見ながら、リバンスは静かに言った。「今日この場を持って俺はお前たちのパーティから抜けるよ。今まで一緒に稼がせてくれた恩だ。命まではとらない。」
リバンスはアイスバードに「足を凍らせて動けなくしてくれ」と指示を出す。次の瞬間、アイスバードの「アイスウィンド」が放たれ、グレンとその仲間たちの腰から下が凍りつき、動けなくなった。
「何しやがる!!おい!許さねぇからなぁ!!!」というグレンの叫びに対し、リバンスは冷ややかに「ここでしばらく反省してろ」と言い、倒したアイスバードの素材を素材袋に詰め込み、その場を去った。
グレンの心には、リバンスへの屈辱と恨みの炎が激しく燃えていた。
1
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
47歳のおじさんが異世界に召喚されたら不動明王に化身して感謝力で無双しまくっちゃう件!
のんたろう
ファンタジー
異世界マーラに召喚された凝流(しこる)は、
ハサンと名を変えて異世界で
聖騎士として生きることを決める。
ここでの世界では
感謝の力が有効と知る。
魔王スマターを倒せ!
不動明王へと化身せよ!
聖騎士ハサン伝説の伝承!
略称は「しなおじ」!
年内書籍化予定!
トレジャーキッズ
著:剣 恵真/絵・編集:猫宮 りぃ
ファンタジー
だらだらと自堕落な生活から抜け出すきっかけをどこかで望んでいた。
ただ、それだけだったのに……
自分の存在は何のため?
何のために生きているのか?
世界はどうしてこんなにも理不尽にあふれているのか?
苦悩する子どもと親の物語です。
非日常を体験した、命のやり取りをした、乗り越える困難の中で築かれてゆくのは友情と絆。
まだ見えない『何か』が大切なものだと気づけた。
※更新は週一・日曜日公開を目標
何かございましたら、Twitterにて問い合わせください。
【1】のみ自費出版販売をしております。
追加で修正しているため、全く同じではありません。
できるだけ剣恵真さんの原文と世界観を崩さないように直しておりますが、もう少しうまいやり方があるようでしたら教えていただけるとありがたいです。(担当:猫宮りぃ)
半身転生
片山瑛二朗
ファンタジー
忘れたい過去、ありますか。やり直したい過去、ありますか。
元高校球児の大学一年生、千葉新(ちばあらた)は通り魔に刺され意識を失った。
気が付くと何もない真っ白な空間にいた新は隣にもう1人、自分自身がいることに理解が追い付かないまま神を自称する女に問われる。
「どちらが元の世界に残り、どちらが異世界に転生しますか」
実質的に帰還不可能となった剣と魔術の異世界で、青年は何を思い、何を成すのか。
消し去りたい過去と向き合い、その上で彼はもう一度立ち上がることが出来るのか。
異世界人アラタ・チバは生きる、ただがむしゃらに、精一杯。
少なくとも始めのうちは主人公は強くないです。
強くなれる素養はありますが強くなるかどうかは別問題、無双が見たい人は主人公が強くなることを信じてその過程をお楽しみください、保証はしかねますが。
異世界は日本と比較して厳しい環境です。
日常的に人が死ぬことはありませんがそれに近いことはままありますし日本に比べればどうしても命の危険は大きいです。
主人公死亡で主人公交代! なんてこともあり得るかもしれません。
つまり主人公だから最強! 主人公だから死なない! そう言ったことは保証できません。
最初の主人公は普通の青年です。
大した学もなければ異世界で役立つ知識があるわけではありません。
神を自称する女に異世界に飛ばされますがすべてを無に帰すチートをもらえるわけではないです。
もしかしたらチートを手にすることなく物語を終える、そんな結末もあるかもです。
ここまで何も確定的なことを言っていませんが最後に、この物語は必ず「完結」します。
長くなるかもしれませんし大して話数は多くならないかもしれません。
ただ必ず完結しますので安心してお読みください。
ブックマーク、評価、感想などいつでもお待ちしています。
この小説は同じ題名、作者名で「小説家になろう」、「カクヨム」様にも掲載しています。
Another Of Life Game~僕のもう一つの物語~
神城弥生
ファンタジー
なろう小説サイトにて「HJ文庫2018」一次審査突破しました!!
皆様のおかげでなろうサイトで120万pv達成しました!
ありがとうございます!
VRMMOを造った山下グループの最高傑作「Another Of Life Game」。
山下哲二が、死ぬ間際に完成させたこのゲームに込めた思いとは・・・?
それでは皆様、AOLの世界をお楽しみ下さい!
毎週土曜日更新(偶に休み)
東の国の狼憑き
納人拓也
ファンタジー
巨大交易都市エルクラット、その都市に住むミーシャは人々と違う存在――亜人専門医の下で医師になるための修行をしていた。しかし彼女を助けてくれた男――人狼の一斬がある日、若い女が食い殺されるという<人喰い>事件に巻き込まれ、容疑者となってしまう。
町の人狼達に疑いが掛かる中、調査をしていくミーシャと仲間達……一体犯人は誰なのか。恐怖する人々と、人々から脅威とされ<人喰い>と呼ばれる人狼達――これはある少女と仲間達の、覚悟と決意の物語。
2020年10月31日からリライト作業に入っております。
11月1日 リライト版のプロローグ公開
表紙画像は下記のフリー素材から利用規約に従い、お借りしております。
https://www.pixiv.net/artworks/64164780 (麻婆豆腐 様)
※小説家になろう・カクヨムでも連載中。pixivには一括投稿&サンプル掲載。
※リアルの都合で週1更新に切り替えました。何時になるかは完全ランダムですが大体夜。作者の体調や展開の都合上で早くなったり遅くなったりしますのでズレたらすみません。
※作者以外の引用・転載、自作発言、動画配信、翻訳しての配布は固く禁止させて頂きます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる