22 / 113
チャプター【022】
しおりを挟む
「おまえたちを、仲間にしたい」
とつぜんに、男はそう言った。
「ずいぶんと唐突だな。和について話し合いをしたかったのではないのか」
「それは、いいのだ。もう話したようなものだからな」
「なに……」
青竜は怪訝な面持ちになり、
「では、おれたちを仲間にしてなんとする」
そう訊いた。
「聞くところによれば、おまえたちが言った100年前の仙翁と闇との戦い以前は、この世は争いのない世界であったと聞く。わたしはいまのこの世を掃除し、和を取りもどす」
「掃除をするということは、争いは避けられないということではないのか?」
「そうなるのだろうかな、やはり……。だが、わたしは、できるだけ話し合いで解決しようと思うのだが」
「しかしだな、さっきも言ったが、狂気に我を失っているものに、話し合いなど通用するはずもない」
「うむ……」
男は唇を真横に引き、頭を掻いた。
「だが、待て。このわたしは、狂気に我を失ってはおらぬ。ならば、わたしのように、狂気に我を失っていない者が、他にもいるのではないのか」
「それはそうかもしれぬがな……」
「それならば、話し合いはできよう」
「いや、そうではない。たとえ、狂気に我を忘れていない者が他にいようと、話し合いは無理だ」
「なぜだ」
「陰に、闇の存在がいる」
「そうか、闇か……。では、どうすればいい」
「力には力しかない。当然のことだ」
「当然か……」
男は考えこむ。
瞼を閉じ、額に指先をあてる。
しばらくそうしていると、ふと瞼を開いた。
何かに思いあたったのか、晴れ晴れとした顔をしている。
「よし、決めた」
「――――」
青竜は何も言わず、男の答えを待った。
「初めは話し合いにゆき、闇が邪魔をするというのであれば、その闇を叩く」
「そう簡単に言うが、闇そのものには実体がない。闇は人間の心に巣食っているのだぞ」
「なんだ、そうなのか?」
「お、おい」
十二支の式鬼たちは、そこで一斉にこけた。
「だが、わたしはもう決めたのだ。一度決めたらとことん行くのが男子たる者。どんな困難が立ち塞がろうと、全身全霊でぶつかっていく。だからこそ、おまえたちに仲間になってほしいのだ」
「――――」
そのとき、式鬼たちの心は決まった。
この男についていこう。そう思っていた。
皆、そこで改めるように畏まった。
「やはり貴方は、我らの主となるお方。これから先、我ら十二支の式鬼は、貴方のために自力を尽くす所存です」
式鬼たちはまた、頭を垂れた。
「だからさァ」
と、男はため息をついた。
「わたしは、そういうのが困るのだ。嫌なのだよ。主などというのは、息がつまる」
「ならば、どのように」
「仲間に主も家来もあるかい? 仲間と言えば、友ではないか」
友、という言葉に式鬼たちは感じ入り、思わず涙を流した。
「なんだ、おまえたち。どうして泣くのだ」
「我らを、友と言ってくださったことに、感動のあまり、胸がつまってしまいまして……」
「そうか。だが、あまり泣くな。こう見えてわたしは涙もろいのだ。わたしまでが泣けてくるではないか。ああ、それとだな。その言葉使いもなんとかせぬか。さっきまでのように話してくれたほうが、わたしは楽でいい」
「畏まりました」
「おいおい、言ったそばからそれでは困るよ。畏まりました、ではなくて、わかった、だ。さあ、言ってみなさい」
「わ、わかった」
青竜は、畏れ入りながらもそう言った。
「ほら、他のみんなも」
そう促されて、他の式鬼たちも、やはり畏れ入りつつ、「わかった」そう言った。
「そうそう、それでよし。これで、わたしたちは仲間になったというわけだ。ならば、ここで改めて名を名乗り合おう」
男はそう言うと、
「まずは、わたしからだ。我が名は、神谷剣尊(かみやのつるぎのみこと)」
そう名乗った――
「えー! えー! えー!」
思わず、つるぎは声を張りあげていた。
「なんだ、つるぎ。話はまだ終わっていないぞ」
話を中断させられたことに、もろは丸はあからさまに嫌な顔をした。
「だだ、だって、いま、か、かみやの、つつつ、つるぎのみことって」
あたふたと、つるぎが答える。
「それがどうした」
「それがどうした、じゃないよ。その人って、ボクと同じ名前じゃないか」
「だから、それがどうしたのだ」
もろは丸は意に介さない。
「だって、だって……」
「なにを、そんなに動転している。おまえにしてみれば、それはただの偶然の一致ではないのか? おれが神谷の森の話をしたとき、おまえはそう言ったではないか」
「あれは、ほら、森の名前だったけど、これは人の名前で、それも姓も名も同じなんだよ。それを偶然の一致では片づけられないさ」
「フン。ずいぶんと調子のいいことを言うやつだな」
「そんなじゃないよ。いまの話を聞いてて、自分と同じ名前の人間が登場したら、だれでも仰天するよ、ふつう」
「まあ、確かにな」
もろは丸はつるぎの顔を見て、にやりと笑った。
「しかし、ずいぶんと、真剣な顔で言うじゃないか。まさかおまえ、『ボクは、神谷剣尊の生まれ変わりだ』などと、思ってはいないだろうな」
言われて、つるぎは、ギクリ、として言葉に窮した。
「なんだ、図星か。まったく。そう思いたい気持ちはわからなくもないがな、身のほどをわきまえろよ。あの方とおまえでは、この天と地ほども差がある」
「わかってるよ、そんなことは。それにボクは、別の世界の人間なんだしさ。でも、だからって、そこまで言うことないじゃないか……」
つるぎは、とたんにへこんでしまった。
「あ、いや、すまぬ。悪かった。だがな、つるぎ。おまえはすぐにへこみすぎる。精神が軟弱すぎるのだ」
「なによそれ。悪かったって言っておきながら、さらにへこませるようなこと言ってさ」
「だからおれは、おまえのそういう軟弱なところを叩き直してやると言っているのだ」
「そう。わかったよ。いいかげんに、ボクも怒った。なら、さっさと修行とやらを始めようじゃないか」
つるぎはもろは丸を睨みつけた。
全身から、蒼い光が立ち昇る。
「ボクを、ただの軟弱者だとは思わないでよね」
「おう。その意気だ。つるぎ」
もろは丸は両手を広げると、そこに木刀が2本現れた。
そのうちの1本を、つるぎの足下に投げた。
「ただの軟弱者ではないというころを、見せてみろ!」
もろは丸は、もう1本の木刀を片手で持ち、切っ先をつるぎに向けて構えた。
つるぎは、足下の木刀を拾い上げ、
「ボクは、継ぐべき者、神谷つるぎだ。舐めてかかったら、痛い目をみるよ」
両手で持って、もろは丸に向けて構えた。
「ほう。自分の口からよく言った。褒めてやろう。だが、その吐いた唾、飲むなよ」
「問答無用! いざ、参る! やあああああッ!」
つるぎは完全にその気になって、もろは丸に挑んでいった。
しかし――
つるぎは、一矢報いることもできず、ものの見事にいてこまされて、その場に伸びてしまっていた。
「なんだ、もう終わりか。だらしのないやつめ。継ぐべき者が聞いて呆れるぞ」
もろは丸は、伸びているつるぎを上から見下ろした。
つるぎは、荒い息を吐き、声を発することも立つこともできない。
「ぐッ……」
それでも、つるぎは立ち上がろうとした。
だがやはり、上体を起こすことすら叶わない。
身体から立ち昇る蒼い光は、もうすでに消え失せている。
その中で、もろは丸を睨みつける眼光だけは、ぎらぎらと鋭い光が漲っていた。
「無理をするな。おまえの、その向かってくる気概だけは認めてやる。だから、少し休め。そのあいだ、途中だった話のつづきをしてやる」
そう言うと、もろは丸は話のつづきを始めた。
とつぜんに、男はそう言った。
「ずいぶんと唐突だな。和について話し合いをしたかったのではないのか」
「それは、いいのだ。もう話したようなものだからな」
「なに……」
青竜は怪訝な面持ちになり、
「では、おれたちを仲間にしてなんとする」
そう訊いた。
「聞くところによれば、おまえたちが言った100年前の仙翁と闇との戦い以前は、この世は争いのない世界であったと聞く。わたしはいまのこの世を掃除し、和を取りもどす」
「掃除をするということは、争いは避けられないということではないのか?」
「そうなるのだろうかな、やはり……。だが、わたしは、できるだけ話し合いで解決しようと思うのだが」
「しかしだな、さっきも言ったが、狂気に我を失っているものに、話し合いなど通用するはずもない」
「うむ……」
男は唇を真横に引き、頭を掻いた。
「だが、待て。このわたしは、狂気に我を失ってはおらぬ。ならば、わたしのように、狂気に我を失っていない者が、他にもいるのではないのか」
「それはそうかもしれぬがな……」
「それならば、話し合いはできよう」
「いや、そうではない。たとえ、狂気に我を忘れていない者が他にいようと、話し合いは無理だ」
「なぜだ」
「陰に、闇の存在がいる」
「そうか、闇か……。では、どうすればいい」
「力には力しかない。当然のことだ」
「当然か……」
男は考えこむ。
瞼を閉じ、額に指先をあてる。
しばらくそうしていると、ふと瞼を開いた。
何かに思いあたったのか、晴れ晴れとした顔をしている。
「よし、決めた」
「――――」
青竜は何も言わず、男の答えを待った。
「初めは話し合いにゆき、闇が邪魔をするというのであれば、その闇を叩く」
「そう簡単に言うが、闇そのものには実体がない。闇は人間の心に巣食っているのだぞ」
「なんだ、そうなのか?」
「お、おい」
十二支の式鬼たちは、そこで一斉にこけた。
「だが、わたしはもう決めたのだ。一度決めたらとことん行くのが男子たる者。どんな困難が立ち塞がろうと、全身全霊でぶつかっていく。だからこそ、おまえたちに仲間になってほしいのだ」
「――――」
そのとき、式鬼たちの心は決まった。
この男についていこう。そう思っていた。
皆、そこで改めるように畏まった。
「やはり貴方は、我らの主となるお方。これから先、我ら十二支の式鬼は、貴方のために自力を尽くす所存です」
式鬼たちはまた、頭を垂れた。
「だからさァ」
と、男はため息をついた。
「わたしは、そういうのが困るのだ。嫌なのだよ。主などというのは、息がつまる」
「ならば、どのように」
「仲間に主も家来もあるかい? 仲間と言えば、友ではないか」
友、という言葉に式鬼たちは感じ入り、思わず涙を流した。
「なんだ、おまえたち。どうして泣くのだ」
「我らを、友と言ってくださったことに、感動のあまり、胸がつまってしまいまして……」
「そうか。だが、あまり泣くな。こう見えてわたしは涙もろいのだ。わたしまでが泣けてくるではないか。ああ、それとだな。その言葉使いもなんとかせぬか。さっきまでのように話してくれたほうが、わたしは楽でいい」
「畏まりました」
「おいおい、言ったそばからそれでは困るよ。畏まりました、ではなくて、わかった、だ。さあ、言ってみなさい」
「わ、わかった」
青竜は、畏れ入りながらもそう言った。
「ほら、他のみんなも」
そう促されて、他の式鬼たちも、やはり畏れ入りつつ、「わかった」そう言った。
「そうそう、それでよし。これで、わたしたちは仲間になったというわけだ。ならば、ここで改めて名を名乗り合おう」
男はそう言うと、
「まずは、わたしからだ。我が名は、神谷剣尊(かみやのつるぎのみこと)」
そう名乗った――
「えー! えー! えー!」
思わず、つるぎは声を張りあげていた。
「なんだ、つるぎ。話はまだ終わっていないぞ」
話を中断させられたことに、もろは丸はあからさまに嫌な顔をした。
「だだ、だって、いま、か、かみやの、つつつ、つるぎのみことって」
あたふたと、つるぎが答える。
「それがどうした」
「それがどうした、じゃないよ。その人って、ボクと同じ名前じゃないか」
「だから、それがどうしたのだ」
もろは丸は意に介さない。
「だって、だって……」
「なにを、そんなに動転している。おまえにしてみれば、それはただの偶然の一致ではないのか? おれが神谷の森の話をしたとき、おまえはそう言ったではないか」
「あれは、ほら、森の名前だったけど、これは人の名前で、それも姓も名も同じなんだよ。それを偶然の一致では片づけられないさ」
「フン。ずいぶんと調子のいいことを言うやつだな」
「そんなじゃないよ。いまの話を聞いてて、自分と同じ名前の人間が登場したら、だれでも仰天するよ、ふつう」
「まあ、確かにな」
もろは丸はつるぎの顔を見て、にやりと笑った。
「しかし、ずいぶんと、真剣な顔で言うじゃないか。まさかおまえ、『ボクは、神谷剣尊の生まれ変わりだ』などと、思ってはいないだろうな」
言われて、つるぎは、ギクリ、として言葉に窮した。
「なんだ、図星か。まったく。そう思いたい気持ちはわからなくもないがな、身のほどをわきまえろよ。あの方とおまえでは、この天と地ほども差がある」
「わかってるよ、そんなことは。それにボクは、別の世界の人間なんだしさ。でも、だからって、そこまで言うことないじゃないか……」
つるぎは、とたんにへこんでしまった。
「あ、いや、すまぬ。悪かった。だがな、つるぎ。おまえはすぐにへこみすぎる。精神が軟弱すぎるのだ」
「なによそれ。悪かったって言っておきながら、さらにへこませるようなこと言ってさ」
「だからおれは、おまえのそういう軟弱なところを叩き直してやると言っているのだ」
「そう。わかったよ。いいかげんに、ボクも怒った。なら、さっさと修行とやらを始めようじゃないか」
つるぎはもろは丸を睨みつけた。
全身から、蒼い光が立ち昇る。
「ボクを、ただの軟弱者だとは思わないでよね」
「おう。その意気だ。つるぎ」
もろは丸は両手を広げると、そこに木刀が2本現れた。
そのうちの1本を、つるぎの足下に投げた。
「ただの軟弱者ではないというころを、見せてみろ!」
もろは丸は、もう1本の木刀を片手で持ち、切っ先をつるぎに向けて構えた。
つるぎは、足下の木刀を拾い上げ、
「ボクは、継ぐべき者、神谷つるぎだ。舐めてかかったら、痛い目をみるよ」
両手で持って、もろは丸に向けて構えた。
「ほう。自分の口からよく言った。褒めてやろう。だが、その吐いた唾、飲むなよ」
「問答無用! いざ、参る! やあああああッ!」
つるぎは完全にその気になって、もろは丸に挑んでいった。
しかし――
つるぎは、一矢報いることもできず、ものの見事にいてこまされて、その場に伸びてしまっていた。
「なんだ、もう終わりか。だらしのないやつめ。継ぐべき者が聞いて呆れるぞ」
もろは丸は、伸びているつるぎを上から見下ろした。
つるぎは、荒い息を吐き、声を発することも立つこともできない。
「ぐッ……」
それでも、つるぎは立ち上がろうとした。
だがやはり、上体を起こすことすら叶わない。
身体から立ち昇る蒼い光は、もうすでに消え失せている。
その中で、もろは丸を睨みつける眼光だけは、ぎらぎらと鋭い光が漲っていた。
「無理をするな。おまえの、その向かってくる気概だけは認めてやる。だから、少し休め。そのあいだ、途中だった話のつづきをしてやる」
そう言うと、もろは丸は話のつづきを始めた。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……
踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです
(カクヨム、小説家になろうでも公開中です)
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる