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38、つむるくん 俺の存在を忘れてないよね?

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つむるくん
「りょうきちゃん、 おはよう」

りょうきちゃん
「・・・・・・」

つむるくん
「 元気ないね。どうしたの?」

りょうきちゃん
「つむるくんは 思い残すことはないの?」

つむるくん
「いや、 未練だらけだね」

りょうきちゃん
「 死にたくないのに会いに来たの?」

つむるくん
「 殺してほしいときに連絡すらできなかったからね。もうそんな辛い思いをしたくないから、その時が来るまでそばにいちゃだめかな?」

りょうきちゃん
「 うん、わかった。その時は・・・・・・殺すぞ」( にっこり)









あやとりちゃん
「 そんな歪んだ関係は許されませんわ! 退学にしますわよ?」

つむるくん
「 生徒にそんな権限があるの?」

まどかちゃん
「 会長は理事長の娘だからね」

つむるくん
「 つまり、自分まで偉くなったと勘違いしてるんだね」 (にっこり)

あやとりちゃん
「 本当に退学にしますわよ!?」

つむるくん
「 どうぞ、ご自由に」

さいこちゃん
「あちゃー。つむるくんを 怒らせて、どうなっても知りませんよ」

あやとりちゃん
「えっ?」

せわしくん
「つむるくんの 闇は深そうだからな」

つむるくん
「 そんなことないよ。・・・・・・少ししか」( にっこり)

あやとりちゃん
「た、 退学にはしませんわよ」 (ビクビク)









りょうきちゃん
「つむるくん、あやとりちゃんを いじめちゃだめだよ。こんなんでも私の友達なんだからね」

あやとりちゃん
「 こんなんでも!?」

つむるくん
「 ごめんごめん。出番が少ないから、つい八つ当たりしちゃったよ」

りょうきちゃん
「 それじゃ仕方ないね」

せわしくん
「 大丈夫だぞ。あやとりちゃんはいじられるのが大好きだからな」(笑)

つむるくん
「あやとりちゃんは いじられキャラなんだね」

あやとりちゃん
「 皆さん、ひどすぎですわ!」( 大泣き)









つむるくん
「 ところでりょうきちゃん。本当にあやとりちゃんと友達になったの?」

りょうきちゃん
「 うん、そうだよ」

つむるくん
「・・・・・・ それはまいるどくんのおかげかな」

りょうきちゃん
「 うん。よくわかったね」

つむるくん
「 よくわかるよ。・・・・・・まいるどくんは殺したくなるほどいいやつだね」

りょうきちゃん
「 うん、そうだね」 (にっこり)

まどかちゃん
「 これが日常会話なの!?」









つむるくん
「さいこちゃん、 どうやってまいるどくんを殺すのがベストだと思う?」

さいこちゃん
「 ガチホモさんにあんなコトやこんなコトをさせて、自我を崩壊させましょうか」

せわしくん
「 むしろ目覚めて、そっちの道に入ったりしてな」(笑)

さいこちゃん
「ほほう? それは面白そうですね」

まどかちゃん
「 そんなことできるわけないでしょ!!」

さいこちゃん
「 そういえばそうですね。ガチホモさんの知り合いはいませんでした」

まどかちゃん
「 知り合いがいたとしても、やっちゃダメだからね!」









つむるくん
( よかった。りょうきちゃんは実に楽しそうだ。本当にみんなのことを友達だと思っている。でも、それはきっと、まいるどくんのおかげだ。悔しい。俺が勇気を出して会えたのも、きっかけをくれたまいるどくんのおかげ。完全に負けている。それでも・・・・・・逆転したい!)


せわしくん
「 どうせ主人公補正で、まいるどくん中心に進むけどな」

つむるくん
「・・・・・・ だよね」

せわしくん
「まあ、 頑張れ」

つむるくん
「・・・・・・ ところで、モノローグに話しかけるのってありなのかな?」

せわしくん
「 今更だろ」








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