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第3章、妖精神子 アンジェリカ
まずはお互いの戦力の把握だね(o^-^o)
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「 神殿に入る前に 話がある」
エルヴィンがアレクに詰め寄る。
これはいよいよ、 イベント戦闘の始まりか?
ラミアさんとの ボス戦や妖精神子の儀式など、 3年後に 起きるはずのイベントが 前倒しで発生している。
今回もそうに違いない。
間近で見られるなんてワクワクするね。
私はもちろん、 アレクの味方だよ。
「 アレク、私が作戦を授けてあげるね」
「 作戦?」
「 もちろん、エルヴィンに勝つための作戦だよ」
普通は勝てない。 でも私のような、バトルジャンキーゲーマーだと別だけどね。
「 どうして、俺とアレクが戦う前提で話を進めるんだ? 俺が話したいのは連携についてだ」
「 なんで!? エルヴィンはアレクの実力を認めてないんじゃなかったの?」
エルヴィンはアレクのことを、三流だと馬鹿にしていたはずである。
ところが、 今の エルヴィンは どうだ。 これではまるで、アレクの実力を認めているようじゃないか。
「 アレクのことは昨日の 立ち回りで、 十分認めている」
「 昨日?」
「 サブリナ =アレスファンド 侯爵令嬢との立ち回りだよ」
私が首をかしげると、 アンジェリカが説明してくれた。
「ああ、ラミアさんのことだね」
「 おかしなあだ名をつけたものだな。 確かにその通りだ」
エルヴィンが珍しくおかしそうに笑っている。 思い出し笑いというやつだろうか。
だって、私は普通のことを言っただけだよ?
「 平民の俺は命令を聞くだけじゃ ないんですか?」
「 護衛対象が二人もいるんだ。さすがに俺一人では守りきれない。 力を貸してくれ」
「 わかりました」
「 これから仲間になるんだ。敬語はいらない」
「 わかった。これでいいんだな」
エルヴィンが実力のないものに冷たくするのは、 死なせたくないためだ。
ゲームの中でも アレクがそれなりの実力を示すと、 エルヴィンは仲間と認めてくれる。
「 やっぱり、ホモソーシャルだね」
「「 誰がホモだ!!」」
やはり、ハモる二人の声。 間違いなく本物だね。
もちろん、ホモソーシャルは熱すぎる友情という意味だよ。 本当だよ?
エルヴィンがアレクに詰め寄る。
これはいよいよ、 イベント戦闘の始まりか?
ラミアさんとの ボス戦や妖精神子の儀式など、 3年後に 起きるはずのイベントが 前倒しで発生している。
今回もそうに違いない。
間近で見られるなんてワクワクするね。
私はもちろん、 アレクの味方だよ。
「 アレク、私が作戦を授けてあげるね」
「 作戦?」
「 もちろん、エルヴィンに勝つための作戦だよ」
普通は勝てない。 でも私のような、バトルジャンキーゲーマーだと別だけどね。
「 どうして、俺とアレクが戦う前提で話を進めるんだ? 俺が話したいのは連携についてだ」
「 なんで!? エルヴィンはアレクの実力を認めてないんじゃなかったの?」
エルヴィンはアレクのことを、三流だと馬鹿にしていたはずである。
ところが、 今の エルヴィンは どうだ。 これではまるで、アレクの実力を認めているようじゃないか。
「 アレクのことは昨日の 立ち回りで、 十分認めている」
「 昨日?」
「 サブリナ =アレスファンド 侯爵令嬢との立ち回りだよ」
私が首をかしげると、 アンジェリカが説明してくれた。
「ああ、ラミアさんのことだね」
「 おかしなあだ名をつけたものだな。 確かにその通りだ」
エルヴィンが珍しくおかしそうに笑っている。 思い出し笑いというやつだろうか。
だって、私は普通のことを言っただけだよ?
「 平民の俺は命令を聞くだけじゃ ないんですか?」
「 護衛対象が二人もいるんだ。さすがに俺一人では守りきれない。 力を貸してくれ」
「 わかりました」
「 これから仲間になるんだ。敬語はいらない」
「 わかった。これでいいんだな」
エルヴィンが実力のないものに冷たくするのは、 死なせたくないためだ。
ゲームの中でも アレクがそれなりの実力を示すと、 エルヴィンは仲間と認めてくれる。
「 やっぱり、ホモソーシャルだね」
「「 誰がホモだ!!」」
やはり、ハモる二人の声。 間違いなく本物だね。
もちろん、ホモソーシャルは熱すぎる友情という意味だよ。 本当だよ?
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