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第1章 勇者を裁くだけの簡単なお仕事を始めました
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門番の人、ちゃんと仕事してください! 受付の人も 何で案内しちゃうんですか!?
私が招待したのはエイミアだけですよ。
・・・・・・ まだ私は世間一般では勇者パーティーの一員という位置付けですから、「 仲間に会いに来た」と 言われれば素通しなのですか。 そうですか・・・・・・。
誰も悪くありません。 恨んではいけません。 恨んではいけませんが、 どうしても悪感情が湧き上がってきてしまいます。
「 二人って仲が良かったんだな。 喧嘩するほどってやつか?」
アシュトンが呑気な発言をしていました。 少しばかりヘビーメイスの素振りが必要でしょうか。
・・・・・・。
こほん。
聖女の私がヘビーメイスを振り回せるわけがないじゃないですか。 ちょっとした冗談ですよ。
エイミアは、ちっと 舌打ちします。
「 昨日はどん底まで落ち込んでいたはずなのに、 もう立ち直ったの?」
「 いつまでもくよくよしてても何にもならないからな。 俺たちはこれからも 魔物の脅威から人々を守るだけだ」
「 アシュトンの言うとおりだな」
シルフィーユは、アシュトンの意見に 賛同していました。
勇者らしくて立派な 志なのですけどね。 やり方がまずいと言うか、何と言いますか。 馬鹿に世界破壊級の魔法を与えたら、世界 終焉は 必至ですよね。
アシュトンは勇者の 資格がなくても、 S ランクの冒険者までは成長することでしょう。 どちらにしても 何かやらかしてしまうのならば、 勇者として管理した方がまだマシなのです。
それに最終手段として、 本人の 努力したことまで奪い去ってしまうのは 忍びないですからね。
「エイミア、 今日も冒険に出かけるぞ。 今日はうまくいく気がするんだ」
「 アシュトンが 言うように、 冒険日和だ」
「 絶対気のせいよ!?」
アシュトンと愉快な仲間たちとのやり取りは、傍目から見たら 賑やかしとして楽しめますね。
・・・・・・ 昨日までその中に 私もいたことは、 記憶から抹消してしまいましょう。
アシュトン は昨日死にかけたというのに、 楽観的に考えていますね。 これも私が過保護に面倒を見ていた 弊害なのでしょう。 でも、どうしても助けずにはいられないのですよ。 昨日も【神の眼】で状況を確認していました。
仕方がありませんね。 さすがに死んでしまったら寝覚めが悪いですし、 町の人たちを守るために釘を刺しておきますか。
「 魔物が活性化していて、町の近辺の被害が拡大しています。 しばらくは周辺警護に勤めた方がいいですよ」
「? よくわからん」
「 この町の近くまで 凶悪なモンスターが迫ってくるから、 そのモンスターたちを倒したほうがいいということですよ」
子供でもわかるような説明の仕方を心がけたつもりです。 果たして、アシュトンは理解してくれたのでしょうか。
「ああ。 魔物退治は俺に任せとけ!」
「 右に同じだ」
「イヤーッ!? これ絶対、スタンピードに巻き込まれるフラグでしょう!!?」
エイミアは、 断末魔のような叫び声をあげていました。 もしも彼女の 予想通りだとしても、私はこれ以上止められませんよ。
「エイミア、 ファイトです」
「 勇者パーティーの強制力なんてあんまりよ! ルナマリア、こんなに頭を下げているんだから、さっさと助けなさいよ」
上から目線で 命令するように言われても、 救いの手を差し伸べ様とは思えませんよ。
「ほら、 宮廷魔術師を 名乗るために活躍するチャンスじゃないですか」
「 それもそうね。・・・・・・ なんて思えるか!!」
大変聡明な宮廷魔術師は、ノリツッコミもお上手ですね。
アシュトン達3人を見送った後で、リゼが なぜかヘビーメイスを取り出しました。
「 護身用にこれを渡しておくのじゃ」
「 いらないって言ったじゃないですか!?」
「 安心するがよい。 収納魔法をかけておいたから、 普段は手ぶらで歩けるからの」
「 でも、緊急事態の時は使わなきゃいけないですよね?」
「 それはそうじゃろ」
「 スタンピードの時に目撃されてしまいますよ!?」
「 人の命とお主のくだらない 恥じらい、 どっちが大事なのじゃ?」
「わ、 分かりましたよ・・・・・・」
私は泣く泣くヘビーメイスを受け取ります。
気を取り直して、出かけることにしましょう。 こうなったら楽しみ尽くしますよ。
まずはギルドカードで、ガルヴァスに 連絡します。
「 今から出かけます。リゼの護衛があるので、 どこで待ち合わせしますか?」
「 悪いがこっちに来てくれるか? その・・・・・・」
マチルダと鉢合わせしたくないからですね。 私はちゃんと空気が読めますよ。
「 分かりました。すぐに向かいますね」
「 悪いな。俺がいるのは・・・・・・」
ガルヴァスは、 結構離れた場所に泊まっていました。
アシュトンの気まぐれ宿替えのおかげで、 道はわかります。
「これ、 とってもおいしいです!」
「 そうじゃろ。ここのパンケーキは絶品なのじゃ」
ガルヴァス、 ごめんなさい。 私とリゼは、甘味処に寄り道しています。
だってガルヴァスは、おそらく甘いものが苦手ですよね。 だから、付き合わせるのも悪いと思っただけですよ。 本当ですよ?
他には洋服屋さんとか、宝石店を 回りました。
香水を売っているお店もあるようですね。 マチルダがつけている香りと同じ匂いが漂ってきました。
ガルヴァス、 本当にごめんなさい。 後で荷物持ち決定ですよね。
何でしょう。 突然、妙な違和感に襲われました。 なんだか頭がクラクラします。
ちょうどその時。
「 緊急クエスト! スタンピードが発生しました。 冒険者の皆さんは直ちに討伐に向かってください!!」
冒険者ギルドからの放送ーー オーラナの念話が 周辺に響き渡りました。
私が招待したのはエイミアだけですよ。
・・・・・・ まだ私は世間一般では勇者パーティーの一員という位置付けですから、「 仲間に会いに来た」と 言われれば素通しなのですか。 そうですか・・・・・・。
誰も悪くありません。 恨んではいけません。 恨んではいけませんが、 どうしても悪感情が湧き上がってきてしまいます。
「 二人って仲が良かったんだな。 喧嘩するほどってやつか?」
アシュトンが呑気な発言をしていました。 少しばかりヘビーメイスの素振りが必要でしょうか。
・・・・・・。
こほん。
聖女の私がヘビーメイスを振り回せるわけがないじゃないですか。 ちょっとした冗談ですよ。
エイミアは、ちっと 舌打ちします。
「 昨日はどん底まで落ち込んでいたはずなのに、 もう立ち直ったの?」
「 いつまでもくよくよしてても何にもならないからな。 俺たちはこれからも 魔物の脅威から人々を守るだけだ」
「 アシュトンの言うとおりだな」
シルフィーユは、アシュトンの意見に 賛同していました。
勇者らしくて立派な 志なのですけどね。 やり方がまずいと言うか、何と言いますか。 馬鹿に世界破壊級の魔法を与えたら、世界 終焉は 必至ですよね。
アシュトンは勇者の 資格がなくても、 S ランクの冒険者までは成長することでしょう。 どちらにしても 何かやらかしてしまうのならば、 勇者として管理した方がまだマシなのです。
それに最終手段として、 本人の 努力したことまで奪い去ってしまうのは 忍びないですからね。
「エイミア、 今日も冒険に出かけるぞ。 今日はうまくいく気がするんだ」
「 アシュトンが 言うように、 冒険日和だ」
「 絶対気のせいよ!?」
アシュトンと愉快な仲間たちとのやり取りは、傍目から見たら 賑やかしとして楽しめますね。
・・・・・・ 昨日までその中に 私もいたことは、 記憶から抹消してしまいましょう。
アシュトン は昨日死にかけたというのに、 楽観的に考えていますね。 これも私が過保護に面倒を見ていた 弊害なのでしょう。 でも、どうしても助けずにはいられないのですよ。 昨日も【神の眼】で状況を確認していました。
仕方がありませんね。 さすがに死んでしまったら寝覚めが悪いですし、 町の人たちを守るために釘を刺しておきますか。
「 魔物が活性化していて、町の近辺の被害が拡大しています。 しばらくは周辺警護に勤めた方がいいですよ」
「? よくわからん」
「 この町の近くまで 凶悪なモンスターが迫ってくるから、 そのモンスターたちを倒したほうがいいということですよ」
子供でもわかるような説明の仕方を心がけたつもりです。 果たして、アシュトンは理解してくれたのでしょうか。
「ああ。 魔物退治は俺に任せとけ!」
「 右に同じだ」
「イヤーッ!? これ絶対、スタンピードに巻き込まれるフラグでしょう!!?」
エイミアは、 断末魔のような叫び声をあげていました。 もしも彼女の 予想通りだとしても、私はこれ以上止められませんよ。
「エイミア、 ファイトです」
「 勇者パーティーの強制力なんてあんまりよ! ルナマリア、こんなに頭を下げているんだから、さっさと助けなさいよ」
上から目線で 命令するように言われても、 救いの手を差し伸べ様とは思えませんよ。
「ほら、 宮廷魔術師を 名乗るために活躍するチャンスじゃないですか」
「 それもそうね。・・・・・・ なんて思えるか!!」
大変聡明な宮廷魔術師は、ノリツッコミもお上手ですね。
アシュトン達3人を見送った後で、リゼが なぜかヘビーメイスを取り出しました。
「 護身用にこれを渡しておくのじゃ」
「 いらないって言ったじゃないですか!?」
「 安心するがよい。 収納魔法をかけておいたから、 普段は手ぶらで歩けるからの」
「 でも、緊急事態の時は使わなきゃいけないですよね?」
「 それはそうじゃろ」
「 スタンピードの時に目撃されてしまいますよ!?」
「 人の命とお主のくだらない 恥じらい、 どっちが大事なのじゃ?」
「わ、 分かりましたよ・・・・・・」
私は泣く泣くヘビーメイスを受け取ります。
気を取り直して、出かけることにしましょう。 こうなったら楽しみ尽くしますよ。
まずはギルドカードで、ガルヴァスに 連絡します。
「 今から出かけます。リゼの護衛があるので、 どこで待ち合わせしますか?」
「 悪いがこっちに来てくれるか? その・・・・・・」
マチルダと鉢合わせしたくないからですね。 私はちゃんと空気が読めますよ。
「 分かりました。すぐに向かいますね」
「 悪いな。俺がいるのは・・・・・・」
ガルヴァスは、 結構離れた場所に泊まっていました。
アシュトンの気まぐれ宿替えのおかげで、 道はわかります。
「これ、 とってもおいしいです!」
「 そうじゃろ。ここのパンケーキは絶品なのじゃ」
ガルヴァス、 ごめんなさい。 私とリゼは、甘味処に寄り道しています。
だってガルヴァスは、おそらく甘いものが苦手ですよね。 だから、付き合わせるのも悪いと思っただけですよ。 本当ですよ?
他には洋服屋さんとか、宝石店を 回りました。
香水を売っているお店もあるようですね。 マチルダがつけている香りと同じ匂いが漂ってきました。
ガルヴァス、 本当にごめんなさい。 後で荷物持ち決定ですよね。
何でしょう。 突然、妙な違和感に襲われました。 なんだか頭がクラクラします。
ちょうどその時。
「 緊急クエスト! スタンピードが発生しました。 冒険者の皆さんは直ちに討伐に向かってください!!」
冒険者ギルドからの放送ーー オーラナの念話が 周辺に響き渡りました。
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