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ドキドキ同棲編

あなたに残す爪痕★

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「んっ…♡あっ…大輔くん、そこ、気持ちぃ…♡」
「っ…ここ?…希帆さん…めっちゃ可愛い…もっと気持ちくなって…」
「ん…っ…ぎゅってして♡」

思う存分いちご狩りを楽しんで、スーパーでお買い物を済ませて帰宅した私たちは、夜ご飯もそぞろに愛の営みの真っ最中です。
ビニールハウスで焚き付けられたお互いの燈火ともしびが、帰りの車中でも、スーパーでも、お家の中でも全く消えずに、むしろ業火になって荒れ狂ってしまったから仕方ない。
仕方ないったら仕方ない。誰がなんと言おうと仕方ない。
これは自然の摂理です。
愛し合う者同士のサガ!これはサガ!!

「希帆さん…っ…希帆さん…っ……くっ…」
「…っ♡」

私の首筋に噛み付きながら、大輔くんがトプトプと私の中で爆ぜる。
歯を立てられたままの首筋からジワジワと到来する快楽の余波なごりのせいで、収斂する膣肉を止められない。
私に包まれたままの彼自身がピクピクと跳ねる。大輔くんもぶるりと胴震いをした。

「…も~、希帆さんってば、相変わらず最後の一滴まで搾り取ろうとするんだから~♡」

歯形の残る首筋をひとなめしてから、大輔くんが甘い非難の声を上げる。
そのまま耳殻じかくを舐めそぼるから、私の口からはうわずった声が漏れ続けた。

「んゃ…っ、大輔く…っ……耳舐めちゃ…だめぇっ…」
「うそつき~♡ここが一番好きな場所でしょ?ほらほら暴れないの、舐めてあげるから♡」
「にゃぁぁぁあっ♡」

繋がったままの陰茎が、私の敏感になった肉芽を抉る角度で当たって気持ちが良い。
暴れる私を押さえ込むようにして、大輔くんが私の耳を追い回した。
身をよじる私は、図らずも陰茎に自分の肉芽を押し付ける恰好になってしまって、再び高まる。

「んゃっ…ぃひゃ…っ………らめっ…またイク…っ……イっちゃう……っ」
「ん~?良いよ~♡たくさん逝っちゃおうね、希帆さん♡」
「やらっやらっやらぁぁ………、イ…っく……っ……ぅぅぅ」

最後にカプンと耳朶みみたぶを咥え込まれ、堪らず全身をのけ反らせて再び達してしまった。
ハフハフと荒い呼吸を繰り返す私の頬に、大輔くんがご褒美のキスをくれる。

「よ~し、希帆さん♡今夜はヌッチャヌチャのドッロドロになろうね♡」

私の恋人は、誰もが見惚れるような美しい微笑みを浮かべて、卑猥な言葉を宣う。
呆れてものも言えないでいると、大輔くんはようやく陰茎を引き摺り出し、新しい避妊具に付け替え始めた。
私に背を向けて準備をする彼に目を向けると、大輔くんの神々しいまでの僧帽筋に紅い筋が3本走っている。しかも両方に。
少し考えて、それは私の爪痕だと気付く。
彼に残る私の痕跡。
言いようのない優越感が私を覆った。
彼の身体に痕を残せるのは、私だけ。
ごくりと唾を飲み込むと、彼の広い背中へソロソロと手を伸ばした。

「ーーーっ」

私が残した3本の筋に舌を這わせると、大輔くんの身体が大きく直動する。
そのまま舐め上げると、彼の上半身がビリリと戦慄わなないた。
しっとりとした肌に夢中で舌を滑らせていると、突然ガクリと前屈みになられてバランスを崩してしまう。
大輔くんの背中に胸を押し付ける体勢となってしまい、慌てて上体を起こそうとしていると、にゅっと伸びてきた大輔くんの手に私の片腕が捕まる。
そのまま前に引っ張られて、大輔くんの股座に転がり落ちた。
胡坐を掻いている大輔くんの股座には、怒張して脈打つ赤黒い雄棒が鎮座しており、寝転ぶような恰好の私の目の前にデデンとその存在感を示している。

「…希帆さんのせいでゴムが破けちゃったんですけど?急に煽るのやめて欲しいんですけど?」

ペチペチとその雄棒で私の頬を鞭打つ彼の目は、凶暴な肉食獣のそれであり、ペロリと舌舐めずりをする姿は強欲な艶華あではなそのものだった。

「……。それじゃ、責任を持って私がゴム着けてあげるよ」
「え?希帆さん……ぅあっ……」

れちゅ、れちゅ、れるれるれるぅぅぅっ

パンパンに張り詰めた亀頭に舌先を押し当て、飴を舐める要領で攻め始める。
充分に湿らせてから、はぷりっ!と咥えた。
それと同時に睾丸にも手を這わせ、モムモムと柔らかく捏ねる。
咥えただけでしばらくはストロークせず、舌の腹で先端を転がした。
睾丸を攻める手も止めず、捏ねたり握ったり撫でたりを繰り返す。

にゅぼっ、にゅぼっ、にゅぼっ

ギンギンに屹立した雄棒は、手を添えなくても自立してくれたので、両手はそれぞれ大輔くんの内股に這わせた。
今度は首を上下にストロークさせて、口腔の雄肉を存分にねぶる。
頭上から降り注ぐ大輔くんの淫らな吐息が、私の劣情を擽ってやまない。

「…はぷっ……んっ…」
「エッロ…、ノーハンドとか……めっちゃエロい」
「んふっ……♡」

私の後頭部を見つめているであろう大輔くんの視線が気持ち良い。
もっと淫猥に舐めて、彼の記憶に残りたい。
身体だけじゃなくて、心にも痕跡を残したい。
もっと、もっと、もっと…。

じゅぽぉっ、じゅぽっ、じゅぼぼぼぼっ

舌の根から溢れる唾液と、彼のカウパーを吸い込みながらストロークを続ける。
だんだんと口腔内を満たす質量が増してきて、私の顎がミチミチと開かれた。
私の唾液に塗れた先端に避妊具を被せると、丸まった端を慎重に押し下げる。
亀頭を覆う位置まで下げてから、またパクリと咥えた。

「えっ、希帆さん、なにしてるの?」

避妊具を最後まで装着しないまま、その上から再度しゃくり始めた私に大輔くんが心配の声を掛けてくる。
私はそれには答えず、すぅっと息を吸い込むと口内を密着させるように窄めて雄棒を深く飲み込み始めた。
唇で避妊具の端を押さえ、ゆっくりと頭を下げる。
徐々に押し下がっていく男根を覆う膜と、私の口内を満たす化学的なゴムの匂い。
その先端が咽頭まで届くころには、雄棒はすっぽりと根元まで避妊具で覆われていた。

「んふーっ!どやっ!」
「…」

口周りを拭いながら「ちゃんとゴム付け替えたで!」と得意げな顔をしてみせる。
大輔くんの股座にうずくまるようにしていた身体を起こすと、彼の手が私の太ももを掴んだ。
恐ろしいことに、その指先は氷よりも冷たかった。
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