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熱帯夜
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先ほどのお返しとばかりに、彼の手がクリトリスを圧し潰す。
ぐちゅり
恥ずかしいほどに濡れそぼったそこは、慶太くんの太い指先を待ちわびていたように水音で応えた。
再び膝立ちをさせられた私は、彼の口に乳首を押し付けるようにしてしなだれかかる。
慶太くんに乳首もクリトリスもどちらも同時に刺激されて、強すぎる快感に意識を手放しそうになった。
腰が抜けそうになる度に、慶太くんがしっかりと支え直してくれる。
その腕の力強さが心地良くて、私は益々うっとりと陶酔してしまった。
「んぁ…っ…」
「指、挿れるぞ?…痛くねぇか?」
最初の夜から変わらず、この言葉を掛けてくれる。
もう何度もしているから平気なのに、毎回その短い眉を顰めながら、心配そうに聞いてくれる。
「気持ちぃ……だけ…痛くない…よ」
だから私は毎回、彼を安心させるためニッコリ笑ってそう返す。
実際、慶太くんとのセックスは気持ち良いばっかりだ。
痛いことも苦しいことも、ない。
ぎゅぷり…っ
こうして慶太くんの太い指が膣内に挿入ってきても、気持ち良いだけだ。
「はぁ…んっ…♡」
「すげ…。一気に奥まで挿入った…。よっぽど我慢してたんだな。もっと?指増やす?」
「…ん…んっ」
コクコクと頷くと、慶太くんは薄く笑って、二本目の指をゆっくり差し込んでくれる。
これまでに彼自身が見つけた、私の悦いところを的確に刺激しながら、指の根元まで穿つ。
ぎゅちゅり、ぎゅちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ
自分の指が根元まで飲み込まれたのを確認して、慶太くんは二本の指を膣壁に沿ってぐるりと旋回させた。
それから指先を鉤型に軽く折り曲げて、深く挿入させたまま奥を抉るように動かす。
自分の指では到底届かない場所を、慶太くんの指が拓いていく。
トントンとノックするように、じっくりと時間をかけて、ゆっくりと。
ぐちゅんっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅ
慶太くんの丹念な愛撫のお陰で、私の愛液は止まらない。
ドロドロとした透明な粘着液が、慶太くんの指と肉襞に絡み、やがて水音がくぐもったものになる。
「あっ♡あっ♡」
嬌声を上げ続けていると、慶太くんが乳首から唇を離し、誘うような目をこちらに向けた。
「日和、もう俺のチンポ欲しい?まだ指が良い?」
「……っ」
「どっち?」
「……お…ちん…ちん……っ」
満足気に細い息を吐く慶太くんに、抗議の声を上げる余裕は、私にはもう、ない。
「俺の上乗る?」
手早く避妊具を着けた彼が、上目遣いで問うた。
こういう時ばかり年下の特権を振りかざしてくる。
ずるい。
「…ん」
けれど一番ずるいのは、そうされることを望んでいるのに、全てを慶太くんに委ねている私だ。
彼と向かい合わせになるように跨り、ゆっくりと腰をおろしていく。
慶太くんの指で開かれた隘路に、慶太くんのペニスが挿入ってくる。
押し出されるようにして、愛液が溢れ出す。
ぐゅぢぃりっ
踏ん張っていられなくて、ペタンと彼の上にへたり込んだ。
当然、彼のペニスが私の最奥まで到達する。
反射的に全身が弓形にしなった。
「…ぁふっ……」
脳天まで貫かれてるのかと思うほど、私の膣内は彼が与える充溢感でいっぱいだ。
呼吸もままならず、浅い息を数度吐く。
「…動けるか?日和?」
「動け……な…ぃぃ…っ♡」
「だろー…なっ」
「…っっ♡」
ずんっ、と突き上げられて今度こそ呼吸が止まる。
それから何度も下から穿たれてしまい、ガクガクと頭が揺すぶられた。
「っとに、妄想ばっかで自分のキャパ知らねぇんだもんな…。もっと動いていい?痛くしてねぇ?」
「ん…ぁ…♡」
「…っ……その顔…」
空気を取り込もうと口を開いて、ハフハフと荒い呼吸を食らい返した。
だらしなく涎が垂れてしまって、それを拭おうと舌先をチロチロと動かす。
上手くいかなくて逆に口元を汚してしまいながら、慶太くんの問いかけに何とか首を振って答える。
すると慶太くんが私の腰元を両手で掴んで、滅茶苦茶に腰を打ち付けて来た。
「っ♡っ♡♡」
私は理性が吹き飛んでしまい、声にならない声を上げ続ける。
こんな風にガツガツと貪られたかった。
暴くように酷くされたかった。
「…っとに……ド淫乱」
「んんん♡」
最後に慶太くんが私の耳元で詰るように呟く。
私たちは同時に果てた。
念願の貪るようなセックス、けれどちっとも嫌じゃなかった。
きっと慶太くん相手なら、私は嫌だと思うことはありえないんだろうな。
私は満足して、感嘆の息を吐いた。
ぐちゅり
恥ずかしいほどに濡れそぼったそこは、慶太くんの太い指先を待ちわびていたように水音で応えた。
再び膝立ちをさせられた私は、彼の口に乳首を押し付けるようにしてしなだれかかる。
慶太くんに乳首もクリトリスもどちらも同時に刺激されて、強すぎる快感に意識を手放しそうになった。
腰が抜けそうになる度に、慶太くんがしっかりと支え直してくれる。
その腕の力強さが心地良くて、私は益々うっとりと陶酔してしまった。
「んぁ…っ…」
「指、挿れるぞ?…痛くねぇか?」
最初の夜から変わらず、この言葉を掛けてくれる。
もう何度もしているから平気なのに、毎回その短い眉を顰めながら、心配そうに聞いてくれる。
「気持ちぃ……だけ…痛くない…よ」
だから私は毎回、彼を安心させるためニッコリ笑ってそう返す。
実際、慶太くんとのセックスは気持ち良いばっかりだ。
痛いことも苦しいことも、ない。
ぎゅぷり…っ
こうして慶太くんの太い指が膣内に挿入ってきても、気持ち良いだけだ。
「はぁ…んっ…♡」
「すげ…。一気に奥まで挿入った…。よっぽど我慢してたんだな。もっと?指増やす?」
「…ん…んっ」
コクコクと頷くと、慶太くんは薄く笑って、二本目の指をゆっくり差し込んでくれる。
これまでに彼自身が見つけた、私の悦いところを的確に刺激しながら、指の根元まで穿つ。
ぎゅちゅり、ぎゅちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ
自分の指が根元まで飲み込まれたのを確認して、慶太くんは二本の指を膣壁に沿ってぐるりと旋回させた。
それから指先を鉤型に軽く折り曲げて、深く挿入させたまま奥を抉るように動かす。
自分の指では到底届かない場所を、慶太くんの指が拓いていく。
トントンとノックするように、じっくりと時間をかけて、ゆっくりと。
ぐちゅんっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅ
慶太くんの丹念な愛撫のお陰で、私の愛液は止まらない。
ドロドロとした透明な粘着液が、慶太くんの指と肉襞に絡み、やがて水音がくぐもったものになる。
「あっ♡あっ♡」
嬌声を上げ続けていると、慶太くんが乳首から唇を離し、誘うような目をこちらに向けた。
「日和、もう俺のチンポ欲しい?まだ指が良い?」
「……っ」
「どっち?」
「……お…ちん…ちん……っ」
満足気に細い息を吐く慶太くんに、抗議の声を上げる余裕は、私にはもう、ない。
「俺の上乗る?」
手早く避妊具を着けた彼が、上目遣いで問うた。
こういう時ばかり年下の特権を振りかざしてくる。
ずるい。
「…ん」
けれど一番ずるいのは、そうされることを望んでいるのに、全てを慶太くんに委ねている私だ。
彼と向かい合わせになるように跨り、ゆっくりと腰をおろしていく。
慶太くんの指で開かれた隘路に、慶太くんのペニスが挿入ってくる。
押し出されるようにして、愛液が溢れ出す。
ぐゅぢぃりっ
踏ん張っていられなくて、ペタンと彼の上にへたり込んだ。
当然、彼のペニスが私の最奥まで到達する。
反射的に全身が弓形にしなった。
「…ぁふっ……」
脳天まで貫かれてるのかと思うほど、私の膣内は彼が与える充溢感でいっぱいだ。
呼吸もままならず、浅い息を数度吐く。
「…動けるか?日和?」
「動け……な…ぃぃ…っ♡」
「だろー…なっ」
「…っっ♡」
ずんっ、と突き上げられて今度こそ呼吸が止まる。
それから何度も下から穿たれてしまい、ガクガクと頭が揺すぶられた。
「っとに、妄想ばっかで自分のキャパ知らねぇんだもんな…。もっと動いていい?痛くしてねぇ?」
「ん…ぁ…♡」
「…っ……その顔…」
空気を取り込もうと口を開いて、ハフハフと荒い呼吸を食らい返した。
だらしなく涎が垂れてしまって、それを拭おうと舌先をチロチロと動かす。
上手くいかなくて逆に口元を汚してしまいながら、慶太くんの問いかけに何とか首を振って答える。
すると慶太くんが私の腰元を両手で掴んで、滅茶苦茶に腰を打ち付けて来た。
「っ♡っ♡♡」
私は理性が吹き飛んでしまい、声にならない声を上げ続ける。
こんな風にガツガツと貪られたかった。
暴くように酷くされたかった。
「…っとに……ド淫乱」
「んんん♡」
最後に慶太くんが私の耳元で詰るように呟く。
私たちは同時に果てた。
念願の貪るようなセックス、けれどちっとも嫌じゃなかった。
きっと慶太くん相手なら、私は嫌だと思うことはありえないんだろうな。
私は満足して、感嘆の息を吐いた。
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