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はじまりの灰かぶり
偽りの灰かぶり1/3
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翌朝、ミカエラはとても憂鬱な気持ちでアカデミーに向かった。幸いなことに、昨夜の事態を継母たちは気付いていない。帰宅してからも今朝も三人の様子はいつも通りだった。
ジークに手をあげてしまったあと、ミカエラは驚異の身体能力でまんまと逃げ果せたのだ。もちろん、その時のジークは女性に頬を打たれると言う初めての体験に瞠目しており、アドも衛兵も油断しきっていたからに他ならない。
「惜しむべきはドーラに貰った靴だわ…。結局落としたままだもの」
帰宅してからドーラの部屋に直行し、床に平伏して謝り倒した。心優しく年老いた侍女は「また魔法でご用意してみせますよ」とウインクをしてくれ、ミカエラは救われたような心地だった。
深い深いため息を吐きながら、アカデミーの門をくぐる。ミカエラの目に飛び込んで来たのは、ティノーデアルとミセス・イャミンそして自分の継母や義姉たちの姿だ。
「お待ちしておりましたわ!さぁ、今から貴女の断罪ショーを始めますわよ!!」
「ミス・エーデルワイス!昨夜は大変なことをしでかしたそうですね。本アカデミーの名を穢すようなことは許しませんよ!!」
二人の高笑いが聞こえないのが不思議なくらい、ティノーデアルとミセス・イャミンはふんぞり返ってミカエラにそう宣う。唐突な宣言に面食らうと同時に、ミカエラは継母たちが自分よりも先にアカデミーに到着している理由を考えた。ミカエラは徒歩で通学しているが、普通の貴族ならば馬車を使う。ティノーデアル辺りが三人に馬車の迎えを手配したのだろうか。
「イャミン先生がこう仰るのも仕方ないですわ。ミカエラ様ご自身も皇太子殿下になさったことを覚えておいででしょう?皇太子殿下の頬を打ってしまうなんて!あぁ、なんて野蛮な方なんでしょう!!!」
「本当ですわ!こんな蛮族と同じ学び舎だなんて、末代までの恥ですわ」
「殿下に謝罪もなさらず逃げるようにお帰りになるなんて!」
「こんなことじゃ公爵家の方々に今以上にご迷惑がかかりますわよ!」
ティノーデアルとその取り巻きたちが思い思いに声を上げる。ミカエラとその家族はまだ一言も話さない。
「ミス・イジュワリー、それくらいになさい。やはりここはミス・エーデルワイスの素行不良で一番被害を被っているお義母様方に委ねましょう」
ミセス・イャミンはそう言うとミカエラの継母に前に出るよう促した。けれど、それを遮って前に出たのは義姉たちだ。
「…お義姉様………」
ミカエラはぐっ、と唇を噛む。そして二人の義姉の言葉を待った。
痩せぎすの義姉と太っちょの義姉、二人とも腕を組んで仁王立ちしている。ギョロリとミカエラを一瞥して、正門周りに集まったギャラリーを一瞥して、傍でニタニタ嗤っているティノーデアルたちを一瞥して、またミカエラに視線を戻した。
「……ねぇ?」
三姉妹の中で一番年上である痩せぎすの義姉が口を開く。
「ミカ、この人たちは何を言ってるの?ミカが素行不良?私たちが迷惑を被っている?………それってどこの世界線の話?」
今度は太っちょの義姉が頭を掻きながら口を挟む。
「私たちあの意地悪そうなご令嬢に、ミカが大変なことになったと聞いて駆けつけたのよ。可愛いミカが暴漢にでも襲われたんだと思ってね。それなのに、一体この騒ぎはなんだって言うの?ミカの断罪?ふざけるんじゃないわよ!」
二人の義姉はティノーデアルたちに牙を剥く。あまりの形相にティノーデアルたちはもちろん、周りのギャラリーも凍りついた。義姉たちの瞳はワニのようにギラギラと光り、まるで獲物を品定めしているようだった。
「お義姉様落ち着いて!私は慣れているから大丈夫よ」
「慣れている?ミカ、まさかこの子に虐められているって言うの?だとしたら許せない!!」
「そう言うのじゃないわ。だから取り敢えず落ち着いて?ね?」
「いいえ、落ち着いてられないわ!私も姉さんもミカのことが大好きなのよ。もちろんお母さんだってね!それよりもミカ、昨夜の舞踏会で殿下と何かあったの?あの意地悪たちが言ったことは本当なの?」
「………はい、本当です…」
義姉たちがハッと息を呑んだ。ミカエラはきっと叱られるんだろうと目を瞑る。しかし、ミカエラに与えられたのは自分を叱責する声ではなく、義姉たちからの抱擁だった。
「あぁ!ミカが無事で良かったわ!!舞踏会で殿下がとある令嬢に無体を働こうとして、その令嬢に撃退されたと聞いていたの。その令嬢がまさかミカだったなんて!」
「体は平気?無理矢理キスをされそうになったんでしょう?安心してね、私たちが悪漢から守ってあげるから!」
「え?え?」
「もう!こんなことなら昨夜は絶対に貴女と一緒に会場に向かったのに!!」
「そうよ!ミカのこと出発前に何度も呼んだのに…。ちっとも降りてこないものだから、全員が遅刻するより私たちだけでも先に舞踏会へ向かったのよ」
ミカエラは何がなんだか分からない。それはティノーデアルとミセス・イャミンたちも同様だった。
そうこうしているとアカデミーのエントランスが大きく開かれ、校内から学長を始めとして数十人が連なって出て来る。ミカエラはその集団の中心の人物を見て激しく動揺した。
濡羽色の髪の、その人だったからだ。
ジークに手をあげてしまったあと、ミカエラは驚異の身体能力でまんまと逃げ果せたのだ。もちろん、その時のジークは女性に頬を打たれると言う初めての体験に瞠目しており、アドも衛兵も油断しきっていたからに他ならない。
「惜しむべきはドーラに貰った靴だわ…。結局落としたままだもの」
帰宅してからドーラの部屋に直行し、床に平伏して謝り倒した。心優しく年老いた侍女は「また魔法でご用意してみせますよ」とウインクをしてくれ、ミカエラは救われたような心地だった。
深い深いため息を吐きながら、アカデミーの門をくぐる。ミカエラの目に飛び込んで来たのは、ティノーデアルとミセス・イャミンそして自分の継母や義姉たちの姿だ。
「お待ちしておりましたわ!さぁ、今から貴女の断罪ショーを始めますわよ!!」
「ミス・エーデルワイス!昨夜は大変なことをしでかしたそうですね。本アカデミーの名を穢すようなことは許しませんよ!!」
二人の高笑いが聞こえないのが不思議なくらい、ティノーデアルとミセス・イャミンはふんぞり返ってミカエラにそう宣う。唐突な宣言に面食らうと同時に、ミカエラは継母たちが自分よりも先にアカデミーに到着している理由を考えた。ミカエラは徒歩で通学しているが、普通の貴族ならば馬車を使う。ティノーデアル辺りが三人に馬車の迎えを手配したのだろうか。
「イャミン先生がこう仰るのも仕方ないですわ。ミカエラ様ご自身も皇太子殿下になさったことを覚えておいででしょう?皇太子殿下の頬を打ってしまうなんて!あぁ、なんて野蛮な方なんでしょう!!!」
「本当ですわ!こんな蛮族と同じ学び舎だなんて、末代までの恥ですわ」
「殿下に謝罪もなさらず逃げるようにお帰りになるなんて!」
「こんなことじゃ公爵家の方々に今以上にご迷惑がかかりますわよ!」
ティノーデアルとその取り巻きたちが思い思いに声を上げる。ミカエラとその家族はまだ一言も話さない。
「ミス・イジュワリー、それくらいになさい。やはりここはミス・エーデルワイスの素行不良で一番被害を被っているお義母様方に委ねましょう」
ミセス・イャミンはそう言うとミカエラの継母に前に出るよう促した。けれど、それを遮って前に出たのは義姉たちだ。
「…お義姉様………」
ミカエラはぐっ、と唇を噛む。そして二人の義姉の言葉を待った。
痩せぎすの義姉と太っちょの義姉、二人とも腕を組んで仁王立ちしている。ギョロリとミカエラを一瞥して、正門周りに集まったギャラリーを一瞥して、傍でニタニタ嗤っているティノーデアルたちを一瞥して、またミカエラに視線を戻した。
「……ねぇ?」
三姉妹の中で一番年上である痩せぎすの義姉が口を開く。
「ミカ、この人たちは何を言ってるの?ミカが素行不良?私たちが迷惑を被っている?………それってどこの世界線の話?」
今度は太っちょの義姉が頭を掻きながら口を挟む。
「私たちあの意地悪そうなご令嬢に、ミカが大変なことになったと聞いて駆けつけたのよ。可愛いミカが暴漢にでも襲われたんだと思ってね。それなのに、一体この騒ぎはなんだって言うの?ミカの断罪?ふざけるんじゃないわよ!」
二人の義姉はティノーデアルたちに牙を剥く。あまりの形相にティノーデアルたちはもちろん、周りのギャラリーも凍りついた。義姉たちの瞳はワニのようにギラギラと光り、まるで獲物を品定めしているようだった。
「お義姉様落ち着いて!私は慣れているから大丈夫よ」
「慣れている?ミカ、まさかこの子に虐められているって言うの?だとしたら許せない!!」
「そう言うのじゃないわ。だから取り敢えず落ち着いて?ね?」
「いいえ、落ち着いてられないわ!私も姉さんもミカのことが大好きなのよ。もちろんお母さんだってね!それよりもミカ、昨夜の舞踏会で殿下と何かあったの?あの意地悪たちが言ったことは本当なの?」
「………はい、本当です…」
義姉たちがハッと息を呑んだ。ミカエラはきっと叱られるんだろうと目を瞑る。しかし、ミカエラに与えられたのは自分を叱責する声ではなく、義姉たちからの抱擁だった。
「あぁ!ミカが無事で良かったわ!!舞踏会で殿下がとある令嬢に無体を働こうとして、その令嬢に撃退されたと聞いていたの。その令嬢がまさかミカだったなんて!」
「体は平気?無理矢理キスをされそうになったんでしょう?安心してね、私たちが悪漢から守ってあげるから!」
「え?え?」
「もう!こんなことなら昨夜は絶対に貴女と一緒に会場に向かったのに!!」
「そうよ!ミカのこと出発前に何度も呼んだのに…。ちっとも降りてこないものだから、全員が遅刻するより私たちだけでも先に舞踏会へ向かったのよ」
ミカエラは何がなんだか分からない。それはティノーデアルとミセス・イャミンたちも同様だった。
そうこうしているとアカデミーのエントランスが大きく開かれ、校内から学長を始めとして数十人が連なって出て来る。ミカエラはその集団の中心の人物を見て激しく動揺した。
濡羽色の髪の、その人だったからだ。
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