言の葉のかけら

歌川ピロシキ

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忘却の森と久遠の眠り

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幾星霜の刻を超え
樹々と大地に抱かれて
喪われし記憶を胸に秘め
今は静かな眠りにつく
いつの日にか真実が
白日のもとに露わになる
その時が来ることを祈りつつ
夢を抱いて眠り続ける

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