【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

文字の大きさ
上 下
86 / 190
episode O. クレスの場合 / 性奴隷の結婚

Claes 002. 招待状

しおりを挟む
性奴隷コンテンツのトップページに、
アランとクレスの結婚式の招待状がメイン画像としてアップされた。

優雅なカリグラフィー風のフォントをクリックすると、詳細な日時、内容が表示される。
二人共、性奴隷刑が確定してから日が浅く、つい最近 館で処女を喪失したばかりであるため、公開プレイもベッドルームプレイも定員は極少数、争奪戦必至のプレミアムチケットだ。
その代わり、館はお祝いムードになり、抽選に外れた来館者には 白い衣装で着飾った肉便器の奉仕、シャンパンや軽食がサービスされることになる。

画像では、素肌を大粒のホワイトトパーズと真珠でゴージャスに飾り着けたアランと、溌剌とした白い肌をシフォン素材のベビードールで包んだクレスが、はにかみ 寄り添い合っていた。
しばらくすると、スライドショースタイルで、愛くるしくバードキスを交わす二人や、お揃いの白色の総レースに包まれたお尻等も見ることができる。



━━━━ 1 week ago

「もっと、寄り添って」
「こっちを見て笑って」
「恥ずかしがらずに、そう」
「うん、イイカンジ」
「お疲れ様、とっても素敵だったよ」

調教室にレフ板や、ライティング機材、花、コマーシャルフォト用の大型のカメラが持ち込まれ、
招待状のためのフォトセッションが行われた。

撮影が終了し、スタッフが手際良く機材の搬出作業にとりかかり、フォトグラファーが端末のスクリーンに写る何百枚もの写真をチェックしている。

慌ただしく、簡易スタジオから、いつもの雰囲気へ模様替えされていく調教室に、
突然、欣快に満ちた甲高い声が響いた。
「まぁー!なんて可愛らしいの」

ドアが開き、二人の調教師が二人の性奴隷を連れ、入室してきたのだ。

金髪ボブの黒縁眼鏡の調教師の、眼鏡の奥の瞳がアランとクレスを見つけ、キラキラ輝き「素敵ー!」と叫んだ。
長身細身男性の、ふんわりハニーブロンドヘアが素敵な調教師は、感慨無量といった表情を浮かべいる。

純白のカップルを邪魔せぬようにとブラックコーデで決めた二人の調教師が、
アンティークソファで寄り添い座っているアランとクレスの側に来た。

お気に入りの調教師たちに褒め称えられ、アランは満更でもなさげに、クレスは照れくさそうに、メイクアップした顔で 笑った。

「これは、私たちからのプレゼントだ」
ハニーブロンドの調教師が、ベルベットのジュエリーボックスの蓋を開け 中身を二人に見せた。
そのデリケートな輝きに、アランとクレスがみるみる喜色満面となる。

金髪ボブの黒縁眼鏡の調教師が アランの繊麗な足首に、
ハニーブロンドの調教師が クレスの健康的な足首に、
揃いのアンクレットを着けてやった。
アランのアンクレットには、Cのイニシャル。
クレスのアンクレットには、Aのイニシャル。

「わぁ」
「ありがと、調教師さん」

「館での公開プレイでは、これを着けましょうね」
金髪黒縁眼鏡の調教師の声が弾む。
「思い切りロマンチックで、いやらしいプレイを どういうシチュエーションでしようか考えているところだよ」
ハニーブロンドの調教師が告げる。

そして、
「お風呂に入る前に、リフレッシュをしておきましょう」
「二人共、ショーツを脱いで足を開きなさい」
などと言う。

まだ この部屋には、フォトグラファーと 彼のスタッフが残って仕事をしているのに。

幸せだろうが、ラブラブだろうが、アランとクレスは所詮は性奴隷なのだ。

アランは、正々堂々と愉快げに 下着を脱ぎ捨て
隣で戸惑いモジモジとモタモタしているクレスのショーツを引っ張った。

二人のソファの元へ、調教室の片隅で待機していた二人の性奴隷がやってきた。
二人共、容姿端麗な中年の性奴隷で、衰えを知らぬ成熟した体にネイビーブルーのハーネスを巻き付け ビキニパンツを履いている。
中腰で身を屈めた、ふたつの頭が舌を伸ばす。
長い舌が、太いゲージのサーキュラーバーベルが穿たれたアランの亀頭と、丸くふっくらしているクレスの亀頭に、それぞれ、到達した。
濡れた体温に包み込まれる感覚に、
「あぁぁんッ」クレスが大きな声を上げ、
「あはは、めっちゃ、気持ちいい」アランが興奮した。

二人の性奴隷が更に身を屈め、Oの字に開けた唇の中にそれぞれのぺニスを吸い込んでいく。
唇でやさしく扱き、勃起させていく。

「はぁッ…ハァ…」「うふぅ…ッ」
クレスの手がすぐ側のアランの手を握った。

「クレス、良く見ておいで。上手なフェラチオの唇の動きを」
調教師の言葉に、(お前は、まだ下手だから)という含みを察した クレスの鼻が、グズつく。
涙が出そうと思ったタイミングで、性奴隷のフェラチオがジュジュジュと けたたましい唾液の音を立てた。
クレスは、強烈な快感に「ヒッ!」と、顔を上げて気がついてしまう。

フォトグラファーと、そのスタッフたちが自分たちの痴態を見ていることに。
好奇心と性的興奮が滲む、性奴隷収容施設の外部の人たちの目。

「や、や、ヒ…ッ、ヒ、」
クレスは、こちらを見る人々の膨らんだ鼻孔から目が離せない。
「うぇ…ッ、う…うぇん」
「クレス」
涙でBBクリームが溶けてしまったクレスの頬っぺたを、アランの手が包んだ。
クレスが、ぽちゃりとした短い指で、差し出された細い腕にしがみつく。
ふたりの顔がゆっくりと接近した、その時

シャッター音が響き渡った。
創作意欲を擽られ、居ても立っても居られなくなった
フォトグラファーが、カメラをひっ掴み、二人の蕩けるキスを逃すまいと、本気のテクニックで画にしていった。

「クレス…ッ、この人たちッ、めちゃくちゃフェラ上手いな」
性奴隷の唇が、睾丸を吸い上げ ちゅぽん と離してくれる。
「あぁんッ…うん…ッ、恥ずかしい、ぼく」
性奴隷の舌が、裏筋をソフトクリームのように舐め上げてくれる。
「あぁぁッ…、恥ずかしいな、あ…、でもさ…ッ」
性奴隷のすぼまった頬の内側が、包皮を扱きあげてくれる。
「あぁァァァ、や、それ、ダメッぅぅ」
性奴隷の喉ちんこが、亀頭の鈴口をぷるぷる弾いてくれる。
「二人で一緒に、…ハァ、イクとこ、顔とか、あっあっ、撮ってもらお…ッ」
性奴隷の歯が、甘噛みでぺニスを愛撫してくれる。

「あぁ、あぁぁッ…、ン~」
クレスは、ぺニスの余りの気持ち良さと、アランの淫らな提案に、顔を真っ赤に茹で、足をバタつかせた。
アンクレットのチャームのAがキラキラ跳ねる。
「クレス…ッ、手、離すな…あぁぁ、」
「うん、うん、アラン…ッ、大好きッ」
フリーフォールで落下するような、強い快楽に、二人で一緒に乗っかった。
「あ、イク、も、…ッ、カメラマンさん…ッ!」
撮って、撮って。残して。今この瞬間。
愛し合う、若い二人を。

リクエストに応えたフォトグラファーは、アランとクレスの痴態を余さず、メモリーしていった。
強く握りしめ合う拳を、
快楽に歪む唇を、
見つめ合う潤んだ瞳を。

だが、彼のレンズは今や、大人の方の性奴隷たちに向けられている。

若い二人が放ったザーメンを口づけで交換しあい、
互いの舌を愛撫し合っている。
なんとも、下品な行為であるにもかかわらず、
艶かしい色と香りの中に、思いやりや信頼感が漂っている。
絡み合った、指に揃いのリング。

見守る二人の調教師は、このカップルにも、悦楽の褒美を用意しているに違いない。


後日、二組の性奴隷カップルに、お礼のメッセージと、
何十枚もの
とびきりセクシーでアーティスティックな写真のデータが届いた。

数ヶ月後
フォトグラファーは、そのうちの数点をアートフェアのブースで発表し、アート界隈の話題をさらった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】聖アベニール学園

野咲
BL
[注意!]エロばっかしです。イマラチオ、陵辱、拘束、スパンキング、射精禁止、鞭打ちなど。設定もエグいので、ダメな人は開かないでください。また、これがエロに特化した創作であり、現実ではあり得ないことが理解できない人は読まないでください。 学校の寄付金集めのために偉いさんの夜のお相手をさせられる特殊奨学生のお話。

ペット彼氏のエチエチ調教劇場🖤

天災
BL
 とにかくエロいです。

初めての鬼畜緊縛・第一章

拷鬼ヨシオ
BL
※実話です。 バイでドMの私は、平凡で在り来たりなSM生活を送ってました。 平凡すぎる縛りや責めに正直いつも満足してませんでした。 動けば縄が緩む・痛がれば相手は止めてしまう、、、 いつか麻縄で息をすることさえ出来ない、関節が悲鳴を上げるくらいの鬼畜かつ 拷問的な緊縛をされたい、私の人格・人権など無視して拷問されたい、と思ってました。 意を決してとある掲示板に私の思いを書き込みました。 「鬼畜な緊縛を施して私の人権を無視して拷問にかけてください」と。 すると、ある男性から返事がありました。 「私はドS拷問マニアです。縛りも縄師の方に数年ついていたので大丈夫です。 逆海老吊り縛り等で緊縛して、貴方を徹底的に拷問にかけたい。耐えれますか?」 私はすごく悩みましたが、下半身の答えは1つでした(笑) 日時やNGプレイ等のやり取りをしばらく行った上でいよいよお相手の方とプレイする事に。 それは私の想像をはるかに超えた鬼畜緊縛拷問プレイでした。 私は今後、どうなってしまうんだろうか・・・

穴奴隷調教ショー

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 穴奴隷調教済の捜査官が怪しい店で見世物になって陵辱される話です。

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

見せしめ王子監禁調教日誌

ミツミチ
BL
敵国につかまった王子様がなぶられる話。 徐々に王×王子に成る

処理中です...