1日休んだだけなのに

東門 大

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第1章 保健室に呼ばれただけなのに

1-6 お漏らし

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 これで解放されるとホッとした僕は、沙知代先生の膝から滑り下り、急いでブリーフを履いた。

 しかし、加奈子先生はある事を見逃さなかった。

「中川君、そのパンツのシミは何?」

 そう言われて、ブリーフの先を見ると、なぜか大きなシミがついていた。

 加奈子先生は沙知代先生の方にも視線を移し、わざと驚いたように言った。

「あら、沙知代先生、お膝のところ」

 加奈子先生が指差した白衣の部分には、ブリーフのシミと同じくらい大きなシミがついていた。

「お漏らしをするようなだらしのない子には、もっとお仕置きが必要ね」


 僕は必死で謝ったが、許してもらえるはずもなく、加奈子先生からもお仕置きを受けることになってしまった。

「さあ、何をしているの。早くパンツを脱いでお膝の上に来なさい」

 僕は観念してブリーフを脱ごうといたが、天ゴムに指をかけたままどうしても動くことができなかった。

「言うことが聞けないのなら、もっと厳しいお仕置きをしますよ」

「早くしたほうがいいわよ。加奈子先生のスパンキング。ホントに痛いから」

 僕はいよいよ逆らえないことを悟り、ブリーフを脱ぐと、両手ですばやくペニスを隠した。

「早くお仕置きのお願いをしなさい。加奈子先生も忙しいんだから」

 沙知代先生が言うので、

「加奈子先生、お漏らしをした僕のお尻を叩いてください」とお願いしてから、上半身を加奈子先生の膝の上にのせた。

 恥ずかしさで頭の中は真っ白になっていた。
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