20 / 59
第3章 ボーリングに行っただけなのに
3-10 ご褒美の結末
しおりを挟む
僕はついに限界がきて、手が止まった。腰はプルプルしている。あと少しでも刺激を加えると、発射してしまいそうだった。
「これ以上こらえきれません。どうかお願いします」
新井の困る表情が見えた。
「新井さん、言ってあげないと、中川君耐えられないそうよ」
「うーん、出るー!」
もう限界で、手を止めていても出そうだった。
「出しなさい」
新井が仕方なく声を出すと、大量の精子が発射された。
その一部は新井のスカートまで飛んだ。
しかもオルガスムスに達した僕は立っていられなくなり、新井に抱きつくように倒れた。
「キャー!!!」
新井は僕を押し倒してきた。無理もないだろう。……オナニーでふらついた男子が自分に寄りかかってきたのだから。
押された僕は尻もちをついた。
新井はそれを見て、「今度こそ失礼します」と言うと、逃げるように保健室を出て行った。
僕は力が抜け、尻もちをついたままの姿勢で床に座りこんだ。
全てが終わると虚しくなり、罪悪感だけが残っているような気がした。
加奈子先生からティッシュが渡され、拭くように指示された。
「どう?良かったでしょう?ご褒美」
加奈子先生の質問には答えず、僕は「ありがとうございました」とだけ言って、保健室を出た。
「これ以上こらえきれません。どうかお願いします」
新井の困る表情が見えた。
「新井さん、言ってあげないと、中川君耐えられないそうよ」
「うーん、出るー!」
もう限界で、手を止めていても出そうだった。
「出しなさい」
新井が仕方なく声を出すと、大量の精子が発射された。
その一部は新井のスカートまで飛んだ。
しかもオルガスムスに達した僕は立っていられなくなり、新井に抱きつくように倒れた。
「キャー!!!」
新井は僕を押し倒してきた。無理もないだろう。……オナニーでふらついた男子が自分に寄りかかってきたのだから。
押された僕は尻もちをついた。
新井はそれを見て、「今度こそ失礼します」と言うと、逃げるように保健室を出て行った。
僕は力が抜け、尻もちをついたままの姿勢で床に座りこんだ。
全てが終わると虚しくなり、罪悪感だけが残っているような気がした。
加奈子先生からティッシュが渡され、拭くように指示された。
「どう?良かったでしょう?ご褒美」
加奈子先生の質問には答えず、僕は「ありがとうございました」とだけ言って、保健室を出た。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる