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アーサット王国
・生還・
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くっ兎に角、通常の状態ではない
ど、どうする・・・・!?
「き、緊急収集照明弾を放ってください!」
ユリエスの声に気づき慌てつつ、腰に付けていた筒状の魔道具を取り外し上空に向けて放つ
パキッ・・・パシュぴゅるるるるるる~~~~~どーんっ!
これで付近にいる近衛兵たちが集まってくるだろう・・・
肝心なのはその間、どうやってこの現状を打破するかが大事になってくる
改めユリエスの方へ視線を戻すと付いていた尻もちは戻っており、臨戦態勢を取り始めている
「こ、これはまさか・・・聞き及んでいた内容じゃい、つまり進化ではないのか?」
その間もハーピーの変異は一向に収まることもなく続いており、だんだん浅黒く変色し始めてきている
進化と過程した場合、瀕死状態から別の上位種になることなんて聞いたこともないし
まして浅黒く変色しはじめるなんてまず、ありえないだろう・・・
「こ、これはなんだ・・・?」
先ほどの緊急収集照明弾に気づき、一目散に駆けてきたのは近くで雑魚処理をしていた上級貴族のロイゾッドだった
「ロイゾッドか・・・助かる」
駆けつけたロイゾッドに後目で確認し礼をいう
「こ、こいつはい?どういうことですかい?アーサット王子様状況の説明を・・・」
「み、見ての通りだ。ハーピーの群れを一掃したあと最後の1羽があの状態でユリエスと私の判断で収集した」
「な、なるほど・・・しかしこんな様は見たことなんてないですぜ」
「と、とにかく私たちは一度、距離を確保して状況を見るしかないかと!」
「いや、ユリエス殿!あんな得体の知れない変異なんぞ、状況が悪化する前にわしの自慢のこの拳で叩き潰した方が良いのでな!?」
確かにロイゾッドの意見もユリエスのも一理はあるしかしあんな状態のハーピーなんて聞いたことも見たこともない
どうする?他の援軍(近衛兵)でも待つべきか?
「確かに・・・ユリエスの言う通りに今、手を出して何が事が起これば悔いてしまうだろう・・・ロイゾッドにはすまないが、このまま臨戦態勢のまま警戒しておくのが得策だろう。」
「ガハハハッそうですかい!御意、仰せのままに!」
「フッ、このまま何もなければ良いのだがな・・・」
「仰る通りですよ!」
といっても何もないまま終わるはずがないのは皆、百も承知で分かっている
この独特で滑りとした嫌な空気感は間違いなく狩ったはずのハーピーからあふれ出ているのだから・・・
「私らに打つ手がないのが歯がゆいものですね・・・」
・・・ボコッぐにょ・・・ボコボコッ
「しかし、気味悪いですね・・・もうハーピーだった原型をとどめていませんよ?だんだん黒くなってきていますし・・・」
確かにそうだ、今は女性を模した鳥の魔物だったはずの姿からかけ離れ見る影もなくいびつな形をした何かに成り代わっている
私ら3人は距離を取って安全ではあるだろうが、不安の種は拭いきれてはいない
さっさとハーピーだった物にもこの雨からもオサラバして自室に戻りたいものだ・・・
・・・しかし、長い!いくらなんでもあれから1刻は経っている・・・緊急事態とはいえ変だ
パンっ!と何かが突如、弾けた音がした
「「なっ!?」」
何が起きた・・・・!?
おそらくハーピーだった物が弾け先ほどの音が出たのだろう・・・しかし、あ「「あれはなんだ」ですか!?」
ボコボコと変異し膨らみあがった物が弾け中から何か人型の物が姿を現した
頬につたうものが雨か汗なのか分からないものが地面にポツンと零れ落ちた瞬間
「ギギギィ!!!」
黒く人型をしたそいつがこちらを睨みつける!
ゾゾゾッゾワッ!
ま、まずい・・・本能が全てが危険だと警鐘する
「に、逃げろ!ロイゾッド!!」
「ん?どうk」バキッ!グサッ・・・ごぽっボタボタッ
「な、なにが・・・」
ハーピーだった物が手を翳すとロイゾッドの軽装鎧が貫かれ口から血が吹き漏れ、彼の目には光が消えた・・・
脳内の処理が追い付かない
しかし、まずいのは分かる、どうすれば?クソっ体が動かない
ダダダダダッ!バッ
「クッ!よくもロイゾッドさんを!」
ロイゾッドの敵へ向かって走り片手剣を振りかざし飛び上がる
グサッ!グハッ
「痛っ」
ガキンッドンッドサッ!
振りかざした剣は届くこともなく手から離れ地面に落ちる
「に、逃げて・・・」
ボタボタと黒く濁った血が地面に落ちている
それを見た黒い人型はニヒルに嘲笑うようにして「ギ、ギ、ギィ!」と鳴く
「お、おい!ば、馬鹿にしているのか!?私の大切なぶ、部下を・・・」
パキッ!パリッ!カキンッ!
何かが凍る音がした瞬間、黒い人型の足を青白く冷気が漂い氷が負いつくす
「ハァハァ・・・だ、大丈夫でしょうか!?アーサット王子!!」
各ポイントに散らばっていた数人の近衛兵たちと副団長が駆け付けて魔導中級の上アイスロードを放ったみたいだ
「ゆ、油断するな!」
ギギィ!?
突如、自身の足が凍った事に驚き焦り始める黒い人型
「ハッ!ま、まずはユリエス様とロイゾッド様の安否確認の救護を行います!」
「ゴホッ!き、気にするな!わ、私ごとでいい・・・この化け物を凍てつかせろ!近衛副団長・・・」
「し、しかし・・・」
「バッバカ者!王子の生命が最優先だ!」
最後の力を振り絞ったユリエスは咆える!
「ギギギ!?」
「クッ!ざ、残念だったな化け物!私たちの命は簡単にくれてやるわけにはいかない!」
最後の力を振り絞り全力で押さえつけるユリエス
ボロボロと溢れる涙を無視して近衛兵たちは全員で魔導の中級の下サンダースピアを一斉に放つ・・・
バリバリと化け物に伝う魔導は確実に食らっていて
化け物の耳障りな鳴き声と共に朽ちていく・・・
ギ!
はずだった・・・「ギ!」
カッ!う"!キュイ~ンバシュゥ!ドン
・・・
「な、な、なんだ!?何が起きた!?」
突如、視界が白く見えなくなり目を開けるとそこは何もなくクレーターが出来ていた
生還者・・・・アーサット=ラピス=ラット、他3名重傷
危険を感じ取った黒い人型の化け物は最後に自爆し残ったものは助かった
この事件が発覚して後に生還者である王子たちを咎める上級貴族も居たそうだが、本来のハーピー狩りも終えている上に状況が異質だった為
ユリエス=ダンテリア、他数名は誇りある者として
あの化け物は魔人として語られることになった・・・
ど、どうする・・・・!?
「き、緊急収集照明弾を放ってください!」
ユリエスの声に気づき慌てつつ、腰に付けていた筒状の魔道具を取り外し上空に向けて放つ
パキッ・・・パシュぴゅるるるるるる~~~~~どーんっ!
これで付近にいる近衛兵たちが集まってくるだろう・・・
肝心なのはその間、どうやってこの現状を打破するかが大事になってくる
改めユリエスの方へ視線を戻すと付いていた尻もちは戻っており、臨戦態勢を取り始めている
「こ、これはまさか・・・聞き及んでいた内容じゃい、つまり進化ではないのか?」
その間もハーピーの変異は一向に収まることもなく続いており、だんだん浅黒く変色し始めてきている
進化と過程した場合、瀕死状態から別の上位種になることなんて聞いたこともないし
まして浅黒く変色しはじめるなんてまず、ありえないだろう・・・
「こ、これはなんだ・・・?」
先ほどの緊急収集照明弾に気づき、一目散に駆けてきたのは近くで雑魚処理をしていた上級貴族のロイゾッドだった
「ロイゾッドか・・・助かる」
駆けつけたロイゾッドに後目で確認し礼をいう
「こ、こいつはい?どういうことですかい?アーサット王子様状況の説明を・・・」
「み、見ての通りだ。ハーピーの群れを一掃したあと最後の1羽があの状態でユリエスと私の判断で収集した」
「な、なるほど・・・しかしこんな様は見たことなんてないですぜ」
「と、とにかく私たちは一度、距離を確保して状況を見るしかないかと!」
「いや、ユリエス殿!あんな得体の知れない変異なんぞ、状況が悪化する前にわしの自慢のこの拳で叩き潰した方が良いのでな!?」
確かにロイゾッドの意見もユリエスのも一理はあるしかしあんな状態のハーピーなんて聞いたことも見たこともない
どうする?他の援軍(近衛兵)でも待つべきか?
「確かに・・・ユリエスの言う通りに今、手を出して何が事が起これば悔いてしまうだろう・・・ロイゾッドにはすまないが、このまま臨戦態勢のまま警戒しておくのが得策だろう。」
「ガハハハッそうですかい!御意、仰せのままに!」
「フッ、このまま何もなければ良いのだがな・・・」
「仰る通りですよ!」
といっても何もないまま終わるはずがないのは皆、百も承知で分かっている
この独特で滑りとした嫌な空気感は間違いなく狩ったはずのハーピーからあふれ出ているのだから・・・
「私らに打つ手がないのが歯がゆいものですね・・・」
・・・ボコッぐにょ・・・ボコボコッ
「しかし、気味悪いですね・・・もうハーピーだった原型をとどめていませんよ?だんだん黒くなってきていますし・・・」
確かにそうだ、今は女性を模した鳥の魔物だったはずの姿からかけ離れ見る影もなくいびつな形をした何かに成り代わっている
私ら3人は距離を取って安全ではあるだろうが、不安の種は拭いきれてはいない
さっさとハーピーだった物にもこの雨からもオサラバして自室に戻りたいものだ・・・
・・・しかし、長い!いくらなんでもあれから1刻は経っている・・・緊急事態とはいえ変だ
パンっ!と何かが突如、弾けた音がした
「「なっ!?」」
何が起きた・・・・!?
おそらくハーピーだった物が弾け先ほどの音が出たのだろう・・・しかし、あ「「あれはなんだ」ですか!?」
ボコボコと変異し膨らみあがった物が弾け中から何か人型の物が姿を現した
頬につたうものが雨か汗なのか分からないものが地面にポツンと零れ落ちた瞬間
「ギギギィ!!!」
黒く人型をしたそいつがこちらを睨みつける!
ゾゾゾッゾワッ!
ま、まずい・・・本能が全てが危険だと警鐘する
「に、逃げろ!ロイゾッド!!」
「ん?どうk」バキッ!グサッ・・・ごぽっボタボタッ
「な、なにが・・・」
ハーピーだった物が手を翳すとロイゾッドの軽装鎧が貫かれ口から血が吹き漏れ、彼の目には光が消えた・・・
脳内の処理が追い付かない
しかし、まずいのは分かる、どうすれば?クソっ体が動かない
ダダダダダッ!バッ
「クッ!よくもロイゾッドさんを!」
ロイゾッドの敵へ向かって走り片手剣を振りかざし飛び上がる
グサッ!グハッ
「痛っ」
ガキンッドンッドサッ!
振りかざした剣は届くこともなく手から離れ地面に落ちる
「に、逃げて・・・」
ボタボタと黒く濁った血が地面に落ちている
それを見た黒い人型はニヒルに嘲笑うようにして「ギ、ギ、ギィ!」と鳴く
「お、おい!ば、馬鹿にしているのか!?私の大切なぶ、部下を・・・」
パキッ!パリッ!カキンッ!
何かが凍る音がした瞬間、黒い人型の足を青白く冷気が漂い氷が負いつくす
「ハァハァ・・・だ、大丈夫でしょうか!?アーサット王子!!」
各ポイントに散らばっていた数人の近衛兵たちと副団長が駆け付けて魔導中級の上アイスロードを放ったみたいだ
「ゆ、油断するな!」
ギギィ!?
突如、自身の足が凍った事に驚き焦り始める黒い人型
「ハッ!ま、まずはユリエス様とロイゾッド様の安否確認の救護を行います!」
「ゴホッ!き、気にするな!わ、私ごとでいい・・・この化け物を凍てつかせろ!近衛副団長・・・」
「し、しかし・・・」
「バッバカ者!王子の生命が最優先だ!」
最後の力を振り絞ったユリエスは咆える!
「ギギギ!?」
「クッ!ざ、残念だったな化け物!私たちの命は簡単にくれてやるわけにはいかない!」
最後の力を振り絞り全力で押さえつけるユリエス
ボロボロと溢れる涙を無視して近衛兵たちは全員で魔導の中級の下サンダースピアを一斉に放つ・・・
バリバリと化け物に伝う魔導は確実に食らっていて
化け物の耳障りな鳴き声と共に朽ちていく・・・
ギ!
はずだった・・・「ギ!」
カッ!う"!キュイ~ンバシュゥ!ドン
・・・
「な、な、なんだ!?何が起きた!?」
突如、視界が白く見えなくなり目を開けるとそこは何もなくクレーターが出来ていた
生還者・・・・アーサット=ラピス=ラット、他3名重傷
危険を感じ取った黒い人型の化け物は最後に自爆し残ったものは助かった
この事件が発覚して後に生還者である王子たちを咎める上級貴族も居たそうだが、本来のハーピー狩りも終えている上に状況が異質だった為
ユリエス=ダンテリア、他数名は誇りある者として
あの化け物は魔人として語られることになった・・・
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