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09:『硝子の靴の物語』の始まり≫≫
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井戸部くんは真剣な顔でストップウォッチを睨んでいた。それは陸上の時、スタート前に見せるあの表情だ。私はドキドキしながらその顔を横目で覗き見る。
「……も、もういいんじゃない?」
「いや、待つんだ! ……まだだ。あと5秒、4、3、2 ……GO!」
井戸部くんの合図と共に私は“土手”を内側へと押し込むようにかき混ぜた。じゅわっという音と共に煙が立ち込め、香ばしい匂いが店内に広がる。
「何がGOだ。おめ、ばっかじゃねーの? もんじゃ焼くのにストップウォッチなんて使うか普通?」と、向かいに座っている蘭が冷ややかな眼差しで言う。
「ふっふっふ、取手くん、なめてもらっちゃ困るな。もんじゃ道を極めた俺の経験上、この最初の焼きは6分45秒がベストなのだよ。あ、麗美ちゃん、ここからは6分20秒ね、ひたすら裏返すように混ぜて、混ぜて、混ぜる!」
「ろ、6分? そ……そんなに?」
(麗美ちゃん……)
――『奥田さん』ではなく、『麗美ちゃん』
私は手を動かしながらも、初めて井戸部くんが私のことを下の名前で呼んでくれたのを聞き逃さなかった。
思わずニヤけてしまいそうになる口元を私は欠伸を噛み殺す要領で抑える。制服が煙臭くなっちゃうけど、そんなことはもうどうでもいいのだ。
「もう、疲れたぁ」と今度は少し甘えてみせる。井戸部くんが「よっしゃ繋ぎはまかせろ」とへらを私から奪おうとしたその時、私たちの手と手が触れ合った。またこの恥ずかしくなるようなベタなストーリー展開……私はどうしてもあのカミジョウというやつに才能があるとは思えない――のだが、ま、まあ、ベタくらいな方が万人受けがいいのかな~などと少し思い始めている自分もいたりして……それがなんだか怖い。
「ったく……どうでもいいから早く食わせろよ」と蘭は口の中で呟く。その口調は――『私がふてくされてるのは腹が減ってるからだけであって他に意味はないんだからな』ということをあえて強調しているようなイントネーションだった。
複雑な気持ちだった。だけど嬉しさは隠せなかった。だがそれは決して井戸部くんに対してだけ、というわけではない。蘭に対しても……そう、私は今、蘭という親友がいてくれていることに対しても愛しさを感じているのだ。
「ずるいぞー、蘭も少しは働けー!」
「まったくだ、働かざるものは食うなっ!」
井戸部くんと顔を見合せ、わざとらしく「ねー」と首を傾げてみせる。そんな私たちを見て蘭はきょとんとしていたが、ようやくフッと笑ってくれた。
「はいはい」と仕方なさそうに蘭は小ベラを手に参入してくる。私はかき混ぜながら、もんじゃを少しずつハート型に形成していった。それに気付き、井戸部くんが茶々を入れてきた。
「うっわー、麗美ちゃん! 女子ぃ~」
「だってこれ『シンデレラもんじゃ』なんでしょ? やっぱハートにしなきゃ……」
「『かぼちゃ』のもんじゃなんて美味いのか?」
「いや、これが絶品なんだって! コクがあってさ、チーズとの相性が抜群なんだな」
シンデレラという言葉でふと思い出し、私は以前、映画館でカミジョウがやったように蘭に質問してみることにした。
「……ねえ、蘭。去年さ、一緒にディズニー・シーに行った時のこと…………覚えてる?」
一瞬の沈黙があり、蘭は答えた。
「へ? ああ、麗美の誕生日の時でしょ? 覚えてるよ……あたりまえじゃん。何よ急に?」
「う、ううん。なんでもないの。ほら、私、あんな楽しい誕生日、始めてだった気がするから。今までで――たぶん」
記憶の共有。それが絆を深める。だからこそ人は躍起になってそれらを増やそうとする。そして時に、それらを残そうとし、時には記録しようとする。
「あんなの普通じゃない? フツー?」
「『フツーに普通』って言葉おかしくないか?」
「いいからおめえは焼いてろ。それに私だって麗美の誕生日に託つけて自分も楽しみたかっただけだし」
「そんなんでいいの。誕生日なんてそんなものでしょ、普通」
「なんでキミら女子ってさ、そんなに『普通』って表現が多いの? あんまり多いともはや普通じゃなくなるよ」
普通か――
「あー、わかったー。そうやって地味に今年の誕生日のハードル上げてきてるでしょ。何気にプレッシャーなんだけど……」
おそらく蘭は覚えてなどいない。私がそうであったように。その記憶はおそらくたった今〈REM〉によって作り出された『偽りの思い出』なのだ。
何故なら…………そんなことなどなかったのだから。
「違うってば、覚えててくれて嬉しかっただけ」
そして時がきたら私はシンデレラの如くもとの世界へと戻らなくてはならない。この世界に硝子の靴を落としていくこともできずに……。
私は急に、余命があと僅かしか残されていない、そんな少女のような気持ちになった。
「ありがとう、覚えててくれて……私ね、蘭のこと、大好きだよ」
「へ?──」
だから私は思うだけでなく、思いを言葉に、そして言葉を口に出した。こんなことには何の意味もないとわかりつつも。たとえそれが砂の靴、いや、幻の靴であっても構わなかった。
どうして、こんな簡単なことが今までできなかったのだろう。もといた世界に戻ったとしても、私は今みたいに思いを素直に口に出すことができるだろうか。
心を口に出し、物を語る。
だからきっと、それが物語となるのだ。自分自身の。
「な、なによ。私にコクってどうすんのよ?」
蘭は顔を真っ赤にして照れていた。可愛いとこあんじゃん。
「え、なに、なに? ひょっとして麗美ちゃんって……百合?」
「んなわけねえだろ!」と空かさず蘭は的確に私の気持ちを突っ込み返してくれる。さすがは我が………親友。
「ねえ、もしも、もしもだよ、世界で一番美味しいもんじゃ焼きを作ってくれるマシンが皆のうちにあったらどうする?」
今度は井戸部くんに向かって私はそんなことを言ってみた。
「ねえ。今日の麗美、なんか変だよ?」
蘭は眉をひそめてそう言ったが、井戸部くんは額の汗を拭いながら話に食いついてきた。
「何それ何それ? そんなのあんの?」
「だから、『もしも』の話だってば。そしたらさ、もう自分でもんじゃ焼きなんか作らない? 食べるだけ?」
「は? バカなこと言っちゃいけませんよ。やらせねーよ。こうやってジュージューグニョグニョすんのが楽しんじゃねえか。そんなマシンあったら俺がクラッシュしてやる!」
「だよねっ……そうだよねっ」と、私は何度も首を縦に振り、二人の顔を交互に見た。
▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲
『上条か? どうした――』
「榎本、俺が仮想現実に潜入してどれくらい経つ?」
『目標レミ・オクダが漂流を開始してから41分38、おまえさんが潜ってから差し引き23分06てとこだな。イグジステンス=レベルがついさっき急激に上がったのを確認した。満潮まであと約55% 、クライマックスまでどうするつもりだ?――』
「そのことなんだが……目標のデータ補充を少ししてもらえないか?」
『データ? 潜る前に不足はないと言ったろ?――』
「どうして彼女のーーレミ・オクダの『母体』はこんな古風なソフトを選んだんだ? 派手なアクションでもエンタメ性の高いファンタジーでもなく?」
『それは……見当はついてるだろ。おまえさんも同意したはずだ。あんな風に――』
「カタルシス=レベルを上げたい」
『そんな余計なことはしなくていい――』
「あと少しだけでいいんだ。榎本、海馬からあと少しだけ深いメモリを掬って送信してほしい」
『サッカにでもなったつもりか?――』
「作家というよりは料理人かな。カレーを作ってみるだけだ」
『カレー?――』
「豚の餌を作るよりはマシかと思ってな」
『リョーリニンね。随分とまあ古くさい言い回しだな。そっちの世界に被れたか? だったら俺はサムライにでもなるかな。わかったよ――』
「悪いな、榎本」
「……も、もういいんじゃない?」
「いや、待つんだ! ……まだだ。あと5秒、4、3、2 ……GO!」
井戸部くんの合図と共に私は“土手”を内側へと押し込むようにかき混ぜた。じゅわっという音と共に煙が立ち込め、香ばしい匂いが店内に広がる。
「何がGOだ。おめ、ばっかじゃねーの? もんじゃ焼くのにストップウォッチなんて使うか普通?」と、向かいに座っている蘭が冷ややかな眼差しで言う。
「ふっふっふ、取手くん、なめてもらっちゃ困るな。もんじゃ道を極めた俺の経験上、この最初の焼きは6分45秒がベストなのだよ。あ、麗美ちゃん、ここからは6分20秒ね、ひたすら裏返すように混ぜて、混ぜて、混ぜる!」
「ろ、6分? そ……そんなに?」
(麗美ちゃん……)
――『奥田さん』ではなく、『麗美ちゃん』
私は手を動かしながらも、初めて井戸部くんが私のことを下の名前で呼んでくれたのを聞き逃さなかった。
思わずニヤけてしまいそうになる口元を私は欠伸を噛み殺す要領で抑える。制服が煙臭くなっちゃうけど、そんなことはもうどうでもいいのだ。
「もう、疲れたぁ」と今度は少し甘えてみせる。井戸部くんが「よっしゃ繋ぎはまかせろ」とへらを私から奪おうとしたその時、私たちの手と手が触れ合った。またこの恥ずかしくなるようなベタなストーリー展開……私はどうしてもあのカミジョウというやつに才能があるとは思えない――のだが、ま、まあ、ベタくらいな方が万人受けがいいのかな~などと少し思い始めている自分もいたりして……それがなんだか怖い。
「ったく……どうでもいいから早く食わせろよ」と蘭は口の中で呟く。その口調は――『私がふてくされてるのは腹が減ってるからだけであって他に意味はないんだからな』ということをあえて強調しているようなイントネーションだった。
複雑な気持ちだった。だけど嬉しさは隠せなかった。だがそれは決して井戸部くんに対してだけ、というわけではない。蘭に対しても……そう、私は今、蘭という親友がいてくれていることに対しても愛しさを感じているのだ。
「ずるいぞー、蘭も少しは働けー!」
「まったくだ、働かざるものは食うなっ!」
井戸部くんと顔を見合せ、わざとらしく「ねー」と首を傾げてみせる。そんな私たちを見て蘭はきょとんとしていたが、ようやくフッと笑ってくれた。
「はいはい」と仕方なさそうに蘭は小ベラを手に参入してくる。私はかき混ぜながら、もんじゃを少しずつハート型に形成していった。それに気付き、井戸部くんが茶々を入れてきた。
「うっわー、麗美ちゃん! 女子ぃ~」
「だってこれ『シンデレラもんじゃ』なんでしょ? やっぱハートにしなきゃ……」
「『かぼちゃ』のもんじゃなんて美味いのか?」
「いや、これが絶品なんだって! コクがあってさ、チーズとの相性が抜群なんだな」
シンデレラという言葉でふと思い出し、私は以前、映画館でカミジョウがやったように蘭に質問してみることにした。
「……ねえ、蘭。去年さ、一緒にディズニー・シーに行った時のこと…………覚えてる?」
一瞬の沈黙があり、蘭は答えた。
「へ? ああ、麗美の誕生日の時でしょ? 覚えてるよ……あたりまえじゃん。何よ急に?」
「う、ううん。なんでもないの。ほら、私、あんな楽しい誕生日、始めてだった気がするから。今までで――たぶん」
記憶の共有。それが絆を深める。だからこそ人は躍起になってそれらを増やそうとする。そして時に、それらを残そうとし、時には記録しようとする。
「あんなの普通じゃない? フツー?」
「『フツーに普通』って言葉おかしくないか?」
「いいからおめえは焼いてろ。それに私だって麗美の誕生日に託つけて自分も楽しみたかっただけだし」
「そんなんでいいの。誕生日なんてそんなものでしょ、普通」
「なんでキミら女子ってさ、そんなに『普通』って表現が多いの? あんまり多いともはや普通じゃなくなるよ」
普通か――
「あー、わかったー。そうやって地味に今年の誕生日のハードル上げてきてるでしょ。何気にプレッシャーなんだけど……」
おそらく蘭は覚えてなどいない。私がそうであったように。その記憶はおそらくたった今〈REM〉によって作り出された『偽りの思い出』なのだ。
何故なら…………そんなことなどなかったのだから。
「違うってば、覚えててくれて嬉しかっただけ」
そして時がきたら私はシンデレラの如くもとの世界へと戻らなくてはならない。この世界に硝子の靴を落としていくこともできずに……。
私は急に、余命があと僅かしか残されていない、そんな少女のような気持ちになった。
「ありがとう、覚えててくれて……私ね、蘭のこと、大好きだよ」
「へ?──」
だから私は思うだけでなく、思いを言葉に、そして言葉を口に出した。こんなことには何の意味もないとわかりつつも。たとえそれが砂の靴、いや、幻の靴であっても構わなかった。
どうして、こんな簡単なことが今までできなかったのだろう。もといた世界に戻ったとしても、私は今みたいに思いを素直に口に出すことができるだろうか。
心を口に出し、物を語る。
だからきっと、それが物語となるのだ。自分自身の。
「な、なによ。私にコクってどうすんのよ?」
蘭は顔を真っ赤にして照れていた。可愛いとこあんじゃん。
「え、なに、なに? ひょっとして麗美ちゃんって……百合?」
「んなわけねえだろ!」と空かさず蘭は的確に私の気持ちを突っ込み返してくれる。さすがは我が………親友。
「ねえ、もしも、もしもだよ、世界で一番美味しいもんじゃ焼きを作ってくれるマシンが皆のうちにあったらどうする?」
今度は井戸部くんに向かって私はそんなことを言ってみた。
「ねえ。今日の麗美、なんか変だよ?」
蘭は眉をひそめてそう言ったが、井戸部くんは額の汗を拭いながら話に食いついてきた。
「何それ何それ? そんなのあんの?」
「だから、『もしも』の話だってば。そしたらさ、もう自分でもんじゃ焼きなんか作らない? 食べるだけ?」
「は? バカなこと言っちゃいけませんよ。やらせねーよ。こうやってジュージューグニョグニョすんのが楽しんじゃねえか。そんなマシンあったら俺がクラッシュしてやる!」
「だよねっ……そうだよねっ」と、私は何度も首を縦に振り、二人の顔を交互に見た。
▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲
『上条か? どうした――』
「榎本、俺が仮想現実に潜入してどれくらい経つ?」
『目標レミ・オクダが漂流を開始してから41分38、おまえさんが潜ってから差し引き23分06てとこだな。イグジステンス=レベルがついさっき急激に上がったのを確認した。満潮まであと約55% 、クライマックスまでどうするつもりだ?――』
「そのことなんだが……目標のデータ補充を少ししてもらえないか?」
『データ? 潜る前に不足はないと言ったろ?――』
「どうして彼女のーーレミ・オクダの『母体』はこんな古風なソフトを選んだんだ? 派手なアクションでもエンタメ性の高いファンタジーでもなく?」
『それは……見当はついてるだろ。おまえさんも同意したはずだ。あんな風に――』
「カタルシス=レベルを上げたい」
『そんな余計なことはしなくていい――』
「あと少しだけでいいんだ。榎本、海馬からあと少しだけ深いメモリを掬って送信してほしい」
『サッカにでもなったつもりか?――』
「作家というよりは料理人かな。カレーを作ってみるだけだ」
『カレー?――』
「豚の餌を作るよりはマシかと思ってな」
『リョーリニンね。随分とまあ古くさい言い回しだな。そっちの世界に被れたか? だったら俺はサムライにでもなるかな。わかったよ――』
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