さっちゃんと僕

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小学生編

温水プール

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両親から貰った無料チケットは5枚あったので、結局温水プールに一緒に行くことになったのは、さっちゃんと、美沙ちゃんと、さっちゃんのお姉さんと、お姉さんの友達も1人来る事になった。

さっちゃんを誘ったら、お姉さんも行きたいと言い出し、いつもお世話になっているので大歓迎だと伝えましたよ(笑)

助けてくれ迷惑をかけた、バスケクラブの女子達を何人か誘いたかったけど、券がないのでまた今度。

朝早くに駅に待ち合わせをして、電車に乗って行く事になり、僕はさっちゃんとお姉さんと一緒に、父の車で駅まで送ってもらった。

父は車の中でお姉さんに、よろしくお願いしますと何度もペコペコしてて面白かったです(笑)

僕の事を大事に思ってくれている両親には、頭が上がりません。

駅に着くと、もう既に美沙ちゃんが待っていて、お姉さんに美沙ちゃんを紹介します。

ここで、さっちゃんが思いもよらない行動をとったのです!
なんと、美沙ちゃんにお礼を言ったのですよ!

「美沙ちゃん… 雛ちゃんを守ってくれてありがとう…」

さっちゃんは、僕を守れなかった事を凄い後悔しているようなのです…

僕が、さっちゃんの言っていた事をちゃんと考えていればよかっただけなのに、さっちゃんはあんなに助言してくれたのに、僕は自分自身が許せません。

僕は、美沙ちゃんにも、さっちゃんにも頭を下げ、

「ありがとう。美沙ちゃん… それに、さっちゃんもありがとう。言う事きかなくてごめんなさい…」

学校で、大問題となっている事はお姉さんも大凡の事は知っており、僕を慰めてくれた。

問題となった事件の裏には、僕の性の問題がある事も伝わってしまい、お姉さんは僕の口からではなく、さっちゃんのお父さんが、学校から聞いた話しとして僕が性同一性障害と伝わってしまったのだ。

「雛ちゃんは、私にとって本当の妹みたいに思ってるからね(笑) これからも何にも変わらないから… 何でも相談するんだぞ~」

そう優しく言って貰え、優しく抱きしめてくれるのです。

お姉さんは僕に抱きつきながら、美沙ちゃんに…

「あっ、そう言えば… 雛ちゃんの事大好きな女の子の友達って… もしかして美沙ちゃん?(笑)」

美沙ちゃんと僕は、固まります。

そろーりと、さっちゃんの様子を伺うと、ため息をついていました。

あれ?
そんなに機嫌悪くなっていない?

お姉さんは、笑いながら続けます。

「いいの、いいの、お姉さん、そういう事に理解ある方だから(笑) 弟! 雛ちゃん取られないように頑張りなさいよ(笑)」

「分かってるってば…」

さっちゃんは、照れながら僕の右手を握ってくれる。

僕は、さっちゃんの可愛さと優しさに嬉しくなっていると、僕の左手にそっと美沙ちゃんの手がふれ、握られた。

お姉さんに抱きつかれ、さっちゃんと美沙ちゃんと手を繋いでいる、この状況に笑いが出るのでした。

そんな事をしていると、お姉さんの友達がやってきた。

「何この状況?(笑) あっ、私は菜緒ですよ~ 今日はよろしくね(笑)」

菜緒さん、お姉さんと同じクラスだそうで、テストでは毎回学年トップクラスの勉強ができる頭の良い女性なのでした。

セミロングの髪で、身長はこの中では1番高く、なんだかできる女!って感じで恐縮していると…

「あー、雛ちゃんも美沙ちゃんも、緊張しなくて大丈夫よ(笑) この子、こう見えて腐ってて残念な子だから…(笑) 雛ちゃんの事話したら興味津々でね… でも、仲良くなれると思って連れて来ちゃった(笑)」

お姉さんの言葉に、菜緒さんが反論します。

「腐ってるとは、失礼ね! 私は、同性同士の恋愛は素晴らしいと思ってるだけ。可愛い女の子同士の恋愛も、男の娘と男の子の恋愛も、応援したくなるステキな感性の持ち主ってだけよ!(笑) それで、噂の男の娘はキミかな?」

男の娘…
ではない気がするけど…
うん
なんか悪くない響きだ。

「初めまして… えっと… 雛と言います。今日はよろしくお願いします」

照れながら、挨拶をすると…

「おぉ~ 本当に本物!? 凄いね! どっからどう見ても女の子に見えるね!」

興奮し出す菜緒さんに、お姉さんは…

「それでね、こっちの子の美沙ちゃんは、レズらしいよ(笑)」

「おぉーー!」

そう言いながら、美沙ちゃんと僕に、ガバッと抱きついてくる菜緒さんでした(笑)

いきなりの紹介方法で、距離感が一気に縮まり、電車の中では、楽しく?質問責めにされる僕達小学生組みは、タジタジになりましたが、菜緒さんは話しやすく、色々白状させられてしまいます。

「アナタ達の関係って、私の中では理想的だわ(笑) 雛ちゃんと弟くんは付き合ってて、美沙ちゃんは雛ちゃんが男の格好の時には両想いだったんでしょ? もうどうなってるのよ! 好き過ぎるわ、この子達!」

興奮を隠さず、鼻息を荒くしている菜緒さんに、お姉さんは…

「うーん、ごめんね… 雛ちゃん、美沙ちゃん、連れてくる人選を誤ったかな…」

なんて言っていましたが、僕は、隠し事なく、何でも話せるようになり、とても気が楽だったので、

「お姉さんが連れて来てくれたの、菜緒さんで正解だと思いますよ! 隠し事とかもうしたくないから… それにわたしの事理解してくれる人って貴重です(笑)」

そう言うと、菜緒さんに感動され、お姉さんに頭を撫でられ、チヤホヤされる電車の小旅行になりました。








温水プールがあるレジャー施設に着くと、まず、無料チケットをみんなに配り、中に入るとすぐの所に水着売り場がありました。

僕は、女の子用の水着を持っていなかったので、母からここで水着を買う用に、多めのお小遣いを貰っていたのですが、お姉さんが、もしかして僕が水着が無いかもしれないと、予想して、水着を2着持ってきており、ありがたく、その1着の水着を使わせて貰う事にしました。

さっちゃん以外の、みんなで女子更衣室に入ります。
もちろん僕も一緒に連れて来てもらえましたよ(笑)

僕以外のみんなは、服の下に既に水着を着ており、僕は、急いで準備に取りかかります。

お姉さんから貰った水着は、白いバンドゥビキニと言われるタイプだそうで、水着のブラトップの部分がサラシを巻いてる感じで、下は、なんと紐パンなのですよ…
何でこんなセクシーな物を持っているのか…

「それ、サイズ間違って買っちゃったのでね… 恥ずかしいし1度も着てないんだよ(笑) 雛ちゃんなら合うと思うんだよ!」

「恥ずかしくて着れないのを持ってきたんですか!?(笑) 明らかに、これ小さいですよね…?」

「うーん、着てみて、ダメだったら新しいの買えばいいんじゃない?」

菜緒さんの提案にのり、仕方なく着替えを始めると、みんなの視線を感じる。

うゎぁ…
見られてるの??

恥ずかしさで、手を止めていると、お姉さんが庇ってくれた。

「そんなジロジロ見てたら、雛ちゃん着替えられないでしょ! はい、菜緒はあっち見てる!」

「えぇー!? 雛ちゃんの体がどうなってるのか興味あるでしょ! 普通!」

ずけずけ言ってくる菜緒さんに苦笑いをしてしまう。

「私は、雛ちゃんの見たことあるし、いつも一緒に着替えてるから大丈夫ですよ(笑)」

美沙ちゃん、余計な事言わんでよろしい…

「えぇー、美沙ちゃんだけずるい~(笑)」

菜緒さんが拗ねると、お姉さんは

「あー、私も雛ちゃんとお風呂入る時に、見てるし…(笑)」

お姉さんの一言で、美沙ちゃんはどういうことかと、言い出し、菜緒さんは拗ねるを通り越し、駄々を捏ねる。

「私にも、見せてよ~雛ちゃん~」

「雛ちゃん、お姉さんとお風呂入ったことあるの!?」

うん
なんか大変になってきたぞ…(笑)

結局、僕は、みんなの見てる前で着替える事になるのでした…

服を脱ぎ、下着姿になると、

「うそ… 雛ちゃんおっぱいでかくない?」

「そうそう、私より大きいよ(笑)」

「ずるいですよね… この間まで男の子の体だったのに!」

三者三様に言ってきて、煩くしていたが、僕がブラのホックを外し、胸を露わにすると静かになった。

何も言わずに、菜緒さんは僕の胸を触ってきた。
この前の男子達とは違い、優しい手つきにドキッとしてしまう。

「あの… 菜緒さん? 着替えたいんですけど…(笑)」

なんとかお姉さんに菜緒さんを剥がしてもらい、水着の上を着ける…

「これ、やっぱり、小さいですよね…」

それは、キツそうにほぼ乳首と乳輪しか隠されておらず、乳房は丸見えなのです。

「少しだけ、小さいかもね? 下も穿いて決めようよ(笑)」

お姉さんは楽しそうに言うのでした。
確信犯でしょうか?(笑)

ショーツを脱ごうとしたら、菜緒さんはしゃがみこんで、顔が僕のお股の高さと同じになりました…

「気にしないで、着替えて、着替えて、(笑)」

「いやいや、気にしますってばー」

今度は、美沙ちゃんに剥がされる菜緒さん(笑)

この人大丈夫?(笑)

ショーツを脱ぎ、水着のパンツを穿こうとすると、

「雛ちゃん、お願いー!! 絶対変な事しないから… 後学のために! 少しだけ見せて~~」

菜緒さんは、物凄い真剣にお願いしてくるので、仕方なく、見せる事にした。

押しに弱いんですかね…(笑)

ショーツを下げると、やはり、愛液が糸を引いていたのですよ…

「凄い… ちゃんと濡れるんだ!? えっ、形… 本物じゃない…」

「ねー、本物にしか見えないでしょ?(笑) 私は全く分からなかったもん」

「もういいですか!? 恥ずかしいんですけど…」

「あー、もう少し~ できれば触らせて~」

と懇願してくる菜緒さんを、お姉さんと美沙ちゃんが止めてくれました(笑)

キツキツのパンツを穿くと、

「「「なんか、エロい…」」」

と口を揃えて言われました。

大きい姿見の所へ移動し、自分の姿を見てみる。

うーん、谷間の強調が凄い、下乳見えてますけど…
キツキツで布の面積が狭く見える紐パンのビキニは、尻肉ほぼはみ出てTバックみたいになってるし…
キツキツだからか、お股のスジが丸見え…
えっ!?
大丈夫なのこれ?

「流石に、これはダメかもね… 新しい水着買いに行こうか…(笑) 弟なら大喜びしそうだけど…(笑)」

お姉さんの言葉に、反応する僕。

「さっちゃん喜んでくれるかな…」

「うん(笑) 喜ぶだろね~」

「これで喜ばない男なんていないでしょ(笑)」

お姉さんと、菜緒さんの言葉で決心してしまう。

「わたし… この水着でいいです…」

みんな苦笑いで、止めてきたが、さっちゃんに見て欲しい気持ちが勝ってしまい、無理やり押し通してしまいました。

更衣室を出ると、さっちゃんが所在なさげに立っています。

僕は、美沙ちゃんと手を繋いで、さっちゃんの前に出ると、さっちゃんの顔がにやけたのが分かりました。

「ほら、弟!、彼女の水着の感想は!?」

お姉さんが問いかけてくれます。

「・・・エロいね…」

さっちゃんの言葉を聞くと、ドキドキが早くなる。

うゎぁ…
やっぱり、エロいんだ、僕…

「さっちゃんは、この格好嫌い…?」

さっちゃんに聞いてみると

「好き…」

ぼそぼそっと答えてくれる、さっちゃん。
嬉しくて引っ付ってしまいます。

菜緒さんは、うん、うん、と頷いてくれ、お姉さんは苦笑い、美沙ちゃんは、さっちゃんにくっついてる僕にくっついて…

変な笑いご起きるのでした。







美沙ちゃんの水着は、水色のタンキニで、活発な美沙ちゃんに似合っていて、可愛いく、菜緒さんの水着は黒のビキニで、Tバックタイプのアンダーショーツがはみ出てセクシーに見えました。

お姉さんの水着は、レースがあしらわれたタンキニのビスチェタイプの水着だった。

温水の流れるプールに入り、楽しくお喋りしながら流されていく、大きい浮き輪を持ってきていた僕は、さっちゃんと中に入る。

さっちゃんと密着していると、落ち着く。

幸せだな~
楽しいな~
なんて考えていると、さっちゃんは僕のお腹に硬くなった物を押し当ててきた。

うん
可愛い(笑)

ついつい、さっちゃんにキスしてしまう。

「ほら、美沙ちゃんもっと積極的にいかないと、雛ちゃんのこと寝取れないよ!」

とか、言っている菜緒さん。

美沙ちゃんは僕の浮き輪に近づいて捕まり、ほっぺたにチュウをしてきた。

それを見た、菜緒さんもお姉さんも笑っている。

「美沙ちゃんになら、雛ちゃんのほっぺたにキスくらい許してあげるよ… 今日だけだからね!」

さっちゃんは、そんな事を言い出したのです。

恐らく、この間の事件の事で、美沙ちゃんに対しての恩を返そうとしてるのかな?

なんて感じながら、もう一度さっちゃんに軽くキスをする僕。

そんな僕にチュウをしてくる美沙ちゃん。

何なんでしょうね?(笑)







流れるプールを出て、違うプールに行こうとなり、上がっていきます。
僕が上がると、お姉さんが小声で

「雛ちゃん… 透けてるかも…」

「えっ!?」

他のみんなも気づいたらしく、僕を見てきました。

紐パンの下にアンダーショーツを穿いてなかったので、アソコの形や肌感まで解るくらいに透けていたのです。

僕は、まだ陰毛は生えていなかったので、セーフだとは思うのですが、性器が透けているのは恥ずかしく、手で隠してしまいましたが、さっちゃんが、そんな僕の手を取って、

「雛ちゃんはわざと、みんなに見せてるんだよね?(笑) まんこ見てほしいんだよね?(笑)」

その言葉に、みんな固まります。

えぇー!?
ま、いつものさっちゃんに戻ってくれて、よかったのかな?(笑)

僕は、何故か、さっちゃんの腕に両手でしがみつき、股間をフリーにさせ…

「うん…♪」

とだけ答えたのでした。

みんな唖然としていましたが、菜緒さんが

「雛ちゃんって… ドMの露出狂なんだ…」

と、呟き、

「それじゃ… みんなで雛ちゃんをガードしてあげて露出楽しんでもらおうよ(笑)」

そんな提案をしてきたのです。

結果、僕のすぐ前をお姉さんと菜緒さんが歩き、僕の左手には、美沙ちゃん、右手には、さっちゃんの体型で歩く事になり、僕は、公然に露出する経験を積んでいくのです。

「ねー、雛ちゃん、水着のカップも取っちゃえば?(笑)」

と、菜緒さんは言ってくるので、さっちゃんの顔を見ると…

頷いたのです。

僕達は、シートを敷いた場所まで戻り、菜緒さんは楽しそうに僕にカップの取り方を教えてきました。

「・・・」

みんなの沈黙の後、

「乳首分かるね(笑)」

と、お姉さん。

菜緒さんは満足そうに見ている。

美沙ちゃんは心配そうに

「雛ちゃん… 大丈夫なの?」

聞いてきたので、僕は頷くのでした。
その時には、頭がポワポワしてエッチモードになってしまい、お腹の奥がキュンキュンしてるし…

それから、いろいろな場所を歩き周り、沢山の男の人から好奇な視線を浴びまくってから、お昼を食べる事になりました。

母がみんなの分のお弁当を用意してくれていたので、それをシートの上に広げますが、みんな無口になっています。

「いやー、恥ずかし楽しかったね(笑)」

菜緒さんを皮切りに、みんな喋り出す。

「あんたたち、いつもこんな事してるの!?」

「前にモールの駐車場で、露出やってましたよ…」

「マジ!?(笑)」

それぞれの言っている事を、上の空で聞いていると、お姉さんが抱きしめてくれた。

「恥ずかしかったでしょ… 雛ちゃん大丈夫?」

と、言ってくれたのですが、菜緒さんが

「ねーねー、2人がエッチしてる所見せてって言ったら… 見せてくれたりする??」

真剣な顔で聞いてきた。

僕は、さっちゃんと目を合わせる。

「えー、どうしようかなー(笑)」

さっちゃんが勝ち誇った顔で、もったいぶるのです。

あー、このモードになると…
変な事言い出さなければいいんだけど…

「じゃー、多数決で、エッチが見たい人が多かったら見せてあげてもいいよ(笑)」

何故か多数決をする事になり…

見たいに手をあげるのは、菜緒さん1人。
そんな状況を打破しようとしたのか、菜緒さんは美沙ちゃんに

「美沙ちゃん! 雛ちゃんとエッチしてみたくない?(笑)」

そんな事を言い出しました。

「えっ!?」

突然話しを振られた美沙ちゃんは驚いています。

何を言っているんだ?この人は?
と思っていたら、菜緒さんは次の提案してきました。

「弟くんと、雛ちゃんと、美沙ちゃんの三角関係の納め方思いついちゃった(笑)」

嬉しそうです。

「弟くんは彼氏からランクアップして、雛ちゃんのご主人様になるの! 雛ちゃんは弟くんの性奴隷ってやつね! それで、対外的には雛ちゃんと美沙ちゃんは付き合って恋人同士になるのよ!(笑) あっ! 恋人同士って言ってもエッチはご主人様の弟くんが認めないと絶対しちゃダメな事にしてね(笑) ご主人様は絶対だから弟くんが1番偉いんだよ? ご主人様が気に入らなかったら2人を別れさせてもいいしね(笑)」

「ちょっと… 何言って…」

お姉さんが、止めようするのも聞かず、菜緒さんは続けます。

「えー、だってこの方法なら、みんな嬉しいし、周りからもあまり変に思われないよ?」

「雛ちゃんも、美沙ちゃんも、この子の言う事なんて聞かなくていいからね?(汗)」

お姉さんは、止めるが、さっちゃんは満更でもなさそうな顔をしている。

ご主人様って所が気に入ったのかな?(笑)

菜緒さんは、美沙ちゃんに畳み掛ける。

「美沙ちゃん! 考えてみて、この2人が普通に恋人同士だと、一生、雛ちゃんとは付き合えないよ?」

「えっと… それは… 私も… さっちゃんの性奴隷?にならないとダメなの?」

「それは、弟くんに聞いてみないとね…?(笑) どう思う弟くん?(笑)」

「・・・」

さっちゃんに注目が集まる。

「そうだなー、美沙ちゃんがどうしてもって言うなら、雛ちゃんと一緒に性奴隷になってもいいよ(笑)」

「・・・」

うわぁ…
どうなんてるの!?この話しの流れ…

僕はただジッと話を聞いていたのです。

「弟くん、美沙ちゃんも雛ちゃんと一緒に性奴隷になったら、雛ちゃんと美沙ちゃんが恋人同士になることに許可してあげる?」

菜緒さんが確認します。

「そうだな… どうしてもって言うならいいよ(笑) 本当に美沙ちゃんが、雛ちゃんと同じ事できるならね?(笑)」

「・・・」

沈黙の後、話し出したのは、お姉さんでした。

「何言ってるの!? 美沙ちゃんは本当の女の子なんだよ? 赤ちゃんできちゃうんだよ? それにまだ小学生なんだし!」

「何? 大丈夫よ(笑) 性奴隷になるにあたって、美沙ちゃんの処女は絶対に奪わないって事にすればいいんじゃない?(笑) そもそも雛ちゃんと一緒の事だったら、使うのは後ろの穴なんだし(笑)」

そこで、お姉さんは言い淀み、理解したようだった…

「えっ!? 2人って… お尻で…?」

「そうだよ(笑)」

さっちゃんは、自慢気に答えます。

恥ずかしい…(笑)

菜緒さんは興奮状態で、

「うん、うん、そうだよね~(笑)」

と楽しそうです。

まったく、この人は…

それから、美沙ちゃんはずっと悩んでいました。

「ねーねー、弟くん、ご主人様として性奴隷同士にセックスさせるのってどう思う?(笑) 例えば、弟くんと雛ちゃんがセックスしてる時に、もう1人の性奴隷に雛ちゃんを責めさせるの!(笑)」

その言葉につい、僕は想像してしまうのです。

さっちゃんにおちんちんを入れて貰いながら、美沙ちゃんとキス…

ゴクっと喉が鳴る。

気づくと隣にいた、美沙ちゃんが僕の手を握ってきてい。

菜緒さんは、興奮しっぱなしで、

「今日の所は、いつも弟くんと雛ちゃんはどんなエッチしてるか確認だけにして、見てから決めればいいんじゃないかな? 美沙ちゃん? だから、2人のエッチ見たい人~(笑)」

菜緒さんは手を上げる。
ギュッとてを握ってくる、美沙ちゃんの反対側の手が少し上に向いていた…

「美沙ちゃんも賛成でいいのかな?(笑) あんたはどうするの?(笑)」

お姉さんに問い掛ける菜緒さんでした。

「はぁ… 分かったわよ… 手… 上げればいいんでしょ…」

結局、3人とも手をあげ、僕はみんなの前で、さっちゃんとセックスをする事になってしまった。

でも…
何でだろ…
嫌じゃない…
これから、みんなに見てもらえると考えただけで、既に気持ちよくなってしまう、自分がいて…

このレジャー施設には、宿泊施設も完備されており、菜緒さんは空いてるかもしれないから、係員に聞いてくると言って、お姉さんを連れて行ってしまった。

その間、さっちゃんと、美沙ちゃんと、僕の3人になり、気まずさが漂う。

僕は、右手にさっちゃん、左手に美沙ちゃんと手を繋いでいる状態だ。

さっちゃんは何も言わずに、空いてる手で僕の身体を触ってくる。

最初は脚、ツツツーと上に這わせてお腹から、胸へ、そして水着の上からでも分かる勃起した乳首を撫でていた。

僕も何も言わずに、さっちゃんの行動を受け入れていると、さっちゃんの手がいなくなったのです。

あれ?
と思うと隣りの美沙ちゃんがビクンっと跳ねた。

チラッと横を見ると、さっちゃんは美沙ちゃんの脚を撫でているのです。

ギュッと握ってくる美沙ちゃんの手を、しっかりと握り返してあげていると、美沙ちゃんは僕の肩に、しなだれかかってくる。

さっちゃんの手は止まる事なく動き、内股を過ぎ、股間の辺りでゆっくりと止まった。

美沙ちゃんは何も言わずにいると、さっちゃんと目が合う。

自然と僕は、さっちゃんと向かい合う格好になり、僕の肩から動こうとしない。

さっちゃんの顔が迫り、キスをされた。

どれくらいそのままキスされていたのか、わからないが、いつの間にかお姉さん達が帰ってきて声をかけられたのです。

「まったく、何やってるのよ! あんたたち…」

その声で、美沙ちゃんは僕の肩から飛び退いて座るが、さっちゃんの手がまだ美沙ちゃんの股間に置かれていた。

でも、美沙ちゃんはそれを退けようとはしていないのだ。

「ふーん、ま、いいわ、部屋空いてたから取っちゃったわよ? いいの? 本当に?」

恐らく、お姉さんは、僕と美沙ちゃんに言ったのであろう。

僕達は、ゆっくりと頷く。

それから、僕達は親に今日はレジャー施設の宿泊施設に泊まって行くと伝える電話をしてのでした。



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