35 / 46
○3章 旅館のあり方
-7 『値踏み』
しおりを挟む
「ボク、将来は三人くらいほしいな」
まだ両手を顔に当てて恥ずかしそうにしながら勝手な妄想を暴走させ続けさせていたエルナトに、俺はもはやどう突っ込んでいいのかわからず、そのまま放っておくことにした。
なるほど。
誤解のない正確な意思疎通のためにも、そして俺の健全な将来のためにも、マナと魔法はとても重要だということがよくわかった。
「マナというのはその土地の生命力のようなものです。大地には一定のマナが保たれていて、植物たちはその根ざした大地のマナを吸い上げて成長します。私たちの世界はマナが非常に豊富なので、大地から飽和してあふれ出したマナを利用して魔法を行使することができるんです。それに対してこちらの世界ではマナが少なく、悪く言えば枯渇気味、よく言えば生命が生きる必要最低限のマナしか存在していないようです」
「なるほどなあ。つまり、こっちのマナが完全に枯渇すると言葉も通じなくなるわけか」
「言葉以前に、生活することすら困難になると思います。マナがなくなるということは自然の生命力が枯渇するということ。大地が枯れ、人が生きるには苛酷な環境となってしまいます」
「もしそうなったら、ハルはボクたちの世界に来ればいいよ。一族そろって歓迎するよ。両親に顔合わせしないとだしね」
いつの間にか翻訳魔法をかけなおしたエルナトがぼそぼそ呟いているのを、俺はきっと何かの翻訳ミスだということにしておいて聞かなかったことにした。
「そうなると、向こうの世界の魔法を使って何かするってのも難しい話になっちゃうんだな」
「個人差はあれど体内に貯蓄できるマナの量は少ないですからね。こちらではすぐに枯渇するでしょう。体内のマナを使い切れば最悪、死にいたります」
随分と怖い話だ、と呑気に思っていると、
「キミが噂の春聡くんだったんだねえ」
ふと背後から声をかけられた。
振り返ると、派手なアロハシャツを目立たせた査察官の中條がいた。
一見すると穏やかな初老の男性という雰囲気だが、役職が彼の陰にちらついてか、その微笑んだ瞳の奥には鋭く睨むような圧を感じられる。
「そうですけど。なんですか、査察官さん」
「なあに。ただちょっと様子を見に来たって程度のつもりなんだが」
「それだけですか」
俺が尋ね返すと同時に、中條は俺の喉元へと手を伸ばしてきた。
軽く触れ、彼が小さく言葉を呟く。
翻訳魔法の解除だと、さっきのシエラを思い出して悟った。
シエラやエルナトに聞かせないように、翻訳をさせないつもりだ。
意図はわからないが、俺はそのまま大人しく話を聞くことにした。
「報告を見せてもらったけれど、なんでも今回の一件はキミが深く関わっているらしいねえ」
「はい。事件を起こしてしまったことは反省してます。ふみかさんにも謝りましたし、あの後、事後処理の始末書だって書かされました。これからは気をつけます」
「別に俺はキミを責めに来たわけじゃないんだ。ただ、気になっただけだよ。こんな大人の事情がてんこもりの職場にわざわざ深く顔を突っ込んで、ろくに責任を取れるような年齢ってわけでもないというのにその場に居続ける。そんな気の座った子のことが、ね」
中條の言葉には明確な悪意が含まれていた。
表情も声の調子も笑っているのに、隠すつもりもない棘が突き出していた。
まだ子どもでしかない俺は、ここにいること自体が場違いだとでも言うような物言いだ。
実際その通りなのかもしれない。
問題を起こした後もこうして普通に働けているのは、両親やふみかさんが俺の知らないところで庇ってくれているからなのだろう。
「それはつまり、僕に辞めろって言ってるんですか」
「そういうわけじゃあないさ。ただ、自分の役割を満足に果たせない人間に、その場所に留まり続ける権利は無いというだけだよ。旅館にとってキミはどういう存在なのか。キミがいる意味とは何なのか。その有無が大事ってことさ」
「この旅館にとって……俺がいる意味……」
確かに何も思いつかなかった。
ただ両親の斡旋のおかげで働かせてもらっているだけのアルバイトだ。
そんな責任を背負いきれない中途半端な存在が、国家機密を相手に働いている。あまりにも自分の身の丈にあっていないことを今更になって痛感させられる。
いや、一般人である自分には不似合いな場所だとはわかってはいた。
わかっていたが、気にしないようにしていた。
ここで働かせてもらえて、いつの間にか、異世界人に対してはまるでその重要性も忘れるほどに親しみを覚えてしまっていたからだ。
アーシェを見ても、シエラを見ても、エルナトを見ても。
ゴーレム嬢や他の客たちだってそうだ。魔法のおかげで言葉も通じて意思疎通も容易い、ちょっと変わったお客さんという程度の認識でしかなかったのだ。
「まだ若い。やりたいことだってあるだろう。短いながらもここでお金を得たのだし、それを資金に街へ出て、色んな趣味や人脈を広げていけばいい。ごく普通の一般人としてね。何も困ることはないだろう。なにせ、ちょっとおかしかった非日常が普通の日常に戻るだけなんだ」
その提案は、俺としては願ったり叶ったりなことのはずだった。
田舎町を離れて都会に出る。そう思ってバイトをしていたはずなのに、どうしてか今の俺にはその言葉が酷く鼻についた。
「それでもし僕がこの旅館を出て行くことになった場合、どうなるんですか」
「どう、とは?」
中條がわざとらしく肩をすくめて首を傾げる。
「ご両親のことかな、キミの後釜のことかな。それとも単純に――キミ自身のことかい?」
「……はい、僕のことです」
俺は頷いた。
視界の端でエルナトとシエラが息を呑んでこちらを見守っていた。
エルナトに関しては今すぐにでも身を乗り出して何かを言いたそうにうずうすしていたが、それを我慢しているようだった。
言葉は通じなくても、浮かない表情ばかり続けている俺を見て、あまりいい話をしているわけではないことは伝わってしまっているらしい。
「ここの出来事って国家機密なんですよね。そんな情報を持ったまま、僕がここを出て行っていいんですか」
俺の問いに、ああそういうことか、と中條は乾いた笑みを浮かべた。
「なるほど。まあ心配は要らないさ。辞めてしばらくは多少の監視はつくだろうが、それもすぐに終わる。なにしろ向こうの世界には相手の記憶を操作する魔法まで存在するらしい。手間がかかって多様は難しいらしいがね。だからキミが辞める時も、何も思い残すことも心配する必要もないということさ」
「……子ども一人相手に至れり尽くせりですね」
俺は口許を歪めて苦しい皮肉を返すのが精一杯だった。
――俺は、ただの一般人だ。
わかっていた言葉が今更俺に圧し掛かる。
一般人の、しかもただの子どもにできることなんて高が知れている。
ふみかさんに「キミは異世界交流の先駆けよ」と言われて、自分がなにか特別なのだと勘違いしていたのだろうか。
けれども俺には、別に何かできるような特別なことなんてなにもない。
両親がそこで働いていて役割を斡旋してくれただけの、普通の高校生なのだ。
「ま、変な話をして悪かったな」
中條はこれまでの神妙な面持ちが嘘のように、素っ頓狂に思えるような軽い口調で言った。俺と中條自身の翻訳魔法を再び起動し、何事もなかったと言わんばかりに調子よく笑う。
「お嬢さん方も失礼。用事も済んだので、しがないおじさんは若人の邪魔にならないうちに帰らせていただきますよ、っと」
急に話を振られたエルナトとシエラが何を答えるよりも早く、中條はさっさと背を向けて遠ざかっていってしまった。
査察官の後姿を、俺はただぼうっと眺めて見送ることしかできなかった。
何も考えられなかった。
今までも何も考えていなかったと自覚してしまった。
そんな虚しさに打ちひしがれた。
「なんなのあの人、感じ悪い。ボク、あの人嫌いだ」
エルナトが頬を膨らませてぶうたれる。
シエラもまったく微動だにしない俺に、大丈夫ですか、と優しく声をかけてきてくれた。
「そうだ」とエルナトが何かを思いついたのか表情をにやけさせる。すると自分の喉元に手を当て、先ほどのシエラや査察官のように翻訳魔法を消し取ったかと思うと、
「○○○○」
わからない異世界語で、遠ざかっていく査察官の背中目掛けて短く叫んだ。
「ふう、すっきり」
また翻訳魔法を戻して、エルナトが満足そうに額を拭いて息をつく。
と、中條がふとこちらに振り向いた。
口許を不気味に引き上げ、口を開く。
「キミ。そんな女の子みたいな声で『馬鹿』なんて言われると、おじさん興奮しちゃうぞ」と。
「な、なんでバレたの?」
たじろぐエルナとを余所に中條はまた踵を返すと、不敵に笑い声を上げて去っていった。
エルナトは確かに翻訳魔法を切っていた。
それなのに中條は理解しているようだった。
すでに異世界言語を習得しているのだろうか。
それとも何か魔法でも使っていたのだろうか。
どちらにせよ、政府から派遣されたというだけあって只者ではないということだ。一般人である俺との差を見せ付けられたようで、いよいよもって彼との立場の違いを肌身に感じた。
「俺みたいな普通の人間とはまさに住む世界が違うってことか」
呟いた言葉に小首を傾げるエルナトとシエラを余所に、俺はひしひしと、自分の場違いさを痛感するばかりだった。
まだ両手を顔に当てて恥ずかしそうにしながら勝手な妄想を暴走させ続けさせていたエルナトに、俺はもはやどう突っ込んでいいのかわからず、そのまま放っておくことにした。
なるほど。
誤解のない正確な意思疎通のためにも、そして俺の健全な将来のためにも、マナと魔法はとても重要だということがよくわかった。
「マナというのはその土地の生命力のようなものです。大地には一定のマナが保たれていて、植物たちはその根ざした大地のマナを吸い上げて成長します。私たちの世界はマナが非常に豊富なので、大地から飽和してあふれ出したマナを利用して魔法を行使することができるんです。それに対してこちらの世界ではマナが少なく、悪く言えば枯渇気味、よく言えば生命が生きる必要最低限のマナしか存在していないようです」
「なるほどなあ。つまり、こっちのマナが完全に枯渇すると言葉も通じなくなるわけか」
「言葉以前に、生活することすら困難になると思います。マナがなくなるということは自然の生命力が枯渇するということ。大地が枯れ、人が生きるには苛酷な環境となってしまいます」
「もしそうなったら、ハルはボクたちの世界に来ればいいよ。一族そろって歓迎するよ。両親に顔合わせしないとだしね」
いつの間にか翻訳魔法をかけなおしたエルナトがぼそぼそ呟いているのを、俺はきっと何かの翻訳ミスだということにしておいて聞かなかったことにした。
「そうなると、向こうの世界の魔法を使って何かするってのも難しい話になっちゃうんだな」
「個人差はあれど体内に貯蓄できるマナの量は少ないですからね。こちらではすぐに枯渇するでしょう。体内のマナを使い切れば最悪、死にいたります」
随分と怖い話だ、と呑気に思っていると、
「キミが噂の春聡くんだったんだねえ」
ふと背後から声をかけられた。
振り返ると、派手なアロハシャツを目立たせた査察官の中條がいた。
一見すると穏やかな初老の男性という雰囲気だが、役職が彼の陰にちらついてか、その微笑んだ瞳の奥には鋭く睨むような圧を感じられる。
「そうですけど。なんですか、査察官さん」
「なあに。ただちょっと様子を見に来たって程度のつもりなんだが」
「それだけですか」
俺が尋ね返すと同時に、中條は俺の喉元へと手を伸ばしてきた。
軽く触れ、彼が小さく言葉を呟く。
翻訳魔法の解除だと、さっきのシエラを思い出して悟った。
シエラやエルナトに聞かせないように、翻訳をさせないつもりだ。
意図はわからないが、俺はそのまま大人しく話を聞くことにした。
「報告を見せてもらったけれど、なんでも今回の一件はキミが深く関わっているらしいねえ」
「はい。事件を起こしてしまったことは反省してます。ふみかさんにも謝りましたし、あの後、事後処理の始末書だって書かされました。これからは気をつけます」
「別に俺はキミを責めに来たわけじゃないんだ。ただ、気になっただけだよ。こんな大人の事情がてんこもりの職場にわざわざ深く顔を突っ込んで、ろくに責任を取れるような年齢ってわけでもないというのにその場に居続ける。そんな気の座った子のことが、ね」
中條の言葉には明確な悪意が含まれていた。
表情も声の調子も笑っているのに、隠すつもりもない棘が突き出していた。
まだ子どもでしかない俺は、ここにいること自体が場違いだとでも言うような物言いだ。
実際その通りなのかもしれない。
問題を起こした後もこうして普通に働けているのは、両親やふみかさんが俺の知らないところで庇ってくれているからなのだろう。
「それはつまり、僕に辞めろって言ってるんですか」
「そういうわけじゃあないさ。ただ、自分の役割を満足に果たせない人間に、その場所に留まり続ける権利は無いというだけだよ。旅館にとってキミはどういう存在なのか。キミがいる意味とは何なのか。その有無が大事ってことさ」
「この旅館にとって……俺がいる意味……」
確かに何も思いつかなかった。
ただ両親の斡旋のおかげで働かせてもらっているだけのアルバイトだ。
そんな責任を背負いきれない中途半端な存在が、国家機密を相手に働いている。あまりにも自分の身の丈にあっていないことを今更になって痛感させられる。
いや、一般人である自分には不似合いな場所だとはわかってはいた。
わかっていたが、気にしないようにしていた。
ここで働かせてもらえて、いつの間にか、異世界人に対してはまるでその重要性も忘れるほどに親しみを覚えてしまっていたからだ。
アーシェを見ても、シエラを見ても、エルナトを見ても。
ゴーレム嬢や他の客たちだってそうだ。魔法のおかげで言葉も通じて意思疎通も容易い、ちょっと変わったお客さんという程度の認識でしかなかったのだ。
「まだ若い。やりたいことだってあるだろう。短いながらもここでお金を得たのだし、それを資金に街へ出て、色んな趣味や人脈を広げていけばいい。ごく普通の一般人としてね。何も困ることはないだろう。なにせ、ちょっとおかしかった非日常が普通の日常に戻るだけなんだ」
その提案は、俺としては願ったり叶ったりなことのはずだった。
田舎町を離れて都会に出る。そう思ってバイトをしていたはずなのに、どうしてか今の俺にはその言葉が酷く鼻についた。
「それでもし僕がこの旅館を出て行くことになった場合、どうなるんですか」
「どう、とは?」
中條がわざとらしく肩をすくめて首を傾げる。
「ご両親のことかな、キミの後釜のことかな。それとも単純に――キミ自身のことかい?」
「……はい、僕のことです」
俺は頷いた。
視界の端でエルナトとシエラが息を呑んでこちらを見守っていた。
エルナトに関しては今すぐにでも身を乗り出して何かを言いたそうにうずうすしていたが、それを我慢しているようだった。
言葉は通じなくても、浮かない表情ばかり続けている俺を見て、あまりいい話をしているわけではないことは伝わってしまっているらしい。
「ここの出来事って国家機密なんですよね。そんな情報を持ったまま、僕がここを出て行っていいんですか」
俺の問いに、ああそういうことか、と中條は乾いた笑みを浮かべた。
「なるほど。まあ心配は要らないさ。辞めてしばらくは多少の監視はつくだろうが、それもすぐに終わる。なにしろ向こうの世界には相手の記憶を操作する魔法まで存在するらしい。手間がかかって多様は難しいらしいがね。だからキミが辞める時も、何も思い残すことも心配する必要もないということさ」
「……子ども一人相手に至れり尽くせりですね」
俺は口許を歪めて苦しい皮肉を返すのが精一杯だった。
――俺は、ただの一般人だ。
わかっていた言葉が今更俺に圧し掛かる。
一般人の、しかもただの子どもにできることなんて高が知れている。
ふみかさんに「キミは異世界交流の先駆けよ」と言われて、自分がなにか特別なのだと勘違いしていたのだろうか。
けれども俺には、別に何かできるような特別なことなんてなにもない。
両親がそこで働いていて役割を斡旋してくれただけの、普通の高校生なのだ。
「ま、変な話をして悪かったな」
中條はこれまでの神妙な面持ちが嘘のように、素っ頓狂に思えるような軽い口調で言った。俺と中條自身の翻訳魔法を再び起動し、何事もなかったと言わんばかりに調子よく笑う。
「お嬢さん方も失礼。用事も済んだので、しがないおじさんは若人の邪魔にならないうちに帰らせていただきますよ、っと」
急に話を振られたエルナトとシエラが何を答えるよりも早く、中條はさっさと背を向けて遠ざかっていってしまった。
査察官の後姿を、俺はただぼうっと眺めて見送ることしかできなかった。
何も考えられなかった。
今までも何も考えていなかったと自覚してしまった。
そんな虚しさに打ちひしがれた。
「なんなのあの人、感じ悪い。ボク、あの人嫌いだ」
エルナトが頬を膨らませてぶうたれる。
シエラもまったく微動だにしない俺に、大丈夫ですか、と優しく声をかけてきてくれた。
「そうだ」とエルナトが何かを思いついたのか表情をにやけさせる。すると自分の喉元に手を当て、先ほどのシエラや査察官のように翻訳魔法を消し取ったかと思うと、
「○○○○」
わからない異世界語で、遠ざかっていく査察官の背中目掛けて短く叫んだ。
「ふう、すっきり」
また翻訳魔法を戻して、エルナトが満足そうに額を拭いて息をつく。
と、中條がふとこちらに振り向いた。
口許を不気味に引き上げ、口を開く。
「キミ。そんな女の子みたいな声で『馬鹿』なんて言われると、おじさん興奮しちゃうぞ」と。
「な、なんでバレたの?」
たじろぐエルナとを余所に中條はまた踵を返すと、不敵に笑い声を上げて去っていった。
エルナトは確かに翻訳魔法を切っていた。
それなのに中條は理解しているようだった。
すでに異世界言語を習得しているのだろうか。
それとも何か魔法でも使っていたのだろうか。
どちらにせよ、政府から派遣されたというだけあって只者ではないということだ。一般人である俺との差を見せ付けられたようで、いよいよもって彼との立場の違いを肌身に感じた。
「俺みたいな普通の人間とはまさに住む世界が違うってことか」
呟いた言葉に小首を傾げるエルナトとシエラを余所に、俺はひしひしと、自分の場違いさを痛感するばかりだった。
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
異世界ネット通販物語
Nowel
ファンタジー
朝起きると森の中にいた金田大地。
最初はなにかのドッキリかと思ったが、ステータスオープンと呟くとステータス画面が現れた。
そしてギフトの欄にはとある巨大ネット通販の名前が。
※話のストックが少ないため不定期更新です。
バイクごと異世界に転移したので美人店主と宅配弁当屋はじめました
福山陽士
ファンタジー
弁当屋でバイトをしていた大鳳正義《おおほうまさよし》は、突然宅配バイクごと異世界に転移してしまった。
現代日本とは何もかも違う世界に途方に暮れていた、その時。
「君、どうしたの?」
親切な女性、カルディナに助けてもらう。
カルディナは立地が悪すぎて今にも潰れそうになっている、定食屋の店主だった。
正義は助けてもらったお礼に「宅配をすればどう?」と提案。
カルディナの親友、魔法使いのララーベリントと共に店の再建に励むこととなったのだった。
『温かい料理を運ぶ』という概念がない世界で、みんなに美味しい料理を届けていく話。
※のんびり進行です
マッチョな料理人が送る、異世界のんびり生活。 〜強面、筋骨隆々、とても強い。 でもとっても優しい男が異世界でのんびり暮らすお話〜
かむら
ファンタジー
身長190センチ、筋骨隆々、彫りの深い強面という見た目をした男、舘野秀治(たてのしゅうじ)は、ある日、目を覚ますと、見知らぬ土地に降り立っていた。
そこは魔物や魔法が存在している異世界で、元の世界に帰る方法も分からず、行く当ても無い秀治は、偶然出会った者達に勧められ、ある冒険者ギルドで働くことになった。
これはそんな秀治と仲間達による、のんびりほのぼのとした異世界生活のお話。
料理人がいく!
八神
ファンタジー
ある世界に天才料理人がいた。
↓
神にその腕を認められる。
↓
なんやかんや異世界に飛ばされた。
↓
ソコはレベルやステータスがあり、HPやMPが見える世界。
↓
ソコの食材を使った料理を極めんとする事10年。
↓
主人公の住んでる山が戦場になる。
↓
物語が始まった。
転生発明家は異世界で魔道具師となり自由気ままに暮らす~異世界生活改革浪漫譚~
夜夢
ファンタジー
数々の発明品を世に生み出し、現代日本で大往生を迎えた主人公は神の計らいで地球とは違う異世界での第二の人生を送る事になった。
しかし、その世界は現代日本では有り得ない位文明が発達しておらず、また凶悪な魔物や犯罪者が蔓延る危険な世界であった。
そんな場所に転生した主人公はあまりの不便さに嘆き悲しみ、自らの蓄えてきた知識をどうにかこの世界でも生かせないかと孤軍奮闘する。
これは現代日本から転生した発明家の異世界改革物語である。
異世界で魔工装具士になりました〜恩返しで作ったら色々と大変みたいです
SILVER・BACK(アマゴリオ)
ファンタジー
異世界に転生した青年は、独創的な発想とトライ&エラーを繰り返し、恩返しの為、義手 義足 義眼 を作った。
その発明は、世界に大きな影響を与え始める。彼を狙う権力者や金の亡者。しかし、それを許さず、阻止するために動く仲間達。そんな物語です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる