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番外編 誰が兄上壊したの?
第十話
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あれから、イオスとフォスはとても仲良くなった。母も元気なままで、父も穏やかに過ごしている。
イオスは、全てが以前とは違った世界で大事にされて育った。イオスは相変わらず神童と呼ばれていたが、教育のペースを抑え目にした事と、いつもフォスから教わったからだとフォスを立てていたので、どちらが皇帝になっても素晴らしい治世となるだろうと皆が期待していた。
母が死ぬ筈の日も穏やかな時が流れ、母は今でも健在だ。
セーラは、今では年の半分は一緒に居る。成人したら、すぐに結婚する予定だ。
成人は、18歳。以前ならイオスは絶望していて、セーラは暗殺訓練をしている時期だ。
フォスにも婚約者がおり、もうすぐ結婚式を挙げる。イオスの結婚式は、その3年後の予定だ。
全てが順調だった。
「セーラ、国は問題なさそうか?」
「うん、フォス様のおかげで反乱軍は壊滅したよ。もともと飢饉のせいで食い詰めた子達だったから、強制労働させながら、向いてる事を探ってる。反省はしてるみたいよ」
「……そうか」
セーラの国を滅ぼした原因である反乱軍は、計画の段階で捕縛された。
まだ何もしていなかった事もあり、罪は軽かったようだ。
だが、イオスは僅かな違和感を覚えていた。
「兄上は……どうやって反乱軍の情報を得たんだ?」
「そういえば、見つけるの早かったわね。流通に違和感があるってフォス様から報告が来たから、調べたら反乱軍だったって兄様が言ってたけど、まだ僅かな武器を集めた程度だったのに……兄様は、さすがフォス様だって絶賛してたけど」
「……なんか、違和感あるな」
その時、セーラはひとつの可能性に思い当たった。そもそも反乱軍に武器や資金を提供したのは、誰だったのか。
反乱軍は、本当に国に大きな不満を持っていたのか。セーラも実際に会ったが、そこまで不満を貯めている若者には見えなかった。
もしかして、良い様に煽られただけだったのではないか。
僅かな不満の火種に、薪を焚べた者が居たのではないか。
そもそも、こんなに早い時期に反乱軍の情報が手に入るものなのか。自国ならともかく、他国の流通をそこまで調べていたのは何故か。
流通から違和感を感じたというのは、言い訳だったのではないか。
自分達のように、過去を知っている者が、他にも居たとしたら、反乱軍の情報は簡単に手に入る。
反乱軍を裏から操っていた者なら、情報は全て知っているだろう。
たったひとり、可能性がある人物が居る。
「フォス様がイオスみたいに過去を思い出していて、反乱軍を取り押さえたって事は……ない?」
イオスは、全く考えてなかった事を指摘されて震え出した。
セーラは、イオスの顔を見てしまったと思った。和解したとはいえ、イオスにとってもセーラにとっても、フォスは恐怖の対象だからだ。
「ご、ごめん! 大丈夫だよね?!」
「……分かんねぇ、全く考えてなかった……」
考え込むイオスに、セーラは以前から思っていた疑問をぶつけた。
「イオスが、記憶を戻したきっかけは何なのかな?」
「昼寝……?」
「え?! そこ?! そもそも、フォス様が心から優しいのか、演技なのか、イオスは分かるの? 私は絶対分かんないよ。だってあの時も騙されたんだから!」
セーラは過去に、フォスに騙されてイオスを憎んだ事がある。フォスの嘘を見破る自信はなかった。
「分かる……自信はねぇかも……」
イオスも、悪意には敏感で作られた兄の笑顔は見破れる自信はあるが、完璧ではないと思っていた。イオスは兄に対しては、ずいぶん慎重になっていた。
今の兄は、心から自分を心配してくれてると信じて疑わなかったが、少しだけ自信がなくなってきていた。
「実はもうフォス様も過去の記憶があるって事はないよね?」
「まさか……」
思い出すのは、フランツを追い詰めたあの目。あの目は、以前の兄だった。だが、その後はそんな素振りはない。ずっと優しい兄だ。毒だって仕掛けられたりしていないし、暗殺者も来ない。
だが、イオスは不安に思い恐る恐る兄に確かめる事にした。
「兄上、実は兄上も過去の記憶がある……なんて事はありませんか?」
不安そうに聞くイオスに、フォスは嬉しそうに答えた。
「やっと気が付いたの? 当たりだよ。僕も過去の記憶があるんだ。最後はフランツに刺されて死んじゃったんだよね。あの後フランツはどうなったのかな? 一応僕も反撃しておいたけど……ちゃんと死んだ?」
イオスは、真っ青になりガタガタと震えだした。
「そんなに怯えて……大丈夫だよ。僕は今のイオスを殺すつもりはないからね」
そう言って笑うフォスは、優しい顔をしていた。以前のような恐ろしさは微塵もない。今まで積み重ねた兄への信頼は辛うじて残っており、イオスは怯えながらも兄と対峙する覚悟を決めた。
イオスは、全てが以前とは違った世界で大事にされて育った。イオスは相変わらず神童と呼ばれていたが、教育のペースを抑え目にした事と、いつもフォスから教わったからだとフォスを立てていたので、どちらが皇帝になっても素晴らしい治世となるだろうと皆が期待していた。
母が死ぬ筈の日も穏やかな時が流れ、母は今でも健在だ。
セーラは、今では年の半分は一緒に居る。成人したら、すぐに結婚する予定だ。
成人は、18歳。以前ならイオスは絶望していて、セーラは暗殺訓練をしている時期だ。
フォスにも婚約者がおり、もうすぐ結婚式を挙げる。イオスの結婚式は、その3年後の予定だ。
全てが順調だった。
「セーラ、国は問題なさそうか?」
「うん、フォス様のおかげで反乱軍は壊滅したよ。もともと飢饉のせいで食い詰めた子達だったから、強制労働させながら、向いてる事を探ってる。反省はしてるみたいよ」
「……そうか」
セーラの国を滅ぼした原因である反乱軍は、計画の段階で捕縛された。
まだ何もしていなかった事もあり、罪は軽かったようだ。
だが、イオスは僅かな違和感を覚えていた。
「兄上は……どうやって反乱軍の情報を得たんだ?」
「そういえば、見つけるの早かったわね。流通に違和感があるってフォス様から報告が来たから、調べたら反乱軍だったって兄様が言ってたけど、まだ僅かな武器を集めた程度だったのに……兄様は、さすがフォス様だって絶賛してたけど」
「……なんか、違和感あるな」
その時、セーラはひとつの可能性に思い当たった。そもそも反乱軍に武器や資金を提供したのは、誰だったのか。
反乱軍は、本当に国に大きな不満を持っていたのか。セーラも実際に会ったが、そこまで不満を貯めている若者には見えなかった。
もしかして、良い様に煽られただけだったのではないか。
僅かな不満の火種に、薪を焚べた者が居たのではないか。
そもそも、こんなに早い時期に反乱軍の情報が手に入るものなのか。自国ならともかく、他国の流通をそこまで調べていたのは何故か。
流通から違和感を感じたというのは、言い訳だったのではないか。
自分達のように、過去を知っている者が、他にも居たとしたら、反乱軍の情報は簡単に手に入る。
反乱軍を裏から操っていた者なら、情報は全て知っているだろう。
たったひとり、可能性がある人物が居る。
「フォス様がイオスみたいに過去を思い出していて、反乱軍を取り押さえたって事は……ない?」
イオスは、全く考えてなかった事を指摘されて震え出した。
セーラは、イオスの顔を見てしまったと思った。和解したとはいえ、イオスにとってもセーラにとっても、フォスは恐怖の対象だからだ。
「ご、ごめん! 大丈夫だよね?!」
「……分かんねぇ、全く考えてなかった……」
考え込むイオスに、セーラは以前から思っていた疑問をぶつけた。
「イオスが、記憶を戻したきっかけは何なのかな?」
「昼寝……?」
「え?! そこ?! そもそも、フォス様が心から優しいのか、演技なのか、イオスは分かるの? 私は絶対分かんないよ。だってあの時も騙されたんだから!」
セーラは過去に、フォスに騙されてイオスを憎んだ事がある。フォスの嘘を見破る自信はなかった。
「分かる……自信はねぇかも……」
イオスも、悪意には敏感で作られた兄の笑顔は見破れる自信はあるが、完璧ではないと思っていた。イオスは兄に対しては、ずいぶん慎重になっていた。
今の兄は、心から自分を心配してくれてると信じて疑わなかったが、少しだけ自信がなくなってきていた。
「実はもうフォス様も過去の記憶があるって事はないよね?」
「まさか……」
思い出すのは、フランツを追い詰めたあの目。あの目は、以前の兄だった。だが、その後はそんな素振りはない。ずっと優しい兄だ。毒だって仕掛けられたりしていないし、暗殺者も来ない。
だが、イオスは不安に思い恐る恐る兄に確かめる事にした。
「兄上、実は兄上も過去の記憶がある……なんて事はありませんか?」
不安そうに聞くイオスに、フォスは嬉しそうに答えた。
「やっと気が付いたの? 当たりだよ。僕も過去の記憶があるんだ。最後はフランツに刺されて死んじゃったんだよね。あの後フランツはどうなったのかな? 一応僕も反撃しておいたけど……ちゃんと死んだ?」
イオスは、真っ青になりガタガタと震えだした。
「そんなに怯えて……大丈夫だよ。僕は今のイオスを殺すつもりはないからね」
そう言って笑うフォスは、優しい顔をしていた。以前のような恐ろしさは微塵もない。今まで積み重ねた兄への信頼は辛うじて残っており、イオスは怯えながらも兄と対峙する覚悟を決めた。
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