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翌朝、拠点の食堂に行き、レモーネ達3人に事の次第を話す。マルコスが真犯人だった事に一同は驚いていたが、特に悲壮感は無い。
事件が無事に解決したと言う事で、久しぶりに狩りに出る事にする。狩りに出る前にハンターギルドで魔物の分布の情報を得る。
ギルドは何事も無かったの様な喧騒に包まれていた。短期間でSランカーが2人も死んでいるのに誰も気にして居ない。多分、それだけ死が身近な所で働いているのだろう。
その日は東の森で一人頭白金貨5枚になる様に狩りをして帰って来た。
今日狩りをした感じではレモーネ達3人はかなり腕を上げている。アデルはまだ時間が掛かるかもしれないが、レモーネとバレッタは思ったより早くSランクになれそうだ。ギルマスとの約束を果たしたら、次はどうするかな?
さて、話は変わって王国サイド。
王国での僕は基本まったりと暮らしている。子供達も順調に育ち、相手をするだけでかなりのパワーを吸い取られる。
毎朝のルシルとの稽古は続けている。特に目標がある訳では無いが、ブラスマイヤーが残した言葉が気になって、止める気にはなれない。
アスアスラはもうそろそろ出産が近い。そうそう頻繁に行く事は出来ないが、出産には立ち会いたいと思っている。
領地経営は基本文官に任せているが、時折視察には訪れて居る。また、公爵家の仕事の様子も時折見に行かなくてはならない。
大森林の定期討伐も行っており、冒険者ギルドと王城にも定期的に顔を出している。
なんだかんだ言って、やる事は結構ある。その上夜のお勤めもある。
昔はスローライフを望んでいたが、今はこの生活に満足している。多分、子供が出来たのが大きいと思う。家族を持つ事で守るべきものがハッキリと解った。
今はこの現状を維持する事だけを考えて行動している。
領地のお陰で収入は安定している。現在派閥争いには巻き込まれて居ない。国王陛下はもしかしたら、僕が他の侯爵家の力を削ぐ事に期待しているのかもしれないが、公爵家の力が大きくなっている今、あえて危険を冒す必要は無い。
2重生活を始めてから帝国へ行く回数が激減した。これに関してセリーは何も言わない。気付いている様子は無いのだが、何か不気味だ。
アリアナは自分の子供の事で手一杯なのか、僕の行動に付いてあれこれ言う事は無い。ルシルは毎朝稽古をしているので、僕の行動に疑問を持つ事は無い。
一応週に2回は帝国に行っている。行っても町を見て回る位で、伯爵邸やハンターギルドには近づかない様にしている。これは知人に会わない為の処置である。知人に会うと後で時間逆行の魔法を使った時に色々と厄介だからだ。
現在、王国は平和だ。特に事件らしい事件も起きて居ないし、情勢も安定している。以前の僕だったら退屈していただろうが、現在、帝国との2重生活をしている身としては王国が平和なのはありがたい。
今日は大森林で狩った魔物を売る為に久しぶりに冒険者ギルドに来ている。白金貨10枚分だけ魔物を換金する。代金はギルドカードに入金されるので、後で引き出せるように窓口で予約する必要がある。
窓口で引き出しの予約をして、受付嬢に最近何か変わった事が無いか聞く。これは何時もの習慣みたいな物で特に何かを期待している訳では無い。
「そうですね、そう言えば、ゾンビパウダーって知って居ますか?」
「ゾンビパウダー?」
「はい、生きている人間をゾンビに変える薬の様です。」
ゾンビと言うのはアンデットの一種だ。通常は人間の死体が長い間濃い魔素に晒されてゾンビになる。
「そのゾンビパウダーがどうしたんだ?」
「あくまでも噂の域を出ないのですが、南東の方の村で使われて村一つが丸ごとゾンビになったと言う話です。」
「村一つと言うと何人位のゾンビが確認されたんだ?」
「それが定かでは無いので、あくまでも噂と言う形になっています。」
なるほど、南東と言うとブレイルのギルドが担当したのかな?まあ、ゾンビはそれ程強い魔物では無い。頭を破壊すれば倒せるし、動きも遅い。Cランク程度の冒険者でも十分対処できる魔物だ。
しかし、ゾンビパウダーと言うのが気になるな。そんな薬今までに聞いた事が無いぞ。
「なあ、そのゾンビパウダーって簡単に手に入る物なのか?」
「いえ、通常では手に入りません。アンデットの上位種であるリッチが使うとされている薬で、リッチでさえ、1回に1人の人間をゾンビに変える位しか出来ません。なので、今回の様に村一つ丸ごとと言う事件は俄かには信じられない事なんです。ですから、噂と言う形でしかギルドにも情報が回ってこないのです。」
ふむ、確かにおかしな話だな。これは一度ブレイルに行って確かめる必要があるかもしれない。
「ありがとう。面白い話が聞けて良かったよ。じゃあ、次に来る時までにお金の用意頼むね。」
「はい、畏まりました。」
ギルドを辞して帰宅するが、ゾンビパウダーの事が頭から離れなかった。
翌日、早朝稽古の後、ブレイルの冒険者ギルドに飛んだ。ブレイルに来るのは久しぶりだ。例の雪の事件の時以来だ。
ギルドに入ると、ミリムさんを探す。まだ居ると良いのだが。
窓口を一通り眺めるが、ミリムさんの姿は無い。辞めちゃったのかな?そう思って落胆していると、奥の方にミリムさんの姿が見えた。向こうもこちらに気が付いた様で、小走りで駆けて来た。
「お久しぶりですね。雪の件では大変お世話になりました。」
「いえいえ、って言うか窓口は辞めてしまったんですか?」
「いや、そう言う訳では無いんです。今、新人の研修中で一時的に窓口を離れているだけで、普段はちゃんと座ってますよ。」
「なるほど、色々大変なんですね。ところで、ゾンビパウダーの話を聞きたくて来たのですが、ギルマスには会えますかね?」
「王都でも噂になってるんですか?正直あの事件はまだ何も詳しい事が判って無いんですよ。」
あれ?ブレイルでも詳しい情報を掴んでいないのか?なのになんで王都のギルドで噂になってるんだろう?
「じゃあ、ギルマスに話を聞いても無駄ですかね?」
「もしかしたら、ギルマスは何か知って居るかもしれませんから会ってみては如何でしょう?それにギルマスも喜ぶと思いますよ。2階に上がれば今頃書類と格闘していると思います。」
何処のギルドのギルマスも書類が苦手らしい。僕はミリムさんに礼を言って、2階へ上がって行く。
ギルマスの部屋の扉をノックすると、入れと声がする。言われた通り入って行く。
「お久しぶりです。」
「おお、エイジじゃ無いか、本当に久しぶりだな。雪の件では世話になった。」
「あれからどれくらいで復興したんですか?」
「冒険者達が頑張ってくれてな。意外に早く復興できたよ。まあ、一番の功労者はお前さんだがな。」
「今日はゾンビパウダーの話が聞きたくて来たんですが、何処まで情報を掴んでるんですか?」
「ほう?お前さんも耳が早いな。その情報は拡散しない様に規制を掛けたんだがな。」
「規制を掛ける程の重要な情報なんですか?」
「いや、逆だ。情報が少なすぎる上に、曖昧なんだ。だから下手に不安を煽らない様に規制を掛けた。」
ふむ、と言う事はギルマスも詳しい情報を掴んでいないと言う事か?
「曖昧って言う事は、噂は真実では無いと?」
「そうだな。村が一つ消えたのは事実だ。だが、ゾンビ云々と言うのは確認が取れて居ない。」
「では、ゾンビパウダーって言うのは何処から流れた情報なんですか?」
「村人が消えた後に、ゾンビが出たのは本当だ。だが、それが村人がゾンビ化した物だとは倒した冒険者も確認していない。恐らくだが、消えた村の近くの村辺りから発生したデマだと考えている。」
「そうなると、村が一つ消えたって言う話が謎になりますね。村人は何処へ消えたんでしょう?」
「それは現在調査中だ。」
「ちなみに消えた村人の人数って解ります?」
「確か、26人だったと報告を受けている。老若男女併せての数字だ。」
「現れたゾンビの数は?」
「1体だけだ。」
なんだろう?違和感を感じるな。王都のギルドでは村人全員がゾンビ化した様な事を聞いた。だが、実際現れたゾンビは1体だ。この情報からどうして、ゾンビパウダーなんて僕も知らない様な薬の話になったんだ?
「ゾンビパウダーって一般的な薬では無いですよね?片田舎の村の住人にそんな知識がある物でしょうか?」
「ふむ、アンデット自体がこの辺りでは珍しい。ましてや、ゾンビと言うのはもっと珍しい。ダンジョンならともかく、普通にその辺を歩いている物では無い。更に言えば、ゾンビパウダーなんて言う物を知っているのはダンジョンに潜って、アンデットと戦った事がある冒険者位なもんだ。」
「ですよね?僕もゾンビパウダーなんて知りませんでした。その名前が出て来るって事は、この事件に何か裏があるんじゃないかと思いませんか?」
「言われてみれば、確かにおかしな点があるな。」
ギルマスが、顎に手をやって考えこんだ。
事件が無事に解決したと言う事で、久しぶりに狩りに出る事にする。狩りに出る前にハンターギルドで魔物の分布の情報を得る。
ギルドは何事も無かったの様な喧騒に包まれていた。短期間でSランカーが2人も死んでいるのに誰も気にして居ない。多分、それだけ死が身近な所で働いているのだろう。
その日は東の森で一人頭白金貨5枚になる様に狩りをして帰って来た。
今日狩りをした感じではレモーネ達3人はかなり腕を上げている。アデルはまだ時間が掛かるかもしれないが、レモーネとバレッタは思ったより早くSランクになれそうだ。ギルマスとの約束を果たしたら、次はどうするかな?
さて、話は変わって王国サイド。
王国での僕は基本まったりと暮らしている。子供達も順調に育ち、相手をするだけでかなりのパワーを吸い取られる。
毎朝のルシルとの稽古は続けている。特に目標がある訳では無いが、ブラスマイヤーが残した言葉が気になって、止める気にはなれない。
アスアスラはもうそろそろ出産が近い。そうそう頻繁に行く事は出来ないが、出産には立ち会いたいと思っている。
領地経営は基本文官に任せているが、時折視察には訪れて居る。また、公爵家の仕事の様子も時折見に行かなくてはならない。
大森林の定期討伐も行っており、冒険者ギルドと王城にも定期的に顔を出している。
なんだかんだ言って、やる事は結構ある。その上夜のお勤めもある。
昔はスローライフを望んでいたが、今はこの生活に満足している。多分、子供が出来たのが大きいと思う。家族を持つ事で守るべきものがハッキリと解った。
今はこの現状を維持する事だけを考えて行動している。
領地のお陰で収入は安定している。現在派閥争いには巻き込まれて居ない。国王陛下はもしかしたら、僕が他の侯爵家の力を削ぐ事に期待しているのかもしれないが、公爵家の力が大きくなっている今、あえて危険を冒す必要は無い。
2重生活を始めてから帝国へ行く回数が激減した。これに関してセリーは何も言わない。気付いている様子は無いのだが、何か不気味だ。
アリアナは自分の子供の事で手一杯なのか、僕の行動に付いてあれこれ言う事は無い。ルシルは毎朝稽古をしているので、僕の行動に疑問を持つ事は無い。
一応週に2回は帝国に行っている。行っても町を見て回る位で、伯爵邸やハンターギルドには近づかない様にしている。これは知人に会わない為の処置である。知人に会うと後で時間逆行の魔法を使った時に色々と厄介だからだ。
現在、王国は平和だ。特に事件らしい事件も起きて居ないし、情勢も安定している。以前の僕だったら退屈していただろうが、現在、帝国との2重生活をしている身としては王国が平和なのはありがたい。
今日は大森林で狩った魔物を売る為に久しぶりに冒険者ギルドに来ている。白金貨10枚分だけ魔物を換金する。代金はギルドカードに入金されるので、後で引き出せるように窓口で予約する必要がある。
窓口で引き出しの予約をして、受付嬢に最近何か変わった事が無いか聞く。これは何時もの習慣みたいな物で特に何かを期待している訳では無い。
「そうですね、そう言えば、ゾンビパウダーって知って居ますか?」
「ゾンビパウダー?」
「はい、生きている人間をゾンビに変える薬の様です。」
ゾンビと言うのはアンデットの一種だ。通常は人間の死体が長い間濃い魔素に晒されてゾンビになる。
「そのゾンビパウダーがどうしたんだ?」
「あくまでも噂の域を出ないのですが、南東の方の村で使われて村一つが丸ごとゾンビになったと言う話です。」
「村一つと言うと何人位のゾンビが確認されたんだ?」
「それが定かでは無いので、あくまでも噂と言う形になっています。」
なるほど、南東と言うとブレイルのギルドが担当したのかな?まあ、ゾンビはそれ程強い魔物では無い。頭を破壊すれば倒せるし、動きも遅い。Cランク程度の冒険者でも十分対処できる魔物だ。
しかし、ゾンビパウダーと言うのが気になるな。そんな薬今までに聞いた事が無いぞ。
「なあ、そのゾンビパウダーって簡単に手に入る物なのか?」
「いえ、通常では手に入りません。アンデットの上位種であるリッチが使うとされている薬で、リッチでさえ、1回に1人の人間をゾンビに変える位しか出来ません。なので、今回の様に村一つ丸ごとと言う事件は俄かには信じられない事なんです。ですから、噂と言う形でしかギルドにも情報が回ってこないのです。」
ふむ、確かにおかしな話だな。これは一度ブレイルに行って確かめる必要があるかもしれない。
「ありがとう。面白い話が聞けて良かったよ。じゃあ、次に来る時までにお金の用意頼むね。」
「はい、畏まりました。」
ギルドを辞して帰宅するが、ゾンビパウダーの事が頭から離れなかった。
翌日、早朝稽古の後、ブレイルの冒険者ギルドに飛んだ。ブレイルに来るのは久しぶりだ。例の雪の事件の時以来だ。
ギルドに入ると、ミリムさんを探す。まだ居ると良いのだが。
窓口を一通り眺めるが、ミリムさんの姿は無い。辞めちゃったのかな?そう思って落胆していると、奥の方にミリムさんの姿が見えた。向こうもこちらに気が付いた様で、小走りで駆けて来た。
「お久しぶりですね。雪の件では大変お世話になりました。」
「いえいえ、って言うか窓口は辞めてしまったんですか?」
「いや、そう言う訳では無いんです。今、新人の研修中で一時的に窓口を離れているだけで、普段はちゃんと座ってますよ。」
「なるほど、色々大変なんですね。ところで、ゾンビパウダーの話を聞きたくて来たのですが、ギルマスには会えますかね?」
「王都でも噂になってるんですか?正直あの事件はまだ何も詳しい事が判って無いんですよ。」
あれ?ブレイルでも詳しい情報を掴んでいないのか?なのになんで王都のギルドで噂になってるんだろう?
「じゃあ、ギルマスに話を聞いても無駄ですかね?」
「もしかしたら、ギルマスは何か知って居るかもしれませんから会ってみては如何でしょう?それにギルマスも喜ぶと思いますよ。2階に上がれば今頃書類と格闘していると思います。」
何処のギルドのギルマスも書類が苦手らしい。僕はミリムさんに礼を言って、2階へ上がって行く。
ギルマスの部屋の扉をノックすると、入れと声がする。言われた通り入って行く。
「お久しぶりです。」
「おお、エイジじゃ無いか、本当に久しぶりだな。雪の件では世話になった。」
「あれからどれくらいで復興したんですか?」
「冒険者達が頑張ってくれてな。意外に早く復興できたよ。まあ、一番の功労者はお前さんだがな。」
「今日はゾンビパウダーの話が聞きたくて来たんですが、何処まで情報を掴んでるんですか?」
「ほう?お前さんも耳が早いな。その情報は拡散しない様に規制を掛けたんだがな。」
「規制を掛ける程の重要な情報なんですか?」
「いや、逆だ。情報が少なすぎる上に、曖昧なんだ。だから下手に不安を煽らない様に規制を掛けた。」
ふむ、と言う事はギルマスも詳しい情報を掴んでいないと言う事か?
「曖昧って言う事は、噂は真実では無いと?」
「そうだな。村が一つ消えたのは事実だ。だが、ゾンビ云々と言うのは確認が取れて居ない。」
「では、ゾンビパウダーって言うのは何処から流れた情報なんですか?」
「村人が消えた後に、ゾンビが出たのは本当だ。だが、それが村人がゾンビ化した物だとは倒した冒険者も確認していない。恐らくだが、消えた村の近くの村辺りから発生したデマだと考えている。」
「そうなると、村が一つ消えたって言う話が謎になりますね。村人は何処へ消えたんでしょう?」
「それは現在調査中だ。」
「ちなみに消えた村人の人数って解ります?」
「確か、26人だったと報告を受けている。老若男女併せての数字だ。」
「現れたゾンビの数は?」
「1体だけだ。」
なんだろう?違和感を感じるな。王都のギルドでは村人全員がゾンビ化した様な事を聞いた。だが、実際現れたゾンビは1体だ。この情報からどうして、ゾンビパウダーなんて僕も知らない様な薬の話になったんだ?
「ゾンビパウダーって一般的な薬では無いですよね?片田舎の村の住人にそんな知識がある物でしょうか?」
「ふむ、アンデット自体がこの辺りでは珍しい。ましてや、ゾンビと言うのはもっと珍しい。ダンジョンならともかく、普通にその辺を歩いている物では無い。更に言えば、ゾンビパウダーなんて言う物を知っているのはダンジョンに潜って、アンデットと戦った事がある冒険者位なもんだ。」
「ですよね?僕もゾンビパウダーなんて知りませんでした。その名前が出て来るって事は、この事件に何か裏があるんじゃないかと思いませんか?」
「言われてみれば、確かにおかしな点があるな。」
ギルマスが、顎に手をやって考えこんだ。
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