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2つの男爵邸は執事も決まり、順調に使用人が増えつつある。もう、住んでも大丈夫なところまで来ている。
まあ、ルキナも僕も忙しくて男爵邸に泊まる時間なんて無いんだけどね。
ところで、僕は17歳になった。何が変わると言う訳でも無いのだが、ルシルも誕生日が無いので一緒に17歳になる。セリーだけが16歳と言う状況だ。
しかし、一番年下のセリーが一番怖いのは何故だろう?
帝国の侯爵家の家庭教師は順調に進み過ぎてもう殆ど教える事が無い。リリは既に魔法理論だけなら僕と並ぶ力を持っているだろう。あとは経験を積むだけだな。
家ではリアーナが歩き始めて、エルがハイハイを覚えた。一番目が離せない時期だ。リアンが毎日奮闘している。そう言えば知らない間にリアンが14歳になっていた。来年は成人だな。ちゃんと祝ってあげないと。
プレイースとロンダールは税率15%のままでも十分やって行けそうだ。2つの町共利益を上げ、僕と公爵の懐を温めてくれる。現在2つの町合わせて人口が20万人に届こうとしている。まだまだ発展するだろう。王都、プレイ―ス、ロンダールの3つの都市に渡るマジックバッグを使った輸送便はかなり、輸送の効率を上げている。他の町でも徐々に取り入れている場所が出てきたが、マジックバッグが高価な為、なかなか普及は難しい様だ。
そう言えばマークの所とホリーさんの所に子供が生まれたとセリーから聞いた。お祝いの品も送って置いてくれた様だ。どうも僕はそう言う貴族らしい事が苦手だ。セリーに頭が上がらないのはそう言う理由もありそうだ。
早朝の稽古は竜王の爺さんのお陰でバラエティに富んだメニューになった。毎日違うシチュエーションでの戦闘訓練を行っている。僕は24時間だが、ルシルとベルクロスは、その後も爺さんにしごいて貰っている様だ。最近ではルシルが一番強いんじゃないかって言う位に危ない場面がある。僕は24時間気を抜けない状況で終わった後1時間の仮眠を取るのが日課になってしまった。
そうなるとスローライフ時間が削られてしまう。困ったもんだ。
午後は帝国に飛ぶ、リリの家庭教師はあと1か月を切った。これが終わればスローライフ時間に充てられるかもしれない。頑張ろう。
家庭教師は理論は終わったので、もっぱら実践訓練をしている。と言ってもリリには体術や剣術は教えて居ないので、魔法使いの戦い方と言うのを教えている。
補助魔法の重要性と、攻撃魔法の発動タイミングなどを重点的に教えている。転移が使えるので体術を覚えると色々と攻撃に幅が出るのだが、そこは侯爵のOKが出ていない。
あくまでも宮廷魔導士や魔法師団の枠をはみ出ない魔法使いに育てて欲しいと懇願された。まあ出る杭は打たれるって言うしね。リリの場合は多分結婚したら魔法使いである必要はなくなるので学園で優等生なら良いのであろう。
家庭教師が終わると帝都の町を散策するのだが、今日は男爵邸を見に行く。たまには行かないと使用人が主人が誰か忘れてしまいそうだ。
男爵邸なので使用人は少ない。執事と料理人、メイド合わせて12人程雇うつもりだ。余裕があれば庭師も雇いたいな。
男爵邸に入ると執事がメイドに色々と指示を出していた。どうやら、まだ片付けが残っているらしい。
「応接室は使える?」
「はい、応接室と旦那様の部屋は最初に使える様にしました。」
「悪いけど、紅茶と何か摘まめる物頼むよ。」
「畏まりました。」
応接室で寛いでいると紅茶とお菓子が運ばれて来た。運んできたのは若いメイドだ。成人してるのか?
紅茶と甘いマフィンの様な物を口にしながら、これからどうしようかと思案する。
出来ればリリの家庭教師が終わったら、帝国は人に任せて、王国を拠点に動きたい。だが、王国の存在を知る者は帝国には居ない。教える訳にも行かない。やはり僕が動くしか無いのかな?
いや、待てよ、王国の人間を連れてくれば良いのか?しかし、言葉の問題があるしな。言語を操る魔法って無い物かね?
1時間位時間を潰してから王国へ帰る。今日は公爵家に用事は無いので家に直帰だ。風呂に入って、子供たちと戯れる。そして、夕食の時間。知らない内に竜王の爺さんが混じってるが気にしないでおこう。食事は大勢で食べた方が美味い。
食後部屋で寛いでいるとルシルが来た。今日はルシルの日だったっけ?
ルシルは相変わらず野性的に本能に忠実に攻めて来る。最近はルシルも鍛えてるので、なかなか激しい攻防戦だ。これだけしてるのに何で妊娠しないんだろうね?
翌朝の稽古はきつかった。って言うか、この空間の中で仮眠を取れば2時間位寝ても問題無いじゃんと今更気が付いた。2時間寝ても外では10分だ。
よしスローライフに行くぞ!そう言えば最近リアンの実家に行って無いな。そう思って西へ飛んだ。
あれ?何この豪邸?リアンの家は?と思っていたら豪邸からリアンの父親のルードさんが出て来た。
「え?この家どうしたんですか?」
「ああ、貴族様。実はこの辺りの畑全部買いましてね。今まで住んでいた人たちは小作人として働いて貰っています。」
「そんなに儲かってるんですか?」
「ええ、何処の畑も例年の10倍以上の収穫ですよ。小作人と言っても今までよりずっと良い生活をしています。」
そんなに変わる物なのか?僕はかなり減っている腐葉土の山を元に戻しながら周りを視察する。どの畑も青々とした葉が茂っている。
しかし、10倍って凄いな供給過剰にならないのかな?
次に東に飛んでみる。こちらも腐葉土が減っているので追加して行く。自分の畑を見たら雑草でえらい事になって居る。少しさぼるとこれか、やっぱ農業は毎日やらないとね。
魔法でバシバシと雑草を抜いていると隣のおっちゃんが現れた。
「久しぶりだねあんちゃん。風邪でも引いたか?」
「いや、ちょっと野暮用で隣町まで行ってたんですよ。」
「隣町って言うとプレイースかい?」
「そうです。知ってますか?」
「なんでもライスって言う新しい穀物があるらしいけど、食ったかい?」
「ああ、食べましたよ。王都にも少しは入って来てるみたいですね。」
「この辺の畑でも作れないもんかねぇ。西には負けてられないからな。」
「どうでしょう?西の畑に負けてるんですか?」
「うーん、作物で負けてる訳じゃ無いんだけどね。向こうの方が市場に近いんだよ。」
商店街じゃ無くて市場?そんなのあったっけ?
「市場が出来たんですか?」
「ああ、西の奴らが商業ギルドに掛け合って、中央通りのやや西に生鮮市場ってのを開いたんだよ。」
「ほう?中央通りの近くって事は商店街からも近いですね。」
「そうなんだよ。新鮮な野菜が安く買えるってんで今、そこで買い物をするのが流行してやがる。東の農家も出荷してるんだが、1回に持って行ける量には限りがあるからな。」
なるほど、東の住人が1回持って行く間に西の住人は2回持って行けるって言う具合か。って言うか、それやってるのルードさんじゃないか?
おっと、午後になるな、帝国に転移する。
侯爵邸に行くと既にリリが待っている。
「今日も気合入ってるな。」
「先生の授業は楽しいですからね。」
「じゃあ、今日はマルチタスクって言うのを教えようと思う。」
「マルチタスクですか?」
「うん。別名並列思考とも言う。要は複数の魔法をいっぺんに発動しようって言う事だね。」
「え?複数の魔法を1度に発動するんですか?」
「例えば剣士の戦い方を思い浮かべてごらん。盾で相手の剣を受けて、自分の剣で攻撃するよね?」
「はい、普通だと思います。」
「魔法にも防御と攻撃があるよね?左手で防御しながら右手で攻撃したらどうだろう?」
「なるほど、剣士の戦いを魔法で再現するんですね?」
「そうだ、それが第1歩だ。」
「第1歩って事は次があるんですか?」
「並列思考って事は2つじゃ無くて3つでも4つでも良い訳だ。例えば防御魔法を使いながら、クイックを自分に掛けて、相手にスローを掛けて、攻撃魔法を撃ったらどうだろう?」
「確実に勝てますね。でも、そんな事が出来るんですか?」
「練習すれば出来る様になるよ。僕は狩りの時、防御魔法を掛けながら、探知の魔法を使っている。そして敵が出れば攻撃魔法で狩る。」
「凄いですね。でも先生ってGランクハンターですよね?」
「昇級試験が面倒でね。まずは簡単な魔法から始めると良いよ。例えば暗い時にライトの魔法を使いながら、他の魔法を使ってみるとかね。」
「ああ、なるほど。確かにそれが出来れば便利ですね。」
「もっと言えば、ロックバレットを2回連続で撃つより、右手と左手で同時にロックバレットを撃った方が攻撃範囲が広くなる。それに、前に見せたと思うけど、初級のファイヤーボールに初級の風魔法を同時に撃てば、中級のファイヤーストームになるよね?実は結構無意識に魔法を2つ同時に使って居る事は多いんだ。だから、それを意識して出来る様になるともう一段上に行ける。」
「魔法を分解して使うイメージですか?」
「イメージは自由で構わない。とにかく練習して慣れる事が大事だ。使う魔法は何でも良い。」
「解りました。頑張ります!」
まあ、ルキナも僕も忙しくて男爵邸に泊まる時間なんて無いんだけどね。
ところで、僕は17歳になった。何が変わると言う訳でも無いのだが、ルシルも誕生日が無いので一緒に17歳になる。セリーだけが16歳と言う状況だ。
しかし、一番年下のセリーが一番怖いのは何故だろう?
帝国の侯爵家の家庭教師は順調に進み過ぎてもう殆ど教える事が無い。リリは既に魔法理論だけなら僕と並ぶ力を持っているだろう。あとは経験を積むだけだな。
家ではリアーナが歩き始めて、エルがハイハイを覚えた。一番目が離せない時期だ。リアンが毎日奮闘している。そう言えば知らない間にリアンが14歳になっていた。来年は成人だな。ちゃんと祝ってあげないと。
プレイースとロンダールは税率15%のままでも十分やって行けそうだ。2つの町共利益を上げ、僕と公爵の懐を温めてくれる。現在2つの町合わせて人口が20万人に届こうとしている。まだまだ発展するだろう。王都、プレイ―ス、ロンダールの3つの都市に渡るマジックバッグを使った輸送便はかなり、輸送の効率を上げている。他の町でも徐々に取り入れている場所が出てきたが、マジックバッグが高価な為、なかなか普及は難しい様だ。
そう言えばマークの所とホリーさんの所に子供が生まれたとセリーから聞いた。お祝いの品も送って置いてくれた様だ。どうも僕はそう言う貴族らしい事が苦手だ。セリーに頭が上がらないのはそう言う理由もありそうだ。
早朝の稽古は竜王の爺さんのお陰でバラエティに富んだメニューになった。毎日違うシチュエーションでの戦闘訓練を行っている。僕は24時間だが、ルシルとベルクロスは、その後も爺さんにしごいて貰っている様だ。最近ではルシルが一番強いんじゃないかって言う位に危ない場面がある。僕は24時間気を抜けない状況で終わった後1時間の仮眠を取るのが日課になってしまった。
そうなるとスローライフ時間が削られてしまう。困ったもんだ。
午後は帝国に飛ぶ、リリの家庭教師はあと1か月を切った。これが終わればスローライフ時間に充てられるかもしれない。頑張ろう。
家庭教師は理論は終わったので、もっぱら実践訓練をしている。と言ってもリリには体術や剣術は教えて居ないので、魔法使いの戦い方と言うのを教えている。
補助魔法の重要性と、攻撃魔法の発動タイミングなどを重点的に教えている。転移が使えるので体術を覚えると色々と攻撃に幅が出るのだが、そこは侯爵のOKが出ていない。
あくまでも宮廷魔導士や魔法師団の枠をはみ出ない魔法使いに育てて欲しいと懇願された。まあ出る杭は打たれるって言うしね。リリの場合は多分結婚したら魔法使いである必要はなくなるので学園で優等生なら良いのであろう。
家庭教師が終わると帝都の町を散策するのだが、今日は男爵邸を見に行く。たまには行かないと使用人が主人が誰か忘れてしまいそうだ。
男爵邸なので使用人は少ない。執事と料理人、メイド合わせて12人程雇うつもりだ。余裕があれば庭師も雇いたいな。
男爵邸に入ると執事がメイドに色々と指示を出していた。どうやら、まだ片付けが残っているらしい。
「応接室は使える?」
「はい、応接室と旦那様の部屋は最初に使える様にしました。」
「悪いけど、紅茶と何か摘まめる物頼むよ。」
「畏まりました。」
応接室で寛いでいると紅茶とお菓子が運ばれて来た。運んできたのは若いメイドだ。成人してるのか?
紅茶と甘いマフィンの様な物を口にしながら、これからどうしようかと思案する。
出来ればリリの家庭教師が終わったら、帝国は人に任せて、王国を拠点に動きたい。だが、王国の存在を知る者は帝国には居ない。教える訳にも行かない。やはり僕が動くしか無いのかな?
いや、待てよ、王国の人間を連れてくれば良いのか?しかし、言葉の問題があるしな。言語を操る魔法って無い物かね?
1時間位時間を潰してから王国へ帰る。今日は公爵家に用事は無いので家に直帰だ。風呂に入って、子供たちと戯れる。そして、夕食の時間。知らない内に竜王の爺さんが混じってるが気にしないでおこう。食事は大勢で食べた方が美味い。
食後部屋で寛いでいるとルシルが来た。今日はルシルの日だったっけ?
ルシルは相変わらず野性的に本能に忠実に攻めて来る。最近はルシルも鍛えてるので、なかなか激しい攻防戦だ。これだけしてるのに何で妊娠しないんだろうね?
翌朝の稽古はきつかった。って言うか、この空間の中で仮眠を取れば2時間位寝ても問題無いじゃんと今更気が付いた。2時間寝ても外では10分だ。
よしスローライフに行くぞ!そう言えば最近リアンの実家に行って無いな。そう思って西へ飛んだ。
あれ?何この豪邸?リアンの家は?と思っていたら豪邸からリアンの父親のルードさんが出て来た。
「え?この家どうしたんですか?」
「ああ、貴族様。実はこの辺りの畑全部買いましてね。今まで住んでいた人たちは小作人として働いて貰っています。」
「そんなに儲かってるんですか?」
「ええ、何処の畑も例年の10倍以上の収穫ですよ。小作人と言っても今までよりずっと良い生活をしています。」
そんなに変わる物なのか?僕はかなり減っている腐葉土の山を元に戻しながら周りを視察する。どの畑も青々とした葉が茂っている。
しかし、10倍って凄いな供給過剰にならないのかな?
次に東に飛んでみる。こちらも腐葉土が減っているので追加して行く。自分の畑を見たら雑草でえらい事になって居る。少しさぼるとこれか、やっぱ農業は毎日やらないとね。
魔法でバシバシと雑草を抜いていると隣のおっちゃんが現れた。
「久しぶりだねあんちゃん。風邪でも引いたか?」
「いや、ちょっと野暮用で隣町まで行ってたんですよ。」
「隣町って言うとプレイースかい?」
「そうです。知ってますか?」
「なんでもライスって言う新しい穀物があるらしいけど、食ったかい?」
「ああ、食べましたよ。王都にも少しは入って来てるみたいですね。」
「この辺の畑でも作れないもんかねぇ。西には負けてられないからな。」
「どうでしょう?西の畑に負けてるんですか?」
「うーん、作物で負けてる訳じゃ無いんだけどね。向こうの方が市場に近いんだよ。」
商店街じゃ無くて市場?そんなのあったっけ?
「市場が出来たんですか?」
「ああ、西の奴らが商業ギルドに掛け合って、中央通りのやや西に生鮮市場ってのを開いたんだよ。」
「ほう?中央通りの近くって事は商店街からも近いですね。」
「そうなんだよ。新鮮な野菜が安く買えるってんで今、そこで買い物をするのが流行してやがる。東の農家も出荷してるんだが、1回に持って行ける量には限りがあるからな。」
なるほど、東の住人が1回持って行く間に西の住人は2回持って行けるって言う具合か。って言うか、それやってるのルードさんじゃないか?
おっと、午後になるな、帝国に転移する。
侯爵邸に行くと既にリリが待っている。
「今日も気合入ってるな。」
「先生の授業は楽しいですからね。」
「じゃあ、今日はマルチタスクって言うのを教えようと思う。」
「マルチタスクですか?」
「うん。別名並列思考とも言う。要は複数の魔法をいっぺんに発動しようって言う事だね。」
「え?複数の魔法を1度に発動するんですか?」
「例えば剣士の戦い方を思い浮かべてごらん。盾で相手の剣を受けて、自分の剣で攻撃するよね?」
「はい、普通だと思います。」
「魔法にも防御と攻撃があるよね?左手で防御しながら右手で攻撃したらどうだろう?」
「なるほど、剣士の戦いを魔法で再現するんですね?」
「そうだ、それが第1歩だ。」
「第1歩って事は次があるんですか?」
「並列思考って事は2つじゃ無くて3つでも4つでも良い訳だ。例えば防御魔法を使いながら、クイックを自分に掛けて、相手にスローを掛けて、攻撃魔法を撃ったらどうだろう?」
「確実に勝てますね。でも、そんな事が出来るんですか?」
「練習すれば出来る様になるよ。僕は狩りの時、防御魔法を掛けながら、探知の魔法を使っている。そして敵が出れば攻撃魔法で狩る。」
「凄いですね。でも先生ってGランクハンターですよね?」
「昇級試験が面倒でね。まずは簡単な魔法から始めると良いよ。例えば暗い時にライトの魔法を使いながら、他の魔法を使ってみるとかね。」
「ああ、なるほど。確かにそれが出来れば便利ですね。」
「もっと言えば、ロックバレットを2回連続で撃つより、右手と左手で同時にロックバレットを撃った方が攻撃範囲が広くなる。それに、前に見せたと思うけど、初級のファイヤーボールに初級の風魔法を同時に撃てば、中級のファイヤーストームになるよね?実は結構無意識に魔法を2つ同時に使って居る事は多いんだ。だから、それを意識して出来る様になるともう一段上に行ける。」
「魔法を分解して使うイメージですか?」
「イメージは自由で構わない。とにかく練習して慣れる事が大事だ。使う魔法は何でも良い。」
「解りました。頑張ります!」
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