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補助魔法と聞いてクレイトスさんは怪訝な顔をする。ホリーさんはなるほどと納得顔だ。魔法使いと戦士の違いだな。
「はい。補助魔法なら攻撃魔法と違い洞窟にダメージを与えません。例えば敵にスロー、味方にクイックを掛ければ、敵は速度ダウン、味方は速度アップで2倍の効果があります。仮に敵にレジストされたとしても、味方は確実に速度アップします。掛けて損は無いですよね?」
「なるほど、そう言う物か?」
「更に言うと、スパイダー系の魔物が厄介なのはその機動力です。スピードが速い上に糸を使って立体的な動きをします。ワイバーンと一緒ですね、地面に落とせば何とかなりますよ。」
ミレニアさんの方を見ると、頷いている。
「補助魔法だけで何とか出来るのか?」
「やって見せますよ。」
そう言って皆に、クイック、物理防御、魔法防御、身体強化、と魔法を掛けて行く。
ついでにライトの魔法で周囲を明るくする。暗いと毒液とか吐かれた時に避け切れないからね。更に奥にもライトの魔法を飛ばす。これで100メートル位は見えるだろう。
地面に落としたライトを火魔法と勘違いしたのか、スパイダー達が、上へと逃げる。
僕は瞬動でスパイダーに近づき、スローとバインドを掛ける。壁にへばり付いていたスパイダーが転がり落ちた。
それを確認した後、次々と壁や天井に居るスパイダーに魔法を掛けて行く。
スローで速度を落とされた上にバインドで拘束されたスパイダーは無理やりバインドを外そうとするが速度が低下している為、思った力が出せずに藻掻いている。その隙にミレニアさんが弱点である腹部を切り裂き止めを刺した。
「こいつはイビルレッドスパイダーじゃないか。単体でAランク、集団ではSランクの魔物だぞ。」
クレイトスさんが驚いたように声を上げた。その間にもミレニアさんは2体目に取り掛かっている。
ホリーさんも違う個体に水魔法で攻撃を仕掛けている。弱った所にジェレミーが止めを刺した。
3体のイビルレッドスパイダーが死体となった時には僕は既に10匹全てのスパイダーに魔法を掛け終わっている。
僕は両手剣を装備し、ミレニアさんと同じように、奥からスパイダーを仕留めて行く。僕が4体目を仕留めた所で、4人も残りのスパイダーを仕留め終わった様だ。
「補助魔法だけでSランクの魔物を倒すなんて、流石最強君だね。」
だからホリーさん、名前がどんどん変わってますって。
「いや、補助魔法と言うのもなかなか侮れない物なのだな。」
んー、クレイトスさんはちょっと真面目過ぎ?
どうやらバットはスパイダーの餌になって居たらしく、奥へ行くほど数が少ない様だ。
「さあ、奥へ急ぎましょう。古代遺跡を調査に来たんですから。」
「そうだな。しかし、坊主も言って居たが奥に魔物の気配が無いのが気になるな。」
「前の2組はイビルレッドスパイダーにやられたのかもしれないな。」
「その答えは奥に進まないと解らないぞ。」
何故だろう?ミレニアさんが一番男っぽい。見た目は綺麗なお姉さんなのに。
最深部まで30メートル位だろう。僕はライトの魔法を使った。バットたちが吃驚して逃げ惑う。
奥に明らかに人工物と思われる壁が見えた。
「あれが古代遺跡か。」
「ジェレミー、罠に気を付けて先導してくれ。」
「解った。」
ジェレミーを先頭に壁に近づいて行く。
時折現れるバットは僕がスタンで落とす。
やがて、壁が目の前に見える距離まで辿り着く。僕はライトの魔法を上に放つ。これで全体が見渡せるはずだ。
「おかしいな。入り口が見当たらないぞ。」
ジェレミーが呟いた。
僕はサーチで壁の中を探る。敵は居ない。形状から考えるとど真ん中が入り口のはずだ。
「入り口は中央ですね。何処かに扉を開ける仕掛けがあるはずです。」
5人で仕掛けを探す。しかし、それらしきものは見当たらない。
(どう言う事だ、ブラスマイヤー?)
(確かに入り口はここだが、仕掛けは中にある。しかも、ここを開けた者は2000年以上居ない様だ。)
(じゃあ、この洞窟を作った奴はどうやって中に入ったんだ?)
(さあな、誰も入って無いのかも知れんぞ。)
さて、どうする?
「古代遺跡って壊したら怒られます?」
「どう言う事だ?」
「この扉を開ける仕掛けが中にある様なので、人が入れるだけの穴を開けたら不味いですかね?」
「ふむ、どの道、調査団が入れば壊して入るしかないのだから大丈夫じゃないかな?」
じゃあ、と言って扉に手を当てて土魔法で穴を開ける。
「特に毒ガスとかも無いようですね。敵の気配もありません。」
「じゃあ、ジェレミー頼むぞ。」
またしてもジェレミー先頭で先へ進む。入ってすぐは大きなホールだ。
「なんだ、この遺跡は?」
「古代遺跡ってこんな感じなんですか?」
「いや、こんなに綺麗で状態の良い遺跡は見た事ないな。」
確かに綺麗だ。壁も床も大理石で出来ていて磨けば光りそうだし、太い柱もヒビ一つ入って無い。
広さは50メートル×50メートル位あって天井もかなり高い。柱の数も数えるのが面倒な位ある。巨人でも住んでたのか?
「これで調査終了?呆気なかったね。」
ホリーさんが陽気な声で言う。
「いや、僕のサーチではまだ奥がありますよ。」
そう言って50メートル先を指さす。
「どんだけでかいんだ?」
ジェレミーがボヤキながらも周囲を警戒する。他の皆は無言で歩き出す。
今度は明らかに扉の形をした物が見えて来る。かなり大きい。幅が2メートル高さは4メートル程あるだろう。しかし、有るべき物が無い。取っ手だ。
押してみるが開かない。取っ手が無いので引くに引けない。
「ここも、壊すしか無いのか?」
「ちょっと待って下さい。さっきとは状況が違います。この扉は開くはずです。」
(だよな?ブラスマイヤー。)
(ああ、魔力を流せば開くぞ。)
「ジェレミーさん扉に魔力を流してみて下さい。」
「魔力を流すって、ギルドカードみたいにか?」
「そうです。」
ジェレミーが扉に触れて少しすると扉が左右にスライドした。
「こう開くのかよ。押しても駄目な訳だ。」
扉を潜るとさっきより広い部屋そしてより高い天井が照らし出される。
ん?光?ライトの魔法は使って無いぞ。
「この遺跡、生きてますね。さっきの扉は魔道具だとしても、この明るさは異常です。しかも、僕たちが下りたのは地上から10メートル、なのに、ここの天井は明らかに30メートルはありますよ。」
「ああ、そうだね。空間魔法が使われてるのかな?」
ホリーが真っ先に答えた。
サーチには何も掛からない。魔物は居ない様だ。この先に部屋は無い。何かあるとしたらここだ。
「なぁ、クレイトス。前の2組がここまで来れたと思うか?」
「いや、無理だろうな。おそらくもっと大量のイビルレッドスパイダーが居たんじゃないかな?」
ジェレミーとクレイトスがそんな会話をしている。
「奥に祭壇みたいな物が見えるぞ。行ってみるか?」
ミレニアさんがそう言った。
「そうだな。ここが最深部みたいだから、そこを調べて調査終了だな。」
クレイトスがそう応える。
一応警戒しながら皆でぞろぞろと歩き出す。
祭壇まであと10メートルと言った所で、首筋にピリピリとした感覚。危険信号だ。
「皆、止まって下さい。何か来ます!」
僕の叫びと同時に祭壇の上に現れた人影。
え?人?
「済まんが、そこで止まってくれたまえ。これ以上は危険だ、帰るが良い。」
いち早く反応したミレニアが剣を抜く。
「争うつもりは無い。帰ってくれるなら手は出さない。」
「何者?」
顔は見えないが凄いプレッシャーだ。デーモンロードの比では無い。
(ブラスマイヤー?)
(あれはおそらく神竜だな。)
(神竜って神格を持ったドラゴンって事?)
(ああ、ここは下がった方が良いぞ。)
「ミレニアさん下がりましょう。あれはおそらく人ではありませんよ。」
「しかし、確かめねば依頼が達成できん。」
「ミレニア、ここは最強君の言う事が正しいよ。依頼はあくまでも調査だよ。」
「クレイトスさんリーダーでしょ?撤退命令を出して下さい。」
「いや、しかしだな。確認せずに帰るのは・・・」
しかし、クレイトスの言葉を待たずにミレニアが飛び出してしまう。
「駄目です!ミレニアさん!!」
「愚かな。だが殺しはせん、安心しろ。」
神竜の言葉と共に風が吹いた。
風?周りを見ると4人が倒れている。
「ほう?私の気を受けて倒れないとは、何者だ?」
どうする?皆を連れて転移で逃げるか?
(ここは俺に任せろ。)
(任せろって何をする気だ?)
「久しいな、神竜トルネロス。」
「何故私の名前を?」
「はい。補助魔法なら攻撃魔法と違い洞窟にダメージを与えません。例えば敵にスロー、味方にクイックを掛ければ、敵は速度ダウン、味方は速度アップで2倍の効果があります。仮に敵にレジストされたとしても、味方は確実に速度アップします。掛けて損は無いですよね?」
「なるほど、そう言う物か?」
「更に言うと、スパイダー系の魔物が厄介なのはその機動力です。スピードが速い上に糸を使って立体的な動きをします。ワイバーンと一緒ですね、地面に落とせば何とかなりますよ。」
ミレニアさんの方を見ると、頷いている。
「補助魔法だけで何とか出来るのか?」
「やって見せますよ。」
そう言って皆に、クイック、物理防御、魔法防御、身体強化、と魔法を掛けて行く。
ついでにライトの魔法で周囲を明るくする。暗いと毒液とか吐かれた時に避け切れないからね。更に奥にもライトの魔法を飛ばす。これで100メートル位は見えるだろう。
地面に落としたライトを火魔法と勘違いしたのか、スパイダー達が、上へと逃げる。
僕は瞬動でスパイダーに近づき、スローとバインドを掛ける。壁にへばり付いていたスパイダーが転がり落ちた。
それを確認した後、次々と壁や天井に居るスパイダーに魔法を掛けて行く。
スローで速度を落とされた上にバインドで拘束されたスパイダーは無理やりバインドを外そうとするが速度が低下している為、思った力が出せずに藻掻いている。その隙にミレニアさんが弱点である腹部を切り裂き止めを刺した。
「こいつはイビルレッドスパイダーじゃないか。単体でAランク、集団ではSランクの魔物だぞ。」
クレイトスさんが驚いたように声を上げた。その間にもミレニアさんは2体目に取り掛かっている。
ホリーさんも違う個体に水魔法で攻撃を仕掛けている。弱った所にジェレミーが止めを刺した。
3体のイビルレッドスパイダーが死体となった時には僕は既に10匹全てのスパイダーに魔法を掛け終わっている。
僕は両手剣を装備し、ミレニアさんと同じように、奥からスパイダーを仕留めて行く。僕が4体目を仕留めた所で、4人も残りのスパイダーを仕留め終わった様だ。
「補助魔法だけでSランクの魔物を倒すなんて、流石最強君だね。」
だからホリーさん、名前がどんどん変わってますって。
「いや、補助魔法と言うのもなかなか侮れない物なのだな。」
んー、クレイトスさんはちょっと真面目過ぎ?
どうやらバットはスパイダーの餌になって居たらしく、奥へ行くほど数が少ない様だ。
「さあ、奥へ急ぎましょう。古代遺跡を調査に来たんですから。」
「そうだな。しかし、坊主も言って居たが奥に魔物の気配が無いのが気になるな。」
「前の2組はイビルレッドスパイダーにやられたのかもしれないな。」
「その答えは奥に進まないと解らないぞ。」
何故だろう?ミレニアさんが一番男っぽい。見た目は綺麗なお姉さんなのに。
最深部まで30メートル位だろう。僕はライトの魔法を使った。バットたちが吃驚して逃げ惑う。
奥に明らかに人工物と思われる壁が見えた。
「あれが古代遺跡か。」
「ジェレミー、罠に気を付けて先導してくれ。」
「解った。」
ジェレミーを先頭に壁に近づいて行く。
時折現れるバットは僕がスタンで落とす。
やがて、壁が目の前に見える距離まで辿り着く。僕はライトの魔法を上に放つ。これで全体が見渡せるはずだ。
「おかしいな。入り口が見当たらないぞ。」
ジェレミーが呟いた。
僕はサーチで壁の中を探る。敵は居ない。形状から考えるとど真ん中が入り口のはずだ。
「入り口は中央ですね。何処かに扉を開ける仕掛けがあるはずです。」
5人で仕掛けを探す。しかし、それらしきものは見当たらない。
(どう言う事だ、ブラスマイヤー?)
(確かに入り口はここだが、仕掛けは中にある。しかも、ここを開けた者は2000年以上居ない様だ。)
(じゃあ、この洞窟を作った奴はどうやって中に入ったんだ?)
(さあな、誰も入って無いのかも知れんぞ。)
さて、どうする?
「古代遺跡って壊したら怒られます?」
「どう言う事だ?」
「この扉を開ける仕掛けが中にある様なので、人が入れるだけの穴を開けたら不味いですかね?」
「ふむ、どの道、調査団が入れば壊して入るしかないのだから大丈夫じゃないかな?」
じゃあ、と言って扉に手を当てて土魔法で穴を開ける。
「特に毒ガスとかも無いようですね。敵の気配もありません。」
「じゃあ、ジェレミー頼むぞ。」
またしてもジェレミー先頭で先へ進む。入ってすぐは大きなホールだ。
「なんだ、この遺跡は?」
「古代遺跡ってこんな感じなんですか?」
「いや、こんなに綺麗で状態の良い遺跡は見た事ないな。」
確かに綺麗だ。壁も床も大理石で出来ていて磨けば光りそうだし、太い柱もヒビ一つ入って無い。
広さは50メートル×50メートル位あって天井もかなり高い。柱の数も数えるのが面倒な位ある。巨人でも住んでたのか?
「これで調査終了?呆気なかったね。」
ホリーさんが陽気な声で言う。
「いや、僕のサーチではまだ奥がありますよ。」
そう言って50メートル先を指さす。
「どんだけでかいんだ?」
ジェレミーがボヤキながらも周囲を警戒する。他の皆は無言で歩き出す。
今度は明らかに扉の形をした物が見えて来る。かなり大きい。幅が2メートル高さは4メートル程あるだろう。しかし、有るべき物が無い。取っ手だ。
押してみるが開かない。取っ手が無いので引くに引けない。
「ここも、壊すしか無いのか?」
「ちょっと待って下さい。さっきとは状況が違います。この扉は開くはずです。」
(だよな?ブラスマイヤー。)
(ああ、魔力を流せば開くぞ。)
「ジェレミーさん扉に魔力を流してみて下さい。」
「魔力を流すって、ギルドカードみたいにか?」
「そうです。」
ジェレミーが扉に触れて少しすると扉が左右にスライドした。
「こう開くのかよ。押しても駄目な訳だ。」
扉を潜るとさっきより広い部屋そしてより高い天井が照らし出される。
ん?光?ライトの魔法は使って無いぞ。
「この遺跡、生きてますね。さっきの扉は魔道具だとしても、この明るさは異常です。しかも、僕たちが下りたのは地上から10メートル、なのに、ここの天井は明らかに30メートルはありますよ。」
「ああ、そうだね。空間魔法が使われてるのかな?」
ホリーが真っ先に答えた。
サーチには何も掛からない。魔物は居ない様だ。この先に部屋は無い。何かあるとしたらここだ。
「なぁ、クレイトス。前の2組がここまで来れたと思うか?」
「いや、無理だろうな。おそらくもっと大量のイビルレッドスパイダーが居たんじゃないかな?」
ジェレミーとクレイトスがそんな会話をしている。
「奥に祭壇みたいな物が見えるぞ。行ってみるか?」
ミレニアさんがそう言った。
「そうだな。ここが最深部みたいだから、そこを調べて調査終了だな。」
クレイトスがそう応える。
一応警戒しながら皆でぞろぞろと歩き出す。
祭壇まであと10メートルと言った所で、首筋にピリピリとした感覚。危険信号だ。
「皆、止まって下さい。何か来ます!」
僕の叫びと同時に祭壇の上に現れた人影。
え?人?
「済まんが、そこで止まってくれたまえ。これ以上は危険だ、帰るが良い。」
いち早く反応したミレニアが剣を抜く。
「争うつもりは無い。帰ってくれるなら手は出さない。」
「何者?」
顔は見えないが凄いプレッシャーだ。デーモンロードの比では無い。
(ブラスマイヤー?)
(あれはおそらく神竜だな。)
(神竜って神格を持ったドラゴンって事?)
(ああ、ここは下がった方が良いぞ。)
「ミレニアさん下がりましょう。あれはおそらく人ではありませんよ。」
「しかし、確かめねば依頼が達成できん。」
「ミレニア、ここは最強君の言う事が正しいよ。依頼はあくまでも調査だよ。」
「クレイトスさんリーダーでしょ?撤退命令を出して下さい。」
「いや、しかしだな。確認せずに帰るのは・・・」
しかし、クレイトスの言葉を待たずにミレニアが飛び出してしまう。
「駄目です!ミレニアさん!!」
「愚かな。だが殺しはせん、安心しろ。」
神竜の言葉と共に風が吹いた。
風?周りを見ると4人が倒れている。
「ほう?私の気を受けて倒れないとは、何者だ?」
どうする?皆を連れて転移で逃げるか?
(ここは俺に任せろ。)
(任せろって何をする気だ?)
「久しいな、神竜トルネロス。」
「何故私の名前を?」
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