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さて、セレスティアさんが家に来てしまった。予定では婚約だけだったはずなんだけどな。
なんでも荷物は後日送られてくるらしい。あと、侍女が2人、この家に来るらしい。全然聞いてないぞ。
いや、そんな事より、もっと差し迫った問題がある。ブラスマイヤーとルシルの事だ。どう説明しよう。
まずは応接室で寛いでもらって居る。これはルーメンさんが対応している。
僕は自室でブラスマイヤーと会議中だ。
「どうする?ブラスマイヤーの存在を彼女に話せないよな?」
「当たり前だ、それに話したとしても信じるかどうか分らんぞ。」
「ああ、確かに、じゃあ、喋る魔道具とでも紹介すれば良いか?」
「まあ、その辺が妥当だろうな。問題は俺より暗黒竜じゃないか?」
「そうなんだよ。あの姿は不味いよな?」
「姿はともかく、他の女をお主が囲って居るのは不味いな。」
「なんて説明しよう?」
「正直に言えばよいのでは無いか?」
「え?」
「暗黒竜については知られても問題はなかろう?お主が竜を狩るのをあの女子は知っておるのだろう?」
「あ、そっか。」
ブラスマイヤーは魔道具、ルシルは保護したドラゴン。うん、これで何とかなるだろう。
覚悟を決めて応接室へ向かう。ドアをノックするとルーメンさんが開けてくれた。
「どうです、セレスティアさん。少しは落ち着きましたか?」
「はい、あの、正直まだ、ドキドキしています。」
「まあ、知らない所に連れて来られたら誰でもそうなりますよ。」
あれ?知らない間にルーメンさんとメイドが消えている。気を利かせたのかな?
「あの、エイジさんは私の様な者を婚約者にして、本当に宜しかったのですか?」
「それは、こっちが聞きたいですね。セレスティアさんなら、もっと高貴な方との縁談もあったのでしょう?」
「私はずっと父と叔父上の敷いたレールの上を歩いてまいりました。それが、初めて選択の自由を与えられたのです。」
「ん?どう言う事?」
「あなたと結婚するかしないか自由に選んでよいと言われました。」
「それは、本当に自由だったのですか?」
「はい、選んでも選ばなくても、私に都合が悪い話は一切無いと言われています。」
「ふむ?では僕との結婚を選んだ理由は?」
「あなたと一緒に居ればもっと自由になれる気がしたからです。」
まあ、降嫁する訳だから、自由度は高いか。
「公爵家の令嬢と言うのはそんなに不自由な物なのですか?」
「他人から見れば恵まれているのでしょうが、私は窮屈で何時も逃げたいと考えていました。」
「自由と言うのは何をしても良いと言う事ではありませんよ。何をするにも自己責任と言う事になります。それでも自由を選ぶのですか?」
「はい、私も子供ではありません。何をするにも責任が付いて回るのは理解しています。その上であなたを選びました。後悔はしていません。」
「そうですか、覚悟があるのであれば構いません。私はあなたを受け入れましょう。」
「ありがとうございます。不束者ですがよろしくお願いいたします。」
あれ?婚約しただけなのに結婚した様になってない?
「まあ、これから僕の婚約者になると言う事で、セレスティアさんに僕の秘密を2つお話して置きます。秘密の話なので、他には漏らさないで下さいね。」
「解りました。」
セレスティアさんはゴクリと唾を飲み込んだ。
「まず一つ目はこれです。」
そう言って左肩の袖を捲る。
「この腕輪は魔道具ですか?」
「うん。ただの魔道具ではありません。意思を持ち喋る魔道具です。」
セレスティアさんは吃驚して目を見開く。
「しかも、この世の事なら知らない事は無く、僕の魔法の師であり、剣の師でもあります。」
「それ程の魔道具、一体どうやって手に入れたのですか?」
「入手方法は秘密です。ブラスマイヤー挨拶して。」
「公爵のお嬢さん。こ奴に目を付けるとはなかなか見どころがあるぞ。これからよろしく頼む。」
「本当に喋った。」
「本人曰く知らない事は無いらしいから、何か質問してみたら?」
「良いのですか?」
「構わん。何でも答えてやろう。」
「では、この世界が平面では無く丸い球体だと言うのは本当ですか?」
「空の星や月は見た事があるだろう?皆球体だ。この世界も実は星なのだ、だから外から見れば球体なのが解るだろう。って言うか、答えが解ってる質問をするとは俺を試しているのか?」
「本当に何でもしってるんですね。」
どうやらセレスティアさんは自分が知っている事を質問して試したらしい。意外に賢いなこのお嬢様。
「もっと誰も知らない様な質問をした方が良いんじゃない?」
「って事は、エイジさんも答えが解ったのですか?」
「この世界には四季があり、1年が360日と決まっている。その時点でこの星が自転している更には太陽の周りをまわっている事が判るよな?」
「エイジさんも博学ですね。でも、自分が知らない事で何かを質問するのは難しいですよね?」
「そんな事は無いぞ。例えば、セレスティアさんの今日の下着の色は?」
「黒だな。公爵家の令嬢にしては派手だな。」
「って、なんで知ってるんですか?」
セレスティアさんは真っ赤になっている。
「こういう質問ならブラスマイヤーの能力が解り易いだろう?」
「いや、そう言う問題じゃありません。見たんですか?見たんですよね?」
「落ち着け、ブラスマイヤーには目も鼻も口も無い。」
「じゃあ、なんで分かったんですか?」
「それこそが知らない事が無いと言事の証明にならんか?」
「うう、なんか納得がいかないです。」
あら、今度はセレスティさん泣きそうになってるし、いじめ過ぎたかな?
「まあ、その位にして、次の秘密に行くぞ。」
「あ、そう言えば秘密が2つあるって言ってましたね。」
「この家に女の子が1人居る。人間の姿をしているが、実はドラゴンだ。訳あって保護している。」
「ドラゴンを保護しているのですか?」
「ああ、怪我が元で魔法が使えなくなってね。飛べないし元のドラゴンの姿にも戻れないと言うので保護をした。見た目は子供だが、戦闘力はドラゴンだから、気を付けるようにね。」
「秘密はその2つだけですか?」
「ん?他には無いけど??」
「一つお願いがあるのですが、宜しいでしょうか?」
「僕に出来る事なら構わないけど?」
「この屋敷はちょっと殺風景なので少しいじっても良いでしょうか?」
「ああ、構わないよ。ただ、家が伯爵家だと言う事は忘れないでね。」
「ありがとうございます。」
その後、セレスティアをルシルに合わせたり、一通り家の中を案内してから、部屋に送り届けた。
「今日から、ここがセレスティアさんの部屋になります。中は自由にいじって構わないですよ。今日は疲れたでしょう?ゆっくり休んで下さい。」
こうして長い1日が過ぎた。
翌朝、ルシルと稽古をしていたら、セレスティアさんが来て目を点にしていた。
何故か解らないが、執事のルーメンさん始め使用人がセレスティさんの事を若奥様と呼んでいる。まだ婚約だよね?
そう言えばセレスティアさんが家をいじりたいと言って居た。多分かなりのお金が掛かるだろう。何か手っ取り早くお金が手に入らないかなとブラスマイヤーに相談したら、王様に貰った箱はどうしたと言われた。
ああ、確か白金貨1000枚貰ったんだったっけ、その後の事で忘れてたよ。
執事のルーメンさんにとりあえず白金貨100枚を渡して、セレスティアさんが何かする時はこのお金を使って下さいとお願いして置いた。
その日の午後、セレスティアさんが商店街を見たいと言うので連れて行った。なんでも馬車で通った事はあるが店の中は見た事が無いらしい。
キャッキャとはしゃいでいるセレスティさんは年相応に見えた。
セレスティアさんは見るだけで買い物をしない。何故と聞くと、買い物の仕方が解らないらしい。
「じゃあ、欲しい物があったら僕に言って。」
「良いのですか?」
「まあ、あまり高い物じゃ無ければ。」
「では、部屋に飾る小物を少し買っても宜しいですか?」
「うん、構わないよ。」
それからセレスティアさんの買い物に3時間位付き合った。女性の買い物は長いと言うが、なんか楽しかったので良しとしよう。
伯爵邸に帰ると食事が出来ていたので頂く。あれ?なんか食事が若干豪華になって無い?
後で聞いたら、若奥様が来たので料理人が張り切ったらしい。
ルシルはセレスティアさんにあまり興味が無いらしく平常運転だ。むしろ、セレスティアさんの方がルシルに気を使って居る感じだ。まあ、仲が悪い訳じゃ無いから良いだろう。
それから2日後、2台の馬車が来て、セレスティアさんの荷物と侍女2名が我が家にやって来た。つか、荷物多いな。完全に嫁入り道具じゃん。
婚約だよね?結婚じゃ無いよね?
なんでも荷物は後日送られてくるらしい。あと、侍女が2人、この家に来るらしい。全然聞いてないぞ。
いや、そんな事より、もっと差し迫った問題がある。ブラスマイヤーとルシルの事だ。どう説明しよう。
まずは応接室で寛いでもらって居る。これはルーメンさんが対応している。
僕は自室でブラスマイヤーと会議中だ。
「どうする?ブラスマイヤーの存在を彼女に話せないよな?」
「当たり前だ、それに話したとしても信じるかどうか分らんぞ。」
「ああ、確かに、じゃあ、喋る魔道具とでも紹介すれば良いか?」
「まあ、その辺が妥当だろうな。問題は俺より暗黒竜じゃないか?」
「そうなんだよ。あの姿は不味いよな?」
「姿はともかく、他の女をお主が囲って居るのは不味いな。」
「なんて説明しよう?」
「正直に言えばよいのでは無いか?」
「え?」
「暗黒竜については知られても問題はなかろう?お主が竜を狩るのをあの女子は知っておるのだろう?」
「あ、そっか。」
ブラスマイヤーは魔道具、ルシルは保護したドラゴン。うん、これで何とかなるだろう。
覚悟を決めて応接室へ向かう。ドアをノックするとルーメンさんが開けてくれた。
「どうです、セレスティアさん。少しは落ち着きましたか?」
「はい、あの、正直まだ、ドキドキしています。」
「まあ、知らない所に連れて来られたら誰でもそうなりますよ。」
あれ?知らない間にルーメンさんとメイドが消えている。気を利かせたのかな?
「あの、エイジさんは私の様な者を婚約者にして、本当に宜しかったのですか?」
「それは、こっちが聞きたいですね。セレスティアさんなら、もっと高貴な方との縁談もあったのでしょう?」
「私はずっと父と叔父上の敷いたレールの上を歩いてまいりました。それが、初めて選択の自由を与えられたのです。」
「ん?どう言う事?」
「あなたと結婚するかしないか自由に選んでよいと言われました。」
「それは、本当に自由だったのですか?」
「はい、選んでも選ばなくても、私に都合が悪い話は一切無いと言われています。」
「ふむ?では僕との結婚を選んだ理由は?」
「あなたと一緒に居ればもっと自由になれる気がしたからです。」
まあ、降嫁する訳だから、自由度は高いか。
「公爵家の令嬢と言うのはそんなに不自由な物なのですか?」
「他人から見れば恵まれているのでしょうが、私は窮屈で何時も逃げたいと考えていました。」
「自由と言うのは何をしても良いと言う事ではありませんよ。何をするにも自己責任と言う事になります。それでも自由を選ぶのですか?」
「はい、私も子供ではありません。何をするにも責任が付いて回るのは理解しています。その上であなたを選びました。後悔はしていません。」
「そうですか、覚悟があるのであれば構いません。私はあなたを受け入れましょう。」
「ありがとうございます。不束者ですがよろしくお願いいたします。」
あれ?婚約しただけなのに結婚した様になってない?
「まあ、これから僕の婚約者になると言う事で、セレスティアさんに僕の秘密を2つお話して置きます。秘密の話なので、他には漏らさないで下さいね。」
「解りました。」
セレスティアさんはゴクリと唾を飲み込んだ。
「まず一つ目はこれです。」
そう言って左肩の袖を捲る。
「この腕輪は魔道具ですか?」
「うん。ただの魔道具ではありません。意思を持ち喋る魔道具です。」
セレスティアさんは吃驚して目を見開く。
「しかも、この世の事なら知らない事は無く、僕の魔法の師であり、剣の師でもあります。」
「それ程の魔道具、一体どうやって手に入れたのですか?」
「入手方法は秘密です。ブラスマイヤー挨拶して。」
「公爵のお嬢さん。こ奴に目を付けるとはなかなか見どころがあるぞ。これからよろしく頼む。」
「本当に喋った。」
「本人曰く知らない事は無いらしいから、何か質問してみたら?」
「良いのですか?」
「構わん。何でも答えてやろう。」
「では、この世界が平面では無く丸い球体だと言うのは本当ですか?」
「空の星や月は見た事があるだろう?皆球体だ。この世界も実は星なのだ、だから外から見れば球体なのが解るだろう。って言うか、答えが解ってる質問をするとは俺を試しているのか?」
「本当に何でもしってるんですね。」
どうやらセレスティアさんは自分が知っている事を質問して試したらしい。意外に賢いなこのお嬢様。
「もっと誰も知らない様な質問をした方が良いんじゃない?」
「って事は、エイジさんも答えが解ったのですか?」
「この世界には四季があり、1年が360日と決まっている。その時点でこの星が自転している更には太陽の周りをまわっている事が判るよな?」
「エイジさんも博学ですね。でも、自分が知らない事で何かを質問するのは難しいですよね?」
「そんな事は無いぞ。例えば、セレスティアさんの今日の下着の色は?」
「黒だな。公爵家の令嬢にしては派手だな。」
「って、なんで知ってるんですか?」
セレスティアさんは真っ赤になっている。
「こういう質問ならブラスマイヤーの能力が解り易いだろう?」
「いや、そう言う問題じゃありません。見たんですか?見たんですよね?」
「落ち着け、ブラスマイヤーには目も鼻も口も無い。」
「じゃあ、なんで分かったんですか?」
「それこそが知らない事が無いと言事の証明にならんか?」
「うう、なんか納得がいかないです。」
あら、今度はセレスティさん泣きそうになってるし、いじめ過ぎたかな?
「まあ、その位にして、次の秘密に行くぞ。」
「あ、そう言えば秘密が2つあるって言ってましたね。」
「この家に女の子が1人居る。人間の姿をしているが、実はドラゴンだ。訳あって保護している。」
「ドラゴンを保護しているのですか?」
「ああ、怪我が元で魔法が使えなくなってね。飛べないし元のドラゴンの姿にも戻れないと言うので保護をした。見た目は子供だが、戦闘力はドラゴンだから、気を付けるようにね。」
「秘密はその2つだけですか?」
「ん?他には無いけど??」
「一つお願いがあるのですが、宜しいでしょうか?」
「僕に出来る事なら構わないけど?」
「この屋敷はちょっと殺風景なので少しいじっても良いでしょうか?」
「ああ、構わないよ。ただ、家が伯爵家だと言う事は忘れないでね。」
「ありがとうございます。」
その後、セレスティアをルシルに合わせたり、一通り家の中を案内してから、部屋に送り届けた。
「今日から、ここがセレスティアさんの部屋になります。中は自由にいじって構わないですよ。今日は疲れたでしょう?ゆっくり休んで下さい。」
こうして長い1日が過ぎた。
翌朝、ルシルと稽古をしていたら、セレスティアさんが来て目を点にしていた。
何故か解らないが、執事のルーメンさん始め使用人がセレスティさんの事を若奥様と呼んでいる。まだ婚約だよね?
そう言えばセレスティアさんが家をいじりたいと言って居た。多分かなりのお金が掛かるだろう。何か手っ取り早くお金が手に入らないかなとブラスマイヤーに相談したら、王様に貰った箱はどうしたと言われた。
ああ、確か白金貨1000枚貰ったんだったっけ、その後の事で忘れてたよ。
執事のルーメンさんにとりあえず白金貨100枚を渡して、セレスティアさんが何かする時はこのお金を使って下さいとお願いして置いた。
その日の午後、セレスティアさんが商店街を見たいと言うので連れて行った。なんでも馬車で通った事はあるが店の中は見た事が無いらしい。
キャッキャとはしゃいでいるセレスティさんは年相応に見えた。
セレスティアさんは見るだけで買い物をしない。何故と聞くと、買い物の仕方が解らないらしい。
「じゃあ、欲しい物があったら僕に言って。」
「良いのですか?」
「まあ、あまり高い物じゃ無ければ。」
「では、部屋に飾る小物を少し買っても宜しいですか?」
「うん、構わないよ。」
それからセレスティアさんの買い物に3時間位付き合った。女性の買い物は長いと言うが、なんか楽しかったので良しとしよう。
伯爵邸に帰ると食事が出来ていたので頂く。あれ?なんか食事が若干豪華になって無い?
後で聞いたら、若奥様が来たので料理人が張り切ったらしい。
ルシルはセレスティアさんにあまり興味が無いらしく平常運転だ。むしろ、セレスティアさんの方がルシルに気を使って居る感じだ。まあ、仲が悪い訳じゃ無いから良いだろう。
それから2日後、2台の馬車が来て、セレスティアさんの荷物と侍女2名が我が家にやって来た。つか、荷物多いな。完全に嫁入り道具じゃん。
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