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033 Sランク冒険者?
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1週間もすると、キリクと新人君、名前はハンスと言うらしいが、2人で色々と試行錯誤して、全ての肉料理を魔物の肉で再現する事に成功した。これにより、俺の仕込みの手間が大幅に削減された。
ちなみに卵も提供する事にしたので、タマゴサラダの仕込みも現在ではキリクがやっている。
もはや俺の仕事は仕入れと新メニュー開発のみだ。これで安心して2号店出店に専念できそうだ。
2号店についてはソリオさんに希望を伝え、俺の考えて居る事が実現出来そうな物件を探して貰っている最中だ。まあ、大型店舗は物件数が少ないので、最悪多少の改築は必要になるかもしれない。
店は順調に稼働していて、1日の純利益が金貨9枚に届こうとしている。俺が、2号店に専念する為にも、後2人位人を雇って置きたい。
俺のプランでは食堂はソリオさんとキリクに任せて、2号店は俺とローナで回して行こうと考えて居る。キリクは幹部に昇進させて囲い込もうと考えて居る。予想以上に調理人としてのスキルが高く、あまり安い値段でこき使って逃げられても困る。正直今のキリクなら、自分で店を出してもそこそこやって行けるだろう。
まあ、うちの食堂程の味は出せないが、似た様な味を開発する能力はありそうだ。
ライムには悪いが彼女にはそこまでの才能がないので、他の店員と同じ給料で我慢してもらう事にする。それでも金貨9枚が安定して稼げる様になったら、月に金貨1枚を払う予定だ。
ソリオさんに聞いたら、大商会の店員でも余程優秀でないと月に金貨1枚は貰えないそうだ。まあ、4人家族が1か月生活出来る金額をアルバイトで稼ぐのだから、かなり割の良い仕事だろう。
特に、うちのメンバーは若い者が多い。店員扱いで一番年上がルルイになる。他のメンバーは安いと言う理由で成人前後の者を選んだのだが、思った以上に稼げてしまったので、他の店の店員より高い賃金になってしまっている。
あ、そうそう。牛丼が評判が良かったので、かつ丼を投入した。これにより、米が皆に認知されるようになり、昼飯時には丼と豚汁のセットメニューが、結構な数出る様になった。
相変わらず、店は入りきれない程繁盛しているので、丼物はテイクアウト出来る様に販売する事も考えて居る。
14時になり、後半メンバーがやってくる。前半メンバーは一息付くが、キリクだけはハンスと一緒に酒場用のメニューの仕込みを始める。
前半メンバーは17時上がりなのだが、キリクは何時も18時位までは残っている。まあ、夕飯を食べてから帰ると言うのもあるのだろうが、食堂と酒場の違いや何が売れ筋なのかを自分なりに研究している様だ。
キリクは元々が農家の出で、調理人の家庭では無い。多分、そのハンデを埋めようと一生懸命になっているのだろう。
さて、俺達は先に上がらせて貰う。まあ、俺の場合魔法の訓練が待ってるしね。ローナとルルイを連れて、店を後にする。
店から家までは30分の距離だ。まあ、この世界の水準では近いと判断されるらしい。
冒険者ギルドの横の道を歩き、もうすぐ家だと言う時に、それは起こった。
一人の冒険者とすれ違った。まあ、ギルドの近くなのでこれは珍しい事では無い。だが、その冒険者が声を掛けて来た。
「ちょっと、そこの君。」
その声に俺達3人が同時に振り向く。周りに他に人は居ないので、これは当然の事だろう。
「ああ、失礼。真ん中の彼に用がある。」
何と言うか金髪碧眼で整った顔をしているが、何となく育ちの良さそうなおっとりとした雰囲気のある男だ。冒険者としてはどうなのだろう?
「俺ですか?何でしょう?」
「君は冒険者かね?」
「んー、一応冒険者登録はしていますが、今は商人がメインですかね。」
ここは商人と言って置いた方がトラブルにならなそうなのでそう言った。
「ほう?君ほどの強さを持っていながら、あえて商人を生業としているのには何か理由があるのかい?」
ん?俺が強い?ルルイさんならともかく、俺が強いってどう言う事だ?
「あの、俺は一度も戦いと言う物を経験した事がありません。なのに強いって、どう言う事でしょうか?」
「ふむ、俺はSランク冒険者のシャードと言う。基本ソロでやっていて、あちこちを回りながら、その土地土地で強そうな者を探して、臨時パーティーを組んで活動している。その俺の感が、君は強いと訴えているんだよね。」
いやいや、そんな曖昧な理由で言われても何とも言えないし、だいたい俺は冒険者じゃ無いからね。
「君には特別な力を感じる。多分今まで出会った冒険者の誰より強い。君ならSランク冒険者になる事も可能かもしれない。もし、その気があるのならSランク試験を受けて見てはどうかな?」
「Sランク試験ですか?」
「ああ、知っているとは思うが、Sランク冒険者はこの国でも数える位しか居ない。そして、Sランク冒険者には、名誉士爵の地位が与えられる。まあ、1代限りの称号だが、貴族と平民では天と地ほどの差があるのはしっているだろう?手に届く位置に貴族への道が開かれているのであれば、それを掴まないと言う選択肢は無い筈だ。」
なんか、長々と喋っているが、要はSランク試験に合格すれば貴族になれるって事だよね?なんか既視感があるな。それって確か賢者も一緒じゃなかったっけ?
となると、爺さんも名誉士爵とやらなのだろうか?この国に数える位しか居ないって所も一緒じゃん。
俺が考え込んでいるのをどう勘違いしたのか判らないが、シャードと言う男はしきりにうんうんと頷いている。
「君がSランク冒険者になった暁には一緒に冒険をしようじゃ無いか。では、今日は失礼する。」
なんだ、あのチャラ男は?って言うか、貴族ってそんなに平民と違う物なのだろうか?
「なぁ、ローナ。貴族と平民って、そんなに違う物なのか?」
そう聞くとローナが、え?知らないの?と言う顔をしながら説明してくれた。
「貴族は特権階級です。それが最低ランクの名誉士爵だとしても、平民とは全く違う世界の住人だと思われて居ます。具体的に言えば、一般人と奴隷位の差があると考えると解り易いと思います。」
いや、全然解らないよ。奴隷ってどの位の地位なのかまあ想像は着くが、貴族が人なら、俺達は奴隷なのか?
って言うか、この世界って、奴隷制度があるんだな。それさえ知らなかったよ。
「つまり、貴族が黒と言えば白も黒になるって言う認識で良いのかな?」
「概ね間違いでは無いと思います。」
ふむ、現代日本には身分制度が無かったからなぁ。ピンと来ないけど、昔は日本も身分制度があった時代があったんだよな。この世界は、俺の感覚だと、1000年位遅れていると考えれば良いのかな?
「ちなみに、平民から貴族になる方法って結構あるのか?」
「いえ、平民が貴族になる事はまずありません。先程の方が言っていた様にSランク冒険者になるか、魔法使いを極めて賢者になるか、あるいは未開拓地を開拓して、町を作れば貴族になれる事があります。ですが、どれも1代限りの爵位で、他の貴族の様に永代貴族にはまずなれません。」
なるほど、でも、絶対不可能と言う訳でも無い様だな。俺は、この世界で小金を稼いでスローライフが送れれば良いと考えて居たのだが、貴族になると言うのも、もしかしたらアリかもしれない。
平民より貴族の方がスローライフが送り易いと言うのであれば考慮しよう。
「貴族ってのは国王の家臣だよな?権利は色々と便利そうだが、義務って何かあるのか?」
「貴族の義務は、戦や災害時に領民を守る事です。また、お金を使い経済を回すのも貴族の義務とされています。」
ほう?ノブレス何とかって言う奴だっけ?思ったより義務は少ない様だ。辺境の貴族とかならなっても良いかもしれない。
「よく、貴族同士の派閥争いとか聞くけど、やっぱりそう言うのはあるのかな?」
「いや、私はそこまで貴族について詳しくはありませんが、名誉士爵なら、それ程心配しなくても大丈夫だと思いますよ。魔道具屋のお爺さんも気楽に生活してますし。」
確かに、爺さん位気楽なら貴族でも良い気がするな。
良く解らんが、Sランク冒険者でも貴族、賢者でも貴族になれるらしい。なら、同時に両方なったら、どうなるんだろう?
ちなみに卵も提供する事にしたので、タマゴサラダの仕込みも現在ではキリクがやっている。
もはや俺の仕事は仕入れと新メニュー開発のみだ。これで安心して2号店出店に専念できそうだ。
2号店についてはソリオさんに希望を伝え、俺の考えて居る事が実現出来そうな物件を探して貰っている最中だ。まあ、大型店舗は物件数が少ないので、最悪多少の改築は必要になるかもしれない。
店は順調に稼働していて、1日の純利益が金貨9枚に届こうとしている。俺が、2号店に専念する為にも、後2人位人を雇って置きたい。
俺のプランでは食堂はソリオさんとキリクに任せて、2号店は俺とローナで回して行こうと考えて居る。キリクは幹部に昇進させて囲い込もうと考えて居る。予想以上に調理人としてのスキルが高く、あまり安い値段でこき使って逃げられても困る。正直今のキリクなら、自分で店を出してもそこそこやって行けるだろう。
まあ、うちの食堂程の味は出せないが、似た様な味を開発する能力はありそうだ。
ライムには悪いが彼女にはそこまでの才能がないので、他の店員と同じ給料で我慢してもらう事にする。それでも金貨9枚が安定して稼げる様になったら、月に金貨1枚を払う予定だ。
ソリオさんに聞いたら、大商会の店員でも余程優秀でないと月に金貨1枚は貰えないそうだ。まあ、4人家族が1か月生活出来る金額をアルバイトで稼ぐのだから、かなり割の良い仕事だろう。
特に、うちのメンバーは若い者が多い。店員扱いで一番年上がルルイになる。他のメンバーは安いと言う理由で成人前後の者を選んだのだが、思った以上に稼げてしまったので、他の店の店員より高い賃金になってしまっている。
あ、そうそう。牛丼が評判が良かったので、かつ丼を投入した。これにより、米が皆に認知されるようになり、昼飯時には丼と豚汁のセットメニューが、結構な数出る様になった。
相変わらず、店は入りきれない程繁盛しているので、丼物はテイクアウト出来る様に販売する事も考えて居る。
14時になり、後半メンバーがやってくる。前半メンバーは一息付くが、キリクだけはハンスと一緒に酒場用のメニューの仕込みを始める。
前半メンバーは17時上がりなのだが、キリクは何時も18時位までは残っている。まあ、夕飯を食べてから帰ると言うのもあるのだろうが、食堂と酒場の違いや何が売れ筋なのかを自分なりに研究している様だ。
キリクは元々が農家の出で、調理人の家庭では無い。多分、そのハンデを埋めようと一生懸命になっているのだろう。
さて、俺達は先に上がらせて貰う。まあ、俺の場合魔法の訓練が待ってるしね。ローナとルルイを連れて、店を後にする。
店から家までは30分の距離だ。まあ、この世界の水準では近いと判断されるらしい。
冒険者ギルドの横の道を歩き、もうすぐ家だと言う時に、それは起こった。
一人の冒険者とすれ違った。まあ、ギルドの近くなのでこれは珍しい事では無い。だが、その冒険者が声を掛けて来た。
「ちょっと、そこの君。」
その声に俺達3人が同時に振り向く。周りに他に人は居ないので、これは当然の事だろう。
「ああ、失礼。真ん中の彼に用がある。」
何と言うか金髪碧眼で整った顔をしているが、何となく育ちの良さそうなおっとりとした雰囲気のある男だ。冒険者としてはどうなのだろう?
「俺ですか?何でしょう?」
「君は冒険者かね?」
「んー、一応冒険者登録はしていますが、今は商人がメインですかね。」
ここは商人と言って置いた方がトラブルにならなそうなのでそう言った。
「ほう?君ほどの強さを持っていながら、あえて商人を生業としているのには何か理由があるのかい?」
ん?俺が強い?ルルイさんならともかく、俺が強いってどう言う事だ?
「あの、俺は一度も戦いと言う物を経験した事がありません。なのに強いって、どう言う事でしょうか?」
「ふむ、俺はSランク冒険者のシャードと言う。基本ソロでやっていて、あちこちを回りながら、その土地土地で強そうな者を探して、臨時パーティーを組んで活動している。その俺の感が、君は強いと訴えているんだよね。」
いやいや、そんな曖昧な理由で言われても何とも言えないし、だいたい俺は冒険者じゃ無いからね。
「君には特別な力を感じる。多分今まで出会った冒険者の誰より強い。君ならSランク冒険者になる事も可能かもしれない。もし、その気があるのならSランク試験を受けて見てはどうかな?」
「Sランク試験ですか?」
「ああ、知っているとは思うが、Sランク冒険者はこの国でも数える位しか居ない。そして、Sランク冒険者には、名誉士爵の地位が与えられる。まあ、1代限りの称号だが、貴族と平民では天と地ほどの差があるのはしっているだろう?手に届く位置に貴族への道が開かれているのであれば、それを掴まないと言う選択肢は無い筈だ。」
なんか、長々と喋っているが、要はSランク試験に合格すれば貴族になれるって事だよね?なんか既視感があるな。それって確か賢者も一緒じゃなかったっけ?
となると、爺さんも名誉士爵とやらなのだろうか?この国に数える位しか居ないって所も一緒じゃん。
俺が考え込んでいるのをどう勘違いしたのか判らないが、シャードと言う男はしきりにうんうんと頷いている。
「君がSランク冒険者になった暁には一緒に冒険をしようじゃ無いか。では、今日は失礼する。」
なんだ、あのチャラ男は?って言うか、貴族ってそんなに平民と違う物なのだろうか?
「なぁ、ローナ。貴族と平民って、そんなに違う物なのか?」
そう聞くとローナが、え?知らないの?と言う顔をしながら説明してくれた。
「貴族は特権階級です。それが最低ランクの名誉士爵だとしても、平民とは全く違う世界の住人だと思われて居ます。具体的に言えば、一般人と奴隷位の差があると考えると解り易いと思います。」
いや、全然解らないよ。奴隷ってどの位の地位なのかまあ想像は着くが、貴族が人なら、俺達は奴隷なのか?
って言うか、この世界って、奴隷制度があるんだな。それさえ知らなかったよ。
「つまり、貴族が黒と言えば白も黒になるって言う認識で良いのかな?」
「概ね間違いでは無いと思います。」
ふむ、現代日本には身分制度が無かったからなぁ。ピンと来ないけど、昔は日本も身分制度があった時代があったんだよな。この世界は、俺の感覚だと、1000年位遅れていると考えれば良いのかな?
「ちなみに、平民から貴族になる方法って結構あるのか?」
「いえ、平民が貴族になる事はまずありません。先程の方が言っていた様にSランク冒険者になるか、魔法使いを極めて賢者になるか、あるいは未開拓地を開拓して、町を作れば貴族になれる事があります。ですが、どれも1代限りの爵位で、他の貴族の様に永代貴族にはまずなれません。」
なるほど、でも、絶対不可能と言う訳でも無い様だな。俺は、この世界で小金を稼いでスローライフが送れれば良いと考えて居たのだが、貴族になると言うのも、もしかしたらアリかもしれない。
平民より貴族の方がスローライフが送り易いと言うのであれば考慮しよう。
「貴族ってのは国王の家臣だよな?権利は色々と便利そうだが、義務って何かあるのか?」
「貴族の義務は、戦や災害時に領民を守る事です。また、お金を使い経済を回すのも貴族の義務とされています。」
ほう?ノブレス何とかって言う奴だっけ?思ったより義務は少ない様だ。辺境の貴族とかならなっても良いかもしれない。
「よく、貴族同士の派閥争いとか聞くけど、やっぱりそう言うのはあるのかな?」
「いや、私はそこまで貴族について詳しくはありませんが、名誉士爵なら、それ程心配しなくても大丈夫だと思いますよ。魔道具屋のお爺さんも気楽に生活してますし。」
確かに、爺さん位気楽なら貴族でも良い気がするな。
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