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024 店舗?
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家に帰り、待っていた爺さんにルルイを紹介する。商人が獣人の護衛を雇うのは珍しくないとソリオさんも言っていたが、爺さんも似た様な事を言っていた。
「じゃが、お主は魔法が使えるのだから、護衛は要らんのじゃ無いか?」
確かに言われてみればそうなんだけど、まだ人に向けて魔法を撃った事が無いから、実戦で使えるかどうか解らない。
2階の俺の部屋の隣を自由に使って良いとルルイに伝える。そう言えばベッドはあるが、その他の生活必需品が何も無いな。
シーツと毛布、それにタオルを購入してルルイに渡した。
「魔法の稽古があるので、それが終わるまでは部屋で自由にしていてくれ。終わったら夕食だから、呼びに行くよ。」
「解りました。」
すぐに食事が食べられると思って居たのか、あからさまにトーンダウンしているルルイにチョコバーを1本渡す。
今日は時空魔法の理論を教わる。多分これも2時間コースだろうな。ルルイが餓死しなければ良いが。
時空魔法の理論は科学的なので日本人である俺には解り易かった。昨日の闇とか聖とかは宗教やファンタジーの要素が入って来るので解り辛かったのかもしれない。
ちなみに転移魔法を爺さんは使えるのかと質問したら、理論は解るが使う事は出来ないと言って居た。理論が解って居るのに使えないと言う事は魔力が足りないと言う事だ。転移魔法には膨大な魔力が必要なのかもしれない。
もう一つアイテムボックスは爺さんも使えるのだが、容量があまり大きく無いので実用的では無いと言って居た。賢者と呼ばれる爺さんの魔力量が低い訳が無い、なのにアイテムボックスの容量が少ないと言うのは少し腑に落ちない。
「アイテムボックスの容量って魔力量に比例するんじゃ無いんですか?」
「ふむ、確かにアイテムボックスの容量が大きい物は魔力量が多い。じゃが、魔力量が多い物が全員大容量のアイテムボックスを持つとは限らんのじゃ。もし、そうなら、この世界はアイテムボックス持ちだらけになるじゃろう。要は時空魔法との相性じゃな。」
なるほど、爺さんは時空魔法はあまり得意じゃないと言う事か。
あれ?その理論から行くと、アイテムボックスの容量の大きい俺は時空魔法が得意って事になるよね?もしかして、転移魔法が使えたりして?
どうせ、駄目元だし、試す価値あるよね?
と言う事で、転移魔法の理論も一応教えて貰った。
「まあ、ここ数百年使える者が居ない魔法じゃが、理論だけでも継承せんと、魔法が途絶えてしまうからのぉ。」
「使える者が居ないって、もしかしたら継承している間に理論が間違って居たりしませんよね?」
そう聞いたら、可能性が無いとも言えんなと爺さんは言って居た。本当に賢者だよね?
魔法の練習が終わったので、ルルイを呼びに行く。ドアをノックしたが返事が無いので開けたら、パンツ一枚で寝ていた。幾らなんでも不用心では無いだろうか?せめて閂位掛けようよ。
とりあえず、毛布を掛けて見えない様にしてから、起こした。
「遅くなって悪かったな。これから飯を作るから少し手伝ってくれ。」
「はい、解りましたご主人様。」
ん?何時から俺はご主人様になったのだろう?
とりあえず寝ぼけているルルイを連れて1階に降りる。爺さんは既に食堂に向かった様だ。俺はキッチンに鍋を掛け油と湯を沸かす。昨日は卵を2パック20個茹でたが、今日は倍の40個を茹でる。
油が温まったら唐揚げを揚げ始める。唐揚げは冷凍物だ、こちらの方が何故か値段が安いんだよね。
唐揚げを揚げていると、卵が茹で上がるので、鍋ごと魔法で冷やしてルルイに渡し殻を剥いて貰う。
その間にフライパンを出して、照り焼きチキンを作りながら、唐揚げが出来るのを待つ。唐揚げは出来上がったら油を切り、アイテムボックスに突っ込んで行く。
次に既に衣付きで販売されているトンカツを購入してそれも揚げて行く。
俺の作業が終わる頃にはルルイが卵を20個程剥き終わっている。意外に器用だな。流石に一人で40個はキツイので俺も手伝う。卵が剥き終わったら、パンとスープを用意して、食事にする。
さて、とりあえず、唐揚げと照り焼きチキン、そしてゆで卵があれば立派な夕食になるよね?
皿によそって出してやるとルルイが喜んでいたので大丈夫だろう。流石に毎日同じメニューは駄目だろうが、今日はこれで我慢してくれ。
2人で食事を取った後、ルルイは自分の部屋へ戻って行った。俺はタマゴサラダを作ってから、部屋に戻る。
翌朝、ローナが迎えに来て、3人で市場に向かう。その途中、例のルルイの元パーティーメンバーが待ち構えていた。
「どうせ、仕事が無いんだろう?また新人扱いで雇ってやるから、戻って来いよ。」
パーティーのリーダーらしき男がそう言った。なるほど、新人期間に安くこき使って一度追い出し、また新人として安く雇うと言うギルドのルールを悪用した手口か。
「悪いが彼女は俺が雇った。恐らく君のパーティーに戻る事は無いと思うよ。」
ルルイが怯えて居たので、後ろに下がらせた。
「何だ、てめえは?余計な事するんじゃねえよ!」
リーダー君が威勢よく吠えている。
「俺も一応冒険者ギルドの一員なんで、君たちのやってる事はギルドに報告させて貰うよ。」
そう言うと3人が顔を見合わせている。どう出るべきか思案している様だ。
俺は両手を広げると左右の掌の間に雷魔法を放電して見せる。
「一応魔法使いとして登録しているんだが、試してみるかい?」
もちろん、はったりだが、雷魔法は使い手が少ないらしいので、効果はてきめんだった。冒険者達は走って逃げて行った。
正直襲って来られたら手加減が出来ないので殺していたかもしれない。人殺しにならなくて良かった。
「あの、ご主人様。私必要ですか?」
ルルイが落ち込んだ声で言う。
「もちろん必要だよ。俺は戦った事が無いからね。」
「え?でも?」
「ああ、今のははったりだよ。まだ魔法を練習し始めてから1週間位だしね。」
そうなんですか?と何故かルルイはローナの顔を見る。ローナは黙って頷いている。
その後は何事も無く、市場に着いた。まあ、この町は比較的治安が良いと言ってたしね。そうそうトラブルは無いだろう。
ちなみに今日はサンドウィッチが飛ぶ様に売れた。開店から閉店まで安定して売れている。また、午後はチューハイがかなり売れた。かと言ってエールの売り上げが落ちている訳でも無い。
店でポテトとエールを飲んで、帰りにサンドウィッチとチューハイを買って帰ると言うのが、うちの店のスタイルになりつつあるようだ。
試しにグレープフルーツ味のチューハイも投入してみた。この世界にはレモンやグレープフルーツは無いのだが、どこまで受け入れられるのか楽しみだ。
そう言えば、柑橘系の果物ってこの世界にあるのだろうか?ルルイに頼んで適当に果物を買ってきて貰うと言う手もあるな。この世界の野菜や果物も商売に取り入れたいしね。
さて、今日の閉店の時点で1日の売り上げが金貨2枚を超えた。ソリオさんが会計は仕切っているので間違いないだろう。
タイミング的にはここだろう。俺はソリオさんに店舗を借りる様に進言する。
「確かに、金貨2枚と言うのは露店の限界の数字ですね。これ以上を望むのなら店舗を持つ方が可能性が高いですね。」
「正直、露店では出せる食事に限界があります。うちは唯一商品が多いので、固定客も増えつつあります。今がチャンスだと思うのですが。」
俺の言葉にソリオさんは考え込んでいる。ローナやキリク、ライムは店舗と言う言葉に目をキラキラさせている。
ルルイだけが何の事か解らないと言う顔をしている。
「解りました。賭けに出ましょう。恐らく、この賭けは勝てると思います。」
ソリオさんの言葉に皆のテンションが上がる。どうやら、ソリオさんには既に店舗の心当たりがあるようだ。
今日の帰りにでも商業ギルドに行って来ると言って居た。今日申請して、どの位で出店出来るのだろうか?
「じゃが、お主は魔法が使えるのだから、護衛は要らんのじゃ無いか?」
確かに言われてみればそうなんだけど、まだ人に向けて魔法を撃った事が無いから、実戦で使えるかどうか解らない。
2階の俺の部屋の隣を自由に使って良いとルルイに伝える。そう言えばベッドはあるが、その他の生活必需品が何も無いな。
シーツと毛布、それにタオルを購入してルルイに渡した。
「魔法の稽古があるので、それが終わるまでは部屋で自由にしていてくれ。終わったら夕食だから、呼びに行くよ。」
「解りました。」
すぐに食事が食べられると思って居たのか、あからさまにトーンダウンしているルルイにチョコバーを1本渡す。
今日は時空魔法の理論を教わる。多分これも2時間コースだろうな。ルルイが餓死しなければ良いが。
時空魔法の理論は科学的なので日本人である俺には解り易かった。昨日の闇とか聖とかは宗教やファンタジーの要素が入って来るので解り辛かったのかもしれない。
ちなみに転移魔法を爺さんは使えるのかと質問したら、理論は解るが使う事は出来ないと言って居た。理論が解って居るのに使えないと言う事は魔力が足りないと言う事だ。転移魔法には膨大な魔力が必要なのかもしれない。
もう一つアイテムボックスは爺さんも使えるのだが、容量があまり大きく無いので実用的では無いと言って居た。賢者と呼ばれる爺さんの魔力量が低い訳が無い、なのにアイテムボックスの容量が少ないと言うのは少し腑に落ちない。
「アイテムボックスの容量って魔力量に比例するんじゃ無いんですか?」
「ふむ、確かにアイテムボックスの容量が大きい物は魔力量が多い。じゃが、魔力量が多い物が全員大容量のアイテムボックスを持つとは限らんのじゃ。もし、そうなら、この世界はアイテムボックス持ちだらけになるじゃろう。要は時空魔法との相性じゃな。」
なるほど、爺さんは時空魔法はあまり得意じゃないと言う事か。
あれ?その理論から行くと、アイテムボックスの容量の大きい俺は時空魔法が得意って事になるよね?もしかして、転移魔法が使えたりして?
どうせ、駄目元だし、試す価値あるよね?
と言う事で、転移魔法の理論も一応教えて貰った。
「まあ、ここ数百年使える者が居ない魔法じゃが、理論だけでも継承せんと、魔法が途絶えてしまうからのぉ。」
「使える者が居ないって、もしかしたら継承している間に理論が間違って居たりしませんよね?」
そう聞いたら、可能性が無いとも言えんなと爺さんは言って居た。本当に賢者だよね?
魔法の練習が終わったので、ルルイを呼びに行く。ドアをノックしたが返事が無いので開けたら、パンツ一枚で寝ていた。幾らなんでも不用心では無いだろうか?せめて閂位掛けようよ。
とりあえず、毛布を掛けて見えない様にしてから、起こした。
「遅くなって悪かったな。これから飯を作るから少し手伝ってくれ。」
「はい、解りましたご主人様。」
ん?何時から俺はご主人様になったのだろう?
とりあえず寝ぼけているルルイを連れて1階に降りる。爺さんは既に食堂に向かった様だ。俺はキッチンに鍋を掛け油と湯を沸かす。昨日は卵を2パック20個茹でたが、今日は倍の40個を茹でる。
油が温まったら唐揚げを揚げ始める。唐揚げは冷凍物だ、こちらの方が何故か値段が安いんだよね。
唐揚げを揚げていると、卵が茹で上がるので、鍋ごと魔法で冷やしてルルイに渡し殻を剥いて貰う。
その間にフライパンを出して、照り焼きチキンを作りながら、唐揚げが出来るのを待つ。唐揚げは出来上がったら油を切り、アイテムボックスに突っ込んで行く。
次に既に衣付きで販売されているトンカツを購入してそれも揚げて行く。
俺の作業が終わる頃にはルルイが卵を20個程剥き終わっている。意外に器用だな。流石に一人で40個はキツイので俺も手伝う。卵が剥き終わったら、パンとスープを用意して、食事にする。
さて、とりあえず、唐揚げと照り焼きチキン、そしてゆで卵があれば立派な夕食になるよね?
皿によそって出してやるとルルイが喜んでいたので大丈夫だろう。流石に毎日同じメニューは駄目だろうが、今日はこれで我慢してくれ。
2人で食事を取った後、ルルイは自分の部屋へ戻って行った。俺はタマゴサラダを作ってから、部屋に戻る。
翌朝、ローナが迎えに来て、3人で市場に向かう。その途中、例のルルイの元パーティーメンバーが待ち構えていた。
「どうせ、仕事が無いんだろう?また新人扱いで雇ってやるから、戻って来いよ。」
パーティーのリーダーらしき男がそう言った。なるほど、新人期間に安くこき使って一度追い出し、また新人として安く雇うと言うギルドのルールを悪用した手口か。
「悪いが彼女は俺が雇った。恐らく君のパーティーに戻る事は無いと思うよ。」
ルルイが怯えて居たので、後ろに下がらせた。
「何だ、てめえは?余計な事するんじゃねえよ!」
リーダー君が威勢よく吠えている。
「俺も一応冒険者ギルドの一員なんで、君たちのやってる事はギルドに報告させて貰うよ。」
そう言うと3人が顔を見合わせている。どう出るべきか思案している様だ。
俺は両手を広げると左右の掌の間に雷魔法を放電して見せる。
「一応魔法使いとして登録しているんだが、試してみるかい?」
もちろん、はったりだが、雷魔法は使い手が少ないらしいので、効果はてきめんだった。冒険者達は走って逃げて行った。
正直襲って来られたら手加減が出来ないので殺していたかもしれない。人殺しにならなくて良かった。
「あの、ご主人様。私必要ですか?」
ルルイが落ち込んだ声で言う。
「もちろん必要だよ。俺は戦った事が無いからね。」
「え?でも?」
「ああ、今のははったりだよ。まだ魔法を練習し始めてから1週間位だしね。」
そうなんですか?と何故かルルイはローナの顔を見る。ローナは黙って頷いている。
その後は何事も無く、市場に着いた。まあ、この町は比較的治安が良いと言ってたしね。そうそうトラブルは無いだろう。
ちなみに今日はサンドウィッチが飛ぶ様に売れた。開店から閉店まで安定して売れている。また、午後はチューハイがかなり売れた。かと言ってエールの売り上げが落ちている訳でも無い。
店でポテトとエールを飲んで、帰りにサンドウィッチとチューハイを買って帰ると言うのが、うちの店のスタイルになりつつあるようだ。
試しにグレープフルーツ味のチューハイも投入してみた。この世界にはレモンやグレープフルーツは無いのだが、どこまで受け入れられるのか楽しみだ。
そう言えば、柑橘系の果物ってこの世界にあるのだろうか?ルルイに頼んで適当に果物を買ってきて貰うと言う手もあるな。この世界の野菜や果物も商売に取り入れたいしね。
さて、今日の閉店の時点で1日の売り上げが金貨2枚を超えた。ソリオさんが会計は仕切っているので間違いないだろう。
タイミング的にはここだろう。俺はソリオさんに店舗を借りる様に進言する。
「確かに、金貨2枚と言うのは露店の限界の数字ですね。これ以上を望むのなら店舗を持つ方が可能性が高いですね。」
「正直、露店では出せる食事に限界があります。うちは唯一商品が多いので、固定客も増えつつあります。今がチャンスだと思うのですが。」
俺の言葉にソリオさんは考え込んでいる。ローナやキリク、ライムは店舗と言う言葉に目をキラキラさせている。
ルルイだけが何の事か解らないと言う顔をしている。
「解りました。賭けに出ましょう。恐らく、この賭けは勝てると思います。」
ソリオさんの言葉に皆のテンションが上がる。どうやら、ソリオさんには既に店舗の心当たりがあるようだ。
今日の帰りにでも商業ギルドに行って来ると言って居た。今日申請して、どの位で出店出来るのだろうか?
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