21 / 55
021 新人?
しおりを挟む
ゴザの上に商品である農作物を並べて、既に開店準備を終えている2人の新人に声を掛けた。
まずは、隣で商売をしていると言う事から入り、2人の素性などを調べて行く。隣の少女はライム13歳。農家の3女でこの世界では珍しい黒髪だ。芋と豆を販売しているらしい。
その向こうの男の子はキリク14歳。農家の次男で赤髪をしている。根菜をメインに販売している様だ。
売れてる?とストレートに聞いてみたが、2人共首を横に振った。
「だよね。ここは場所が悪いから。」
「おじさんの所は売れてるよね?それに良い匂いがするし。」
んー、子供は遠慮が無いな。やはり俺の年齢だとおじさん認定なのかな?
俺はアルバイトの話を持ちかける。
「うちで少し働いてみる気は無いか?月に銀貨5枚でどうだろう?自分の商品が売れる様になるまでで構わないから、臨時雇いって事でどうかな?」
この、突然の申し出に女の子はすぐに喰いついた。しかし、男の子は少し考えて居る。
「別に無理にと言って居る訳では無いよ?」
「銀貨6枚。」
最初は男の子が何を言っているのか解らなかったが、要するに銀貨5枚じゃ賃金が安いって事か?この子は使用人の相場を知っているのかもしれない。
「解った。2人共月に銀貨6枚出そう。それで良いかな?」
「構わないよ。あと、俺達のスペースも使って貰って構わないぞ。店を広げたいんだろう?」
ほう?キリクはなかなか聡いな。逆にライムはちょっとぼんやりしていると言うかマイペースな子だ。
2人を連れて、ソリオさんの所へ行く。
「ソリオさん。2人を雇ってきました。彼等のスペースを使用しても良いとの事なので、テーブルと椅子を少し増やしましょう。」
ソリオさんのOKが出たので、テーブルと椅子をネットショップで購入する。L字型にテーブルを並べ椅子も倍に増やした。
こうなるとポテトだけでは寂しいので冷凍の焼き鳥を購入する。8本入りで400円なので1本50円が仕入れ値だ。これを1本銅貨2枚あるいは2本で銅貨3枚で売れないだろうか?
この世界にも家畜は居る。だが、魔物の肉の方が安いのと、家畜は改良がされて居ない為あまり美味しくないらしい。牛はミルクの為、鶏はタマゴの為に飼われている事が多いそうだ。
この辺も商売のヒントになりそうだ。
焼き鳥を湯煎で温めてからバーベキューコンロで炭火を使い軽く焙ると良い香りが漂う。
ソリオさんにこれはどの位で売れますかね?と聞いてみた。
「このタレは砂糖が入ってますね。」
あ、そう言えば焼き鳥のタレって甘いよね?忘れていた。
「砂糖は流石に不味いですか?」
「いや、例の串焼きのタレにも砂糖は入ってますよね?なら行きましょう。この匂いは商売になります。」
「解りました。それから、これを試して貰いたいのですが?」
そう言って俺はストロングなチューハイを1本出してみる。味は定番のレモンだ。
ネットスーパーでプライベートブランド物を箱買いすれば、350mlが1本95円で買える。
「これは飲みやすいですが、酒精が強いですね。」
酒精と言うのはアルコール度数の事らしい。
「酒精はエールの3倍はありますよ。仕入れ値が銅貨1枚になりますが、売れませんかね?」
他の皆にはサイダーの缶を出してやる。別に振舞っている訳では無く、缶の開け方を教える為だ。
皆、俺がソリオさんに開けてあげるのを見ていたのか、難なくプルトップを開けている。これなら販売しても大丈夫そうだ。
「確かにエールでは物足りないと言う人には売れそうですね。試しに銅貨3枚で出してみましょう。」
こうして、店に2つの商品が増える事になった。
「これは売らないの?」
キリク少年がサイダーの缶を持ち上げて言う。
「それは砂糖がたっぷり入っているから不味いだろう?」
ああ、そう言う事ねとキリク少年は納得したが、ライムは何の事?と言う顔をしている。ローナが小声で色々と教えていた。
俺は大きめの木桶をゾンアマで購入する。こう言うのって地味に高いんだよね。そこに魔法で作った氷と水を入れ、ストロングなチューハイを12本程ぶち込んで冷やす。
その間ローナには2つのコンロに乗せられた油鍋の様子を見て貰っている。既にポテトの揚がる良い香りが漂い始めている。
後は購入したパンをテーブルの上に乗せて、これで開店準備は完了だ。
人数は増えたが場所も広がったのでそれ程窮屈な感じはしない。キリクにはパンの販売を任せ、ライムにはローナの補佐をして貰う。
俺は焼き鳥を担当し、ソリオさんはアルコール担当になる。
開店してすぐはパンとポテトが出る。焼き鳥は値段が高いのか数本しか出なかったが、昼が近づくと、ポテトとエールが売れ出し、焼き鳥もそこそこの数出る様になって来る。チューハイも新し物好きな客が購入している。
午後になるとカオスな状態になって来た。何処で評判を聞いたのか客が異様な数に増えている。と言うか、来た客が帰らない。
冷えた酒と言うのが珍しいのかチューハイが飛ぶ様に売れて行くのだが、その場で飲まないと温くなるので、皆、その場で飲む。するとつまみが欲しくなり、ポテトや焼き鳥が出ると言う循環が生まれた。
俺は、焼き鳥を焼きながら、チューハイの補充に追われている。ローナとライムもポテトを揚げてカップに詰める作業で忙しそうだ。
流石にソリオさんは客が多くても問題無く捌いている。キリクは早々とノルマのパンを売り切ったらしく、来た客に謝っている。
即席のチームとしては思ったより悪く無い出来だと思う。
しかし、午後は殆ど酒場だな。青少年の職場としては相応しくない気がする。
あ、でも、テーブルがあるのだから、軽食位なら出せるかもしれない。何か儲かりそうな物は無いか後でネットスーパーでも見てみよう。
昼飯は交代でサンドウィッチで済ませて貰った。キリクとライムは初めて食べる柔らかいパンに驚いていた。
飲み物は昨日に続いてカップスープだ。昨日はコンソメだったので今日はポタージュにしてみた。
何故かカップスープに異常な関心を抱いている様子のソリオさんが気になる。
「美味しく無いですか?」
「いや、逆です。美味し過ぎるんですよ。これの原価は?」
カップスープはネットスーパーなら3袋入りが150円位だ。業務用ならもっと安いだろう。
「1杯で銅貨半枚位ですかね。」
「貴族向けの高級料亭でもここまでのスープは出ないですよ。1杯で大銅貨2枚位の味です。」
恐らく出汁の問題なんだろうが、説明が難しい。
「客に出したら売れますかね?銅貨3枚位で。」
「庶民はスープにそこまでお金を出す余裕は無いですよ。精々銅貨2枚が限界だと思います。」
「では販売しているパンとこのスープをセットにして、主菜に肉料理を付けて定食にしたらどうでしょう?」
そう言うとソリオさんが考え込む、これはソリオさんの癖の様な物だ、恐らく頭の中で儲けを計算しているのだろう。
「やはり店舗が欲しいですね。露店では軽食までが精一杯だと思います。定食はちょっと厳しいかもしれません。」
「そうですか。では俺達の昼飯の様に、サンドウィッチとスープとかホットドッグとスープの組み合わせなら行けますか?」
「ふむ、今の客層とは違う客層を狙う事になるので、忙しくなりますよ?」
まあ、人数も増えたのでイケるんじゃ無いかと俺は考えて居るのだが、時期尚早か?
この日は金貨1枚半位稼いだが、新人を雇ったので分配をどうするか悩んだのだが、ソリオさんの提案で昨日と同じ一人頭36000円を俺とソリオさんとローナで分配して、残りは新人2人の給料の為に貯金して置く事にした。
って言うか、既に一人分の給料が出てるんだけど、残りは店舗の為に貯蓄しているのだろうか?
皆で手分けして店仕舞いをして、俺はローナと一緒に帰路に着く。
帰り道はあの限られたスペースで何が売れるだろうかとそればかり考えて居た。
まずは、隣で商売をしていると言う事から入り、2人の素性などを調べて行く。隣の少女はライム13歳。農家の3女でこの世界では珍しい黒髪だ。芋と豆を販売しているらしい。
その向こうの男の子はキリク14歳。農家の次男で赤髪をしている。根菜をメインに販売している様だ。
売れてる?とストレートに聞いてみたが、2人共首を横に振った。
「だよね。ここは場所が悪いから。」
「おじさんの所は売れてるよね?それに良い匂いがするし。」
んー、子供は遠慮が無いな。やはり俺の年齢だとおじさん認定なのかな?
俺はアルバイトの話を持ちかける。
「うちで少し働いてみる気は無いか?月に銀貨5枚でどうだろう?自分の商品が売れる様になるまでで構わないから、臨時雇いって事でどうかな?」
この、突然の申し出に女の子はすぐに喰いついた。しかし、男の子は少し考えて居る。
「別に無理にと言って居る訳では無いよ?」
「銀貨6枚。」
最初は男の子が何を言っているのか解らなかったが、要するに銀貨5枚じゃ賃金が安いって事か?この子は使用人の相場を知っているのかもしれない。
「解った。2人共月に銀貨6枚出そう。それで良いかな?」
「構わないよ。あと、俺達のスペースも使って貰って構わないぞ。店を広げたいんだろう?」
ほう?キリクはなかなか聡いな。逆にライムはちょっとぼんやりしていると言うかマイペースな子だ。
2人を連れて、ソリオさんの所へ行く。
「ソリオさん。2人を雇ってきました。彼等のスペースを使用しても良いとの事なので、テーブルと椅子を少し増やしましょう。」
ソリオさんのOKが出たので、テーブルと椅子をネットショップで購入する。L字型にテーブルを並べ椅子も倍に増やした。
こうなるとポテトだけでは寂しいので冷凍の焼き鳥を購入する。8本入りで400円なので1本50円が仕入れ値だ。これを1本銅貨2枚あるいは2本で銅貨3枚で売れないだろうか?
この世界にも家畜は居る。だが、魔物の肉の方が安いのと、家畜は改良がされて居ない為あまり美味しくないらしい。牛はミルクの為、鶏はタマゴの為に飼われている事が多いそうだ。
この辺も商売のヒントになりそうだ。
焼き鳥を湯煎で温めてからバーベキューコンロで炭火を使い軽く焙ると良い香りが漂う。
ソリオさんにこれはどの位で売れますかね?と聞いてみた。
「このタレは砂糖が入ってますね。」
あ、そう言えば焼き鳥のタレって甘いよね?忘れていた。
「砂糖は流石に不味いですか?」
「いや、例の串焼きのタレにも砂糖は入ってますよね?なら行きましょう。この匂いは商売になります。」
「解りました。それから、これを試して貰いたいのですが?」
そう言って俺はストロングなチューハイを1本出してみる。味は定番のレモンだ。
ネットスーパーでプライベートブランド物を箱買いすれば、350mlが1本95円で買える。
「これは飲みやすいですが、酒精が強いですね。」
酒精と言うのはアルコール度数の事らしい。
「酒精はエールの3倍はありますよ。仕入れ値が銅貨1枚になりますが、売れませんかね?」
他の皆にはサイダーの缶を出してやる。別に振舞っている訳では無く、缶の開け方を教える為だ。
皆、俺がソリオさんに開けてあげるのを見ていたのか、難なくプルトップを開けている。これなら販売しても大丈夫そうだ。
「確かにエールでは物足りないと言う人には売れそうですね。試しに銅貨3枚で出してみましょう。」
こうして、店に2つの商品が増える事になった。
「これは売らないの?」
キリク少年がサイダーの缶を持ち上げて言う。
「それは砂糖がたっぷり入っているから不味いだろう?」
ああ、そう言う事ねとキリク少年は納得したが、ライムは何の事?と言う顔をしている。ローナが小声で色々と教えていた。
俺は大きめの木桶をゾンアマで購入する。こう言うのって地味に高いんだよね。そこに魔法で作った氷と水を入れ、ストロングなチューハイを12本程ぶち込んで冷やす。
その間ローナには2つのコンロに乗せられた油鍋の様子を見て貰っている。既にポテトの揚がる良い香りが漂い始めている。
後は購入したパンをテーブルの上に乗せて、これで開店準備は完了だ。
人数は増えたが場所も広がったのでそれ程窮屈な感じはしない。キリクにはパンの販売を任せ、ライムにはローナの補佐をして貰う。
俺は焼き鳥を担当し、ソリオさんはアルコール担当になる。
開店してすぐはパンとポテトが出る。焼き鳥は値段が高いのか数本しか出なかったが、昼が近づくと、ポテトとエールが売れ出し、焼き鳥もそこそこの数出る様になって来る。チューハイも新し物好きな客が購入している。
午後になるとカオスな状態になって来た。何処で評判を聞いたのか客が異様な数に増えている。と言うか、来た客が帰らない。
冷えた酒と言うのが珍しいのかチューハイが飛ぶ様に売れて行くのだが、その場で飲まないと温くなるので、皆、その場で飲む。するとつまみが欲しくなり、ポテトや焼き鳥が出ると言う循環が生まれた。
俺は、焼き鳥を焼きながら、チューハイの補充に追われている。ローナとライムもポテトを揚げてカップに詰める作業で忙しそうだ。
流石にソリオさんは客が多くても問題無く捌いている。キリクは早々とノルマのパンを売り切ったらしく、来た客に謝っている。
即席のチームとしては思ったより悪く無い出来だと思う。
しかし、午後は殆ど酒場だな。青少年の職場としては相応しくない気がする。
あ、でも、テーブルがあるのだから、軽食位なら出せるかもしれない。何か儲かりそうな物は無いか後でネットスーパーでも見てみよう。
昼飯は交代でサンドウィッチで済ませて貰った。キリクとライムは初めて食べる柔らかいパンに驚いていた。
飲み物は昨日に続いてカップスープだ。昨日はコンソメだったので今日はポタージュにしてみた。
何故かカップスープに異常な関心を抱いている様子のソリオさんが気になる。
「美味しく無いですか?」
「いや、逆です。美味し過ぎるんですよ。これの原価は?」
カップスープはネットスーパーなら3袋入りが150円位だ。業務用ならもっと安いだろう。
「1杯で銅貨半枚位ですかね。」
「貴族向けの高級料亭でもここまでのスープは出ないですよ。1杯で大銅貨2枚位の味です。」
恐らく出汁の問題なんだろうが、説明が難しい。
「客に出したら売れますかね?銅貨3枚位で。」
「庶民はスープにそこまでお金を出す余裕は無いですよ。精々銅貨2枚が限界だと思います。」
「では販売しているパンとこのスープをセットにして、主菜に肉料理を付けて定食にしたらどうでしょう?」
そう言うとソリオさんが考え込む、これはソリオさんの癖の様な物だ、恐らく頭の中で儲けを計算しているのだろう。
「やはり店舗が欲しいですね。露店では軽食までが精一杯だと思います。定食はちょっと厳しいかもしれません。」
「そうですか。では俺達の昼飯の様に、サンドウィッチとスープとかホットドッグとスープの組み合わせなら行けますか?」
「ふむ、今の客層とは違う客層を狙う事になるので、忙しくなりますよ?」
まあ、人数も増えたのでイケるんじゃ無いかと俺は考えて居るのだが、時期尚早か?
この日は金貨1枚半位稼いだが、新人を雇ったので分配をどうするか悩んだのだが、ソリオさんの提案で昨日と同じ一人頭36000円を俺とソリオさんとローナで分配して、残りは新人2人の給料の為に貯金して置く事にした。
って言うか、既に一人分の給料が出てるんだけど、残りは店舗の為に貯蓄しているのだろうか?
皆で手分けして店仕舞いをして、俺はローナと一緒に帰路に着く。
帰り道はあの限られたスペースで何が売れるだろうかとそればかり考えて居た。
21
お気に入りに追加
304
あなたにおすすめの小説
神によって転移すると思ったら異世界人に召喚されたので好きに生きます。
SaToo
ファンタジー
仕事帰りの満員電車に揺られていたサト。気がつくと一面が真っ白な空間に。そこで神に異世界に行く話を聞く。異世界に行く準備をしている最中突然体が光だした。そしてサトは異世界へと召喚された。神ではなく、異世界人によって。しかも召喚されたのは2人。面食いの国王はとっととサトを城から追い出した。いや、自ら望んで出て行った。そうして神から授かったチート能力を存分に発揮し、異世界では自分の好きなように暮らしていく。
サトの一言「異世界のイケメン比率高っ。」
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる