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犯罪者になった日
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再度意識を取り戻す。
意識を取り戻せたという事は、僕は死んでいないという事だった。
僕は殺されていないという事だった。
生きていて良かったのかは、分からない。
僕なんて死んだほうが、世のためなのだと分かるから。
僕なんて死んだほうが、僕のためなのだと分かるから。
僕なんて生きている限り、害悪でしかないから。
開いた目がぼやけた視界で捉えたのは、それまでと何も変わらない光景。
僕の足の少し先に、血まみれのナイフが落ちている。
部屋の中央辺りに、スタンガンが落ちている。
無造作に置かれた鞄の中には、一体何が入っているのだろうか。
スタンガンやナイフを用意していたという事は、計画的な犯行なのだろう。
姫乃ちゃんは、充分に準備をして僕を攫ったのだろう。
その姫乃ちゃんは今、僕が意識を失ってしまったからか、休憩がてら食事をとっていた。
ああ、僕もお腹空いてきたなあ。
「目を覚ましたわね?」
サラダを摘みながら、姫乃ちゃんは僕が意識を取り戻したのに気付いた。
「食べる?」なんて聞くから、「うん」と頷いたら口移しで食べさせられた。
だから僕は、好きな人としかキスはしない主義なのに。
「姫乃ちゃんは、そんなにキョウちゃんが好きなの?」
僕はキョウちゃんのことをあだ名で呼んだけれど、姫乃ちゃんはそれが『佐倉響』を意味しているのだと理解できたようだった。
ストーカーをやっていたのなら、それくらい分かって当然かもしれない。
「好きよ。だって響は、私のものなんだから!」
姫乃ちゃんは僕が口の中のものを飲み下したのを見て、再び口移しで食べ物をくれる。
一度姫乃ちゃんの口の中を経由しているから、少し湿っていて気持ち悪い。
「それだけに、あなたは憎いわ! 分からないでしょう!? 殺したいくらいに憎い気持ちが!?」
「分かるよ」
「分からないわ!」
「分かるよ。憎くて殺した事は無いけど、憎んでた人を死に追いやった事はあるから」
「………どういう事?」
姫乃ちゃんは興味を示したようだった。
進んで話したいわけでは無かったけれど、話してる間くらいは拷問を止めてくれそうだったから、僕は姫乃ちゃんに話す。
僕が中学二年の時に犯した罪を。
中学の時の僕はいじめられていた。
理由は分からないけれど、僕が弱々しかったのがいけなかったのかもしれない。
男なのに、主に僕をいじめる相手は女の子だった。
今でもそうだけれど、その頃は今以上に女の子に間違えられるような外見をしていたのもいけなかったのだろう。
いじめは陰湿だった。
いきなり僕の手の甲をコンパスの針で貫いたり、ビニール袋を被されて窒息しそうになったり、無理やりにチョークを食べさせられたり、裸にされて写メを撮られたり。
とにかく、色々とやられた。
目には見えないところで、僕をいかに痛めつけるかという事に主眼を置いた行為が毎日毎日続けられた。
僕は姫乃ちゃんの言ったように殺したいほどに彼女たちを憎んでいたわけでは無いけれど、報復してやろうと決意するには充分な被害に遭っていたと思う。
僕は報復を考え、実行するために着々と準備を進めた。
報復する相手は『彼女たち』ではなく、その中一人。リーダー格の女の子だった。
まずやったのは、情報収集。
彼女に報復するために相応しい場所を探した。
人気が無く、僕や彼女が簡単に入れる場所。
これはもう、ベタベタな場所なのだけれど、体育館の倉庫に決める。
部活がやっている時間には人が居るから、部活が終わる時間が良いだろう。
体育倉庫の鍵が閉まってたら困るから、鍵をこじ開ける工具を買っておいた。
合鍵を作ろうかとも思ったのだけれど、合鍵の作り方など僕には分からなかった。
体育倉庫の鍵を持ち出す方法も分からなかったし、その場で合鍵を作るなら石膏を使って、という手もあったのかもしれないけれど、石膏で鍵型をとったところでどうしたら良いのかも分からなかったから、単純に壊してしまおうと思ったのだ。
それから、彼女のことを調べた。
どうにかして、人気のない時間に体育館の近くまで呼び出さなければならないからだ。
僕は彼女に好きな人が居るのを調べ上げて、呼び出すにはそれで充分だろうと思えた。
更に電気屋さんでハイビジョンカメラを購入して、準備完了。
この時に買ったカメラがかなり高くて、十万円以上した。
報復決行の日も、僕はキョウちゃんと共に居た。
いつものようにクレープを買ってもらって、公園で食べていた。
「俺はお前のパトロンか?」
いつも僕にクレープを買ってくれるキョウちゃんは、呆れたように言った。
「キョウちゃんが嫌なら、買ってくれなくても良いんだよ。キョウちゃんは、僕の笑顔が見たいでしょ?」
クレープを齧った僕は、ニイッと笑ってみせる。
「高い笑顔だな」
キョウちゃんの笑顔は苦々しげだった。
「……お前、まだいじめられてるのか?」
クレープを食べる僕に、キョウちゃんは質問する。
キョウちゃんは結構、僕がいじめられてるのを心配してくれていた。
「うん。でも、辛くは無いよ」
「……俺にしてやれる事があれば言ってくれ」
「大丈夫。手を汚すのは僕だけだよ」
「あ? 手を汚す?」
その時言った台詞が余計だったのかもしれない。
手を汚すなんて事を言わなければ、キョウちゃんはあの場に居合わせる事も無かっただろうから。
待ち合わせの時間になった。
僕は体育館の前に行く。
僕が到着してからしばらくして、彼女はやってきた。
呼び出した方法は、手紙だ。
いくらSNS やメールがあったからって、ラブレターという物は一応存在している。
彼女が恋しているという相手の名前を騙って書いた手紙で、この時間のこの場所に、彼女を呼び出したのだ。
体育倉庫の鍵はすでに壊してあった。
僕は僕が誰なのかをばれないように覆面を被る。
覆面を被ったからって僕の身体つきで見当はつくかもしれないけれど、ばれたらばれたでどうでも良かった。
僕は彼女の口を背後から押さえて、引きずるように体育倉庫に引き込んだ。
いくら僕が男にしては小さくて、力が弱いといっても、鍛えてもいない女の子を引きずり込むのは難しくなかった。
倉庫は扉を閉めてしまえば、外からの音は殆ど聞こえない。
そして、犯す。
レイプしたのだ。
これが僕の初体験でもあったのだけれど、彼女にしても初体験だったようだ。
僕をいじめてくるような奴だからそれなりに経験があるのかとも思っていたのだけれど、予想外にも彼女は処女だった。
カメラを回す。
ハイビジョンで、薄暗いけれどちゃんと彼女の顔と身体を撮れるようにする。
キスはしなかった。
そんな事をしたら、僕の唇が汚れるから。
強引に服を脱がして、セックスする。
強引に脱がせたせいで服はボロボロだった。
ちょうど、この間の浅海ちゃんのように。
当然のことかもしれないけれど、かなり痛むようだった。
泣いて、喚いて、懇願した。
やめてくれ、と。
けれどそれに従う理由も無い。
僕だって気持ちよくはなかったけれど、これは僕が気持ちよくなるためのレイプではなかった。
ただ単純に、暴力として。
ただ単純に、彼女を傷つけるための。
レイプだ。
初めの内は足掻いていた彼女も、繰り返し繰り返し犯されている間に動かなくなった。
ただ、涙して、うめいて、嘔吐した。
それでも僕はやめなかった。
苦しんでいる彼女を見るのが途中から楽しくなって、無心にカメラを回し続けた。
そして、ぐったりとした彼女を残して、僕は体育倉庫を後にした。
その瞬間、誰かにぶつかりそうになった。
僕が出て行くのと同時に、体育館の中に入ってきた人物が居たのだ。
「……お前」
キョウちゃんの位置からは、僕と、僕の背後で横たわる彼女が見えただろう。
その瞬間に、僕が何をやったのか理解できたはずだ。
しかもキョウちゃんの声から、覆面をしているのに僕が誰なのかを理解している事が感じられた。
後から聞いた話だけど、キョウちゃんは僕の様子がおかしいと思って後をつけてきたのだという。
僕が彼女に襲い掛かったのまで見ていたわけでは無いらしいけれど、僕が体育館に居るのは分かっていたようだ。
そして不審に思ったキョウちゃんは、少し間を置いて体育館に入ってきた。
やっぱり、僕が「手を汚す」なんて発言をしたのがいけなかったらしい。
僕は覆面を外し、「ねえ、キョウちゃん。僕を捕まえる?」と聞いた。
キョウちゃんは何も答えなかったから、僕はそのままその場を立ち去ったのだ。
それが、キョウちゃんに助けられた一回目。
キョウちゃんは、目の前に居る僕を、ただの犯罪者を、見逃した。
意識を取り戻せたという事は、僕は死んでいないという事だった。
僕は殺されていないという事だった。
生きていて良かったのかは、分からない。
僕なんて死んだほうが、世のためなのだと分かるから。
僕なんて死んだほうが、僕のためなのだと分かるから。
僕なんて生きている限り、害悪でしかないから。
開いた目がぼやけた視界で捉えたのは、それまでと何も変わらない光景。
僕の足の少し先に、血まみれのナイフが落ちている。
部屋の中央辺りに、スタンガンが落ちている。
無造作に置かれた鞄の中には、一体何が入っているのだろうか。
スタンガンやナイフを用意していたという事は、計画的な犯行なのだろう。
姫乃ちゃんは、充分に準備をして僕を攫ったのだろう。
その姫乃ちゃんは今、僕が意識を失ってしまったからか、休憩がてら食事をとっていた。
ああ、僕もお腹空いてきたなあ。
「目を覚ましたわね?」
サラダを摘みながら、姫乃ちゃんは僕が意識を取り戻したのに気付いた。
「食べる?」なんて聞くから、「うん」と頷いたら口移しで食べさせられた。
だから僕は、好きな人としかキスはしない主義なのに。
「姫乃ちゃんは、そんなにキョウちゃんが好きなの?」
僕はキョウちゃんのことをあだ名で呼んだけれど、姫乃ちゃんはそれが『佐倉響』を意味しているのだと理解できたようだった。
ストーカーをやっていたのなら、それくらい分かって当然かもしれない。
「好きよ。だって響は、私のものなんだから!」
姫乃ちゃんは僕が口の中のものを飲み下したのを見て、再び口移しで食べ物をくれる。
一度姫乃ちゃんの口の中を経由しているから、少し湿っていて気持ち悪い。
「それだけに、あなたは憎いわ! 分からないでしょう!? 殺したいくらいに憎い気持ちが!?」
「分かるよ」
「分からないわ!」
「分かるよ。憎くて殺した事は無いけど、憎んでた人を死に追いやった事はあるから」
「………どういう事?」
姫乃ちゃんは興味を示したようだった。
進んで話したいわけでは無かったけれど、話してる間くらいは拷問を止めてくれそうだったから、僕は姫乃ちゃんに話す。
僕が中学二年の時に犯した罪を。
中学の時の僕はいじめられていた。
理由は分からないけれど、僕が弱々しかったのがいけなかったのかもしれない。
男なのに、主に僕をいじめる相手は女の子だった。
今でもそうだけれど、その頃は今以上に女の子に間違えられるような外見をしていたのもいけなかったのだろう。
いじめは陰湿だった。
いきなり僕の手の甲をコンパスの針で貫いたり、ビニール袋を被されて窒息しそうになったり、無理やりにチョークを食べさせられたり、裸にされて写メを撮られたり。
とにかく、色々とやられた。
目には見えないところで、僕をいかに痛めつけるかという事に主眼を置いた行為が毎日毎日続けられた。
僕は姫乃ちゃんの言ったように殺したいほどに彼女たちを憎んでいたわけでは無いけれど、報復してやろうと決意するには充分な被害に遭っていたと思う。
僕は報復を考え、実行するために着々と準備を進めた。
報復する相手は『彼女たち』ではなく、その中一人。リーダー格の女の子だった。
まずやったのは、情報収集。
彼女に報復するために相応しい場所を探した。
人気が無く、僕や彼女が簡単に入れる場所。
これはもう、ベタベタな場所なのだけれど、体育館の倉庫に決める。
部活がやっている時間には人が居るから、部活が終わる時間が良いだろう。
体育倉庫の鍵が閉まってたら困るから、鍵をこじ開ける工具を買っておいた。
合鍵を作ろうかとも思ったのだけれど、合鍵の作り方など僕には分からなかった。
体育倉庫の鍵を持ち出す方法も分からなかったし、その場で合鍵を作るなら石膏を使って、という手もあったのかもしれないけれど、石膏で鍵型をとったところでどうしたら良いのかも分からなかったから、単純に壊してしまおうと思ったのだ。
それから、彼女のことを調べた。
どうにかして、人気のない時間に体育館の近くまで呼び出さなければならないからだ。
僕は彼女に好きな人が居るのを調べ上げて、呼び出すにはそれで充分だろうと思えた。
更に電気屋さんでハイビジョンカメラを購入して、準備完了。
この時に買ったカメラがかなり高くて、十万円以上した。
報復決行の日も、僕はキョウちゃんと共に居た。
いつものようにクレープを買ってもらって、公園で食べていた。
「俺はお前のパトロンか?」
いつも僕にクレープを買ってくれるキョウちゃんは、呆れたように言った。
「キョウちゃんが嫌なら、買ってくれなくても良いんだよ。キョウちゃんは、僕の笑顔が見たいでしょ?」
クレープを齧った僕は、ニイッと笑ってみせる。
「高い笑顔だな」
キョウちゃんの笑顔は苦々しげだった。
「……お前、まだいじめられてるのか?」
クレープを食べる僕に、キョウちゃんは質問する。
キョウちゃんは結構、僕がいじめられてるのを心配してくれていた。
「うん。でも、辛くは無いよ」
「……俺にしてやれる事があれば言ってくれ」
「大丈夫。手を汚すのは僕だけだよ」
「あ? 手を汚す?」
その時言った台詞が余計だったのかもしれない。
手を汚すなんて事を言わなければ、キョウちゃんはあの場に居合わせる事も無かっただろうから。
待ち合わせの時間になった。
僕は体育館の前に行く。
僕が到着してからしばらくして、彼女はやってきた。
呼び出した方法は、手紙だ。
いくらSNS やメールがあったからって、ラブレターという物は一応存在している。
彼女が恋しているという相手の名前を騙って書いた手紙で、この時間のこの場所に、彼女を呼び出したのだ。
体育倉庫の鍵はすでに壊してあった。
僕は僕が誰なのかをばれないように覆面を被る。
覆面を被ったからって僕の身体つきで見当はつくかもしれないけれど、ばれたらばれたでどうでも良かった。
僕は彼女の口を背後から押さえて、引きずるように体育倉庫に引き込んだ。
いくら僕が男にしては小さくて、力が弱いといっても、鍛えてもいない女の子を引きずり込むのは難しくなかった。
倉庫は扉を閉めてしまえば、外からの音は殆ど聞こえない。
そして、犯す。
レイプしたのだ。
これが僕の初体験でもあったのだけれど、彼女にしても初体験だったようだ。
僕をいじめてくるような奴だからそれなりに経験があるのかとも思っていたのだけれど、予想外にも彼女は処女だった。
カメラを回す。
ハイビジョンで、薄暗いけれどちゃんと彼女の顔と身体を撮れるようにする。
キスはしなかった。
そんな事をしたら、僕の唇が汚れるから。
強引に服を脱がして、セックスする。
強引に脱がせたせいで服はボロボロだった。
ちょうど、この間の浅海ちゃんのように。
当然のことかもしれないけれど、かなり痛むようだった。
泣いて、喚いて、懇願した。
やめてくれ、と。
けれどそれに従う理由も無い。
僕だって気持ちよくはなかったけれど、これは僕が気持ちよくなるためのレイプではなかった。
ただ単純に、暴力として。
ただ単純に、彼女を傷つけるための。
レイプだ。
初めの内は足掻いていた彼女も、繰り返し繰り返し犯されている間に動かなくなった。
ただ、涙して、うめいて、嘔吐した。
それでも僕はやめなかった。
苦しんでいる彼女を見るのが途中から楽しくなって、無心にカメラを回し続けた。
そして、ぐったりとした彼女を残して、僕は体育倉庫を後にした。
その瞬間、誰かにぶつかりそうになった。
僕が出て行くのと同時に、体育館の中に入ってきた人物が居たのだ。
「……お前」
キョウちゃんの位置からは、僕と、僕の背後で横たわる彼女が見えただろう。
その瞬間に、僕が何をやったのか理解できたはずだ。
しかもキョウちゃんの声から、覆面をしているのに僕が誰なのかを理解している事が感じられた。
後から聞いた話だけど、キョウちゃんは僕の様子がおかしいと思って後をつけてきたのだという。
僕が彼女に襲い掛かったのまで見ていたわけでは無いらしいけれど、僕が体育館に居るのは分かっていたようだ。
そして不審に思ったキョウちゃんは、少し間を置いて体育館に入ってきた。
やっぱり、僕が「手を汚す」なんて発言をしたのがいけなかったらしい。
僕は覆面を外し、「ねえ、キョウちゃん。僕を捕まえる?」と聞いた。
キョウちゃんは何も答えなかったから、僕はそのままその場を立ち去ったのだ。
それが、キョウちゃんに助けられた一回目。
キョウちゃんは、目の前に居る僕を、ただの犯罪者を、見逃した。
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