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お前、結構Kのこと好きだろ?w

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Tよりメール


T「枢、誕生日おめでとう!日曜に盛大に祝ってやるから待ってろよ!w」
枢「ありがとう(ΦωΦ)でも、もてなしてくれるのはKだよね?ww」
T「うっ…。俺も多少手伝うわい!w」
枢「楽しみにしてるwwところで、ちょっと聞きたいことあるんだけど」
T「嫌な予感しかしないからヤダw」
枢「誕生日プレゼントにPS3と私的フルスペックPCセットで買わされるのとどっちがいい?」
T「……質問に答えます」
枢「物品でもいいのにwまぁ、話したいっていうなら聞いてやる」
T「なんでいきなり上から目線?!w」
枢「この前の日曜、ずいぶんとイチャコラしてたなw」
T「やっぱりそれかww」
枢「見られた気分はどうよww」
T「最低最悪ww」
枢「私が帰る時には見てたって知ってたんだろ?」
T「枢が帰り支度してる最中にKから教えられるまでは知らなかったけどな」
枢「ずいぶんと進んでるなニヤニヤ(・∀・)」
T「うっさいわ!ww」
枢「どうよ?貫通式間近になった気分はww」
T「貫通式言うな!!出来るならしたくねえよ!」
枢「開発拡張は進んでるんだろ?残るは貫通式しかないじゃないかww」
T「予定外だっつうの!」
枢「なに?付き合って3ヶ月以上経たないとセックスしたくない!とかウブな処女みたいなこと思ってんの?ww」
T「処女だ!ww」
枢「あ、そうかwwでも予定外ってのは全く想像してなかったってこと?それとも想像より早い展開ってこと?」
T「後者」
枢「へえ…。やる気はあるんだ?」
T「そういうんじゃないけど…いずれはしなきゃいけないんじゃないの?」
枢「意外に物わかり良いんだなww」
T「だから!しなくて良いならしないってww」
枢「じゃあ、しなきゃいいじゃんww」
T「そんな簡単に言うなよwwいつも俺ばっかり良い思いしてKは…その…出さずに終わることも多いからさ…なんか悪いなって思ってんだから…」
枢「でもそれでも良いって言ってくれてるんだろ?」
T「そうなんだけどさ…」
枢「何が気に入らないのさ?」
T「なんつーか…触りまくって俺がイッた後とかの表情が冴えないっつうか…」
枢「満足してないってこと?」
T「本人は満足って言ってるけどね…。どっか不満そうな気がして…」
枢「気持ち的には不満ではないと思うよ。身体は満足してないだろうけど」
T「それが問題なんだってば」
枢「なんで?」
T「男ってある意味、性欲と感情が繋がってるじゃん」
枢「やらせないから捨てられるとか思ってる?ww」
T「そこまで極端じゃねえよww」
枢「じゃあ何?ww」
T「ため込まれて後々たいへんなことになりそうっつうか…」
枢「たいへんってなによww」
T「いや…その…すげー勢いで来そうっつうか…」
枢「Kは野獣って言いたいのか?ww」
T「遠からずな気がする…。してる時の目マジでヤベェもんww」
枢「でもTの負担になることはしないんじゃね?めちゃめちゃ大切にされてると思うが…?」
T「それは分かってんだけどさ…俺自身の体と心がついていかないっていうか…」
枢「どういうこと?」
T「Kに全部まかせて最後までしちゃえって気持ちと、一線を越えたら後戻り出来ないって気持ち」
枢「やっちゃったら本格的なゲイになっちゃうって思ってんの?」
T「おおまかに言えば」
枢「ん~…じゃあさ、K以外の男とセックスすること考えてみ?例えば…UとかRとかで良いから」
T「ムリムリムリ!考えたくもない!ww」
枢「新しい世界が開けたわけじゃん?したらやっぱり好奇心が湧くっていうか…。今はもちろんKが好きだから他は見えないだろうけどさ、自分がどこまで許容出来るかは興味あるでしょ?」
T「ないww考えたくもないww」
枢「つか1人でも男を好きなった時点で大きく分けりゃゲイだろww」
T「あ、そうかww」
枢「そこさえ認識すりゃ躊躇することないさw掘られたからって何も変わらないよww」

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