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蜜月 2 ※R18
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涙をあふれさせ瞳を虚ろに揺らしながら、顎を上向けてくる翡翠にそっと口づけると、久遠は乱れた呼吸を落ち着かせ、やっとのことで口を開いた。
「翡翠・・・あまり煽るな。お前が辛くなる。・・・あのように呼ばれては、私は自分を抑えられない。」
久遠は誠意をもって翡翠に伝えたが、これだけ痛い目をみても翡翠は、恥を知らない密かな欲望を、こらえることができなかった。
幼いころから今も変わらず、常に冷静で大人びていて、翡翠をこのうえなく甘やかし大切にしてくれる久遠・・・・・・。
その彼が、野生を纏った瞳をぎらつかせ、一切の余裕すらなく無我夢中で自分を求め、乱暴に自らの楔でその存在を翡翠の身の内に植え付けてくるのだ。
・・・その激しい久遠の欲情を、翡翠がたまらなく愛おしく想わずになど、いられるわけがなかった。
翡翠のふっくらとした唇からこぼれる声は清らかに澄みきっており、吐き出される言葉はこの上なく淫らだ。
「・・・兄様・・・お願い。もっと深く・・・して。・・・これ以上ないくらい深く、深く・・・私を兄様でいっぱいに・・・。その方が、幸せなの・・・」
翡翠は身の内に含んだ久遠を、ぐっと締め付けた。
熱く柔らかな彼女の内壁に、絡みつくように柱を喰い締められながら、久遠は熱い息を長く吐きだす。
翡翠の中から自らを抜き去り、彼女の身体を力任せにうつぶせにすると、とろりと蜜をこぼしながら物欲しげに口をくぱりと開けている蜜壺へ先端をあてがう。
ぬるぬると甘い蜜を纏ったままの灼熱の楔を、久遠は奥まで一息に深々と突き立てた。
久遠の反り返った先端に、内壁の敏感な部分をずくりと刺激され、あまりにも唐突な深すぎる挿入に襲われた翡翠は、眉間にしわをよせ、ひゅっと短く息を吐いた・・・・・・。
間を開けず最奥を痛いほど深く突き上げられ、たまらず逃げようと腰を捩るが、すぐさま久遠にがっしりと固定されてしまう。
翡翠のその動きは、久遠の劣情をさらに煽ってしまい、深すぎる抽挿は一層速さと激しさを増すばかりだ。
久遠にこのまま抱き殺されるのも本望かもしれない・・・そんな馬鹿げた考えがにわかに頭をよぎるほど激しく貫かれ、翡翠はたまらなかった。
寝台に顔をうずめ、激しく突き上げられる数と同じだけ、押し殺した悲鳴を上げ続ける。
十数回もこの上なく深々と貫くような抽挿を繰り返し、ようやく久遠は動きを止めた。
だが、一度たがのはずれた欲情は、収まることを選んだわけではなかった。
久遠は翡翠の両腕を掴み、上体を力任せに引き上げると、思い切り引き寄せながら叩きつけるように一層深く突き上げ始めたのだ。
内臓を突き破られそうな抽挿に、翡翠は涙をあふれさせながら、それでも自ら腰を捩り、更に久遠を深く含む。
いよいよ昇りつめていく久遠は翡翠の腕をようやく離すと、逃がさないよう彼女の細い腰をがっしりと掴み、欲望のままただひたすらに快感を追いかけていった。
寝台へ上半身を埋めた翡翠の高くかかげられた腰に、これ以上ないというほど激しく深く数回突き入れると、久遠は身体ごと前に倒れるようにぐっと深く腰をねじこみ、彼女の最奥へ思う存分灼熱を放った。
「翡翠・・・あまり煽るな。お前が辛くなる。・・・あのように呼ばれては、私は自分を抑えられない。」
久遠は誠意をもって翡翠に伝えたが、これだけ痛い目をみても翡翠は、恥を知らない密かな欲望を、こらえることができなかった。
幼いころから今も変わらず、常に冷静で大人びていて、翡翠をこのうえなく甘やかし大切にしてくれる久遠・・・・・・。
その彼が、野生を纏った瞳をぎらつかせ、一切の余裕すらなく無我夢中で自分を求め、乱暴に自らの楔でその存在を翡翠の身の内に植え付けてくるのだ。
・・・その激しい久遠の欲情を、翡翠がたまらなく愛おしく想わずになど、いられるわけがなかった。
翡翠のふっくらとした唇からこぼれる声は清らかに澄みきっており、吐き出される言葉はこの上なく淫らだ。
「・・・兄様・・・お願い。もっと深く・・・して。・・・これ以上ないくらい深く、深く・・・私を兄様でいっぱいに・・・。その方が、幸せなの・・・」
翡翠は身の内に含んだ久遠を、ぐっと締め付けた。
熱く柔らかな彼女の内壁に、絡みつくように柱を喰い締められながら、久遠は熱い息を長く吐きだす。
翡翠の中から自らを抜き去り、彼女の身体を力任せにうつぶせにすると、とろりと蜜をこぼしながら物欲しげに口をくぱりと開けている蜜壺へ先端をあてがう。
ぬるぬると甘い蜜を纏ったままの灼熱の楔を、久遠は奥まで一息に深々と突き立てた。
久遠の反り返った先端に、内壁の敏感な部分をずくりと刺激され、あまりにも唐突な深すぎる挿入に襲われた翡翠は、眉間にしわをよせ、ひゅっと短く息を吐いた・・・・・・。
間を開けず最奥を痛いほど深く突き上げられ、たまらず逃げようと腰を捩るが、すぐさま久遠にがっしりと固定されてしまう。
翡翠のその動きは、久遠の劣情をさらに煽ってしまい、深すぎる抽挿は一層速さと激しさを増すばかりだ。
久遠にこのまま抱き殺されるのも本望かもしれない・・・そんな馬鹿げた考えがにわかに頭をよぎるほど激しく貫かれ、翡翠はたまらなかった。
寝台に顔をうずめ、激しく突き上げられる数と同じだけ、押し殺した悲鳴を上げ続ける。
十数回もこの上なく深々と貫くような抽挿を繰り返し、ようやく久遠は動きを止めた。
だが、一度たがのはずれた欲情は、収まることを選んだわけではなかった。
久遠は翡翠の両腕を掴み、上体を力任せに引き上げると、思い切り引き寄せながら叩きつけるように一層深く突き上げ始めたのだ。
内臓を突き破られそうな抽挿に、翡翠は涙をあふれさせながら、それでも自ら腰を捩り、更に久遠を深く含む。
いよいよ昇りつめていく久遠は翡翠の腕をようやく離すと、逃がさないよう彼女の細い腰をがっしりと掴み、欲望のままただひたすらに快感を追いかけていった。
寝台へ上半身を埋めた翡翠の高くかかげられた腰に、これ以上ないというほど激しく深く数回突き入れると、久遠は身体ごと前に倒れるようにぐっと深く腰をねじこみ、彼女の最奥へ思う存分灼熱を放った。
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